この記事のポイント
  • 資産運用初心者のために準備やおすすめの方法などを紹介
  • 株、投資信託、iDeCo、仮想通貨など様々な方法が考えられる
  • 金利の仕組みやライフプランを立てたりなどの心構えが大切

資産運用初心者のために、投資前の準備やおすすめの投資法を紹介します。これを読むことで資産運用のパターンを学ぶことができます。加えて必要な心構えや準備を整えたうえで投資に臨めます。

資産運用を初心者が始める流れ

初心者は資産運用の流れを把握することが大切です。 大きく5つのステップにわかれるので、これをもとに資産運用の準備を整えましょう

  1. 貯金の確認
  2. 家計簿を作り、ムダな支出を削減していく
  3. 資産運用専用の口座を作る
  4. 普通・定期預金の活用
  5. 資産運用は余裕資産だけでまかなう

資産運用を初心者が始める2つの目的

初心者が資産運用を始める目的として、主に2つが考えられます。これらを念頭において、お得に投資ができる制度に注目しましょう。

将来に向けてこれから資産を築く

将来の人生設計のためにお金を貯めるパターンです。主に子供の教育費や、自身の老後に備えた貯蓄が挙げられます。

しかし資産運用をしたくても、余裕資金があまりない人も多いでしょう。それでも つみたてNISAやiDeCoのように、少額から参入できる月額制の積立投資を行うことで、時間の経過とともに資産を増やせます

今あるお金を上手に運用する

まとまった貯蓄額を運用し、さらなる利益を得るパターンです。遺産相続や退職金などで貯まったお金を投資に回すことが考えられます。

NISAや株式、上場投資信託のETFなどを活用し、適切な投資戦略を実践することで利益を上げられる可能性があります。

投資に対する一定の知識と、多額の損失を抑える対策などが必要ですが、うまくいけばまとまった利益にあやかれるでしょう

資産運用を初心者が始めるための準備

資産運用は無計画で始めても利益を取りづらいと考えられます。事前に確認事項を済ませるなどの入念な準備が求められます。

貯金ができているかの確認

資産運用をするなら、一定の貯金があるかを確認しましょう。余裕資産の有無を確かめるためです。 貯金内の数%という風に、今ならいくら分を使えるかを把握しましょう

貯金がなかったり少なすぎたりすると、そもそも資産運用を始められません。また、給料や貯金全てを投資につぎ込むのは、損失というリスクの観点から危険とされ、生活を脅かしかねません。

資産運用するときは銀行口座をはじめなるべく全ての資産をチェックし、どれだけなら使って損をしても大丈夫かを認識しましょう。

貯金ができていないなら節約から始める

貯金が思った通りにできていない場合は、節約から始めましょう。

まずは自身の月の給料をチェックし、それから電気・水道・光熱などの公共料金、家賃または持ち家のローン、食費、携帯電話代、趣味で買ったものなど支出を可能な限り整理しましょう。

そこから無駄な支出を削ぎ落とした生活を1ヵ月間続け、浮いたお金を精査します。スマートフォンを格安SIMに変更するなどして、切り詰められる支出を積極的に削減していくのです。浮いたお金を全て貯金に回せば、コツコツとたまっていきます。

利息の高い普通預金・定期預金を使いこなす

貯金は銀行口座を使いましょう。おすすめは利息の高い普通・定期預金です。金利の高い銀行にお金を預けることで、期間が経てば経つほどお金が増えていきます。

たとえば楽天銀行やイオン銀行の場合は、0.10%に金利が設定されており、預金口座のなかではお金が貯まりやすいとされています。特に楽天だと楽天証券を利用することですぐに資産運用に取り組めます。

資産運用を初心者が始める際におすすめの手法

初心者が資産運用を始めるなら、以下の7つの方法を考えてみましょう。方法によっては、株のように目的に応じて利用パターンが異なるものもあります。

株を買う

資産運用で最もスタンダードとされているのが株を買うことです。株はまとまったお金がないと参入できないとイメージする人も多いようです。しかし実際は安い銘柄なら10万円にも満たない価格で購入できます。

もちろん安い株でも値上がりすれば、売却時の利益をまとまった形で獲得できます。 また買って売るだけでなく、配当金や株主優待などの恩恵を受けられるケースもあります。

配当金生活を目標にしてみる

企業が決算に入ったとき、株を持っている人に対し利益から支払われるものを配当金と呼びます。

株でまとまった利益を上げている人のなかには、それだけで生活できる程度の配当金をもらっているケースもあります。

配当金だけで生活するのはレアケースで、初心者には狙いづらいところです。 しかし余裕資金で株に投資した結果、配当金がもらえれば自身へのご褒美で好きなものを買ったり、生活費の足しにしたりできます

株主優待を目当てにする

株を持っていると株主優待サービスを受けられるケースもあります。株を発行している企業の情報をチェックし、どんな株主優待が行われているかを知りましょう。

自身の趣味に当てはまるジャンルの企業に対し、株主優待目当てで株式投資することも考えられます。

配当金と合わせて株主優待も受けられると、利回りが高くなるなどの特典もあります。まとまった資金さえあれば株主優待を受けるのはさほど難しくないともされています。

IPOへの投資をする

IPOは「新規公開株」という意味であり、 新しい上場企業が証券取引所に株を売り出し、投資家に購入してもらうことです

新規公開株は原則として抽選になりますが、そのためにプレミアム性が高まり、上場から一定期間は値上がりしやすいとされています。

まとまった元手があるならIPOにチャレンジするのも面白いでしょう。

投資信託

投資信託とはファンドマネージャーに金融商品の売買などの投資関連行動のほとんどを任せることです。仕事や家事などで忙しいが資産運用をしたい人によくおすすめされる分野です。

ファンドマネージャーに任せっきりという性質上、特別な知識がなくても利益を上げられる可能性はありますが、なかには投資行動でミスが起きたり、悪質な行為に出てしまうファンドマネージャーと会う可能性もあります。 信託先に関する複数の情報や評判を見極め、健全なサービスの選択を心がけましょう。

iDeCo

iDeCoとは「個人型確定拠出年金」という意味です。主に老後の資産確保に備えるために利用されます。20歳以上60歳未満なら原則誰でも加入可能で、毎月の掛け金全額が減税対象になるなど、資産運用の初心者がなじみやすいシステムに仕上がっています。

60歳になれば積み立てた分を受け取れるようになります。一括で受け取るか年金として定額で受け取るかなど、受給パターンも複数にわかれています。

金・プラチナ

世界共通の資産である金やプラチナに投資することも考えられます。これらは常に希少性を伴ったまま生き続けているため、リーマンショックやバブル崩壊などの社会情勢の変化に左右されません。

金やプラチナは経済界ではなく、それら自体の世界だけで値動きしています。しかし、 常に米ドルで取引されているため、為替変動の関係で損失する可能性もあることに注意しましょう

FX・外貨預金

FX・外貨預金も投資分野で人気が高いです。外国為替、つまり世界のお金を対象にした投資で、株と同じく安く買って高く売ることで儲けるのが基本です。

しかしFXは、 日本円も含めた各通貨の価値のバランスが変化することで価格が上下する複雑な投資分野です。各国の景気、金融政策など経済ニュースの影響をモロに被り、価格が気まぐれに動くため、ギャンブル的要素が強く、情報の取捨選択や判断力が強く問われます。

FXで資産運用するなら、貯金の数パーセントという風に、損をしても大丈夫な分で参入することが推奨されます。

仮想通貨

仮想通貨とはブロックチェーンと呼ばれる取引記録システムなどのデータで作られた資産で、暗号資産とも呼ばれます。株のように価格変動を読みながら安く買って高く売るのが基本です。

ビットコイン、イーサリアム、リップルなど多様な銘柄があります。今までのお金とは別物なので、FXと違い法定通貨の価値変動には左右されません。

最近は日本円の代わりに仮想通貨で買い物や食事の代金を払えるなど用途が多様化しています。しかし仮想通貨の価値は24時間365日値動きし続けるので、株やFXより激しい値動きをする可能性が高いため注意が必要です。

ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、資産運用に関する情報共有サービスです。 インターネット上でユーザーのライフスタイルなどから投資に関するアドバイスやプラン作成を行なってもらえます。実際に資産運用を任せられるロボアドバイザーもあります。

以上のような性質から「インターネット版投資信託」のようなイメージでしょう。特に自動取引ができるシステムは忙しい人でも利用しやすいと考えられます。ただしロボアドバイザーでも百発百中儲けるわけではなく、ある程度の損失の想定も大切です。

▶ 『資産運用の種類』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

資産運用初心者向きの安全な運用方法

資産運用の初心者でも安心できる運用の仕方は、分散投資の長期運用です。また、信用できる資産運用会社を見つけたら、そこへ直接投資することも考えられます。

株式投資で分散投資・長期運用

資産運用のスタンダードは株式投資と考えられています。ただ株を安く買って高く売るだけでなく、株主優待や配当金など、FXや仮想通貨などでは見られないような特典もあります。

複数の株に均等な金額を投資して、長期保有すれば、確実な利益を確保できる可能性がアップします。

株式投資のメリットには以下の2つが挙げられます。

利益1 売却益 (キャピタルゲイン) が得られる

株式投資で儲ける一般的な方法は、売却益です。安く買った株が値上がりして高く売れれば、その価格差を利益として獲得できます。

1社だけでなく複数の株式に均等な金額分を投資することで、リスクを抑えられます。1社目の価格が下がって損失が決まっても、2社目や3社目の株式がプラスに転じれば、トータルの収益がプラスになることがあります。

また、20年や30年というように長期間にわたり積立で株式投資をしていくことで、最終的な利益がまとまったプラスになる可能性があります。

将来性が見込まれる企業を見極める必要はありますが、長期保有なら日々の株価に対して気を使いすぎることもないので初心者向きと考えられます。

▶ 『キャピタルゲイン』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

利益2 配当金・株主優待 (インカムゲイン) が得られる

株は儲けるためでなく、特典を得るための金融商品でもあります。その代表例が配当金と株主優待です。

配当金は企業が利益を上げたとき、その分を株主に対して保有数に応じた配当金として支払います。株を持っているだけで臨時収入を得られることがあるのです。

一定数の株式を持っていることで、その企業の株主優待を受けられるケースもあります。株を発行した企業の商品詰め合わせやクオカード、特定のサービスが無料や割引になるなどが株主優待の代表的なパターンです。

資産運用初心者が確認すべきこと

資産運用に本格的に乗り出すなら、金利やインフレ、ライフプランの構築、リスクマネジメントなど様々な要素への準備が大切です。

金利の仕組み

金利には2種類あり、単利と複利にわかれます。単利は日本国債など、複利は保険などが該当します。預貯金や投資信託はケースにより単利か複利かが異なります。

単利と複利の違いは、利子のつきかたです。 単利は元金だけにひとつの利子がつくだけですが、複利はその利子に対して2つ目の利子がつくため、金利効果でお金を貯めやすくなります

インフレの影響度

経済ニュースを見ているとよく「インフレ」や「デフレ」という言葉を見るでしょう。インフレとは物価の上昇、デフレは下落傾向を意味します。

インフレで物価が値上がりすれば、物を買いづらくなり、少ない物資で生活をやりくりしなければなりません。しかし金利が低い状態でインフレが起きれば、お金を貯めづらくなり、支出ばかりがかさみかねません。

以上のような対策としても、資産運用をして将来のための貯蓄を増やすことは有効です。インフレに強い金融商品に株、投資信託、不動産などが挙げられます。

自分について考える

資産はただ闇雲に増やそうと思うのではなく、自身の生活状況や将来の人生設計に合わせて、利益目標を決めましょう。

何年後までにどのような目的でお金を増やすかという形で、ライフプランを書き出し、資産運用のリスクを把握しつつ実践することが大切です。

ライフプランを書き出す

今後の人生の送り方をライフプランとして具体的に書き出しましょう。将来の夢やほしいものをいつまでに手に入れるかなどを念頭に計画を組むといいです。

結婚資金や子どもの教育費、高級車、マイホーム、老後資金など目的は人によって様々です。

ライフプランを立てることで、実現可能な利益目標をある程度把握できます

負うことのできるリスクを考える

資産運用のための金融商品は常に損失のリスクがつきまといます。 これと向き合うために、どのようなリスクなら背負いきれるかを自己分析することも大切です

元手や投資経験、年齢、生活状況によっても背負いきれるリスクは異なります。自身の状況を見つめ直し、元本割れをなるべく避けられるローリスクで着実な利益を確保する作戦か、ハイリスク承知で大きな利益を狙うやり方か、投資戦略を決めましょう。

まとめ

資産運用はローリスクで少しずつ利益を増やすパターンから、ハイリスクながらも大きな利益を得られる形式まで様々です。初心者は利益を無理に欲張ろうとせず、ローリスクの投資法からはじめながらお金の動きを学んでいくといいでしょう。

投資を始める前に金利や金融商品のメカニズムなど、最低限の予備知識は備えておくと投資行動をしやすくなります。

▶ 『資産運用』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

執筆者情報
仮想通貨部 かそ部 編集部

名前。 はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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