今回は「仮想通貨のETF」について解説します。

仮想通貨投資においてETFは、非常に重要なワードです。仮想通貨ETFの特徴やメリット・デメリット、そして今後の動向について確認しましょう。

そもそもETFとは

ETFとは「Exchange Traded Funds」の略称で、上場投資信託を指します。

投資信託が市場に上場していれば、株式と同じように取引できます。 通常の投資信託は、金融機関で手続きし購入する金融商品です。しかしETFは株式と同じように取引できるので、金融機関でなくても証券会社で口座開設すれば取引できます。

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投資信託
投資家から集めた資金をもとに、投資の専門家が代わりに資産運用する仕組み・金融商品のこと。

仮想通貨・ビットコインETFとは

仮想通貨・ビットコインのETF化は、2019年9月現在認められていません。

ETF化の申請は行われていますが、何度も却下されてきました。仮に申請が通り仮想通貨・ビットコインのETF化が実現すれば、より大きな市場で仮想通貨が取引されるようになります。

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仮想通貨・ビットコインETF
ビットコインETFにはSEC (米国証券取引委員会) の認可が必要です。そのためビットコインの信頼性・実用性をアピールするための活動が続けられています。

仮想通貨・ビットコインETFのこれまでの経緯

申請日申請結果
2017.3ウィンクルボス兄弟 SECに初めて申請 → 却下
2017.12CBORにビットコイン先物取引が上場 → ETFも上場されやすくなる?
2018.3CBOEがSECに申請 いくつかのファンドも申請
2018.8SEC 9つのETF承認を拒否
2019.22つのETFが申請
2019.5SEC 承認を延期
2019.8SEC 3つのETF申請を承認延期
2019.9SEC 2つのETF申請可否を10月に延期

仮想通貨・ビットコインETF化は2017年3月に初めて行われました。 世界各国の有名な資産家などが何度か申請し、申請可否を延期・拒否しています。SECは申請拒否の理由を、「主に価格操作に関する懸念」だと発表してきました。

しかし2019年9月9日にSECのジェイ・クレイトン委員長は取材で「進展が見られる」と発言しています。同年9月に申請が10月中旬に延期されたので、10月中の動向が多くの仮想通貨投資家に注目されることになりました。

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CBOR
アメリカシカゴ・オプション取引所。ビットコイン先物上場・ビットコインETF化申請で話題になった。

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SEC (米国証券取引委員会)
投資家の保護・資本形成の促進・健全な市場の維持を目的として、証券取引を監督・監視する連邦政府機関。ビットコインETFの審査・仮想通貨の証券性などを判断している。

仮想通貨・ビットコインETFが承認されるとどうなる?

仮想通貨・ビットコインETF化が承認された場合、仮想通貨市場にどんな影響を及ぼすのか解説します。

機関投資家が取引しやすくなる

仮想通貨・ビットコインETF化が承認されると、市場規模の大きい 証券取引所で仮想通貨が取引できる仕組みが完成します

仮想通貨市場に参加していなかった機関投資家が仮想通貨に資金を投入しやすくなるので、ETF化予定の仮想通貨が価格高騰すると期待されています。

公式な取引できる市場として信頼が高まる

仮想通貨の取引所は、2019年9月まで様々なハッキング被害を受けてきました。仮想通貨・ビットコインETF化が承認されない原因の1つでもあります。

現状の仮想通貨市場は信頼が低いです。しかし仮想通貨・ビットコインETF化が承認された場合、仮想通貨が証券会社で取引できるようになります。

証券取引所は仮想通貨市場よりも歴史が長いです。そして安全かつ公平な取引環境が整えられているので、ビットコインETFが上場すれば 公式な取引できる市場として信頼が高まります

雑所得の総合課税が金融商品としての申告分離課税になる

仮想通貨の取引で得た利益は「雑所得」扱いです。累進課税が適応されているため、住民税10%を加算すると、最大55%まで税率が跳ね上がります。単純に計算しても1億円の利益を出せば、5,500万円が税金です。

しかし、仮想通貨・ビットコインETF化が承認されると、ETF化された仮想通貨は上場信託扱いで「申告分離課税」が適用されます。 税率が最大55%から一律20%程度に下がるので、税金面でも有利です。

仮想通貨・ビットコインETFが承認された後の影響
  • 機関投資家が取引しやすくなる
  • 公式な取引できる市場として信頼が高まる
  • 雑所得の総合課税が金融商品としての申告分離課税になる

まとめ

仮想通貨・ビットコインETF化が承認されると、大口投資家の資金流入・市場規模の拡大・市場の信頼性向上・税率の減少などが期待できます。2019年9月にSECがETF化に前向きなコメントを残したので、次回の申請可否判断される10月中旬に注目です。

仮想通貨・ビットコインETF化が承認された場合、 ビットコインの価格は大きく上昇すると期待されています。2019年10月中旬の動向に注目してみましょう。

まとめ
  • 仮想通貨・ビットコインがETF化すれば証券取引所で取引できるようになる
  • 仮想通貨・ビットコインETF化の承認可否次第で相場は局面を迎える
  • ETF化した仮想通貨で得た利益は税率20%前後に固定される
執筆者情報
仮想通貨部 かそ部 編集部

名前。 はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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