- 投資は必ず余剰資金で行う
- ビットコインは怖くない!
- 仮想通貨の将来性に注目しよう
仮想通貨投資をすると損するかもしれないと心配になる方も多いのではないでしょうか。テレビやネットでは、仮想通貨投資をして失敗してしまった芸能人のニュースも耳にします。
この記事では、仮想通貨投資で大損した芸能人とその原因、そこから私たちが学べることを詳しく解説します。
実際には、仮想通貨・ビットコインは怖いものではなく、非常に将来性のある次世代の通貨です。
2019年に入って、ビットコインは急騰しています。ぜひ大損した人たちを反面教師にして、投資で資産を増やしましょう。
▶ 『ビットコイン (Bitcoin/BTC) の買い方・購入方法』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
ロンブー・田村淳
お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんは、2014年という黎明期からビットコインを購入していましたが、2014年2月に発生した「マウントゴックス事件」に巻き込まれ、ビットコインを失ってしまったようです。
「マウントゴックス事件」とは、2014年に東京の大手取引所のマウントゴックス社においてビットコインが盗まれ、営業停止状態に陥り破綻してしまった事件です。
当時、淳さんは以下のようなツイートをしています。
俺のビットコインどうなるんだろうか‥
— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) February 26, 2014
ツイートしていた2014年2月26日は、マウントゴックス社が取引全面停止を発表し、300億円を超える顧客資産が引き出しできない状態となっていました。
また、そのツイートから12日後の2014年3月10日のニュースの中で、淳さんは以下のようなコメントをしました。
番組名にちなんで“お金”の気になることを聞かれた淳は、「俺、ビットコインでやられているので、それですかね」と言葉少なく落胆していた。 淳は、以前に自身が企画するWebマガジン『淳の休日 気ままに現場主義』でビットコインを購入。「新しい仮想通貨に夢見てしまった」とショックを見せるも、「まだ夢を見続けています」と諦めきれていない様子だった。
参考: ORICON NEWS
もしもマウントゴックス事件が起こらずにビットコインを保持し続けていたら、今頃淳さんはかなりの含み益を得ていたかもしれません。
しかし淳さんは、2017年12月2日に放送された「えりぬきアイドルがその場で調べるニュースの結論(略して)バラ売り」(AbemaTV)内で、仮想通貨について次のことを言及しています。
2014年ごろに購入したビットコインのパスワードを紛失して引き出しができなくなっていたが、知人のアドバイスでパスワードを発見し、再度取引できるようになったとのこと。
このことから、マウントゴックス事件以降もビットコインを購入していたことがわかります。事件があっても再度通貨を購入したのは、ビットコインが将来値上がりすると信じていたからでしょう。
平成ノブシコブシ・吉村崇
お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇さんは、仮想通貨黎明期にビットコインを購入しているため1億円以上の利益を得て大儲けしているという噂が流れていましたが、それを否定しました。
2月1日に放送されたトーク番組「橋本徹の即リプ」(AbemaTV)に出演し、仮想通貨について語りました。
これについて吉村は「(仮想通貨を)買ってはいます。ロケでたまたま行ったのが数年前で、その時はすごく低かった。なので、ちょっと入れて、やってみて、ダメだったら引き出して、また買ってを繰り返して。そのまま何もせず、頭良くやっていれば、(億万長者に)なっていた可能性はあります。(買ったのは)3、4年前ぐらいです」と明かした。
参考: livedoor NEWS
吉村は、ビットコインに100万円を投資していたことを、2016年3月のニュースで報じられていました。
藤崎マーケット・トキ
お笑いコンビ・藤崎マーケットのトキさんは、2018年1月に起きたコインチェック事件の被害を受けました。
コインチェック事件とは、仮想通貨取引所大手コインチェックから、1月26日に約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」がハッキングによって流出した事件です。
1月26日、仮想通貨がハッカーに盗まれてしまったと落胆する様子がツイッターに投稿されました。また、トキさんは次のようなコメントもしています。
この被害を受けたトキは29日、フジテレビ系『ノンストップ!』にVTR出演し、「急に貯金がゼロになることがこの世にあるんだ……」と心境を告白。「貯金の残高6万円とPiTaPa(ICカード)に入ってる6,000円しか財産が残っていない」と打ち明けた。
参考: 女性自身
2月18日に放送された「EXD44」(テレビ朝日)でトキは、仮想通貨投資に貯金を全額つっこみ、相場が高騰した時の資産額は1200万円になっていたと語りました。
取引所がハッキングされてしまうことは、利用者には防ぎようがありません。しかし貯金すべてを仮想通貨投資にぶち込んでしまうと、このように盗まれてしまったり価値が急落して貯金自体を失ってしまったりするリスクがあります。
投資は失っても構わない余剰資金で行うようにしましょう。
サバンナ・八木真澄
お笑いコンビ・サバンナの八木真澄さんも、コインチェック事件で約30万円失ったようです。1月31日放送の「クローズアップ現代+」(NHK)で被害者として出演し、次のようなコメントをしました。
僕もコインチェックでNEMを買ってました。30万円ぐらいの被害だったんですけど、家族でハワイに行きたいなと、儲かったらって言ってたんですけど、結局どうなるか分からないので、もう気持ち切り替えて、家族で仮想旅行しようということで。ちょっと怖くなりましたね。30万円稼ごうと思ったら、どんだけギャグやって、どんだけすべんのかと思ったら怖くなってきました、もう。やっぱり余剰資金というか、ちょっとそういう額でやるべきでしたね。
参考: NHK クローズアップ現代
ハワイへの家族旅行のための投資だったようです。事件後日本円で返金されたため、30万円まるまる失ったわけではないと思われますが、損益を被られたかもしれません。
かまいたち・山内健司
「キングオブコント2017」で優勝したお笑いコンビ・かまいたちの山内健司さんは賞金を仮想通貨に投資すると発言し話題となりました。
2月18日に放送された「EXD44」(テレビ朝日)では、山内さんは以下のように語っています。
「優勝賞金が振り込まれた12月末に60万円を投資したが、上京の引っ越し資金が必要になったため、40万円に値下がりしていた通貨を引き出ししてしまった」とのこと。そのため20万円損してしまったそうです。
やはり投資は、余剰資金で行い、当面必要になる生活資金は預貯金として残しておくべきでしょう。
しかし山内さんは賞金の残りをICO(新規コイン発行による資金調達)3件に投資し、値上がりを待ち構えています。上手くいけば2018年中に50億円手に入ると語っています。
新規コインを発行して資金調達するICOは、資金を調達するだけでプロジェクトを遂行しない詐欺まがいなものも多くみられます。うまくいけばコインの値上がりが期待できますが、十分な注意が必要です。
まとめ
仮想通貨投資で大損した芸能人について解説しました。取り上げたのはロンブー・田村淳さん、平成ノブシコブシ・吉村崇さん、藤崎マーケット・トキさん、サバンナ・八木真澄さん、かまいたち・山内健司さんの5人です。
彼らは仮想通貨を利益を手に入れたとは明かしていませんが、彼らの失敗から学ぶことができます。投資に成功するコツは以下の通りです。
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信念をもって投資し続ける
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長期的な目線をもつ
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投資は必ず余剰資金で行う
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