この記事のポイント
  • ビットコインの相場下落により多くの投資家が冷静な目でビットコインの価値を正当に評価
  • 中国・インドが揃って仮想通貨を禁止し大きな影響を与える可能性が高い

仮想通貨は現在まで下落と高騰を繰り返しています。その様々な理由の一部を今回の記事でご紹介していきます。中には信じられないような金額の事件や人の小さな習慣が原因となっているものもあります。

2018年ビットコイン (Bitcoin/BTC) 暴落の理由

各国の規制強化

特に大きいのは中国の動きです。元々から仮想通貨に強い警戒を示していた中国ですが、金融業者の仮想通貨取り扱い禁止、取引所での取引禁止と規制に本腰を入れています。今後もマイニングに対する規制、ICOに対する規制なども予想されています。既に中国のマイニング企業であるビットメインは、アメリカのマイニングセンター建設に関与しているとも報道されています。

ビットコインの取引単体だけでみると、中国元での取引量は大きく落ち込んでいます。しかしビットコインを取り巻く環境や仮想通貨全体でみると、中国は未だに大きな影響力を示しています。中国以外ではインドも仮想通貨禁止の方針を打ち出しています。世界でも有数の人口を持つ中国・インドが揃って仮想通貨を禁止にしたことは、今後に大きな影響を与える可能性が高いです。

セキュリティー

日本では2018年1月にコインチェックでNEMの大量流出事件が発生しました。しかし海外まで含めると、コインチェックは被害のひとつに過ぎません。イタリアの仮想通貨取引所ビットグレイルも今年2月にハッキングされました。被害額は1,700万ナノ、日本円では当時価格で200億円にも上ります。ビットグレイルは返金を約束しているものの、この被害により破産申告を申し立てています。このように仮想通貨取引所が破産するのは決して珍しいことではありません。

この他にも大手ウォレットサイトであるマイイーサウォレットもサーバーがハッキングされました。マイイーサウォレットも、公式twitterでハッキングされたことを認めています。セキュリティー問題は、単純に最新の手法だけを扱っているわけではありません。マイイーサウォレットのハッキングはDNSサーバーを狙う、どちらかというと使い古された方法です。新しい方法と古い方法どちらも使ってくるからこそ、今後の対策が困難になっているともいえます。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) バブル

単純にビットコインの相場が高騰しすぎだったという見方も存在します。2017年段階でも、ビットコインはバブルであると多くの経済学者が語っています。1980年代に日本が経験したバブルでは、土地や建物などが盛んに売買されました。2017年はビットコインを投機の対象と見なしたわけです。ビットコインの相場が下落したことで、ようやく多くの投資家が冷静な目でビットコインの価値を正当に評価しているともいえます。

過去の暴落理由

中国での春節

春節とは、旧正月のことです。日本でも年末年始にかけて旅行をしたり贈り物をしたりという習慣があります。中国でも同様に、春節前後に旅行や贈り物のために出費が増える傾向にあります。法定通貨だけで出費が賄えるのであれば、ビットコインが暴落することはありません。しかしこの説では、ビットコインを換金してまで春節の出費に当てているのではないかと言われています。

この説に明確な証拠は存在しません。ですが旧正月を祝うという習慣は、韓国・タイ・シンドネシア・シンガポールなど東アジア・東南アジアで広く見られます。これだけの国が関わってくると、春節を盛大に祝う投資家の数も少なくないと考えられます。本当に一斉にビットコインを売りに出せば、確かに大きな相場の下落が発生するかもしれません。なお1月のビットコインの相場の下落は、2018年だけではなく16年、17年にも記録しています。今後も1月に暴落を見せれば、春節出費説が裏付けられたことになります。

Mt.Gox (マウントゴックス)

2014年に日本の仮想通貨取引所Mt.Gox (マウントゴックス) でビットコインと現金が大量に消失しました。2013年にはビットコインの7割を扱っているMt.Gox (マウントゴックス) は、当時名実ともに世界一の仮想通貨取引所です。この大量消失のせいで、ビットコインの相場は大幅な下落を記録しました。この大量消失は一回の犯行によるものではなく、2011年から兆候が見られています。

なおこのMt.Gox 事件は、未だに真相が明らかにされていません。当時CEOだったマルク・カルプレス氏が関わっていたとして公判が行われています。一方で別件で逮捕されたアレクサンダー・ビニック氏がMt.Gox事件の真犯人だという話も登場しています。どのような調査結果が出るのか世界的にも注目を集めています。

著名人の発言

著名人の発言によっても、ビットコインの相場は乱高下しています。
最も顕著な動きを見せたのは、JPモルガンCEOであるジェームズ・ダイモン氏の発言です。

ビットコインに強く警戒していたジェームズ・ダイモン氏は、ビットコインは詐欺と発言しました。この発言の直後に、ビットコインの相場は4,200ドルから4070ドルあたりにまで下落しています。なお現在JPモルガンは、積極的に仮想通貨・ブロックチェーン業界に関わっています。ジェームズ・ダイモンCEOも、後に自分の発言を後悔していると答えました。

今後またビットコイン (Bitcoin/BTC) は上がるのか

著名人の発言で下落することもありますが、高騰することもあります。仮想通貨をはじめ多くの投資を行っているティム・ドレイパー氏は、2022年までに25万ドルに達すると発言しています。

アメリカの大手仮想通貨取引所ジェミニの創業者であるウィンクルボス兄弟のキャメロン・ウィンクルボスは40倍になるとも発言しています。

これらの発言がどのような根拠に基づいているのかは不明です。しかし仮想通貨をよく知る2人の言葉ということもあり、早くも相場は反応を見せています。ビットコインが上がる可能性は残されています。

まとめ

ビットコインが暴落した理由を解説してきました。いまだにビットコインは価格が安定していません。本来の目的である世界共通通貨としての役割はまだ果たしていると言えません。予測できない原因で下落することもありますので、購入する際はリスクを認識したうえで購入しましょう。

執筆者情報
仮想通貨部 かそ部 編集部

名前。 はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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