- 2020年に仮想通貨ビットコインは、1つの転換期を迎える
- 仮想通貨ビットコインは、広がる理由と上がる理由をたしからしく併せ持つ
- 2020年の国際個人資産累計から逆算したビットコインの価格を徹底解説
ニュースで名前を耳にするようになって久しい「仮想通貨」や「ビットコイン」。
2018年からハッキング事件が多発し仮想通貨を盗まれてしまった方をはじめとして、仮想通貨自体にあまり良い印象を持っていない方も多いのではないでしょうか。事件を引き合いに、仮想通貨はもう終わったと意見する方もたくさんいるのもまた事実。
しかしそれは、仮想通貨の悪い側面だけに焦点を当てたメディア報道の露出の影響も大きく、仮想通貨のこれからの将来性やプラスの側面を考えれば、 仮想通貨の2020年に向けた見通しはとても明るいと言っても過言ではありません。
事実、「もうこれ以上ビットコインの価格は上がらない」と多くの専門家が豪語していた中、 2019年4月2日以降の長い長い下降トレンドのブレイクを皮切りに、ビットコインの価格が再び高騰し世間をにぎわせています。
▶ 『仮想通貨の高騰理由』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
今後、仮想通貨やビットコインを取り巻く将来像は本当のところどのように展開していくのか。一体どんな情報源を真とし、自身の投資活動に活かしていけば良いのか。
みなさんがご自身で仮想通貨投資の未来を切り開いていくために、仮想通貨やビットコインの「今後の予想」「2020年に向けた将来性」などについての疑問に、編集部が全力で徹底調査リサーチをして記事にまとめました。
▶ 『仮想通貨取引所』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
目次
- 仮想通貨・ビットコイン (Bitcoin/BTC) の2019年・2020年相場予想
- そもそもビットコイン (Bitcoin/BTC) とは
- ビットコイン (Bitcoin/BTC) が世界中に広がる理由
- ビットコイン (Bitcoin/BTC) が今後上がるであろう期待値とその理由
- 投資観点からみたビットコイン (BTC/Bitcoin) の投資メリット
- 今後・将来のために登録すべきおすすめビットコイン (BTC/Bitcoin) 取引所
- ビットコイン (Bitcoin/BTC) の将来価格予想
- 著名人がビットコイン (BTC/Bitcoin) の今後・将来性を徹底予想
- ビットコイン (BTC/Bitcoin) の今後・将来性予想 | AI「WebBot (ウェブボット) 」
- ビットコイン (BTC/Bitcoin) の今後・将来を左右するポイント
- 2020年~2021年の動向を伺う際の注目ポイント
- ビットコイン (BTC/Bitcoin) に関するQ&A
- ビットコイン (Bitcoin/BTC) の今後・将来性 まとめ
仮想通貨・ビットコイン (Bitcoin/BTC) の2019年・2020年相場予想
- イーサリアム (Ethereum/ETH) 今後の将来性 | 実用化や価格変動について解説!
- イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC)の今後と将来性 | 最新の相場情報からわかる仮想通貨の今後
- モナコイン (MonaCoin/MONA) の将来性と今後の見通し | 2020・2021年の価格予想と投資戦略
- キャッシュ (QASH) の将来性 | これまでの価格推移と2020年の価格予想
- ビットコインキャッシュ (BitcoinCash/BCH) の将来性と今後の見通し | 価格予想とおすすめ取引所
- ファクトム (FCT/Factom) の将来性・今後 | 2020年の投資戦略
- リスク (Lisk/LSK)の将来性 | 価格推移からわかる今後の投資戦略
- ライトコイン (Litecoin/LTC) の将来性と今後 | 2020年・2021年の投資戦略
- ネム (NEM/XEM) の将来性と今後の見通し | 価格予想や実用化の可能性を解説!
- リップル (Ripple/XRP) の今後と将来性価値 - 2021・2022年に向けた投資戦略
- 仮想通貨の今後と将来性予想 | 2025年へ向けた仮想通貨の見通しとは
そもそもビットコイン (Bitcoin/BTC) とは
ビットコインを語る上で欠かせないのが、「サトシ・ナカモト」と呼ばれる人物です。ビットコインは彼の論文である、「Bitcoin : A Peer to Peer Electronic Cash System」という論文からスタートした通貨です。
その論文では、「銀行のような中央機関を介さずに、P2P (Peer to Peer = 個人間) で決済ができる方法」が記載されていました。ビットコインはこの方法技術を応用したものです。
驚くべきことですが、実ははじめてのビットコイン取引は10,000ビットコインとピザの交換です。ここではじめてビットコインに値段がついたと言われています。
逆に言ってみれば、数年前まではビットコインに1円の価値すらなく、仮にいまそのビットコインを持っていたらあなたは確実に億万長者の仲間入りをしていたでしょう。
とはいえそんな幸運に恵まれる方はごく少数派という前提のもと、話を戻します。
ここで理解していただきたいのは、 人間というものはそれまで「無価値」だと思っていたものでも、そこに「価値」を見出すことができた途端に、「価値」がつく、すなわち「価格」をつけるということです。
ビットコインとは | 中央集権機関を介さずにP2Pで決済ができるもの。数年前までは無価値としてみなされていた。
▶ 『ビットコイン (Bitcoin/BTC) の買い方・購入方法』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『仮想通貨(暗号資産) とは?』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) が世界中に広がる理由
ビットコインの将来的な予測をできるようになるには、まずビットコインがもつその特徴を知り、なぜ仮想通貨の中でも「ビットコイン」でなければならないのかという、 その価値の高さや理由を充分に理解しておくことが必要です。
まずは「なぜビットコインが世界中で使われ続けるのか」その理由について解説していきます。
これから仮想通貨やビットコイン投資をはじめてみることを検討していらっしゃる方は特に、まず下記に列挙するビットコインの主な特徴を理解していきましょう。
1.国際送金に革命をもたらす送金手数料の安さと送金スピード
海外に送金をすることにあまり馴染みがない方にはピンとこないかもしれませんが、海外送金はこれまで銀行を通じて海外送金をする他なく、海外送金をすると2〜3日、遅ければ1週間かかることも普通という世界。
またその際の送金手数料も中央集権的に銀行が介在しているため、いままでは15%程度ととても高く設定されていましたが、 ビットコインは数円〜数百円程度 (送金手数料は選択することができます) で送金できます。
そして驚くべきはその送金スピード。 ビットコインをはじめとする仮想通貨は、ビットコインであればわずか10分程、リップルという送金特化の仮想通貨であれば、わずか数秒というスピードで着金まで至ります。
のちに「送金革命」と呼ばれるこの革命的技術革新によって、その価値を世界的なものとするまでに至ったのです。
2.銀行口座を持たない人々も利用が可能
日本に住んでいると、みなさん銀行口座を持つことに対して当たり前という価値観があるかもしれませんが、いざ海外に目を向けてみると、海外では銀行口座を持ちたくても持てない人たちがたくさん存在しています。
ただ、そういった人々でも、 スマートフォンさえ持っていれば銀行口座を持っているのと全く同じように仮想通貨やビットコインを自由に保管したり、受け取ることができます。
現に国際連動世界食料計画(WFP)では、仮想通貨のイーサリアムを使って難民支援をすでに行っています。
仮想通貨が広まって、世界中の人々が使える時代が来たら非常に面白いと思いませんか?
3.自国通貨よりも資産保全価値が高い
国によっては自国の法定通貨に不安を抱える方が多数を占める国も珍しくありません。
現に例えば、ベネズエラでは、ハイパーインフラが問題視されており、ベネズエラの法定通貨ボリバルは、公式には1ドル=9.95ボリバルですが、実際には1ドル=5000ボリバルで取引がされています。
つまり、これは自国通貨が従来の約500分の1の価値にまで落ちてしまっていることを示しています。
100円で本来買えていたはずのものが、50,000円を支払わないと買えないというのは、いかに過酷なインフレ状況であるのかがご理解いただけるかと思います。
みなさんもお気づきかと思いますが、この問題をも仮想通貨やビットコインが解決できる可能性があるというのがポイントです。
自国通貨の価値が暴落したとしても、ビットコインに資産を変更しておいたおかげで以前と変わらずに生活が続けられるという、まさに 世界共通の安全な資産保全機能を果たしてくれる存在でもあるのです。
4.ビットコインは世界ではじめての通貨であり、全通貨の基軸通貨
仮想通貨ビットコインは世界で一番最初につくられた仮想通貨です。
そしてビットコインはそれだけでなく、 イーサリアムやリップルといった他の仮想通貨を売買する際の基軸通貨 (ドルを購入する際に、日本円で換金するイメージ) として多くの場合設定されています。
つまり、なにか他の仮想通貨を取引をする際に、必ずビットコインを介して取引がされる場面が多く、それだけ利用者や購入者が増えるという予想が立てられるというロジックが成り立ちます。
- 仮想通貨ビットコインは圧倒的送金手数料の安さとスピードを併せ持つ
- 仮想通貨ビットコインは銀行口座を持たない人々も利用が可能
- 仮想通貨ビットコインは資産保全価値が高い
- 仮想通貨ビットコインは世界ではじめての通貨であり、全通貨の基軸通貨
5.大手企業がビットコイン市場に参入している
仮想通貨・ビットコインには着々と大手企業が参入しはじめています。
- 楽天,国内仮想通貨「みんなのビットコイン」を買収※
- スターバックス,ビットコイン決済を導入
- LINE,仮想通貨取引所「BITMAX」を開始
- 三菱UFJ銀行,「MUFJコイン」の導入
上でみてわかるように、着実にビットコインは大手企業に導入されてきています。今後ビットコイン導入企業が増加していけば、ビットコインの価値も上昇していくことでしょう。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) が今後上がるであろう期待値とその理由
「仮想通貨やビットコインが広がる理由」を読んでいただいて、需要があり世界中で使われ広まる可能性が高いことはおわかりいただけたのではないでしょうか。
仮想通貨の価値も物の価値と同様に「需要と供給のバランス」によって価格が決定します。私たちはその側面に着目し、ビットコインが今後これから明るい見通しで上がる理由を、以下のポイントにしてまとめてみました。
1.発行上限 (供給上限) が決められていて、需要が上回る可能性が高い
ビットコインは「発行上限が2100万枚」と決められています。 需要と供給のバランスのうち、発行枚数という供給量が一定値のため、ビットコインを使いたい!買いたい!という需要がある一定の規模をクリアした途端、ビットコイン自体の価値が上がっていく、すなわち価格が上昇するというのは、容易に想像がつくのではないでしょうか。
2017年には仮想通貨法が施行され、国としてもどんどん規制を固めていっているまさに最中です。
国として仮想通貨のあり方や使用想定場面を定義していく過程において、次第にビットコインを導入してみようという店舗や人々が増えるにつれ、需要が増えていくイメージが持てます。
2.ブロックチェーン技術を用いた高い応用範囲と将来価値
ビットコインの中核技術であるブロックチェーンによって、ビットコインの全取引データを、永久に保存することができます。
ブロックチェーンとは、別名「分散型台帳管理システム」ともいわれていて、この仕組みがいわゆる「信用」を生み出す仕組みとして機能しているのです。
日本円のような法定通貨では、銀行が送金時に台帳に書き込み管理していきますが、この点 仮想通貨ビットコインは、このネットワークの参加者全員が電子台帳のデータを持っていて、管理を行います。
電子台帳は誰でも覗くことができるので誰にも改ざんができないため、完全にセキュリティが担保されている点にビットコインの革命的通貨価値が存在しています。
そして、この技術は「ブロックチェーン技術」として様々な業界に応用がされていて、2000年はじめのインターネットバブルに匹敵するほど各メディアでも着目されはじめている技術と言えるでしょう。
ゆえに今後、この技術革新が世の中に浸透していくであろう2020年あたり、つまり今から1〜2年の間に起こっていく変化に対して敏感になっておくことは非常に重要なことなのです。
- 発行上限 (供給上限) が決められていて、需要が上回る可能性が高い
- ブロックチェーン技術を用いた高い応用範囲と将来価値
投資観点からみたビットコイン (BTC/Bitcoin) の投資メリット
ここまで記事を読んできていただけた方の中には、「仮想通貨って面白いかも!」「早速はじめてみたい!」となった方も多いのではないかと思います。
そういった方には、もう少し踏み込んで、投資の観点からビットコインを紐解いていきたいと思います。
将来的価値を知っていただけた投資家であるみなさんは、ビットコインが株式投資やFXのとどう違うのかも確認しておくことが必要です。
株式投資やFXにくらべて、 世の中的に将来期待値が高い仮想通貨ビットコインですが、以下にいくつかのビットコインならではの投資観点からみたメリットも列挙しておきました。
株式投資よりも優れているポイント | 24時間取引可能で上昇威力が無限大
株式投資には、通常「ストップ高」という概念が存在し、一日の上昇幅に限界値が設けられているのが通常です。これでは、せっかくの上昇機会を捉えたとしても動く値幅が限定的で時間が通常よりもかかってしまうというデメリットが存在しました。
仮想通貨では「24時間いつでも好きなときに好きなだけトレードが可能」で「24時間無限に価格上昇が続く」ことがメリットとして挙げられます。
ただ、これは裏を返すと、損失も無限に広がるリスクがあり、株式投資に比べて資産管理を徹底する必要があるので、まずは「ストップ・ロス」などの逆指値機能を積極的に用いて、損失回避をしながら少額でトレードをはじめてみることを強くおすすめします。
FXよりも優れているポイント | 将来性の観点
「24時間取引可能」という意味ではFXや為替も一緒なのですが、これらは 仮想通貨に比べて通貨本来の資産価値や将来性の観点で仮想通貨ビットコインに劣ることが明白であり、その意味からもビットコインが優位に立ちます。
投資家として嬉しいこれら2つの特典を活かし、ビットコイン投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
将来的な見通しを参考に、ご自身で判断を行い、「長期投資」をしてみるのもありですし、反対に24時間取引可能なことを活かして、休みのとれるまとまった時間を利用して「本格的な短期トレード」にチャレンジすることもできます。
取引を開始する際には、以下の「初心者におすすめの取引所」をぜひ参考にしてみてください。
百聞は一見にしかずとの言葉通り、いくらWebや書面で事前学習するよりも実際にトレードをしてみると「あ、こういうことだったのか」とわかることが多いです。
- 株式投資と違って、ストップ高がなく、上昇威力が無限大
- FXと違って、通貨自体の将来性を段違いに高く見積もることができる
今後・将来のために登録すべきおすすめビットコイン (BTC/Bitcoin) 取引所
取り扱い仮想通貨数No,1!「Coincheck (コインチェック)」※
取引量・ユーザー数は日本で最大級!使いやすいスマホアプリと豊富な取扱通貨
BTC (ビットコイン)、ETH (イーサリアム)、XRP (リップル) はもちろん、MONA (モナコイン)、LSK (リスク)、FCT (ファクタム) など珍しい仮想通貨を含め、計10種類と、豊富な取り扱いがあります。
また初心者にもかんたんに操作できるスマホアプリも魅力的。iOSアプリ、Androidアプリでの使いやすさではピカイチです。スマホのウィジェット機能も使えるので、いつでもかんたんに価格をチェックできます。
さらに2018年4月マネックスグループ株式会社の完全子会社傘下に入り、経営体制・内部管理体制などの抜本的な改革を実行。万全のセキュリティ体制で初心者でも安心してはじめられます。
▶ 『Coincheck (コインチェック) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『Coincheck (コインチェック) の口座開設・登録』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
アルトコイン取引なら国内No,1!「DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)」※
大手DMM社が運営する国内最大手の仮想通貨取引所
DMM Bitcoinは 大手企業のDMM社が運営する国内最大級の仮想通貨取引所です。正確に言うと、いつでも好きなだけ仮想通貨の売買ができる「販売所」です。販売所であるにも関わらず、スプレッド手数料を除いてほぼすべての手数料が無料であるのが最大の特徴になります。また、大手企業が運営しているためセキュリティが非常に強固で、これまでに一度も行政指導が入ったりハッキング事件が起きたことがありません。
取扱っている仮想通貨の種類も非常に豊富で、全7種類の通貨を取引することができます。国内の取引所においてこれだけの仮想通貨を扱っているところはあまりないため、より多くの仮想通貨で取引したい方は是非とも口座開設をしておきましょう。
▶ 『DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) の口座開設・登録』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
国内取引高No,1の実力!「bitFlyer (ビットフライヤー)」※
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2020年1月-4月の月間出来高 (差金決済/先物取引を含む)
国内取引高No,1の圧倒的実力
bitFlyerは 取引量が日本No,1の国内最大級の仮想通貨取引所です。過去に一度も仮想通貨に関するハッキング事件が起きた事が無く、サービスの安定性・セキュリティ・信頼性は抜群となっています。なかでも独自に開発された取引ツール『bitFlyer Lightning』はFXや先物取引など多様な取引手法に対応しており、使いやすさは国内外の取引所と比較してもピカイチです。
他にも手数料の安さや補償サービスの充実度が人気の理由として挙げられます。ビットコイン取引量によって手数料が安くなったり、FXでは当日中に決済すると手数料が無料になるなど、 総合的に手数料を安く抑えることができます。また国内初となる補償サービスを、大手損保会社と連携して提供しており安心して利用できます。
▶ 『bitFlyer (ビットフライヤー) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『bitFlyer (ビットフライヤー) の口座開設・登録』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の将来価格予想
2018年の価格予想 | 下降トレンドから横ばいへ
2018年1月の下落トレンド開始以来、ビットコインの相場は¥700,000~¥1,100,000の間を長く上下していました。2016年末からの成長を知っていると物足りなく感じる人もいるかもしれませんが、安定しているともいえます。
2019年の価格予想 | 上昇トレンドへ移行か
2019年4月、長い長い下降トレンドを抜け出し、上昇トレンドに転換しはじめたビットコイン。
わずか1ヶ月の間に、その価格は¥450,000から¥750,000まで上昇を続けています。
巷には「底を打った」「トレンドが変わりはじめた予兆」という声も生まれていて、今後これからのビットコインの価格推移にもっとも注目が集まっています。
2020年の価格予想 | 転換期
2020年にビットコインは、1つの転換期を迎えます。なぜなら半減期が来ると予想されているためです。
半減期 | ビットコインを構成するブロックチェーンのブロックが21万ブロックに到達する時期。ビットコインの場合、約10分で1つのブロックが作り出されます。21万ブロックが生成されるのは210万分、約4年かかると言われています。
半減期の問題点は、本来マイニングでもらえるはずの報酬が半分になることです。ビットコイン誕生時点でのマイニング報酬は50枚でした。2012年11月28日に1度目の半減期を迎え、報酬は25枚になっています。2度目の半減期は2016年7月9日でした。ここで報酬は更に半分となり12.5枚となっています。次の半減期では、12.5枚の更に半分である6.25枚がマイニング報酬となります。
この半減期による報酬減構想は、ビットコイン提案者であるsatoshi nakamoto氏自身が論文の中で既に書いています。ビットコインは2,100万枚を発行上限と設定しているため、上限に近づくと急激なインフレが発生する可能性が高いと言えるでしょう。
つまり半減期とは、最終的なインフレを緩和するために段階をおいて意図的にインフレを起こす仕組みとなっているわけです。
ただしこの半減期構想は、現実社会の意向を必ずしも汲んでいるわけではありません。1度目、2度目の半減期では急激な相場の変動が発生していた傾向があります。2020年に迎える3度目の半減期でも同様にインフレが起こってくれるのかは断言できませんが、過去の傾向を見る限り、これまでの半減期同様にインフレが発生する可能性も充分有り得るということを念頭においておきましょう。
また発生しなかった場合の相場予測も同時にしておくことが大切です。
2020年以降の価格予想 | 見通しと今後の予想
正直なところ、2020年以降のビットコインの相場について、はっきりとしたことは現段階ではわかりません。ですが仮想通貨業界全体について、1つの予想が囁かれています。
現在、仮想通貨・トークンは1600種類を超えるといわれています。ICOを予定している銘柄も多く、種類は更に増えていくでしょう。
多くの仮想通貨が実態のない通貨や詐欺まがいのプロジェクトだったことからも現在増加中の銘柄が、2020年以降は淘汰されていくだろうと予想されています。具体的にどの銘柄が消えるのかはわかりません。今後のアップデート次第では、ビットコインも淘汰される側に含まれる可能性も皆無とはいえないでしょう。
しかしそれは裏を返すと、 確実に残る銘柄が決定しつつあるということを表しています。
中でも編集部が注目をし続けるのは「ビットコイン」ただ一つ。それは上述した「広がる理由」や「上がる理由」が他の通貨に比べて格段に高いことをイメージしていただければと思います。
著名人がビットコイン (BTC/Bitcoin) の今後・将来性を徹底予想
こちらでは、今後仮想通貨ビットコインの価格が上がるという、比較的前向きな予想している方々をご紹介します。
Fundstrat Global Advisors 研究責任者 TomLee氏
2020年の3月までに91,000ドル (960万円) まで到達すると予想しました。予想は外れてしまいましたが、2020年8月現在ビットコインは高騰し、130万円まで上昇しています。この先、TomLee氏がいうような価格まで高騰することもあり得るかもしれません。
John McAfee (ジョン・マカフィー) 氏
殺人容疑のうわさがあり、異色の経歴をもつことで知られる、John MacAfee氏は、なんと「2020年末までには$50万(5500万円)になる」と大胆な予想を立てていました。
このツイートにリプライが集まり、「本当に?」といったニュアンスのコメントに対し、「もしこれが実現しなければ、国営放送で自分の大事なところを食べる」とまでツイートしました。
Bitcoub’s low of $1,800+ yesterday simply could not be maintained. In the long term Bitcoin moves above $500,000 within three years. Bets?
— John McAfee (@officialmcafee) 2017年7月17日
if not, I will eat my dick on national television.
— John McAfee (@officialmcafee) 2017年7月17日
さらに、「BTCはより早く加速してる」として、予想を変更し、「2020年末までに$1百万(1億1,000万円) まで上がる」と予想しました。付け加えて、「依然として予想が間違っていれば、自分の大事なところを食べる」とツイートしました。
When I predicted Bitcoin at $500,000 by the end of 2020, it used a model that predicted $5,000 at the end of 2017. BTC has accelerated much faster than my model assumptions. I now predict Bircoin at $1 million by the end of 2020. I will still eat my dick if wrong. pic.twitter.com/WVx3E71nyD
— John McAfee (@officialmcafee) 2017年11月29日
Bitcoin Foundation head Llew Claasen氏
ビットコイン財団と呼ばれる非営利団体のトップであるLlew Claasen氏は2018年中に400万円まで上がると予想しました。
残念ながらこの予想は外れてしまいました。
Finder.com CEO Jon Ostler氏
2018年末に320万円まで上がると予想。残念ながらこの予想は外れてしまいました.
Herjavec Group CEO Robert Herjavec氏
2018年末までに210万円まで上がると予想。
これらの著名人は全て有名な投資家や投資アナリストばかりですので、信憑性は高そうです。
仮想通貨というのは誕生してから10年にも満たない新しいシステムとなっているために認知されて流通されるまでには長い時間がかかります。
大きなシステムであればあるほど時間がかかるということを歴史が証明していますので、同じようにビットコインの価格が一時的に下落したのは土台作りをしているためだからという見方もできます。
投資の神様:Warren Buffett氏
ビルゲイツとも深い親交もあり、投資の神様として知られる世界一の投資家Warren Buffett氏は「殺鼠剤の2乗のようなものだ」と、ビットコインに対してマイナスな態度を示し続けています。
ビットコイン (BTC/Bitcoin) の今後・将来性予想 | AI「WebBot (ウェブボット) 」
WebBot (ウェブボット) とは、世界中のSNSの発言を下に今後を予測するAIです。売りたいという声がSNS上に多くあれば相場が下がるだろうと予測し、逆に買いたいという声が多くあれば相場は上がるだろうと予測します。
無料で公開しているわけではなく有料 (99ドル) でレポートを販売しています。日本語版も存在し、こちらはイーサリアムでの購入になります。ウェブ上の声をもとに出した予測ですので、信憑性や根拠などは一切存在していませんが、当たった予測も存在します。
2018年からのNEOの高騰などはWebBotの予測したものです。この他にもビットコインやイーサリアムに関しても予測しています。
ビットコインについては秋に220万円、年度末に1,100万円という予測です。
ただしこれは根拠が存在しているわけではないので、過信しないように注意しましょう。
ビットコイン (BTC/Bitcoin) の今後・将来を左右するポイント
各国の規制
仮想通貨の特徴のひとつに、国を超えて使用できるというものがあります。しかし国によっては仮想通貨を規制していることもあります。仮想通貨市場から見ると、これは大きな痛手です。
特に 日本はZaifやCoincheckのハッキング事件以来、仮想通貨取引所への規制を強化しはじめています。
金融庁は「営業資格のない取引所の営業停止命令」や「レバレッジ倍率の低減」など国内・国外関わらず様々な形で日本人ユーザーに影響を与えています。
編集部では金融庁の規制下でも安心して取引できる取引所の一覧がご覧になれます。
ご興味のある方は合わせてご覧ください。
セキュリティなどの安全性
仮想通貨の問題点は、仮想通貨自体よりも「仮想通貨を取り囲む環境」にあります。
仮想通貨自体も確かにデータ的な存在ですが、はじめから狙われる可能性を考慮して強固に作られています。
しかし 仮想通貨を取り扱う環境まで強固に作られているわけではありません。
その代表例が仮想通貨ウォレットとユーザー自身です。
例えばウォレットのログイン画面を模した偽サイトを作ったり、虚偽のニュースを流し別サイトに誘導するなど、犯罪者たちは取引所のセキュリティが厳重な分、取引所外で我々を詐欺に巻き込もうと考えています。
もちろんリキッドバイコインなど、そういった犯罪行為に対し注意喚起を促している取引所も存在しますが、最後に自分の身を守るのは、自分自身のセキュリティ意識です。
いまだ発展の余地のある仮想通貨。はじめる人はいつも以上に強くセキュリティに注意しましょう。
▶ 『仮想通貨のウォレット』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
ビットコインETFの承認
ビットコインETFが証券取引所に上場すれば、ビットコインの価格が上昇する可能性があります。ETFは「投資信託」の中でも、「証券取引所」で取引できる「投資信託」を指します。「投資信託」は、販売会社を通じて集めた資金を専門家によって運用する金融商品のことです。
証券取引所で取引できるものといえば株ですが、たとえば「東証一部上場」の場合、株を発行する企業は東京証券取引所による審査を受けてクリアしています。よってETFは、一般的な「投資信託」に比べて審査基準が厳しく、証券取引所による信頼性が担保されているといえます。
よってビットコインETFが実現すれば、証券取引所の基準をクリアしていることになるため、 ビットコインの社会的な信頼性が高まるでしょう。また大量の資金を使って運用を行う 機関投資家による資金流入が見込めるため、ビットコインの価格の上昇が見込めます。
ただビットコインETFの上場審査は、アメリカの証券取引委員会 (SEC) においてすでに行われています。ですが 審査に通ったものはこれまで1つもありません。「ビットコインは価格操作の懸念がある」と米SECによって判断されており、この問題をクリアしないとビットコインETFの実現は難しそうです。
ビットコイン (BTC/Bitcoin) 決済の拡大
ビットコインが決済に利用される機会が多くなることで、ビットコインの価格が上昇するかもしれません。ビットコインはもともと、インターネット上の相手に第3者機関を介することなくお金を送るために開発されたもの。ですが2020年現在のビットコインは、ほぼ投機の対象となっています。
大手の小売やeコマースで決済にビットコインが使われるようになれば、「デジタル通貨」という本来の価値にスポットが当たるようになるでしょう。
ライトニングネットワークの実装
ライトニングネットワーク技術が普及することで、ビットコイン決済の利用が促される可能性があります。ライトニングネットワークとは、ビットコインの送金の遅延や送金手数料の高さの問題を解決する技術のこと。
通常の送金はブロックチェーン上でのやりとりとなりますが、ライトニングネットワークを実装するとブロックチェーンとは別の層でのやりとりとなり、ビットコインのセキュリティを担保しながら、 高速かつ極めて低い水準の送金手数料が実現します。
よってライトニングネットワークを実装するウォレットが増えることで、より高速かつ低い手数料でのビットコイン決済が可能になるでしょう。
AIを用いたビットコイン (BTC/Bitcoin) の価格予測
AIによる投資が普及することにより、ビットコインに興味を持つ人が増える可能性があります。なぜなら 金融商品について詳しくなくても、AIが合理的に投資を判断してくれるからです。
AIは膨大な量のデータを学習し、関連する規則や法則を見つけ出してくれるもの。AIが学習を繰り返すことで、規則や法則がさらにアップデートされ、最適化されます。ビットコイン自体に詳しくなくても、AI投資を使うことで利益を上げる人が増えていく可能性があります。
2020年~2021年の動向を伺う際の注目ポイント
2020年は、新型コロナウイルスによって金融市場が世界的なショックを受けました。ですが株価は回復し、ビットコインも高騰しています。2021年に向かうにあたり、ビットコインのどのような点に着目すべきかポイントをまとめました。
半減期から500日前後で価格は1番高くなる
2021年8月のビットコインの価格に注目しましょう。というのも、ビットコインは半減期から約500日後に価格のピークを迎えるという報告があるからです。これはブロックチェーンビジネスを行う企業に対して投資を行うPantela Capitalが公表しているものです。
ビットコインはこれまで半減期を3回迎えていますが、レポートによると 半減期の約500日前に価格が下落し、半減期の約500日後に高騰しているとのこと。よって2020年5月12日に3回目の半減期を迎えたビットコインは、2021年8月に高騰するとしています。
ビットコインのマイニング報酬が半額に減額されるタイミングのこと。21万ブロックごとに発生するようプログラムされている。1回目は2012年11月、2回目は2016年7月、3回目は2020年5月に迎えている。
世界での暗号資産 (仮想通貨) 規制
日本および世界主要各国における、仮想通貨に関する規制のニュースに注目しましょう。仮想通貨取引やトークン発行への監視が強まることは、仮想通貨業界にとってあまり好ましいニュースではないからです。仮想通貨業界の将来を悲観した投資家により、ビットコインの価格が下落する可能性があります。
金融当局への届け出が必要になったり、届け出のために会社内で新たな投資が必要になったりすることで、ビジネスからの撤退を余儀なくされた企業も少なくありません。規制が強くなることで投資家や個人の方は保護されますが、仮想通貨ビジネスを行う企業は利益を出しづらくなります。
ビットコインの知名度が上昇するタイミング
ビットコインの知名度が上がったとき、価格が上昇する可能性があります。たとえば次のようなことです。
-
大手小売やeコマースにビットコイン決済が採用される
-
ビットコインの機能がグレードアップする
-
政府によって仮想通貨取引が規制緩和される
-
ビットコインETFが承認される
-
伝統的な資産運用会社がビットコイン投資サービスをはじめる
上記のようにビットコインという名称が多くの人に対して露出したときは、強い上昇トレンドが発生するかもしれません。
コロナショックが終わればビットコインの存在感が増す
新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、ビットコインの価格が上昇しています。なぜなら新型コロナウイルス流行による経済の損失が拡大しているからです。アメリカにおける感染拡大は止まらず、アメリカ政府に対する不信感が大きくなっています。逃避資産に資金が移動する動きがあり、逃避資産の1つにビットコインが選ばれているようです。
また新興国においても同様です。自国通貨からビットコインに資金を移動する動きが強まるかもしれません。
ビットコイン (BTC/Bitcoin) に関するQ&A
ビットコインはバブルですか?
ビットコインの価格が上昇していますが、これは バブルとはいえません。なぜなら金融庁による仮想通貨取引所の規制が強化され、世界各国でも規制が強まっているからです。「ビットコインのバブルが弾けた」といわれた、2017年末~2018年1月とは状況が違います。
当時ビットコイン投資に失敗したトレーダーのうち、現在もビットコイン取引を行っている方は、失敗しないよう十分注意しているはずです。多くの人が「ビットコインの値段は上がり続ける」と、狂信的に信じていた2017年末当時とは、大きく状況が異なります。
ビットコインの価格が0円になることはありえますか?
伝説の投資家ジム・ロジャース氏は、「ビットコインに代表される仮想通貨はいずれ衰退して、すべてが0になるだろう」と予言しています。ただ、 ビットコインの価格は0円にはならないとされています。
というのも投資家のアリスター・ミルン氏が、ビットコインの供給量を上回る1852万BTCの買い注文を出したからです。ビットコインが暴落してすべてのビットコインが売りに出さたとしても、アリスター氏が0.01ドルで買うため0.01ドルにまでしか下がりません。
ビットコインは何故急騰するのですか?
ビットコインの価格が急騰する理由は、大きく次の2つの要因に分けられるでしょう。
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ビットコインに関する良いニュースがあった
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ビットコイン以外の資産に不安が出てきた
「ビットコインに関する良いニュース」とは、 新技術の開発や決済の拡大、ETFの採用などビットコインの将来性が明るくなるもののことです。一方「ビットコイン以外の資産に不安が出てきた」とは、 米ドルなどの法定通貨への不信感のことです。
また他の金融資産に比べて、ビットコインの取引額は高くありません。そのため価格に対して、 買い注文や売り注文が与える影響は、他の金融資産のそれよりも大きくなっています。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の今後・将来性 まとめ
ビットコインをはじめとする仮想通貨がもっともっと安心して使えるようになるには、まだまだ時間がかかりますが、その発展を支えていくのは投資家であるみなさんです。そして、投資家のみなさんに情報を整理し正しい情報をわかりやすくお伝えするわたしたち編集部もその役割の一部を担っているのだと自負しています。
わたしたちにとってビットコインが日本国の中で使える「もう一つの通貨」として一般に認知されるようになれば、ビットコインの普及レベルは世界的にももっと広まっていくことでしょう。
2020年、世界の個人金融資産は224兆円に登るといわれています。
世界の個人金融資産、20年に224兆ドル 米民間調査
参考: 日本経済新聞
そのうちの約20%に当たるのが現金だとして、その現金の中の10%が仮想通貨に交換され、さらに仮想通貨の中でビットコインが占める割合が30%だとした場合、 1ビットコインの価格は64,000ドル (1ドル=110円だとした場合、700万円を超える) に登ります。
現在2019年時点での価格が75万円 (2019年5月現在)。しかしここでみてきたすべての観点を総合的に考えると、その10倍に跳ね上がる700万円を超える可能性もなくはないかも知れません。
急速に広まりをみせつつ、変化の激しい仮想通貨を取り巻く現状下において、こうしたビットコインの今後や将来の見通しに対する議論が「夢物語」で終わらないためにわたしたちがどうすべきなのか。
インターネットが見せてくれた夢を実現化させる物語は、いまブロックチェーンという新たな革命に舞台を移し、わたしたちにその理想郷の入り口を見せてくれているのかも知れません。

2021年に入り時価総額ランキング1位のビットコインが500万円台を突破し、暗号資産(仮想通貨)バブルが到来しています。現在の価格上昇は以前のような中身のないバブルではなく、高級車メーカーの米テスラ社を筆頭に、多くの海外大手企業がビットコインを買い集め始めていることが背景となっているのです。
そのため現在口座開設者が激増しており、「まったく審査が完了しない間に価格が上昇してしまった・・」といった方も多くいるようです。
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