• 取引所ごとに仮想通貨FX取引のルールは異なる
  • 追証ルールとロスカットルールは必ず知っておこう
  • bitFlyer (ビットフライヤー) はおすすめできる仮想通貨FX取引所

この記事のポイント

仮想通貨のFX取引は、大きな利益を上げられる金融商品として人気を集めています。ただし、仮想通貨FX取引を扱う取引所ごとに手数料や取引ルールが異なっており、よく確認しないまま取引を始めてしまうと、思わぬ損失が発生する可能性があります。この記事では、仮想通貨FX取引で発生する手数料やFX取引特有のルールなどについて、分かりやすくご紹介します。

bitFlyer (ビットフライヤー) のFX取引に関する手数料について

bitflyerFX 手数料
仮想通貨の現物取引の場合、取引手数料や入金・送金手数料、スプレッドなどを事前に確認しておく必要があります。

しかし仮想通貨FX取引を行う場合、証拠金やスワップポイントなど、現物取引にはなかった単語が出てきます。これらのFX取引特有の言葉を確実に理解しておかなければ、後で思わぬ損失が発生する可能性があります。

証拠金

FX取引では、レバレッジをかけて保有する資産以上の取引をすることが可能です。保有する資産は、「証拠金」として預け入れなければなりません。

bitFlyerでは、レバレッジは1~15倍で設定できます。

100万円の取引で必要となる証拠金
レバレッジ証拠金
1倍100万円
2倍50万円
3倍33万3334円
5倍20万円
10倍10万円
15倍6万6667円

スワップポイント

毎日0時0分0秒の日付が変わるタイミングでポジションを保有している場合、買建玉、売建玉に関わらず一定のスワップポイントが徴収されます。そのため、日付が変わる前にすべてのポジションを決済しておくと、スワップポイントの徴収を免れます。

スワップポイント建玉金額の絶対値×0.04%

なお、スワップポイントが発生するタイミングは取引所ごとに異なるので、注意が必要です。

仮想通貨ではない外国為替のFX取引の場合は、スワップポイントが得られるサービスもありますが、bitFlyerのFX取引の場合は、スワップポイントは徴収されるもので、報酬として得られることはありません。

SFD(Swap For Difference)

現物取引の価格と仮想通貨FX取引の価格が5%以上乖離するとき、SFDが発生します。SFDはbitFlyer独自のもので、他の取引所にはありません。

価格乖離(%)は以下の式で計算されます。
価格乖離(%) = (LightningFX取引価格 ÷ Lightning現物(BTC/JPY)最終取引価格 – 1)× 100

SFD比率は、以下のようになります。

SFD比率
価格乖離SFD 比率
5%以上 10%未満 約定金額の 0.25%
10%以上 15%未満 約定金額の 0.50%
15%以上 20%未満 約定金額の 1.00%
20%以上 約定金額の 2.00%

SFDは以下の式で計算されます。
SFD(円) = 取引数量 × LightningFX取引価格 × SFD比率

追証・ロスカット

手数料とは性質が異なりますが、FX取引を扱う取引所はそれぞれの追証ルール・ロスカットルールがあります。ポジションの決済を行わなくても、含み損が一定の基準を超えると適用され、追証の払い込みが求められます。さらに含み損が大きくなると、ロスカットルールが適用され、強制的に決済されます。レバレッジが高いほど、早い段階でこれらのルールが適用されます。

bitFlyerの追証ルール・ロスカットルール
追証証拠金維持率が80%を下回ると、追証ルールが適用されます。
ロスカット証拠金維持率が50%を下回るとロスカットルールが適用されます。

他の取引所との手数料比較

bitflyerFX 手数料
取引手数料、スワップポイント、最大レバレッジやロスカット・追証のルールなどは、取引所ごとに定められています。各取引所の特徴を把握し、自分のニーズに合った取引所を選びましょう。

ビットコインFX取引の手数料等の比較1
取引所名取引手数料スワップポイント(※)最大レバレッジ
bitFlyer無料建玉金額の0.04%/日15倍
DMM Bitcoin無料建玉金額の0.04%/日5倍
GMOコイン無料建玉金額の0.04%/日10倍

ビットコインFX取引の手数料等の比較2
取引所名追証ロスカットビットコイン以外の取扱
bitFlyer証拠金維持率が80%を下回った時証拠金維持率が50%を下回った時なし
DMM Bitcoinなし証拠金維持率が80%を下回った時ETH、XEM、XRP、LTC、ETC、BCH
GMOコインなし証拠金維持率が75%を下回った時ETH、BCH、LTC、XRP

※ スワップポイントが発生するタイミングは、取引所によって異なります。

bitFlyer (ビットフライヤー) でFX取引をするメリット・デメリット

取引所ごとに特徴があり、長所と短所があります。bitFlyerには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

国内最大手

bitFlyerは、日本国内ではビットコインFX取引の出来高が最も大きい取引所です。出来高が大きいということは、取引が成立しやすいということです。適正価格なら取引が成立しない可能性が小さく、チャンスを逃しにくくなっています。

最大15倍のレバレッジ

レバレッジは5~10倍の取引所が多く、最大15倍のbitFlyerは魅力的です。ボラティリティの高い仮想通貨に高いレバレッジをかけることで、より多くの利益を生み出す可能性が高くなります。ただし、損失が大きくなる可能性も高くなるので、その点は注意が必要です。

デメリット

アプリではFX取引ができない

bitFlyerが提供するスマホアプリは使い勝手が良いと評判ですが、現物取引にしか対応していません。スマホアプリのメニューから「Lightning Web」を選択すると、Chrome等のブラウザが立ち上がり、そこで取引をするようになります。通信環境が良いところなら問題ありませんが、そうでなければ動作が遅くなることもあります。

現在、新規口座登録受付停止中

2018年6月22日から、金融庁の業務改善命令を受けて新規口座の受付を停止しています。再開などのアナウンスは今のところありません。

FX取引できる仮想通貨

bitflyerFX 手数料
ビットコイン以外の仮想通貨のFX取引が可能な取引所もあります。取引所ごとに取扱通貨は異なるので、事前に確認しておきましょう。

仮想通貨一覧表

FX取引が可能な通貨一覧
取引所名取扱通貨
bitFlyerBTC
DMM BitcoinETH、XEM、XRP、LTC、ETC、BCH
GMOコインETH、BCH、LTC、XRP

まとめ

仮想通貨FX取引は、もともとボラティリティが高い仮想通貨にレバレッジという要素をかけることで、さらに大きな利益を出すことが可能になっています。そのため、仮想通貨FX取引は新しい金融商品として多くの新規ユーザーが参入しています。

仮想通貨FX取引は取引所によってサービス内容が異なります。手数料が異なったり独自のルールが設定されていたりします。それらのルールを事前によく確認してから、仮想通貨FX取引を始めてください。ただし、仮想通貨FX取引は大きな利益を出しやすい一方で、損失が大きくなりやすいのでくれぐれも注意してください。