- Coincheckでは13種類の仮想通貨の入出金ができる
- 送金手数料は「有料」だが初心者に優しい機能
- 送金ステータスが「手続き中」であれば出金キャンセル可能
Coincheckでの送金 (仮想通貨の入出金) は、シンプルな手順となっています。
本記事では入出金の方法や、入出金時に起こりやすい「送金が反映されない」「入金アドレスを間違えたら取り消せる?」などの疑問を、ビットコインを例に分かりやすく解説していきます。
▶ 『Coincheck (コインチェック) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
また本記事を読む前に 暗号資産(仮想通貨)取引所の総合比較ランキングをご覧になりたい方は、以下のページをご一読ください。
目次
Coincheck (コインチェック) で送金するときに押さえたいポイント
ラベルを有効活用する
Coincheckから仮想通貨を送金するときは、ラベルを有効活用しましょう。
ラベルとは、名前のようなものです。
仮想通貨の入金アドレスは英数字の羅列なので、 パッと見てどこの取引所のアドレスなのかわかりません。ですが、ラベルをつけることでどの取引所のアドレスかひと目でわかるようになります。
Coincheck (コインチェック) の送金に仮想通貨を使うメリット
仮想通貨を送金するメリットは、 国をまたいだ送金がスムーズに行えることです。
例えば海外取引所に現金を入金するときは、銀行に行って電信送金で送るなど手続きが煩雑です。
ですが仮想通貨で送金すればパソコン上で完結しますし、土日や真夜中でも即座に送金を行えます。 さらに現金を送るよりも手数料は安いので、節約になるでしょう。
海外へ送金するだけでなく、クラウドファンディングや寄付などにも利用され始めています。
このように、いつでもどこへでもスムーズに送金を行える点が仮想通貨のメリットです。
Coincheck (コインチェック) へ送金 (入金) する方法
他取引所からCoincheckへの送金 (入金) 方法はとても簡単です。Coincheckは仮想通貨の初心者にもわかりやすい言葉を採用しており、 送金方法もとてもシンプルです。
1.「ウォレット」をクリック
まずはログインし、ページ上部の「ウォレット」をクリックします。
2.「コインを受け取る」をクリック
左側にメニューがずらっと並んでいるので、その中から「コインを受け取る」をクリックします。
3. 受け取りたい通貨をクリック
受け取りたい通貨をクリックします。
Coincheckではビットコイン含めて以下13種類の仮想通貨を受け取れます。
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ビットコイン
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イーサリアム
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イーサリアムクラシック
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リスク
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ファクトム
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リップル
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ネム
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ライトコイン
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ビットコインキャッシュ
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モナコイン
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ステラルーメン
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クアンタム
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ベーシックアテンショントークン
4. 「アドレスを作成」をクリック
「アドレスを作成」をクリックします。
CoincheckではテキストアドレスとQRコードの両方が用意されます。
5. 出てきたテキストアドレスをコピー&ペースト
テキストでアドレスが表示されます。画像の例では「17ai~」から始まるアドレスです。このアドレスは安全のため毎回変わります。
このアドレスを送金元 (BitFlyerやBitPoint、bitbankなど) の送金先アドレス欄にコピー&ペーストします。
6. 「QRコードを表示」をクリック
先ほど「出てきたテキストアドレスをコピー&ペースト」という手順を説明しましたが、
QRコード撮影でアドレスを入力したい場合は、前の手順 (5番目の手順) は飛ばしてQRコードを撮影します。
送金金額を入力&送金ボタンクリック
5番目・6番目のいずれかの方法で、アドレスを送金元 (BitFlyerやBitPoint、bitbankなど) にコピー&ペーストしたら、 送金金額を入力して、「送金」ボタンをクリックします。送金ボタンをクリックする前に宛先アドレスがあなたのCoincheckアカウントのものになっていることを何度も見直し、しっかり確認しましょう。
ビットコインに限りませんが、仮想通貨での送金は、一度送金ボタンを押してしまうとキャンセルはできません。無効なアドレスに送っていれば、宛先エラーで送金は行われませんが、もしアドレスが存在した場合はそのアドレスに送信されます。その場合、そのアドレスの持ち主に送り返しを依頼する必要があります。しかし通常、アドレスの持ち主は匿名化されているので持ち主は特定できず、送金した分も二度と戻ってきません。
くわしくは後述しますが、Coincheckは送金ステータスが「手続き中」であればキャンセル可能であることに注意しましょう。
Coincheck (コインチェック) から送金 (出金) する方法
他取引所からCoincheckへの送金 (出金) 方法も入金方法と同じくとても簡単です。
必要な入力項目は必要最低限で、 他仮想通貨取引所やウォレットの宛先を一旦登録すれば2回目の出金からは登録したアドレスを選ぶだけで簡単に送金ができるようになります。
1. 「ウォレット」をクリック
まずはログインし、ページ上部の「ウォレット」をクリックします。
2. 「コインを送る」をクリック
左側にメニューがずらっと並んでいるので、その中から「コインを送る」をクリックします。
3. 送りたい通貨をクリック
「送りたい通貨」をクリックします。
4. 「送金先リストの編集」をクリック
送り先のアドレスをまだ登録していない、もしくは今まで送ったことのないアドレスに送る場合、「送金先リストの編集」をクリックして、宛先を追加します。
5. 必要事項を入力し、「追加」をクリック
「新規ラベル」「新規宛先」を入力し、「追加」をクリックします。
特に「新規宛先」の入力内容は「追加」をクリックする前に何度も確認しましょう。
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新規ラベル: 何でもいいのであなたがわかりやすい名前を入力します。
-
新規宛先: 送金先アドレスを入力。慎重&正確に入力しましょう。
6. 「保存」をクリック
「追加」をクリックするとその下に「ラベル」と「宛先」が出てくるので、確認して「保存」をクリックします。
7. 確認コードを入力し「送信」をクリック (二段階認証を設定している場合)
二段階認証を設定している場合、「保存」をクリックすると確認コードを入力する必要があります。認証アプリを開いて確認コードを入力しましょう。
二段階認証を設定していない場合、この手順は飛ばします。
8.「宛先」プルダウンから登録済のアドレスを選択
1~7までの手順で宛先を登録すると、「宛先」プルダウンから登録済のアドレスを選択できるようになります。その中から今回自分が送信したい宛先を選びましょう。
9. 送金する金額を入力し、「送金する」ボタンをクリック
「宛先」を選んだら、送金する金額を「金額 (BTC)」欄に入力し、「送金する」ボタンをクリックします。
ビットコインを送金する際の手数料は0.001BTCです。
▶ 『Coincheckの出金』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
Coincheck (コインチェック) の送金の反映時間
Coincheckの入出金にかかる時間は仮想通貨の種類や混み具合などにより異なります。
Coincheckの場合、送金して3回承認が得られた時点で「確実に入出金された」と認められることになっています。安心して入出金まで待てるよう、 入出金の操作に慣れていても毎回宛先アドレスの確認を怠らないようにしましょう。
入金にかかる時間
入金にかかる時間は、仮想通貨そのものの種類や性質によって変わります。例えばビットコインは通常10分~30分程度で取引が承認され入金が反映されます。
ただし特に取引が活発で取引承認が混み合っている場合は数時間、場合によっては1日以上反映が遅れることがあります。
出金にかかる時間
出金にかかる時間も入金にかかる時間と同様、仮想通貨そのものの種類・性質によって変わります。出金するときもアドレスの確認は必ず行いましょう。
Coincheck (コインチェック) の送金手数料一覧
マイナーに支払う手数料に加えて、Coincheck側が独自に徴収する手数料があります。
さきほど説明したとおり、ビットコインなら0.001BTCが一律で送金時にかかります。 その他Coincheckから送れる仮想通貨についても手数料がかかるので、手数料を出金前に必ず確認しましょう。
ビットコイン | 0.001BTC |
---|---|
イーサリアム | 0.01ETH |
イーサリアムクラシック | 0.01ETC |
リスク | 0.1LSK |
ファクトム | 0.1FCT |
リップル | 0.15XRP |
ネム | 0.5XEM |
ライトコイン | 0.001LTC |
ビットコインキャッシュ | 0.001BCH |
Coincheck (コインチェック) で送金できない場合
Coincheckに限りませんが、仮想通貨取引所やウォレットから送金するときに「送金してから1時間以上、1日以上経つのにまだ反映されない」というトラブルはときどきあります。そんなときにチェックすべき点を解説します。
送金が反映されない場合
送金が反映されない場合、責任は送金・受け取りする仮想通貨取引所やウォレットの責任ではありません。仮想通貨のネットワークが混雑していることが原因です。
アドレスを正確に指定している限り時間はかかっても最終的には必ず着金します。 「正確なアドレスに送っているのにまだ着金しない」という場合は落ち着いて待機しましょう。
入金アドレスに間違いがある場合
入金アドレスを間違え、送金ステータスが完了になると送った仮想通貨を取り戻すことはできません。
ただし、 Coincheckでは、送金ステータスが「手続き中」であれば、以下の手順で送金をキャンセルすることができます。
-
メニュー画面から「コインを送る」を選択。
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「コインの送金履歴」内のキャンセルしたい送金申請をクリック。
-
「送金情報の詳細」内の「送金をキャンセルする」をクリック。
-
「キャンセルしました」の表示が出たらキャンセル完了。
Coincheckからの送金は送金手数料がかかりますが、 送金ステータスが「手続き中」であれば、送金のキャンセルが可能となっています。
送金完了後の対処方法はありませんが「送信する前にきちんとアドレス確認する」「初めて送金する宛先であればまず少額を送ってテスト送金をする」ことで事前に防ぐことができます。
Coincheck (コインチェック) の送金方法 まとめ
Coincheckでは非常に簡単な手順で入出金ができるようになっています。
また、Coincheckからの出金は「手続き中」であればキャンセル可能という親切な仕組みも採用しています。
これらのことから、Coincheckは初心者向けの仮想通貨取引所であることがわかると思います。仮想通貨取引に興味のある方はぜひトライしてみましょう。
▶ 『Coincheck (コインチェック) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所のおすすめ比較ランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

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