この記事のポイント
  • 複利運用とは増えた利益分をさらに投資に回すこと
  • 単利運用では一定の利益を出し続けることができる
  • 複利運用は単利運用に比べて利益の伸び率が高い

資産運用においては単利運用や複利運用という運用法があります。中でも複利運用を実際に取り入れれば、後は手を加えずとも 加速度的に大きな利益を得ることができます

この記事では複利運用や単利運用という単語の意味から、仮想通貨投資での複利運用についても徹底解説します。

複利運用とは

投資における複利運用という言葉について解説します。投資を行っていくうえで重要なワードなのでぜひ覚えておきましょう。

複利運用と単利運用の違い

複利運用

複利とは投資に利用する資産に加えて、発生した利益も投資する資産に回す資産運用の方法です。 投資にまわす資産が増えることで、徐々に利益も増えていくといったメリットがあります。

単利運用

投資で運用する資産と発生した利益を別に扱う資産運用方法です。複利では発生した利益を資産運用に回しましたが、単利では発生した利益を資産運用に回しません。そのため、 運用期間中は一定の利益が発生し続けます

複利運用の計算方法

複利運用で発生する利益の予想額を計算する公式があります。

複利運用の計算方法
b = a (1+r) n
※aは元金、rは年利率、nは年数、bはn年経過時の金額

この公式の bにあたる額がその時期の資産額になります。簡単に資産額の予想ができるため、実際に複利運用の導入を検討する際にはこの公式を使って計算してみることをおすすめします。

重要となる「72の法則」

複利運用の計算式では「72の法則」と呼ばれる、 運用資金が2倍になるタイミングがわかる計算式が存在します。さらに運用資金を、 ある期間で2倍にするために必要な年利を計算することもできます。覚えておけば暗算で計算することができるようになるので、ぜひ覚えておきましょう。

2倍になる年数
72 ÷ (年利) = 年数

ある期間で2倍にするために必要な年利
72 ÷ (任意の期間) = 年利

複利運用におけるテクニック

複利運用を進めていくにあたって、損失を負わないために気をつけることを解説します。

余剰資金で長期に渡り複利運用する

複利運用のリスクを軽減させるために、なくなっても困らない程度の余剰資金で複利運用することをおすすめします。さらに短期での複利運用は効果が薄くなってしまう傾向があります。複利運用は 長期に渡って資産を運用することでより効果を発揮するため、できるだけ長いスパンで資産を運用するようにしましょう。

▶ 『長期投資』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

分散投資でリスクを減らす

複利運用でのリスクを軽減させるには、 分散投資でリスクを減らすという方法も効果的です。1つの金融商品に集中して投資すると、損失が膨らんだ場合に一気に資産を失うことになってしまいます。

そこで値動きが異なる金融商品を複数選んで投資することで、リスクを分散することができるのです。

仮想通貨での複利運用は?

複利運用は仮想通貨でも行うことができます。仮想通貨で複利運用をする際のポイントをいくつか紹介します。

利回りを意識したコインを選ぶ

仮想通貨では長期間で投資することを前提に、これから先に価格が上がりそうな仮想通貨を選択する必要があります。元から値動きの激しい仮想通貨は複利の効果が薄いです。

ボラティリティが小さく、これから先に 価格が大きく上昇すると予想される仮想通貨に投資することをおすすめします

▶ 『仮想通貨の種類』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

クラウドマイニングを活用した複利運用

仮想通貨のクラウドマイニングは、一般的なマイニングとは異なり 自分で機材や電気代を用意する必要がありません。クラウドマイニングを行なっている企業が資金を募ってマイニングを行い、発生した利益を配当として投資家に分配します。

さらにその資金をクラウドマイニングに回すことで、 仮想通貨の複利運用をすることができます。そして仮想通貨の中には「PoS (プルーフオブステーク)」と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨があります。

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PoS (プルーフオブステーク)
プルーフオブステークとは簡単に解説すると、保有している仮想通貨の保有期間に応じて報酬を受け取ることができる仕組みを指しています。OmiseGOと呼ばれる仮想通貨がプルーフオブステークを採用しており、保有している期間に応じてOmiseGOが支払われるのです。

プルーフオブステークにより支払われた報酬を、 さらに対象通貨の購入にあてることで複利運用をすることができます。イーサリアムもコンセンサスアルゴリズムをプルーフオブステークに移行する予定なので、今のうちに購入しておくことをおすすめします。

▶ 『クラウドマイニング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

▶ 『PoS (プルーフオブステーク)』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

まとめ

複利運用は発生した利益をさらに運用資産に回すことで、利益を膨らませることができる投資方法です。そして単利運用は発生した利益を資産運用に回さず、一定の運用資産で利益を出し続ける手法です。

複利運用は長いスパン運用することで効果が発揮されるので、 ボラティリティの小さい利回りが期待できる銘柄で行いましょう。複数の銘柄に分散投資することでリスクヘッジすることもできます。さらにできれば、 クラウドマイニングやプルーフオブステークを採用している仮想通貨に投資しましょう。配当や報酬をさらに投資することで、効果的な複利運用を実現することができます。

▶ 『資産運用』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。