この記事のポイント
  • 暗号資産(仮想通貨)のアービトラージは取引所間の価格の違いを生かした投資法
  • 暗号資産(仮想通貨)に対する特別な知識がなくても実践できるのがメリット
  • 手数料が安い複数の取引所に暗号資産(仮想通貨)を持っておこう

「暗号資産(仮想通貨)のアービトラージって何?」「やり方を知りたい」などと考えていませんか。アービトラージは特別な知識がなくてもできるので、誰でもすぐに実践できます。

今回はアービトラージを知りたい人のために定義ややり方、コツなどをまとめました

本記事を参考にすれば、新しいテクニックを覚えられるでしょう。

暗号資産(仮想通貨)のアービトラージについて

アービトラージとは複数の取引所を使った売買テクニックです。同じ暗号資産(仮想通貨)の銘柄でも取引所により価格が違います。この性質を生かし、「 安い方で買って高いところで売る」方法で利益を得られます。

アービトラージは、1つの取引所で売買するよりも利益を稼げるのが魅力です。

▶ 『仮想通貨のアービトラージ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

アービトラージの仕組み

アービトラージは買った暗号資産(仮想通貨)を別の取引所に売ることで、利益を狙います

たとえばビットコインが安い取引所Aで購入しそれより高値で扱っている取引所Bに持っていって売れば利益が出せるでしょう。シンプルなしくみですが、コツをつかまないとうまくいかないことに注意です。

アービトラージの種類

業者間アービトラージ

業者間アービトラージは、「レイテンシーアービトラージ」とも呼ばれます。レイテンシーとは「わずかな遅れ」を意味し、投資業界では取引所によるレート提示のちょっとした時間差にあたるのです。

国内の暗号資産(仮想通貨)取引所でもCoincheck、DMM Bitcoin、GMOコインなど、場所によりレートを提示するタイミングが違います。業者によってレートをもらう場所が異なるからです。

インターバンクからレートを仕入れる取引所は表示が速く、親会社から仕入れる方は少し遅れる傾向にあります。 レート提示が遅い方なら安く買い、速い方は高く売りやすいでしょう

取引所によってはアービトラージやそれにありがちなスキャルピングを禁止するところもあるので注意してください。

業者間アービトラージは取引所によるレート表示タイミングの違いを生かした取引テクニックです。

3通貨アービトラージ

3通貨アービトラージは、投資業界において「トライアングルアービトラージ」「三角裁定取引」という別名もあります。3つの通貨ペアの価格差を生かして利益を狙うテクニックです。

3種類の暗号資産(仮想通貨)を使ったアービトラージでは、以下の手順を行います。

  • 1つの取引所のなかで、ターゲット通貨を日本円と2種類の暗号資産(仮想通貨)に組み合わせる。「日本円、ビットコイン、イーサリアム」が代表例
  • 日本円でビットコインを買う
  • ビットコインでイーサリアムを買う
  • イーサリアムで日本円を買う

トライアングルアービトラージがうまくいけば4の段階で日本円が増えています。1つの取引所で完結できるので、場所替えの手間を省けます。

しかし取引回数が多いぶん、買値の売値の差を意味するスプレッドや取引に直接かかる手数料がかかりすぎないように気をつけましょう。
それでもトライアングルアービトラージは1つの取引所で完結するのでコツさえつかめば手軽に稼げる可能性があります

スワップアービトラージ

スワップアービトラージは暗号資産(仮想通貨)のスワップポイントの差を生かしたテクニックです。手順は以下になります。

  • 売りのスワップポイントが安い暗号資産(仮想通貨)で売りポジションを建てる
  • 買いのスワップポイントが高い暗号資産(仮想通貨)で買いポジションを建てる

1と2で使っている金額が同じなら、両建てにより高い方のスワップから低い方を引いたぶんが有効です。これがプラスなら毎日一定のスワップぶんを稼げます。

スワップも毎日変化するのでチェックは欠かせませんが、両建てで合計スワップがプラスになればお得です。

しかし取引所によっては両建てを禁止している場所もあるので、事前に規約をチェックしましょう。相場の急変動により1つのポジションの損失が大きくなると、取引所からの強制決済である「ロスカット」を受けることにも注意です。

両建てを認めている取引所で、レバレッジ倍数をかけすぎない程度にスワップアービトラージを実践してください。注意点さえ守ればスワップでおいしい利益を取れるでしょう

海外取引所を使った暗号資産(仮想通貨)のアービトラージのメリット

知識がなくてもできる

アービトラージは知識がなくてもできるのがメリットです。

チェックする項目は取引所のチャートや、暗号資産(仮想通貨)別のレートだけで問題ありません。レートやチャートを見て、別々の取引所で同じ種類の価格差を見つければ行動につなげられるからです。投資経験が浅い人でも慣れれば難しくないでしょう。

アービトラージは投資への深い知識がなくてもコツを覚えれば取り組めます。

価格差があれば24時間取引可能である

別々の取引所で価格差があれば、24時間いつでもアービトラージを実践できます

暗号資産(仮想通貨)は短時間のうちに上がったり下がったりしており、24時間常に変動しているのが特徴です。そのため時間を選ばずに、やりたいと思ったときにアービトラージができるでしょう。

安く買って高く売る」の繰り返しで暗号資産(仮想通貨)は利益は出せます。アービトラージは買った暗号資産(仮想通貨)を別の取引所で高く売ることを狙うだけなので、時間を問わずに挑戦可能です。

ローリスクである

アービトラージはローリスクです。理由として価格の乱高下による影響を受けづらいといえます。

取引所同士の価格差を見つけた時点で買いや売りの行動に出ればよいので、短期トレードで利益を出せます。そのため長時間の持ちすぎにより、価格の急変動に巻き込まれて大損するリスクは低いでしょう。

アービトラージ自体の手順もシンプルなので覚えることも少ないといえます。リスクの低い状態でチャレンジできるのが魅力です。

海外取引所を使った暗号資産(仮想通貨)のアービトラージのデメリット

ローリターンである

アービトラージは 1回あたりの利益が少ないのがデメリットです。取引所により価格差があるといっても、同じ暗号資産(仮想通貨)で大きく開くことはありません。

24時間365日値動きしていますが、取引所ごとの相場変動は大体同じと考えましょう。
たとえば「ビットコインの価格が全体的に大きく上がっているが、1カ所の取引所だけでは価格がそのまま」という現象は見られません。以上からアービトラージでは、1度の取引で大きな利益を上げるのは難しいでしょう。

ローリスクローリターンと割り切り、取引回数を重ねて利益を積み上げる考えが大切です

時間的な拘束がある

アービトラージは時間的な拘束にも注意しなければなりません。複数の取引所による相場の変化と、ずっと向き合う必要があるからです。

いつ価格差が広がってもよいように、買いと売りのタイミングを待ち続けなければなりません。「好きなときにだけチャートを見て取引する」という形では、利益が出る可能性は低いでしょう。

以上から1日の多くの時間をチャートチェックに回す必要があります。アービトラージで利益を積み重ねるには、暗号資産(仮想通貨)にたくさんの時間をかけなければなりません。

適切な投資のタイミングを待つため、時間的な拘束が大きいのがデメリットです。

売却までに価格が変動するリスクがある

アービトラージは購入した暗号資産(仮想通貨)を別の取引所で売るため、準備している間に価格が変動するリスクがあります

暗号資産(仮想通貨)の送金時間は要チェックです。アービトラージでは購入した暗号資産(仮想通貨)をお得に売却するため、別の場所に送らなければなりません。

たとえばビットコインの送金時間は約10分ですが、手続きが終わってから送金の間に価格が急に下がることがあります。これだと売っても大きな損になるでしょう。

アービトラージは準備時間を考慮しながら、適切な売却タイミングを決める必要があります。

軍資金が必要である

アービトラージを行うには軍資金が必要です。

取引所同士での価格は小さいといえます。さらに売却先の取引所が有利な相場でも、送金手数料、取引所間の暗号資産(仮想通貨)の移動時間、売買手数料などで余分な出費がかかるでしょう。

余分な出費を受けた結果、トータルの収支が赤字になるかもしれません

アービトラージを行うには、出費面をひととおり想定しながら、まとまった軍資金を用意する必要があります。

ビットコインの為替リスクが生じる

アービトラージではビットコインの為替リスクに注意しましょう。取引所にお金を入れたら、半分はビットコインに変えて準備しますが、交換したときから円との為替差が発生するしくみです。

たとえビットコインの値上がり後に高く売れても、日本円との価値の差により換金後は利益以上の損をしているかもしれません

為替差のリスクには暗号資産(仮想通貨)FXで対処できます。現物でビットコインを買ったら暗号資産(仮想通貨)FXでは同じ数量の売りポジションを確保しましょう。現物で損をしても、売りポジションを買い戻しで手放せばカバーできるからです。

editMEMO

暗号資産(仮想通貨)FXでアービトラージをするならこうしたリスクヘッジは必要ありません。

為替リスクに考慮しながらアービトラージの戦略を立てることが重要です。

ボーナスアービトラージはできない

ボーナスアービトラージとは、口座開設や初回入金でもらったボーナスをアービトラージに使うことです。しかし多くの取引では実践できません。

口座内のボーナスを使ったレバレッジ取引でポジションを建てながら、別の取引所で反対側のポジションを立てるボーナスアービトラージを考える人も多いでしょう。ボーナスのポジションで損をすれば、別取引所で決済して損失をカバーできるからです。これにより別取引所でボーナスに相当する額を引き出せます。

しかしボーナスアービトラージは多くの取引所で禁止されています。FXの取引所でもボーナス自体を引き出せないところが多く、アービトラージへの利用も不正行為です。

禁止ルールを破れば口座凍結を受けるリスクもあるので、ボーナスアービトラージはやめましょう。

暗号資産(仮想通貨)のアービトラージにおすすめな海外取引所

暗号資産(仮想通貨)のアービトラージでは取引所選びも重要です。ここでは歴史の新しい取引所を使いましょう。

新興の取引所は流動性が少なく、参加者が少ないため相場が不安定です。そのため少し取引で価格が影響を受けやすく、取引所による価格差が出やすいでしょう。

新興の取引所は人気がないところもあるため、アービトラージで大きく儲けられるメリットがあります。しかし流動性が少ないためにスプレッドも広がりやすいデメリットに気をつけましょう。

それでも歴史の浅い取引所は価格差が出やすいので、利用価値はあります。

BINANCE (バイナンス)

BINANCEは香港で設立され現在はマルタ島を拠点している世界的な暗号資産(仮想通貨)取引所です。

送金もスピーディで手数料も安いのが特徴です。アービトラージでは取引回数も多くなりやすいので、手数料の安さは助かるでしょう。

以上からスピーディかつローコストでアービトラージを済ませやすいBINANCEはおすすめです。

BINANCEでアービトラージをする手順

BINANCEでアービトラージをするうえで、おすすめの手順を解説します。ここでは3通貨アービトラージがおすすめです。

1.国内からビットコインをBINANCEに送金する
2.ビットコイン建てでイーサリアムを購入する
3.イーサリアム建てで買える別の暗号資産(仮想通貨)Xを購入
4.暗号資産(仮想通貨)Xを売りビットコインをもらう

3通貨アービトラージを使ってビットコインを増やす戦略を実践しましょう。しかし暗号資産(仮想通貨)取引時の支払いに使える通貨は限定的です。

暗号資産(仮想通貨)Xは、ビットコインとイーサリアムの両方とペアで取引できるものを選びましょう。イオス (EOS) や トロン (TRX) なら両方との通貨ペアがあるほか、BNBトークンなら取引に使うことで手数料を半額にできます。

珍しい暗号資産(仮想通貨)は、相場が大きく動きやすいので、3通貨アービトラージに絡めれば利益を狙えるでしょう。

BINANCEの詳細をみる

▶ 『BINANCE (バイナンス) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

Bybit (バイビット)

Bybitは2018年2月に開設したシンガポールの取引所です。レバレッジ取引のみを扱っていて売買できる暗号資産(仮想通貨)はビットコイン、イーサリアム、イオス、リップルだけです。

日本語対応なので、言葉の壁を感じる心配がありません。約3分で口座開設を終わらせられるうえサーバーが優秀なので送金や取引がスピーディに進みやすいでしょう。

Bybitはアクセススピードが速いおかげで使いやすく、アービトラージにも役立ちます

Bybitの詳細をみる

▶ 『Bybit (バイビット) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

Bitterz (ビッターズ)

Bitterzはセントビンセントおよびグレナディーン諸島を拠点とした取引所です。創設者が日本人なので日本向けのサポートが充実しています。 2020年9月にオープンしたばかりなので、同じ暗号資産(仮想通貨)でも他の取引所との価格差が出やすいでしょう

以上からBitterzはアービトラージの利用に適した環境です。

Bitterzの詳細をみる

▶ 『Bitterz (ビッターズ) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

海外取引所を使った暗号資産(仮想通貨)のアービトラージの方法

暗号資産(仮想通貨)のアービトラージの方法
STEP1取引所への口座開設
STEP2日本金による入金
STEP3相場を確認
STEP4他の取引所への送金

STEP1 取引所への口座開設

口座を開いてからアービトラージの準備をするまでの大まかな流れを解説します。まずは 複数の取引所にアクセスして、それぞれ口座を開設しましょう3~4つ開けば、アービトラージで対応できるパターンが増え、利益を出しやすくなります。

国内だけでなく本記事でも紹介している海外取引所でも口座を開き、利益を狙える体制を整えてください。

STEP2 日本金による入金

アービトラージをはじめるには、 暗号資産(仮想通貨)を買うための日本円を入金しなければなりません。まとまった利益を上げるために、できるだけ多くの資金を投じましょう。

ただし資金は余裕のあるぶんだけにとどめてください。アービトラージに必要だからといって生活に必要なお金までつぎこむと、大きな損失で取り返しがつかなくなるからです。

入金をスムーズに進めるならネット銀行がおすすめです。早く取引にこぎつけられるように必要な資金をスムーズに入金できる体制を整えましょう。

STEP3 相場を確認

アービトラージに必要な入金が完了したら、 取引所ごとの価格差をチェックしてください。おすすめは複数の取引所における暗号資産(仮想通貨)レートを示すサイトやアプリです。

Cryptowatch」や「COINIGY」などにアクセスすれば、通貨ペアの価格を取引所ごとにチェックできます。取引所ごとの価格リストを見ることで、価格差が一目で分かるでしょう。

STEP4 他の取引所への送金

価格差が分かったら、 購入した暗号資産(仮想通貨)を他の取引所へ送金してください

あらかじめ登録しているすべての取引所にビットコインを置いておくと、すぐにアービトラージに移れます。複数の取引所を使うテクニックなので、入念な準備が大切です。

目当ての取引所すべてに暗号資産(仮想通貨)を用意できたら、アービトラージをスムーズにはじめられるでしょう。

海外取引所で暗号資産(仮想通貨)のアービトラージをするときの便利ツール

Cryptowatch

Cryptowatch

Cryptowatchを使えば、世界中の取引所の相場をチェックできます

レートだけでなく出来高までチェックできることがポイントです。出来高の高い通貨は人気があって市場が安定している証拠です。このように細かい情報分析で、アービトラージが効きやすい投資パターンを見分けられます。

アービトラージにチャレンジするなら、Cryptowatchはぜひ利用していただきたいサイトです。

COINIGY

COINIGY

COINIGYは世界中の取引所における買値や売値を公開しているサイトです

ビットコインやイーサリアムなど時価総額が大きい人気コインだけが対象ですが、通貨の切り替えはワンタッチでできるので使いやすいといえます。

COINIGYから取引所にある暗号資産(仮想通貨)を直接買えることもポイントです。取引所にログインしなくても売買可能なので、アービトラージに必要な迅速な行動を実践しやすいでしょう。

機能性は高いといえますが、情報量が多いため初心者は慣れるまで時間がかかります。

それでもCOINIGYは、アービトラージをしたい人にとって役立ちます。情報量が充分なうえ取引所にログインしなくてもすぐに売買に移れるからです。

海外取引所を使った暗号資産(仮想通貨)のアービトラージの秘訣

値動きするタイミングを狙う

アービトラージを行うなら、 値動きのタイミングを狙いましょう

暗号資産(仮想通貨)の値動きが激しいときは、取引所ごとの価格差も出やすくなっています。値動きが激しいときのアービトラージのチャンスです。

アービトラージを成功させるには値動きが目立ったときです。取引所ごとの価格差が広いと利益を狙えます。

各取引所にビットコインを持っておく

登録した各取引所にビットコインを備える準備が大切です

購入した暗号資産(仮想通貨)と同じ数量を別の取引所で売りたいと思っても、売却先にビットコインがなければ実行できません。

取引所に暗号資産(仮想通貨)がないと、アービトラージがしたくても送金に時間がかかります。タイムロスをしている間に価格が不利な方向に動けば、チャンスを失うでしょう。

このような事態を避けるためにもアービトラージは入念な準備が大切です。 登録した取引所にビットコインを分散してからはじめましょう

手数料の安い取引所を使用する

アービトラージは手数料の安い取引所で行いましょう

取引所によっては売買手数料が無料だったりマイナスだったりするところもありますが、多くの取引所では有料です。余分な出費がたたって利益を確保できないおそれもあるでしょう。

口座開設をするなら事前に取引所の手数料情報をチェックしてください。

アービトラージでは利益確保のために余分な出費を抑えることが重要です。その意味でも手数料の安いところを優先的に選びましょう。

▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の手数料比較ランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

海外取引所を使った暗号資産(仮想通貨)のアービトラージにおけるリスク

海外取引所でアービトラージを行うには、リスクに気をつけなければなりません。 代表的なポイントは以下の5つです

  • 手数料
  • 価格差が思うように動いてくれない
  • 取引所の閉鎖
  • ハッキング
  • アービトラージをする人の操作ミス

アービトラージは取引回数を重ねて利益を狙う手法ですが、手数料は1度の売買ごとにかかります。手数料が低い取引所同士で実践しましょう。

価格差が思うように広がってくれず広がっても売却準備が終わったころには小さくなっている可能性も考えるべきです。

取引所の閉鎖ハッキングなどで、資産や場所を失う可能性にも注意しましょう。特に新興取引所は長続きしないケースもあるので、公式情報から信頼性を見極めてください。

アービトラージをする人の操作ミスも懸念材料です。たとえば暗号資産(仮想通貨)を別の取引所へ送るには送金アドレスが必要です。

しかしアドレスの入力ミスがあるまま送ると、送金先の取引所ではなく間違った場所に届いてしまいます。この場合は通貨を取り戻せなくなるので要注意です。

アービトラージでは、さまざまなリスクへの対処法を考えながら取引を進めましょう。

海外取引所を使った暗号資産(仮想通貨)のアービトラージに関するQ&A

アービトラージは海外取引所でもできますか?

アービトラージは 海外取引所でもできます

しかし取引所によっては日本語に対応していないところもあり、英語がわからない人にとっては利用しづらいでしょう。日本円での取引もできないため、国内で購入したビットコインを送金しなければなりません。

さらに海外の取引所は、日本の金融庁から認可を受けていないのがほとんどです。日本国内で金融庁認可のうえで営業している取引所は、セキュリティがしっかりしています。しかし海外ではセキュリティ体制が違うため不安が残る取引所もあるでしょう。

国内と海外では取引所のしくみが違うので、トラブルリスクに気をつけながら使ってください。

▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の海外おすすめランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

自動売買やbotを使用できますか?

アービトラージは 自動売買やbotを使いながらでもできます。希望の価格差で取引できるように設定すれば、機械に取引をまかせられるからです。アービトラージは価格チェックから取引まで手間がかかるので、自動売買で手間を省くのは有用でしょう。

取引所の価格差を常にチェックしなければならないので常に手動で取引していると時間と手間がかかります。しかし自動売買システムにアービトラージに合った設定をすれば、機械が勝手に投資をしてくれるでしょう。

アービトラージを利用するなら自動売買の力を借りることも合理的です。

▶ 『仮想通貨の自動売買』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

どうして取引所ごとに価格差が生じるのですか?

取引所ごとに需要と供給のバランスが異なるからです。取引所ごとに利用者の数やタイプが違うため、同じ暗号資産(仮想通貨)でも需要と供給の違いから価格がズレます。

国内だけでもCoincheck、DMM Bitcoin、GMOコインなど、取引所によって特徴が違います。好きな取引所もユーザーによって異なるので、必然的に同じ暗号資産(仮想通貨)でも取引所により売買状況が変わり、価格差に現れるしくみです。しかし基本的に人気の取引所同士なら大きな差にはなりません。

海外取引所での暗号資産(仮想通貨)のアービトラージに関するまとめ

アービトラージとは購入した暗号資産(仮想通貨)を別の取引所で売却することで、価格差による利益を狙うことです

1つの取引所で購入から売却まで済ませるよりも、より多くのプラスを見込めるでしょう。

価格差を狙った取引は相場の急変動に影響されにくいため、資産面のリスクは低いといえます。しかし価格差がいつ開くかわらないうえ1度の取引で得られる利益も小さいため、チャートを長く見る時間や何度も取引を重ねる体力が必要です。

アービトラージのメリットとデメリットを理解しつつ、準備を整えてからはじめましょう。

▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の海外おすすめランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

執筆者情報
仮想通貨部 かそ部 編集部

名前。 はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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