• 仮想通貨を買うところは「取引所」と「販売所」がある
  • 自分の投資スタイルに合った条件の「取引所」や「販売所」を選ぶ
  • 口座開設や実際の購入方法も解説

この記事のポイント

仮想通貨の爆発的なブームにより、国内外問わず仮想通貨を扱う取引所・販売所も急激に増加してきました。そんな数ある取引所・販売所の中から自分に合った買い方を選ぶ方法、お勧め取引所を特徴と共にご紹介します。

仮想通貨を買う方法

仮想通貨の購入手段は大きく分けて2つに分類されます。
「取引所で買う」か「販売所で買う」のどちらかです。両者の違いは後述しますので、まずは最も一般的な取引所での購入手順を解説致します。

取引所を選ぶ


実際の購入手順の前にまずはどの取引所を選ぶべきかについてです。仮想通貨取引所は現在国内だけでも30社以上、海外を含めれば数百社以上にもなります。そんな中から各取引所のどこに着目すべきかをご紹介します。

取引所の選び方

一口に取引所といっても、会社によって提供するサービス内容は様々です。各社のHPで注目すべき点は「取引銘柄・手数料・補償サービス・取引量・ユーザー数」といった項目です。その理由を一つ一つご説明しますので参考にしてください。

取引銘柄

つまりは、購入できるコインの種類の豊富さです。ビットコインはどの取引所でも購入可能ですが、その他のコインであるアルトコインは取引所によって取り扱っていたりなかったりします。

特に一般的に「草コイン」と呼ばれる新気鋭のアルトコインは国内取引所ではほとんど取り扱いがなく、海外取引所でのみ購入可能である場合が多いです。自身が気になっているコインがあるのかチェックしておくことが重要です。

手数料

仮想通貨を購入するごとに手数料というものがかかります。これが取引所の利益になるので、取引所のほぼ全てのコインは手数料があります。こちらも取引所によって価格は様々です。

あくまでも平均ですが国内取引所ではおよそ購入価格の2〜3%程度、海外では0.1〜0.3%程度です。海外の方が格段に安くすみますが、日本円での取引はできません。

海外取引所を利用するにしてもまずは、国内取引所でビットコインを購入して、ビットコイン建の取引で海外取引所を利用するしかありません。

補償サービス

よく誤解されがちですが、仮想通貨取引所における補償というのは正式な取引で出た損失に対してはなされません。悪徳業者が「元本補償」などと謳っているケースもありますが、それはまずありえないことなのでご注意ください。

補償は「盗難」に対してなされるものです。ハッキング被害はもちろんですが、不正ログインによる盗難にも対応している場合があります。こちらも取引所によって内容が違う上に、そもそも補償サービスがある取引所が少ないのでよく確認しておきましょう。

取引量

ユーザー間でコインを売買している取引所においては、各コインの取引量・取引高も実は重要なポイントです。

仮想通貨の価格そのものはどの取引所でも同じですが、取引量が少ない取引所だといざ購入注文しても売り手のユーザーが少なく注文通りの量が手元に入らない可能性もあります。

特に、上昇気配の強いコインは買い注文が殺到するので、取引量が少ない場合このようなトラブルが生じがちです。

ユーザー数

登録するユーザーの数が意味するところは、先ほど述べた取引量に直結するというのもありますが、その他にも倒産リスクに関わります。

取引所においてユーザーの支払う手数料は利益の生命線なので、ユーザー数が少ない取引所では経営困難で倒産してしまう可能性が高くなります。その場合、預けている資産がきちんと戻ってくる保証はありません。

bitFlyer(ビットフライヤー)

  • 取引量・ユーザー数・資本金が国内1位
  • チャートのテクニカル指標が豊富
  • 補償サービス有り

国内でトップの取引高・ユーザー数を誇るため倒産によるリスクは低いでしょう。チャート分析のツールが豊富なので中・上級者にもおすすめです。

そして不正ログインに対する補償サービスがある数少ない取引所でもあります。ただし2段階認証の設定や日本円での出金のみの補償だったりと制限はあります。

Zaif(ザイフ)

  • ビットコインの手数料がマイナス
  • ビギナー向けのサービスが充実
  • レバレッジがかけられる

ビットコインのみですが、購入時の手数料が最大0.05%のマイナスになります。つまり購入すればキャッシュバックされるということで、世界的にも珍しいサービスです。

さらに「簡単売買」や「コイン積立」など初心者でも運用しやすいサービスが充実しているので、仮想通貨デビューには最適な取引所です。

またZaifは仮想通貨でFXができる取引所です。これはレバレッジ、つまり「少ない資金で高額な運用」ができるので、資金が少ないユーザーにもお勧めです。

bitbank(ビットバンク)

  • セキュリティレベルが高い
  • リップル、ライトコインが買える
  • アルトコインの取引手数料が無料

コインチェックのネム流出事件を受けて、いち早く対応しセキュリティ情報を公開した取引所です。それくらい自信のあるセキュリティシステムであるということなので、盗難リスクはかなり低いです。

そして国内では唯一リップルとライトコインが購入できる取引所でもあり、そのほかのアルトコインも取引手数料が無料というのも魅力的な特徴です。

その他の取引所

取引所 特徴
DMMコイン(国内) アルトコインのFXが可能
みんなのビットコイン(国内) 入出金の手数料が無料
Binance(海外) 取引高が世界1位
bittrex(海外) 取り扱い通貨が250種類以上

 

上記がその他の取引所とその特徴の一覧です。取引所を選ぶコツですが、まず自身の投資スタイルを考慮することが重要です。

国内取引所は日本円で直接購入できることと、ユーザビリティに優れたサービスやプラットフォームを提供していたりするので比較的初心者向けであると言えます。

海外取引所は利用するのに少々ハードルは高いですが、世界規模で展開しているので取引高の規模が国内と比べて桁違いに高かったり、取り扱っている通貨の種類も豊富だったりと魅力的な特徴があります。

例えば安定的な取引を望むなら、取引高が高いところ。極力安全に運用したいなら、セキュリティレベルの高さ、様々なコインに関心があるなら銘柄の豊富さや手数料の安さなど、自身が重要視するポイントにあった取引所を選びましょう。

口座を開設する

それでは実際に、口座開設の手順についてです。取引所によって方法は異なるのでそれぞれ解説いたします。ますはどこで開設するにしても必要になるものを用意しておきましょう。

口座開設に必要なもの

  • スマホ・タブレット・PC
  • メールアドレスと電話番号
  • 身分証明書

基本的にはネット上で手続きは完了できます。注意点ですが、2段階認証という設定のため、デバイスは2種類以上用意すること、身分証は顔写真付き(運転免許証・パスポートなど)のものであるのが望ましいです。

入金する

取引所で口座を開設したら、次は取引所に入金する必要があります。
入金方法は「銀行振込・コンビニ決済・クレジット決済」の3種類があります。ただし、取引所によって対応や手続き手順は微妙に異なるので要注意です。

銀行振込で入金する

最も一般的な方法です。勝手も通常の銀行振込と変わらず取引所での手続きもシンプルで手数料も安いです。ただし、銀行の営業時間外の入金は翌日以降の反映であったりするのがデメリットです。

コンビニで入金する

コンビニ決済なら24時間の入金が可能であり、反映もスピーディーです。
しかし、手続きがやや複雑で手数料も銀行振込よりは高額な傾向があります。

クレジットカードで買う

入金の必要がなく、すぐその場で購入できるので一番手っ取り早い方法です。
ただし、当然ながらクレジットカードの利息が課されますので、購入コストが最も高くなることも考慮すべきでしょう。

無料でもらう

主にTwitterで仮想通貨のチップ・投げ銭という文化があります。
これはユーザーがTwitterをフォローしてくれたお礼に仮想通貨をチップであげたりするちょっとしたプレゼント企画で用いられることが多いです。

もちろん小額なので、これだけで仮想通貨の運用をしていくことは難しいですが、お得であることは間違い無いのでチェックしてみると良いでしょう。

仮想通貨を買う

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最初に触れたように仮想通貨の購入場所は取引所と販売所の2種類があります。
その違いについて具体的に解説いたします。

取引所と販売所の違い

取引所と販売所の違いは大きく分けて「取引相手・金額・取引スピード」の3点に違いがあります。それらの違いを一つずつご説明します。

取引の相手

  • 取引所;ユーザー間で売買
  • 販売所:直接購入

取引所はユーザー間で売買する上での場所の提供および仲介役を果たし、その手数料を利益とします。対して販売所は直接ユーザーに仮想通貨を販売して販売価格に自社の利益を上乗せします。例えるなら、販売所は店舗、取引所はオークション会場といったところです。

金額・手数料

販売所では自社の利益を上乗せしますので、当然ながら取引所で購入するよりも高額になります。また、販売所の方が手数料も高額になる傾向があります。

取引のスピード

基本的にはどちらも大差ありませんが、取引所の場合はユーザー間でのやりとりなので急激な上昇あるいは下降の時はサーバーの負荷が大きくなります。そのため、成立までタイムラグが生じたり、場合によっては成立できなかったりします。

そういった意味では販売所の方が、比較的安定したスピードと価格で購入することができますので、ケースバイケースで利用する価値はあります。

まとめ


仮想通貨取引所というのは、会社によって様々な特徴があることを解説してきましたが、基本的にはどの取引所も一長一短で一概にどこがベストとは言い切れません。

自身のスタイル・資金額を考慮した上で、取引所の仕様や特徴を入念に調べて、安全かつ楽しんで仮想通貨投資を行なえる取引所を選ぶようにしましょう。