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この記事のポイント
  • 発行上限は、仮想通貨の価値が下がり、インフレが起きるのを防ぐためにある。
  • 発行上限の大小は、仮想通貨を選ぶ際に重要なポイントになる。

この記事では、仮想通貨の発行枚数はなぜ上限があるのか、主要通貨の発行枚数上限、仮想通貨と価格の関係性について解説します。

仮想通貨の発行枚数とは

仮想通貨の発行枚数とは、文字通りその通貨が発行される量のことを指します。

仮想通貨の発行枚数には上限がある

仮想通貨が発行される枚数は、あらかじめ決められているものが多いです。通貨のそれぞれの目的に合わせて発行枚数が設定されており、プログラムに組み込まれています。例えばビットコインでは、発行枚数の上限は2,100万枚と決められています。

なぜ上限が設けられているのか

なぜ仮想通貨の発行枚数には上限があるのかというと、仮想通貨には通貨の発行をコントロールする中央機関が存在しないからです。例として、法定通貨である「円」を使って説明します。

法定通貨である円は、そのときの経済状況に応じて国が定めた中央銀行が通貨の発行量を調整します。例えば、2013年1月時点の日本円の通貨流通高は87兆円でしたが、2018年4月時点では109兆円と増えています。これは、政府が経済を刺激するために、お金をたくさん発行するよう指示しているからです。

また、お金をたくさん発行しすぎてしまうと、お金の価値が下がり(物価が上がり)インフレが起こりやすくなります。そういったことを防ぐために、通貨の供給を減らして経済が安定するよう調整しているのです。仮想通貨にはこのように通貨の発行をコントロールする中央機関は存在しません。そのため、あらかじめ発行枚数上限が設定されています。

主要仮想通貨の発行枚数上限

主要仮想通貨の発行枚数上限をまとめました。なお、記載している「現在の発行枚数」は2018年5月時点でのものです。

ビットコイン (Bitcoin/BTC)

発行枚数上限2100万BTC
現在の発行枚数1700万BTC

ビットコインは最初に生まれた仮想通貨です。マイニングと呼ばれる作業を行うことで通貨の新規発行が行われます。新しく発行されたビットコインは、マイニングでブロックを生成した人に報酬として支払われる仕組みとなっています。ビットコインの発行枚数上限2,100万枚は、仮想通貨の中では枚数が少ない方に分類されます。

リップル (Ripple/XRP)

発行枚数上限1000億XRP
現在の発行枚数999億9千XRP

リップルは、主に国際間送金に使われるために開発された仮想通貨です。リップルでは、ビットコインのようにマイナーに対して報酬を支払う仕組みはありません。そのため、リップルは新たに発行されることはなく、総発行量は1,000億XRPのままです。また、リップルの送金に支払う手数料は誰かの収入となるのではなく、永遠に破棄されます。そのため、リップルが使用されるたびに発行枚数が減少していきます。

イーサリアム (Ethereum/ETH)

発行枚数上限なし
現在の発行枚数9956万ETH

イーサリアムは、分散型アプリケーションのプラットフォームとしての機能と、特定の条件を満たすとプログラムが自動実行するスマートコントラクト機能が特徴です。イーサリアムには発行枚数上限は設定されていません。そのため理論上、無限に増え続ける仕組みとなっています。初期の発行枚数は7,200万枚でしたが、2018年5月現在、9,956万枚となっています。

イーサリアムでは、取引を承認した参加者に対して、新たに発行されたイーサリアムが支払われます。承認の際に、一番計算量が多いコンピューターに発言権を与えるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というアルゴリズムを採用していますが、今後変更される予定です。

予定されているアルゴリズムは、通貨の保有枚数が多い参加者が優先して承認を行うPoS(プルーフ・オブ・ステーク)です。通貨の発行上限枚数を、アルゴリズム変更の際に設定するのでは、といううわさがあります。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)

発行枚数上限2100万BCH
現在の発行枚数1713万BCH

ビットコインキャッシュは、2017年8月にビットコインのハードフォークによって誕生した通貨です。ビットコインに比べてブロックサイズが4倍であり、高いスケーラビリティを実装しています。総発行枚数はビットコインと同じ2,100万枚となっています。

イオス (EOS/EOS)

発行枚数上限10億EOS
現在の発行枚数9億EOS

イオスは、ソフトウェア開発のための純粋な資金調達のために発行されたトークンで、通貨に特別な機能はありません。近い将来、EOSプラットフォームが実用化される期待が高まっており、価格が上昇しています。総発行枚数10億枚のうち、1億枚は運営元が保持しています。

ライトコイン (Litecoin/LTC)

発行枚数上限8400万LTC
現在の発行枚数5662万LTC

ライトコインはビットコインの次に誕生した通貨です。決済スピードが遅いビットコインを補完する目的で開発されました。ビットコインよりも4倍のスピードで取引が承認されるため、発行枚数はビットコインの4倍の8,400万枚と設定されています。

カルダノ/エイダコイン (Cardano/ADA)

発行枚数上限450億ADA
現在の発行枚数311億ADA

カルダノ/エイダコインは、通貨の部分とアプリが動く部分を多層にすることで、速い決済スピード・送金詰まりない仕組みを実現しています。開発の初期段階ですが、多くの企業と提携したことで注目が高まっています。カルダノ/エイダコインの発行枚数上限450億枚のうち、市場に出回る枚数は320億枚で、残り130億枚はマイニング報酬用に使用されます。

ステラ/ルーメン (Stellar/XLM)

発行枚数上限なし
現在の発行枚数1039億XLM

ステラ/ルーメンは速い決済スピードが特徴で、主に国際間の送金事業に利用されています。発行枚数上限は設定されておらず、最初に1,000億XLMが発行された後、1年毎に1%ずつ追加されていく仕組みとなっています。価格の上昇を防ぐ目的で、発行量を徐々に増やしています。

トロン (Tron/TRX)

発行枚数上限なし
現在の発行枚数1000億TRX

トロンはエンターテイメントコンテンツを提供するプラットフォームを構築するための通貨です。トロンを担保にコンテンツクリエイターが独自の通貨を発行し、ファンに購入してもらう仕組みを実現するとしています。独自チェーンへの移行が6月に行われるため、注目が集まっています。

アイオータ (IOTA/MIOTA)

発行枚数上限約2800兆IOTA
現在の発行枚数約2800兆IOTA

アイオータはIoTで使用されることを目的に開発された仮想通貨で、手数料が無料なことが特徴です。

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IoTとは、車や洗濯機、エアコンといった様々な機器がインターネットに接続し、相互に通信することでサービスを提供する仕組みです。

様々な機器に利用され、かつ数秒に1度という多頻度で通信を行うことを想定しているため、2,800兆枚という莫大な枚数が発行されています。アイオータの取引承認は、ビットコインのようにネットワークの参加者が行うのではなく、アイオータの取引を行う人が行います。そのためマイニング報酬はなく、新たに通貨が発行されることはありません。

ネオ (NEO/NEO)

発行枚数上限1億NEO
現在の発行枚数1億NEO

ネオのプラットフォーム上では様々なアプリケーションが実装可能なため、中国版イーサリアムと呼ばれています。ネオのマイニング報酬には、ネオではなくネオガス(Neo Gas)という別のトークンが支払われます。そのためネオは新規発行されず、発行枚数は1億枚のままです。

モネロ (Monero/XMR)

発行枚数上限なし
現在の発行枚数1600万XMR

モネロは「どこのアドレスから」「どこのアドレスに」「いくら」送金されたかが第三者に知られないようになっており、匿名性が高いことが特徴です。また、発行枚数上限は設定されていません。発行目標は2022年5月末までに1,813万2000枚とされています。

ダッシュ (Dash/DASH)

発行枚数上限1774万~1892万枚の間
現在の発行枚数808万DASH

ダッシュは「どこのアドレスから」「どこのアドレスに」通貨が送金されたかという情報を公開しない仕組みとなっており、匿名性が高いことが特徴です。ダッシュのマイニング報酬のうち10%は開発予算としてプールされます。提案された開発案が承認されると、予算の中から要求した金額が開発者に支払われる仕組みとなっています。

開発案が承認されない場合は報酬が支払われないため、ダッシュは新規発行されません。そのため、開発予算案が実際どれくらい開発者に支払われるかによって、発行枚数上限は変動します。

ネム (NEM/XEM)

発行枚数上限約90億XEM
現在の発行枚数約90億XEM

ネムはNew Economy Movementの略称で、新しい経済圏を創出し個人に力を与えることを目標として開発されました。ネムは、10,000XEM以上保有しているとランダムに報酬がもらえる仕組みとなっています。報酬は1分間に行われた取引の手数料の合計金額となっており、通貨が新規発行されるわけではありません。

テザー (Tether/USDT)

発行枚数上限なし
現在の発行枚数28億USDT

テザーは米ドルと同じ価値をもつ仮想通貨です。テザーを発行するテザー社に同額の米ドルが保管されており、それを担保にテザーを発行しています。しかし、テザー社に本当に同額の米ドルが担保されているのか不透明なため、疑惑がもたれています。テザーはテザー社によって中央集権的に管理されており、価格が維持されています。

発行枚数上限が多い仮想通貨

発行枚数上限が多い仮想通貨を以下の表にまとめました。このうちアイオータとリップル、カルダノは前章に詳細を記載していますので、ご確認ください。

対応取引所一覧
アイオータ2.780兆
デンタコイン8兆
バイトコイン1.844億
リップル1.000億
カルダノ450億

デンタコイン (Dentacoin/DCN)

発行枚数上限8兆DCN
現在の発行枚数1兆9631億DCN

デンタコインは仮想通貨取引高ランキング67位の通貨で、その名の通り歯科医療に特化した仮想通貨です。電子カルテとの連携で医療情報の管理ができることが特徴です。医療を向上させ、世界中にデンタコインを普及させることを目標としています。

バイトコイン (Bytecoin/BCN)

発行枚数上限1844億BCN
現在の発行枚数1839億BCN

バイトコインは、仮想通貨取引高18位の仮想通貨です。2012年に発行され、匿名性が高い特徴があります。代表的な匿名性の高い通貨Moneroも、このバイトコインを元に作成されています。

発行枚数上限が少ない仮想通貨

発行枚数上限が少ない仮想通貨をまとめました。このうちダッシュとビットコイン、ビットコインキャッシュは前々章に書いているのでよかったらご確認ください。

発行上限が少ない通貨一覧
ダッシュ1890万
ビットコイン2100万
ビットコインキャッシュ2100万
ビットコインゴールド2100万
ディークリッド2100万
ビットコインプライベート2100万

ビットコインゴールド (Bitcoin Gold/BTG)

発行枚数上限2100万 BTG
現在の発行枚数1711万BTG

ビットコインゴールドは2017年10月にビットコインのハードフォークから誕生した通貨です。ビットコインとは暗号化アルゴリズムを変更し、マイニング市場の健全化を図りました。

ディークレッド (Decred/DCR)

発行枚数上限2100万 DCR
現在の発行枚数756万DCR

ディークレッドは通貨取引高30位の仮想通貨です。ステークホルダー全員に平等な力を与え、自律的・非中央集権的であることを目指す通貨です。

ビットコインプライベート (Bitcoin Private/BTCP)

発行枚数上限2100万 BTCP
現在の発行枚数2044万BTCP

ビットコインプライベートは、2018年2月にビットコインのハードフォークによって誕生した新しい仮想通貨です。ビットコインと比べて、高い匿名性・速い送金・高いスケーラビリティを持っていることが特徴です。

発行枚数と価格の関係

発行枚数が少ない仮想通貨の方が希少価値は高いため、人気が殺到した時に価格が大きく動きやすいです。例えると、生産が追い付かない商品や、プレミアムチケットなど希少価値が高いものは値段が上がります。これと同じで、枚数が少なく、かつ人気があるものはその分価値が上がって1枚当たりの価格も上がることになります。

例えば、ビットコインの価格は2018年5月現在95万円ですが、リップルの価格は76円と大きく開きがあります。どちらも人気の通貨なのに、なぜこんなにも価格が違うのでしょうか?それは発行枚数が関係しています。リップルの発行枚数は1,000億枚なのに対し、ビットコインの発行枚数上限は2,100万枚とリップルの約5000分の1しかありません。

そのため、ビットコインの希少価値が高く、1枚当たりの価格が高いのです。発行枚数が少ない通貨は、価格が上がるような好材料が出たときに1枚当たりの価格が伸びやすいです。そのため、発行枚数は価格が上がる通貨を探すうえで重要な指標となります。

まとめ

代表的な仮想通貨と発行枚数上限、発行枚数上限が多い通貨、少ない通貨について解説しました。発行枚数は、通貨の価値に影響を及ぼす重要な指標となります。ぜひ気になる通貨の発行枚数をチェックしてみてください。