この記事のポイント
  • スマートコントラクトを活用した仮想通貨
  • 大型アップデートとDefi市場拡大で価格上昇の可能性
  • 仮想通貨の様々な課題に積極的に取り組んでいる開発体制

本記事ではイーサリアムの技術的な特徴や価格推移、今後の価格上昇の可能性を解説しています。イーサリアムについての基本的な知識がつくのはもちろん、イーサリアムが価格上昇するおおよそのタイミングがわかり、有意義な情報となっております。イーサリアムに興味があるのであれば、ここで基本的な知識をつけて投資するタイミングに備えましょう。

イーサリアム (Ethereum/ETH) とは

まずはイーサリアムの特徴を知りましょう。特徴を知ることでイーサリアムの魅力や可能性、仮想通貨に対する知見が広がり、知識を広げることができます。

▶ 『イーサリアム (Ethereum/ETH) の特徴』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

スマートコントラクトを実行できる開発プラットフォーム (DApps)

イーサリアムは「いつ、誰が、誰に、いくら支払った」といった情報に加えて、様々なアプリケーションやプログラムを記録・実行できます。これをスマートコントラクトと言って、これを利用することで多くの事業で取引にも応用できることが知られており、企業間の重要な取引や契約が行えることから、拡張性があるとして期待されています。

イーサリアムは仮想通貨そのものではなく、分散型のアプリケーションであるため、イーサリアムのプラットフォームを通して新しいインフラが出来あがろうとしているのです。 つまり開発プラットフォームをメインとした通貨であり、多くの仮想通貨と一線を画すのがイーサリアムの特徴です

▶ 『スマートコントラクト』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

発行上限がない

イーサリアムには発行上限枚数がありません他の仮想通貨であった場合、発行上限が設けられていて、希少価値が出るように設計されています。その点イーサリアムには上限がないため、今後も安定した供給が予想されます。

独自の通貨(トークン)を発行できる

イーサリアムには「ERC20」という独自の通貨(トークン)を発行することができ、ICOにも応用可能ですこの「ERC20」が標準規格として提供されたことで、様々な通貨が同じインターフェースを利用できます。「ERC20」を活用すれば、仮想通貨で資金調達をする「ICO」も一般的になる未来が来る可能性もあります。

仮想通貨の課題に取り組む

現在 仮想通貨の抱える問題として、維持に必要とする電気代や処理速度、マイニングのしにくさなど様々な問題を抱えています

その点、イーサリアムは維持コストが低く環境への負荷が小さい「Proof of Stake(プルーフ・オブ・ステーク)」への移行、マイニング効率を高める取り組みなど、仮想通貨の課題に対して積極的なアプローチを取っています。したがって今後も利便性が高くなり、一般的な取引に活用される可能性がどんどん広がるでしょう。

仮想通貨の分野は黎明期であり、今後も様々な課題が出てくる分野です。 イーサリアムの開発チームは課題に対して、真摯に取り組み、ユーザーに使いやすいプラットフォームを目指して頑張っているところです

▶ 『スケーラビリティ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

イーサリアム (Ethereum/ETH) の価格は何倍まで上がった?

トークンセール

イーサリアムは分散型アプリを簡単に作れるプラットフォームを目指して誕生しました。イーサリアムも初めは、他のトークン同様にICOで資金調達が行われ、開発が進められました。仮想通貨やトークンの開発が途中で頓挫する中、イーサリアムのように巨大なプロジェクトへと成長するものもあります。

イーサリアム (Ethereum/ETH) のICO時の価格

イーサリアムのICO期間は2014年7月22日〜2014年8月5日に行われました。その当時、2000ETHの販売が行われ、1ETHの価格は0.3ドルです。日本円に換算すると、30円程となっています。したがってかなり安くイーサリアムを大量に購入できたことがわかります。

今では、イーサリアムの価格は4万円ほど(2020年11月)になっているので、約1,333倍になっていますいかにイーサリアムの価格がここ数年で急上昇してきたのかがわかるでしょう。ビットコインと比べてみても、ビットコイン価格の1/45程度にまで成長しています。

▶ 『ICOの仕組み』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

イーサリアム (Ethereum/ETH) の最高値

イーサリアムの最高値は2018年6月13日に記録した1,448.18ドルです。これを1ドル105円として計算すると、日本円で,約152,500円程となっています

1ETHが30円だった頃と比べると、実に5,000倍にもなっています

イーサリアム (Ethereum/ETH) の現在の価格

2020年10月16日現在のイーサリアムの価格は369ドルです。これを1ドル105円として計算すると、日本円で約38,850円程となっています。

1ETHが30円だった頃と比べると、 現在のイーサリアムの価格は1295倍にもなっています
このように数年で何千倍にもなる価格上昇の大きさが、仮想通貨の人気に火をつけていると言えるでしょう。

イーサリアム (Ethereum/ETH) の価格推移

2018年に起こった価格上昇

イーサリアムは2018年の初頭(2018年2月頃)まで価格が高騰し、2018年1月には過去最高の高値を記録しています。ただチャートを見て頂くとわかる通り、2018年3月以降に大暴落しています。これはビットコインの影響で投資家が資産を避難させたことが要因です。

イーサリアムもこの影響を受けて大きく暴落しました。現在は、当時のような大暴落もなくなり1ETH約40,000円の価格(2020年11月)で推移しています。

2018年イーサリアムチャート

2019年にやや減少

現在は約40,000円の価格で推移しているイーサリアムですが2019年はやや減少傾向が続き、横ばいのレンジ相場がありました。2019年5月頃は少し価格が上昇したものの、以下のチャートを見てわかる通り2019年7月を皮切りに価格が下落しています。

2019年イーサリアムチャート

2020年8月に高騰

「Defi(分散型金融)」ムーブメントや「ETH2.0」の大型アップデートでますます投資家のイーサリアムに対する関心は高まり、その影響で 2020年8月に再び価格が高騰しました。イーサリアムの高騰はビットコインキャッシュ(BCH)を抜き、時価総額2位まで躍進しています。

そのほか、ネットワーク手数料「GAS代」が300Gweiを超えるなど、dApps市場でユーザーの利便性に影響を及ぼしています。リサーチ企業のデータによれば、イーサリアムの取引手数料は過去2年間で最高額を記録。暴落しながらも、イーサリアムがいかに投資家に期待を持たれているかがわかるでしょう。

2020年イーサリアムチャート

▶ 『Dapps』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

イーサリアム (Ethereum/ETH) のマイニング報酬が仮想通貨バブル時の3.7倍に

1時間あたりの収益が約8500万円

仮想通貨分析プラットフォームGlassnodeによると、 マイニング報酬は1時間あたりで8500万円であることが判明。8月31日時点で810万ドルだったのが、急上昇してその翌日9月1日には1,650万ドル(18億円)に達しています。 これは2017年に記録した過去最高額よりも3.7倍ほど高い数値です

またビットコインのマイニングよりも高い数値です。なので、今後も上昇して行けばマイニングでイーサリアムを得ているユーザーは多額の利益を得られる可能性もあり、イーサリアムがメーカーや投資家にますます注目されるでしょう。 この上昇をイーサリアムのマイニングバブルと言っても過言ではありません

▶ 『マイニングのやり方』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

取引をするユーザーにとっては大きな問題に

一方 イーサリアムの取引手数料の高騰化が進み、ユーザーや仮想通貨取引所にとっては大きな問題となっています。イーサリアムの取引手数料は13ドルを超えて、資金が引き出されるたびに10〜20ドルの損失が発生していると言われています。

バイナンスのような大規模取引所では毎日何百万の出金手続きが行われるため、今後も出金申請が増えれば損失は100万ドルを超える可能性があります。そこでバイナンスのような大規模取引所はユーザーの手数料を上げる可能性も考えられるでしょう。そのためユーザーは今後も手数料が上がることを見越して取引しなければなりません。

DeFi市場の拡大が引き金か

それではイーサリアムの取引手数料の高騰は何が影響しているのか考えてみしょう。高騰の原因としては Defi(分散型金融)市場の影響が大きいと言われています。Defiにはイーサリアムのブロックチェーンが多く使用されています。つまりイーサリアム技術の利用拡大により、取引手数料の高騰が生じたと言えます。

2020年8月末には分散型取引所・Uniswapの24時間取引量が4.4億ドル(約464億円)を超え、主要な取引所の一つであるコインベースを約20%上回りました。したがって分散型取引所がメインとなる時代が訪れるかもしれません。

イーサリアム (Ethereum/ETH) の今後

大型アップデートの影響

イーサリアムは現在、大型アップデートが進行しています。アップデートは以下の4段階に分かれます。

アップデート内容
段階概要
フロンティアリリース直後のバグ修正
ホームステッドマイニング難易度緩和による安定化
メトロポリスセレニティ移行の準備
セレニティPoWからPoSへの移行

2019年にメトロポリスまでアップデートされ、これから起きるアップデートは2020年末にセレニティが行われる予定です。つまりイーサリアムのマイニング方式が変わるフェーズであり、これによって ネットワークの維持コストがかなりカットされます

さらにブロック承認をグループごとに分けて行うため、スケーラビリティも大幅に改善されます。 イーサリアムはアップデート時に価格が上がっているので、今回のアップデートでも価格が上がる可能性があります

DeFi市場の拡大による影響

Defi(分散型金融)とは ブロックチェーン上に構築される金融エコシステムのことです。分散型取引所もそうですが、Defiプロジェクトの大半はイーサリアムを用いて開発されているため、Defiの市場規模が今後も拡大して行けば、イーサリアムの価格も同時に上昇する可能性が高くあります。

まだまだ発展途上の分野ではありますが、Defiは長期的な伸びしろが大きく、今後も分散型取引のシステムが世の中に普及すれば、それに伴ってイーサリアムの価格も急上昇すると考えられます。 したがってDefiとイーサリアムは非常に強い相関関係があることは頭に入れておくと良いでしょう

ステーキング市場拡大による影響

ステーキングとは 仮想通貨を一定期間ウォレットに保管しておくだけで報酬を受け取ることができるしくみです。銀行預金で得る金利に近いものだと思っておきましょう。

ただステーキングはPoSしくみの一部であるため、イーサリアムがステーキングできるようになるのは大型アップデート(2020年末に行われる予定のセレニティ)完了後になります。 したがってこのアップデート後にイーサリアムに手を出す人が続出すると考えられ、価格上昇の可能性が大いにあります

▶ 『イーサリアム (Ethereum/ETH) の今後・将来性』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

今後価格が何倍になるか楽しみなイーサリアム (Ethereum/ETH) に関するQ&A

PoSはどんなしくみですか?

プルーフオブステークス (PoS) は、プルーフオブワーク (PoW) の代替でありコインを持つ割合でブロックの承認の割合を決めることを基本としています

PoWの問題点であった「セキュリティのための取引手数料」、「マイニングの中央集権化と企業支配傾向」、「マイナーとビットコインホルダーの利害関係」を解決するために開発されました。

▶ 『PoS』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

イーサリアムの価格上昇を見逃さないようにするにはどうすればいいですか?

チャートのみではいつ価格上昇するのかわからないため、 重要なニュースを見逃さずに情報収集しましょう。たとえば、「Googleサービス」というサービスを使えば、登録しておいたキーワードに関する情報が更新された時にメールで通知を受け取ることができます。

イーサリアムの情報をいち早く知りたいのであれば、「イーサリアム 実装」や「イーサリアム アップデート」、「イーサリアム導入」などで登録しておくと良いでしょう。そのほか、仮想通貨取引所の 「価格アラート」が有効です。この機能は価格が上昇し始めたタイミングでメールや電話でお知らせします。

今後価格が何倍になるか楽しみなイーサリアム (Ethereum/ETH) のまとめ

イーサリアムは技術的な面で魅力があり、 将来性の高い仮想通貨です。2018年、2019年と大きな下落をすることはありましたが、 今後の大型アップデートやDefi(分散型金融)市場の発達で価格が大きく上昇する可能性があります

また価格上昇のタイミングを見逃さずに投資すれば手数料を大きく上回る収益を作ることができます。そして国内の大手取引所でも扱われている仮想通貨であるため、初心者の方が初めて仮想通貨に投資するのにもおすすめです。

▶ 『イーサリアムの取引所』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

執筆者情報
仮想通貨部 かそ部 編集部

名前。 はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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