この記事のポイント
  • イーサリアムクラシックのマイニングは大きく分けて三種類!
  • ソロマイニングで利益を上げるのは難しい!
  • クラウドマイニングは慎重に行おう!

皆さんは仮想通貨を手に入れる方法は取引所からの購入だけだと思っていませんか?自分のパソコンを使用したマイニングという方法でも手に入れることができます。

この記事では イーサリアムクラシックのマイニングについて知りたい方に向けて、マイニングの方法を詳しく解説していきます。

イーサリアムクラシック (EthereumClassic/ECH)とは

まずは、イーサリアムクラシックとはどういった仮想通貨であるかについて解説していきます。

イーサリアムクラシック (EthereumClassic/ECH)はイーサリアム (Ethereum/ETH)から分裂した仮想通貨

イーサリアムクラシックとは、イーサリアムからハードフォークと呼ばれるアップデートによって生まれた仮想通貨です。

ハードフォークはいわば仮想通貨システムのルール変更で、それまでのルールが無視され新たなルールの下でブロックチェーンが生成されることをいいます。

イーサリアムクラシックが誕生したのは2016年の「THE DAO事件」と言われています。

当時イーサリアムは、優れたシステムが評価されていて将来性が期待されていました。しかしそれゆえにサイバー攻撃の対象にもされやすい状態でした。

そんな中、「THE DAO」というイーサリアム上で展開されるプロジェクトが狙われ、総額80億円相当のイーサリアムが盗まれたのです。

これを踏まえ、開発チームは不正な取引をなかったことにするためにハードフォークを行いました。 その結果生まれたのがイーサリアムクラシックです。

イーサリアムクラシックはイーサリアムと基本的性能はあまり変わりませんが、『THE DAO事件』を踏まえセキュリティがイーサリアムよりも強化されています。

スマートコントラクトが書ける

イーサリアムクラシックはイーサリアム同様、スマートコントラクトが書けるというのが大きな特徴となっています。

スマートコントラクトとは、ユーザーが独自に契約システムを設計でき、またその契約が自動で実行されるシステムです。

これにより、

  • 仲介を省くことが出来る。
  • 契約の改ざんができない。

などのメリットがイーサリアムクラシックには存在します。

スマートコントラクトについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

IoTの実現に期待

またイーサリアムクラシックは、スマートコントラクトによりIoTの実現を目指しています。

IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語で訳すと”モノのインターネット”です。全てのものがインターネットにつながっていて、自動で操作や制御が出来るという考え方のことをIoTといいます。

IoTが実現すると、人手を介さずに離れたモノ同士のデータの送受信が可能になると言われています。

ハッキングの可能性は?

セキュリティ性能がイーサリアムよりも高いといわれているイーサリアムクラシックですが、ハッキングされる可能性はあるのでしょうか。

結論を言うと、 ないとは言い切れません。過去には開発者は完全否定しているものの、イーサリアムクラシックのブロックチェーンにおいて51%攻撃を含むReorg (Reorganization)が検知され、顧客資金を保護するために資金の動きを一時停止したこともあります。悪意のある何者かによってネットワーク全体の採掘速度の50%以上が支配され、不正取引を行われてしまうことを51%攻撃といいます。

イーサリアムクラシックのネットワークハッキングによって10億ドルをの利益を上げるために必要なコストはなんとわずか「5500万ドル」だそうです。セキュリティが高いといわれていても警戒する必要はあるようですね。

イーサリアムクラシック (EthereumClassic/ECH)のマイニングとは

ではここからは本題であるマイニングについての内容です。

マイニングは仮想通貨を運営する上で不可欠といわれていますが、そもそもマイニングとは何のことでしょうか。

仮想通貨には中央管理者がいない

仮想通貨は中央管理者がいない非中央集権体制というシステムになっています。

みなさんご存知だと思いますが、日本円などの一般通貨は銀行や政府などの機関が管理をしています。

一方で 仮想通貨の管理をしている人は特定の機関ではなく、取引に参加している人たち全員です。

マイニングとは取引の記録に欠かせない作業

マイニングは取引参加者が取引記録を残し、仮想通貨を管理する仕組みのことをいいます。具体的には通貨の決済や送金の取引データをブロックチェーンに記録する作業を行うことです。

そしてこの作業を行うと報酬として未発行の仮想通貨を手に入れることが出来ます。「市場に出回っていない仮想通貨を採掘する」という意味でマイニングと呼ばれています。

マイニングの仕組み

では具体的にマイニングとはどのようなことをするのでしょうか。

仮想通貨の取引の記録は、ブロックチェーン上に文章ではなくハッシュ値という文字列に置換されたもので記録されていきます。 マイニングとは、このハッシュ値に代入して正解となるノンスを探す作業です。

イーサリアムクラシック (EthereumClassic/ECH)のマイニング方法

それでは実際にイーサリアムクラシックをマイニングしていきましょう。
マイニングには大きく分けて

マイニングの種類
  • ソロマイニング
  • プールマイニング
  • クラウドマイニング

の3つの手段があります。

ソロマイニング

ソロマイニングとは、自分のコンピュータや専用機器の計算能力のみでマイニングを行う方法です。

ソロマイニングのメリット

ソロマイニングの大きなメリットとして挙げられるのが、マイニング報酬を独占できることです。

ソロマイニングのデメリット

しかしマイニングは企業などが進出していることもあり競争率が高く、ソロマイニング自体の成功確率が低いというのが大きなデメリットです。

また電気代・設備代などの膨大なマイニング費用を1人で負担しなければいけないことも大きなデメリットのひとつにあげられます。ソロマイニングの成功確率を上げるためには機器の性能が高いものを揃える必要がありますよね?故に設備代も高くなっていき、損失を被る可能性も高くなっていきます。

そのため、ソロマイニングはあまりおすすめできません。

プールマイニング

プールマイニングは複数のコンピュータの計算能力を提供しあい、協力してマイニングを行う方法です。

マイニングプールと呼ばれるコミュニティに所属してマイニングを行います。そして報酬も各個人の計算能力の提供量に応じてマイニングプール内で分け合うというシステムになっています。

プールマイニングのメリット

プールマイニングは複数のコンピュータの計算能力を提供し合うため、ソロマイニングよりも成功率が高いです。

また自分の持つコンピュータの性能があまり高くない場合でも、マイニングに参加することができます。

プールマイニングのデメリット

しかしあまり性能が高くないコンピュータの提供者の配当もまたあまり高くないというのが難点です。

またコンピュータの電源を入れっぱなしにするため、電気代が費用としてかかってしまいます。

クラウドマイニング

クラウドマイニングとは、マイニングを行う企業やコミュニティに出資することでマイニング報酬の一部を受け取ることができるシステムです。株式投資などと仕組みが似ていますね。

それゆえにソロマイニングやプールマイニングとは異なり、マイニング用のコンピュータを自弁する必要がありません。

クラウドマイニングのメリット

クラウドマイニングの最大のメリットは上記の通り、設備を自弁する必要がないということです。

また専門知識も不要なため、気軽に始めることができます。

クラウドマイニングのデメリット

マイニングを委託した企業が詐欺業者である可能性や倒産する可能性があるというリスクがクラウドマイニングには存在します。ですので、クラウドマイニングを始める際は出資先を慎重に選んでください。

またクラウドマイニングの公式サイトはほとんど英語や中国語表記なので、外国語が苦手な人には不便になっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

正直なところ、ソロマイニングでは利益を上げるのは難しいです。プールマイニングやクラウドマイニングに関しても、今後の仮想通貨の値動きによっては利益が出ない可能性があります。 収支を計算しながら計画的にマイニングすることをおすすめします。

是非興味のある方はマイニングに挑戦してみてください。

▶ 『マイニング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。