- GMOあおぞらネット銀行の基本情報がわかる
- GMOおぞらネット銀行のメリット・デメリットがわかる
- GMOあおぞらネット銀行の口座開設方法がわかる
本記事では「GMOあおぞらネット銀行」について解説します。GMOあおぞらネット銀行とは、GMOインターネットグループとあおぞら信託銀行が共同で設立したネット銀行です。基本情報・メリットやデメリット・口座開設方法などを解説するので、実際に口座を開設して利用してみましょう。
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目次
GMOあおぞらネット銀行とは
GMOあおぞらネット銀行とは先ほども解説した通り、 GMOインターネットグループとあおぞら信託銀行が共同出資して設立したネット銀行です。金融業界で長年培ってきたノウハウとIT業界で長年培ってきたノウハウを掛け合わせて、トップクラスのネット銀行を目指しています。
2018年7月からサービスを開始しているネット銀行で、仮想通貨取引所のGMOコインや証券会社のGMOクリック証券のサービスと連携しています。今後もGMOインターネットグループが手がけるサービスと、順次連携していくことでしょう。
GMOあおぞらネット銀行の特徴
証券や仮想通貨事業が中心
GMOインターネットグループはインターネットインフラ事業が中心の企業ですが、 証券や仮想通貨に関する事業も手がけています。GMOクリック証券やGMOコインといえば、どちらも投資で聞き慣れた証券会社・仮想通貨取引所の名前でしょう。
特にGMOクリック証券は2020年10月で、設立15周年を迎えます。以上のようにGMOインターネットグループは、証券・仮想通貨業界で多くの実績を積み上げている企業です。
決済や中小企業支援事業も展開
GMOインターネットグループは証券や仮想通貨に関する事業以外に、決済や中小企業支援事業なども展開している企業です。例えば決済では「GMOスマート支払い」という、スマホ決済サービスを飲食・アパレル系などの店舗に提供しています。
中小企業支援事業の一例に、企業向けプラットフォーム「Z.com Cloud」があります。システムやビジネスなど、あらゆる面で中小企業をサポートするサービスです。以上のように様々な事業を展開し、GMOインターネットグループは信頼を築き上げています。
GMOあおぞらネット銀行のメリット
メリット1 複数の口座を持てる
GMOあおぞらネット銀行は、 1人で複数の口座を保有できます。「つかいわけ口座」という名称で、1名義につき最大10口座まで開設可能です。生活費・教育資金・投資資金など、様々な用途に合わせてお金を貯金できます。
また料金支払い時に複数の口座の中から、引き落とし先を決められるので便利です。
メリット2 GMOコインへの入出金手数料が無料
GMOあおぞらネット銀行の口座を利用すれば、 GMOコインへの日本円入出金手数料が無料になります。銀行振込を利用してGMOコインに入金するには、300円前後の振込手数料が必要です。しかしGMOあおぞらネット銀行の口座からGMOコインに入金すれば、振込手数料が無料になります。
最低1,000円から入金できるので、気軽に仮想通貨投資を行いやすいです。GMOコインならビットコインを0.0001BTC (約80円) から購入できるので、口座開設を済ませて利用してみましょう。gmoあおぞらネット銀行・GMOコインともに、口座開設費・口座維持費が無料です。
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GMOあおぞらネット銀行のデメリット
デメリット1 提携ATMが少ない
GMOあおぞらネット銀行はサービスを開始したばかりで、提携しているATMが少ないです。2019年12月時点では、「セブン銀行」と「イオン銀行」で現金を入出金できます。主なATM設置場所は、以下の通りです。
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セブンイレブン
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イオン
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イトーヨーカドー
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ミニストップ
ATMの設置場所は少ないですが、今後新たに設置する施設が増えてくることでしょう。
デメリット2 無料の振込手数料に制限がある
GMOあおぞらネット銀行の振込手数料無料には、回数制限があります。GMOあおぞらネット銀行間の振込であれば、何度でも振込手数料は無料です。しかし他の銀行に振り込む場合は、月1〜15回までの回数制限があります。
GMOあおぞらネット銀行では外貨普通預金残高に応じて、振込手数料無料回数が変動します。より多く振込手数料無料回数を増やしたい方は、外貨普通預金残高を増やしましょう。
GMOあおぞらネット銀行の入金方法
GMOあおぞらネット銀行からGMOコインに入金する方法を解説します。まずはGMOコインにログインして、左メニューにある①「日本円」をクリックしてください。次に②「入金方法」を選択して、③「GMOあおぞらネット銀行」をクリックしましょう。
画面が切り替わったら、①「入金額」を入力します。②「入金開始」をクリックして、GMOあおぞらネット銀行のアカウントにログインすれば完了です。
GMOあおぞらネット銀行以外のネット銀行
住友SBIネット銀行
住友SBIネット銀行とは、SBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同出資して設立したネット銀行です。GMOあおぞらネット銀行に比べると、 多くの場所でATMが設置されています。GMOあおぞらネット銀行と同じく、アカウントランク次第では、最大月15回まで振込手数料が無料です。
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セブンイレブン
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ミニストップ
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ローソン
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ファミリーマート
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イオン
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イトーヨーカドー
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JR東日本の駅構内
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行とは、 2000年9月に設立された国内初のネット銀行です。振込手数料が毎月1回無料で、2回目以降は3万円以上から手数料無料になります。ジャパンネット銀行のアカウントには、GMOあおぞらネット銀行のようにレベルはありません。
そのため3万円以上の振込が多い方はジャパンネット銀行、3万円以下の振込が多い方はGMOあおぞらネット銀行と使い分けるのをオススメします。ATMの設置場所は以下の通りです。
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セブンイレブン
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ミニストップ
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ローソン
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ファミリーマート
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スリーエフ
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イオン
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イトーヨーカドー
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ゆうちょ銀行
じぶん銀行
じぶん銀行は三菱UFJ銀行とKDDI株式会社が、共同出資して2006年5月に設立したネット銀行です。GMOあおぞらネット銀行と同じく、 アカウントにランクがあります。最大月15回まで振込手数料が無料になります。ATMの設置場所は以下の通りです。
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セブンイレブン
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ミニストップ
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ファミリーマート
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ローソン
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ポプラ
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コミュニティストア
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生活彩家
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イトーヨーカドー
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三菱UFJ銀行
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ゆうちょ銀行
GMOあおぞらネット銀行以外の口座開設方法
STEP1 口座開設フォームの入力
gmoあおぞらネット銀行で口座開設して、ネット銀行を利用しましょう。まずはホームページにアクセスして「口座開設」をクリックしてください。すると口座開設の手続きページに移動するので、申込者情報を入力していきましょう。
①「氏名」を入力すると、②「氏名 (フリガナ) 」③「ローマ字氏名 (半角) 」が自動で入力されます。続けて以下の項目を入力してください。
④生年月日
⑤性別
⑥郵便番号 (ハイフンなし)
⑦電話番号 (ハイフンなし)
続けて以下の項目も入力していきましょう。
⑧メールアドレス
⑨同じメールアドレス
⑩職業
⑪取引目的
⑫居住地国
⑬米国納税義務
⑭外国の重要な公人
下にスクロールすると、Visaカードのカードデザインや暗証番号を決める項目もあるので入力してください。
さらにスクロールすると同意事項があるので、⑮「同意事項の空欄」をクリックしましょう。最後に⑯「確認」をクリックしてください。
入力情報の確認ページに移動するので、⑰「上記内容で申し込む」をクリックしましょう。
STEP2 本人確認書類の提出
口座開設の申し込みが完了したら、次は①「本人確認書類を提出」をクリックして本人確認書類を提出しましょう。
②「本人確認書類の提出方法」を選択してください。次に③「顔写真の有無」も選択しましょう。
顔写真ありの本人確認書類を提出するときは、④「書類の表面・裏面」をアップロードしてください。最後に⑤「本人確認書類を提出する」をクリックしましょう。
上の画像が表示されたら、本人確認書類の提出は完了です。
STEP3 初期設定
本人確認書類の審査が完了すると、ログインID・パスワードが記載されている「ご利用に関する大切なご案内」という書類が届きます。書類を受け取ったらgmoあおぞらネット銀行のホームページにアクセスして、初期設定を行いましょう。
まずは①「ログイン」をクリックして、ログイン画面に移動します。
書類に記載されている②「ログインIDとパスワード」を確認してください。
ログイン画面に切り替わったら、③「ログインID」と④「ログインパスワード」を入力してください。最後に⑤「ログイン」をクリックして、gmoあおぞらネット銀行の口座にログインしましょう。その後「初回ログイン時の設定」というページに移動したら、以下の手順で初期設定を進めてください。
①メールアドレス宛てに届く「認証コード」を入力
②取引パスワードを設定
③再度取引パスワードを入力
④ログインパスワードを設定
⑤再度ログインパスワードを入力
⑥設定をクリック
以上でGMOあおぞらネット銀行の口座開設は完了です。
GMOあおぞらネット銀行 まとめ
GMOあおぞらネット銀行とは、GMOインターネットグループとあおぞら信託銀行が共同出資して設立したネット銀行です。同グループの子会社であるGMOコイン株式会社が運営する GMOコイン取引所では、gmoあおぞらネット銀行を利用すると、日本円の入出金が無料になります。
また1名義で最大10口座まで作成可能です。様々な用途に合わせて口座を使い分けられるので、便利なネット銀行だといえます。今後同グループ内の様々なサービスと連携する可能性があるので、注目してみましょう。
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