暗号資産 (仮想通貨) FXと一口に言ってもさまざまな取引所でやっているので、どこを選べば良いのか判断が難しいと思います。本記事では、暗号資産 (仮想通貨) FXのメリット・デメリットと合わせて、それぞれの取引所を手数料などの様々な視点から徹底的に比較します。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) とは
暗号資産 (仮想通貨) FXとは
暗号資産 (仮想通貨) FX (レバレッジ取引) では、自己資金の一部またはすべてを担保として取引所に提出し、その資金に対して2倍、3倍といった倍率をかけて取引ができます。
たとえば、担保として提出する資金が10万円で、それに対して2倍の倍率をかけて取引を行えば、20万円の資金を使って取引をすることが可能です。
この時に担保として提出する
自己資金のことを「証拠金」、証拠金に対してかけることができる倍率のことを「レバレッジ」と呼びます。
この記事ではレバレッジ取引に最適な取引所についてまとめています。そのため、『レバレッジ取引』についてよりくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
現物取引との違い
取引可能額
現物取引では、実際に保有している自己資金を使って暗号資産 (仮想通貨) の現物を取引します。これに対して、暗号資産 (仮想通貨) FXでは
証拠金とレバレッジを使って自分が保有している以上の資金を使って取引ができます。
つまり、両者には取引できる資金の量に明確な違いがあります。
価格のレート
暗号資産 (仮想通貨) FXではレバレッジ取引が可能で、実際にある資金の何倍もの金額を売買するため、現物価格との乖離が生じています。
しかし、
レバレッジ取引では自分でレバレッジの倍率を決めることができる場合が多く、レートが高くすぎて不安になってしまう方はまずは低い倍率から初めて見ることをおすすめします。
差金決済
暗号資産 (仮想通貨) FXでは差金決済と呼ばれる手法が用いられています。
- 差金決済 -
実際に現物をやり取りするのではなく、注文が約定した場合にその差額のみを決済する手法
たとえば、1BTCを40万円で購入し、その後41万円で売却したとします。この場合、1BTCは実際には取引されず、差額である1万円のみが実際に取引されることになります。
このように、
差金のみを決済し、実際に現物をやり取りしないこと点は、現物取引との大きな違いと言えるでしょう。
ショート (売り)
暗号資産 (仮想通貨) FXの特徴として差金決済の強みを生かし、ショート (売り) 注文からも入ることができます。
- ショート (売り) -
実際には持っていない暗号資産 (仮想通貨) を売却して値下がりした後に買い戻すことで利益を出すトレード方法
たとえば、1BTCを40万円で売却し、その後39万円に値下がりした時点で買い戻しを行います。40万円で売却した1BTCを39万円で買い戻したので、手元には差額の1万円が利益として残るのです。
これによって、価格が上昇した時だけでなく下落した時にも利益を狙うことができます。差金決済では
現物を取引せず差額のみを決済するため、実際に保有していない暗号資産 (仮想通貨) を売却することも可能なのです。
これは、通常の現物取引との大きな違いの1つと言えます。
▶ 『現物取引』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産(仮想通貨)取引所のFX (レバレッジ取引) の事前準備
暗号資産(仮想通貨)FXには、ここまで確認してきたようなメリットやデメリットが存在しています。ここからは、具体的に暗号資産(仮想通貨)FXをはじめるにあたって、必要な資金や、やり方などを確認していきましょう。
取引に必要な資金を用意する
暗号資産(仮想通貨)FXは1,000円から行うことができます。実際には取引所ごとに最低入金金額やなども定められていたり、ある程度の証拠金がないとすぐにロスカットが入ってしまうため、
5,000円~10,000円程度準備しておくとなお良いでしょう。
FXについて勉強する
成功談より失敗談を読む
暗号資産(仮想通貨)FXに限らず、投資に関することは成功談よりも失敗談を読むことをおすすめします。一般的にインターネット上に出回っている情報は、その記事を書いている投資家のその他のサービスへの誘導や、成功談からアフィリエイトへの誘導などが多くなっています。つまり事実と異なることも非常に多いのです。
これに対して失敗談は、その人の経験から本当に感じたことや、具体的にどのようにトレードすれば失敗するのかがしっかりと書かれています。こうした失敗談を読むことで、
自分自身のトレードで同じ失敗をしないよう意識的に取り組むことができるのです。
為替や株などのFX関連の本を読む
FXやレバレッジ取引は、もともとは為替や株などの歴史の長い金融商品の世界で誕生したトレード方法です。その仕組みや手法のほとんどは、暗号資産(仮想通貨)FXに応用することができます。
また、本に関しては出版のために正確な情報がリサーチされ網羅されているので、インターネット上の情報よりも信頼性が高くより効率的に勉強できると言えるでしょう。
▶ 『投資 勉強』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) を始める前に確認すべきこと
取引の目的を時間軸で定める
戦略を立てるために必要なことはまず、取引の目的を定めることです。
いつまでに何割のリターンを出したいのか、その数字をある程度正確にすることが出来なければそのために取らなければならないリスクも計算することが出来ません。
多くの金融商品は「ゼロサム・ゲーム」と呼ばれており全ての投資家の利益と損失の値が同値に成るように設定されています。そのため、常に利益を出すことはほぼ不可能だと言えます。
まずは取引で得たい利益とその期間を定めることでFX取引をすべきか、そのなかでもどの取引所でどの通貨を取引するのが最も自分にあっているのかが決まると思います。
大金を得ようとするよりも負けないことを意識する
仮想通貨FXと聞くと「億り人」のように大きく稼ぐ印象を持っている方が多くいると思います。しかし、実際にはリスク管理が非常に難しく価格変動によって資産が急激に増えたと思えば、反対に元金を失いロスカットで取引が強制終了することもあります。
つまり、値動きが非常に大きいためリスク管理が最も重要なのです。そのため、大きく稼ぐことよりも確実に勝てる見込みのある方法でトレードを行ってください。
▶ 『仮想通貨の億り人』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
他のトレーダーのトレード内容を真似をしないこと
仮想通貨FXは価格の変動が大きくリスクも大きく存在しています。しかしその一方で投資初心者が多く入ってきやすい市場でもあります。
そのため、ただでさえリスクが大きい市場に初心者が手を出すと知識がないため、著名人の取引スタイル・トレード方法を真似しようとすることは当たり前だと思います。
しかし、他人のトレード内容を真似しても自分のトレード力が上がるわけではなく、将来的な再現性もありません。
しかも真似されたトレーダーが損失を保障してくれるわけでもありません。
そのため、少額からでも構わないので実際に自分の考えてトレードをしてみましょう。自分のスタイルで取引を進めていく中で取引への理解を深め、自分のスタイルを確立するようにしてください。
▶ 『少額投資』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) のメリット
暗号資産 (仮想通貨) FXのメリット
- 保有している金額より大きな取引ができる
- 下げ相場でも利益を出せる
- 24時間365日のトレードが可能
- 少額からでも始めることができる
メリット1 保有している金額より大きな取引ができる
現物取引との違いでも触れましたが、暗号資産 (仮想通貨) FXの最大のメリットはレバレッジを使うことで、
自己資金よりも大きな金額を取引できる点にあります。もし、現在保有している資金が少なくても、大きな金額を使って取引できることで、より高い利益を狙うことができます。
メリット2 下げ相場でも利益を出せる
こちらも現物取引との違いで解説しましたが、
暗号資産 (仮想通貨) FXではショート (売り) から入ることができるため、下げ相場も利益を出すことが出来ます。
市場が明らかに下落傾向にある時は、効果的に使うことができます。
メリット3 24時間365日のトレードが可能
暗号資産 (仮想通貨) FXは24時間265日、いつでも好きな時にトレードをすることができます。株や為替の場合、土日や祝日は取引できない場合も多いため、これは暗号資産 (仮想通貨) FX独自の特徴と言えるでしょう。
メリット4 少額からでも始めることができる
暗号資産 (仮想通貨) FXは少額からでも始めることができます。また、先ほどのレバレッジを使うことで、
少額でもある程度の利益を狙うことができる点もメリットと言えるでしょう。
▶ 『少額投資』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) のデメリット
暗号資産 (仮想通貨) FXのデメリット
- 多額の損失を抱える可能性がある
- 長期の取引に向いていない
- ロスカットによる取引の強制終了がある
デメリット1 多額の損失を抱える可能性がある
暗号資産 (仮想通貨) FXでは証拠金をもとにレバレッジを効かせることで、自己資金以上の大きな金額でトレードを行います。利益が出た時のリターンも大きい反面、損失が出た時にも大きな損失を受ける可能性があるのです。
さらに言うと、その時に自分が保有している自己資金以上の損失を抱えてしまう可能性もあります。このように、
ハイリスクハイリターンであるというデメリットが、暗号資産 (仮想通貨) FXには存在しているのです。
デメリット2 長期の取引に向いていない
レバレッジ取引にはスワップポイントという現物取引にはかからない手数料がかかります。
このスワップポイントは、日にちをまたいでポジションを保有しているとかかる手数料です。
何日間もまたいでレバレッジ取引のポジションを保有していると毎日スワップ手数料が発生するため、損してしまいます。
そのため、レバレッジ取引はなるべく短期取引で行うようにしましょう。
デメリット3 ロスカットによる取引の強制終了がある
暗号資産 (仮想通貨) FXでは、ロスカットというシステムがあります。
- ロスカット -
あらかじめ定められた証拠金に対する一定水準以上の含み損が発生すると、強制的にポジションを決済する仕組み
ロスカットは取引所ごとにその水準が定められており、その定められた一定水準を超えた場合に発生するロスカットに関してはユーザー側で防ぐことが不可能です。
例えば・・・
上昇トレンドに移りそうなタイミングでポジションを持ったとします。しかしその後上昇トレンドに移行する前にほんの数分だけで急激に下落してしまい、ロスカットの水準を超える含み損を抱えてしまいました。実際にはその急激な下落後に予想通り上昇トレンドに転換しましたが、この場合ロスカットの水準を超えてしまっているためポジションは強制的に決済されてしまっており、利益を出すどころか損失を抱えてしまうことになります。
このように、ロスカットは損失を拡大させない仕組みとしてユーザーを保護してくれる反面、ロスカットによって狙った取引ができない場合もあることに注意しましょう。
現物取引ではロスカットがないため、これは暗号資産 (仮想通貨) FX独自のデメリットと言えるでしょう。
▶ 『ロスカット』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) にかかる税金
暗号資産 (仮想通貨) FXにかかる税金も抑えておきたいポイントの1つです。
暗号資産 (仮想通貨) FXで出す利益は「雑所得」に分類されます。これは、暗号資産 (仮想通貨) の現物取引で発生した利益と同じ分類です。
雑所得には「住民税」と「所得税」の2種類の税金が発生します。住民税は一律で10%と決まっています。なお、確定申告時に給料からの天引きか一括決済かを選択することができます。一方で所得税は所得に応じて税額が変動します。
上記の表は所得税の税率の表です。所得税は
年間の利益に応じて税率が変わる仕組みとなっています。
たとえば年間の暗号資産 (仮想通貨) 売買益が200万円であった場合
上記の表の「195万円を超え330万円以下」に該当するので、10%の税率が適用されることになります。200万円の10%は20万円になるので、この20万円を所得税として支払います。
また、暗号資産 (仮想通貨) の税金を計算する際の注意点として、以下のことに気を付けましょう。
3つ目の経費に関しては、暗号資産 (仮想通貨) の売買でかかったパソコンやスマートフォンなどの通信費などを充当することができます。
▶ 『暗号資産 (仮想通貨) の税金ガイド』についてくわしく知りたい方はこちら
▶ 『仮想通貨の税金対策』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) の流れ
次に、暗号資産 (仮想通貨) FXの具体的な取引の流れを確認していきたいと思います。
大まかな流れは以下になります。
-
口座開設、登録
-
証拠金の入金
-
暗号資産 (仮想通貨) の情報収集
-
実際に注文
-
ポジションを持つ
-
決済
-
損益の確定 (確定申告)
それでは一つ一つ具体的に見ていきましょう。
STEP1 口座開設、登録
まずは取引所への口座開設、登録を行いましょう。口座の開設は、ざっくり言うと以下のような手順で行います。
-
取引所公式ページでメールアドレスを登録
-
確認用のメールを開き個人情報などを登録
-
スマホで撮影した本人確認書類をアップロードする
-
取引所からハガキが郵送されるので受け取る
上記の開設までの流れは、どの取引所でも基本的に同じとなります。
全て完了するまで最短で翌日、長くても1週間ほどかかります。
▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の口座開設方法』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

STEP2 証拠金の入金
口座の開設が完了したら、証拠金の入金を行います。先ほども解説しましたが、取引自体は1,000円からでも可能です。手数料なども考慮して、できれば5,000円~10,000円程度準備しておきましょう。
入金方法には、具体的に以下のような方法があります。
銀行振込やコンビニ入金は手数料がかかることが多いですが、クイック入金 (即時入金) に関しては手数料を無料にしてくれる取引所も多くなっています。
そのため可能であれば手数料を抑えるために、クイック入金 (即時入金) を活用しましょう。

STEP3 暗号資産 (仮想通貨) の情報収集
入金が完了したら、暗号資産 (仮想通貨) の情報収集を行います。
もしポジティブなニュースやアップデートが控えていれば、買い時につながる情報になるので、買いポジションを持つタイミングの判断材料になります。逆に政府の規制やハッキングなどのネガティブな情報が出ていれば、売り時につながる情報となるので、ショートのポジションを持つタイミングを考える判断材料となるでしょう。
こうした
買い時や売り時につながる情報のことをファンダメンタルや、略してファンダと呼びます。また、情報をもとに投資タイミングをぶんせきする手法をファンダメンタル分析と呼びます。
テクニカル分析と同様に、メジャーな分析手法の1つとなっており、投資の世界ではよくでてくる用語なので、この機会に覚えておいてください。
▶ 『ファンダメンタルズ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
STEP4 実際に注文
情報収集が完了したら、実際に注文を行ってみましょう。
登録した取引所の取引画面にて、ビットコインの買いや売り注文を発注します。

STEP5 ポジションを持つ
注文をだすことでポジションを持ちます。
ちなみに、
ポジションとは決済せずに保有している注文のことを指しています。トレードでは専門用語が頻繁に飛び交いますので、その勉強もしておくようにしましょう!

STEP6 決済
ポジションを決済することで、トレードは完了です。ポジションを永遠に保有することはできません。必ずどこかのタイミングで決済することになります。
ポジションを持つ前の段階で、
いくらまで利益が出たら決済するか、
逆にいくらまで損失が出たら損切りをするかといったことを決めておくと良いでしょう。

STEP7 損益の確定 (確定申告)
暗号資産 (仮想通貨) FXの税金の項目でも解説しましたが、
年間の収支をトータルして20万円以上の利益が出ている場合には確定申告を行います。税金の支払いは必ず行いましょう。
▶ 『仮想通貨の確定申告』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) の注文方法
暗号資産 (仮想通貨) FX (レバレッジ取引) では、さまざまな注文方法を使うことができます。それぞれの詳しい内容を確認していきましょう。
取引所によって対応している注文方法は異なります。取引ツールが多くの注文方法に対応しているほど効率的に暗号資産 (仮想通貨) を売買できるため、注文方法も取引所を選ぶ際の参考にしましょう。
上記の注文方法ついてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) のチャートの種類
暗号資産 (仮想通貨) FX (レバレッジ取引) のチャートの種類を確認していきましょう。
▶ 『暗号資産 (仮想通貨) のチャート』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) のコツ
暗号資産 (仮想通貨) FXは得られる利益が大きいものの、リスクもその分高いです。これから暗号資産 (仮想通貨) FXを初める方は下の3点を意識することで、リスクを抑えながら有利に取引を進められるでしょう。
-
余剰資金で取引する
-
最初は少額&低レバレッジでリスクを抑える
-
テクニカル分析の基本を知っておく
余剰資金で取引する
暗号資産 (仮想通貨) FXを行う際には、
必ず余剰資金で取引をするようにしましょう。暗号資産 (仮想通貨) 自体のボラティリティが大きいところにさらにレバレッジをかけているため、万が一マイナスになってしまった際の損失額は想像以上に大きくなってしまうからです。
生活資金まで投入してしまうと、精神的にもプレッシャーがかかるため正常な判断が難しくなります。特に初心者の方は余剰資金のすべてを最初から投入するのではなく、その中でも一部の少額で取引を始めることをおすすめします。
最初は少額&低レバレッジでリスクを抑える
暗号資産 (仮想通貨) FXにこれから取り組む方は、なるべく少額&低レバレッジで取引をすることをおすすめします。
多くの方は
実際の取引を通じてトレードに慣れていき、勝率が次第に上がって利益に結びつきます。そのため最初は損失を出しても少ないダメージに抑えて、長く取引を続けられるようにしましょう。
テクニカル分析の基本を知っておく
テクニカル分析とは
チャートから今後の価格変動を予測する手法のことで、ほとんどのトレーダーがテクニカル分析を活用しています。チャートにはある程度の規則性があるため、かんたんに知っておくだけでも取引の勝率が大きく変わります。
テクニカル分析を勉強するための本も多く出版されていますが、基本的な知識はWEBで身につけることが可能です。かそ部編集部でもテクニカル分析まとめを設けているので、暗号資産 (仮想通貨) FXに取り組む方はぜひ確認してみてください。
▶ 『テクニカル分析』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
長期間の取引は避ける
デメリットでも紹介したようにレバレッジ取引には日をまたぐごとに発生するスワップポイントという手数料があります。せっかく取引で得た利益を手数料で引かれてしまっては非常にもったいないです。また、長期間の取引になると祖¥価格の変動によりロスカットの可能性も増えてきます。
そのため、レバレッジを取引をするときにはなるべく短期間で効率よく用いるようにしましょう。
FXについて勉強する
成功談より失敗談を読む
暗号資産 (仮想通貨) FXに限らず、投資に関することは成功談よりも失敗談を読むことをおすすめします。一般的にインターネット上に出回っている情報は、その記事を書いている投資家のその他のサービスへの誘導や、成功談からアフィリエイトへの誘導などが多くなっています。つまり事実と異なることも非常に多いのです。
これに対して失敗談は、その人の経験から本当に感じたことや、具体的にどのようにトレードすれば失敗するのかがしっかりと書かれています。こうした失敗談を読むことで、
自分自身のトレードで同じ失敗をしないよう意識的に取り組むことができるのです。
為替や株などのFX関連の本を読む
FXやレバレッジ取引は、もともとは為替や株などの歴史の長い金融商品の世界で誕生したトレード方法です。その仕組みや手法のほとんどは、暗号資産 (仮想通貨) FXに応用することができます。
また、本に関しては出版のために正確な情報がリサーチされ網羅されているので、インターネット上の情報よりも信頼性が高くより効率的に勉強できると言えるでしょう。
▶ 『投資 勉強』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) で取引所を選ぶときのポイント
現在国内の取引所では、
ほとんどの取引所でFXサービスを提供しています。それぞれの取引所には違った特徴があり、より自分に合ったトレードができる取引所を選ぶことで、有利なトレードを行うことができます。
暗号資産 (仮想通貨) FXの取引所を選ぶポイント
- 対応通貨数
- テクニカル分析機能
- 暗号資産 (仮想通貨) FX機能
- 手数料
ポイント1 対応通貨数
対応通貨数は取引所を選ぶ際の重要なポイントの1つです。取引できる暗号資産の数が多ければ、それだけ取引のチャンスも増えます。
現物取引に対応していても、暗号資産 (仮想通貨) FXには対応していない通貨を設けている取引所も多くあります。特にアルトコインの暗号資産 (仮想通貨) FXができる取引所は限られているので、きちんと確認するようにしましょう。
ポイント2 テクニカル分析機能
暗号資産 (仮想通貨) FXを行う上でテクニカル分析は大きな役割を果たします。大きな金額で取引を行うからこそ、テクニカル分析で将来の価格変動を予想して少しでも確率の高い方向にポジションを持たなければなりません。
取引所によって搭載しているテクニカル分析の種類や数が大きく異なります。多くのテクニカル分析機能を使える取引所の方が、ヒントを多く与えてくれますしトレード自体の勉強にもなるのでおすすめです。
ポイント3 暗号資産 (仮想通貨) FX (レバレッジ取引) 機能
暗号資産 (仮想通貨) FX特有の機能として、最大レバレッジ倍率やロスカット率などの指標があります。これらも取引所によって差があり、特に
最大レバレッジ倍率は国内取引所と海外取引所で大きく異なります。
一度の取引で大きな利益を狙いたい方は最大レバレッジ倍率が大きな取引所を選ぶことをおすすめします。また、暗号資産(仮想通貨)FXにかけれる資金が少ない方はロスカット率が低い取引所がおすすめです。
ポイント4 手数料
暗号資産 (仮想通貨) FXを行う時にも手数料は発生します。
口座を開設する際にかかる口座開設手数料、売買が成立した際にかかるレバレッジ取引手数料、ポジションを保有していると1日ごとにかかるレバレッジ手数料などが主なものです。
せっかく暗号資産 (仮想通貨) FXで得た利益を減らしてしまわないように、なるべく手数料が小さい取引所を選ぶようにしましょう。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) 対応暗号資産比較
上記の表は主要取引所の暗号資産 (仮想通貨) FX対応通貨の一覧表です。取引所によってはビットコインしか暗号資産 (仮想通貨) FXに対応していないところもあります。
国内取引所ならGMOコインやDMM Bitcoin、海外取引所ならBitMEXで多彩な暗号資産を取引できます。アルトコインでのレバレッジ取引を行いたい方はこれらの取引所を利用することをおすすめします。
▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の取扱通貨比較ランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) テクニカル分析機能比較
上記の表は主要取引所のテクニカル分析指標の数と注文方式数をまとめた表です。
テクニカル分析指標は取引所によって大きなばらつきがあるので、テクニカル分析に慣れているトレード経験者の方は豊富な指標を使える取引所がおすすめです。
また注文方式数も多いほど柔軟な取引ができるようになります。成行注文だけだとリアルタイム取引しかできませんが、指値や逆指値などを活用することでチャートを見なくても売買を自動で行うことができます。
▶ 『テクニカル分析』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) 機能比較
レバレッジ倍率を比較
上記の表は各取引所のレバレッジ倍率の一覧表です。
もっとも高いのがBitMEXで最大100倍となっています。国内取引所の最大レバレッジ倍率は4倍なので、さらに大きなレバレッジをかけた取引をしたい方は、海外取引所を利用することになります。
▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の海外おすすめランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
追証の有無とロスカット率の比較
上記の表では
BITPointとbitFlyerのみが追証ありとなっており、そのほかの取引所ではありません。取引所によってロスカット率が異なるため、少額の資金で取引しようと考えている方はよく確認するようにしましょう。
ちなみにiFOREXというFX業者でも暗号資産 (仮想通貨) の取引は可能でロスカット水準0%のトレードができます。
▶ 『ロスカット』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) 手数料比較
アカウント・口座開設手数料比較
口座やアカウントの開設に関する手数料は、すべての取引所で無料となっています。
口座開設手数料と同様に、入出金手数料もすべての取引所で無料となっています。なお、銀行振り込みの場合は金融機関の振込手数料が発生するので覚えておきましょう。
レバレッジ取引手数料比較
※BitMatch取引手数料を除く
上記は各取引所のレバレッジ手数料の比較表です。どの取引所でも、
レバレッジをかけたポジションを保有した時点では手数料は発生しません。
レバレッジ手数料比較
上記の表は、各取引所のビットコインのスプレッド一覧表です。国内取引所の多くは0.04% / 日前後ですが、BitMEXは場合によって手数料になることもあります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) におすすめの取引所ランキング
これまで暗号資産 (仮想通貨) FXで取引所を選ぶ4つのポイントについて解説してきました。その4つのポイントを踏まえて、暗号資産 (仮想通貨) FXにおすすめの暗号資産 (仮想通貨) 取引所ランキングを発表します。
第1位 bitFlyer (ビットフライヤー)

bitFlyerはTradingViewとCryptowatchの2種類の取引ツールを採用しており、
シンプルかつ高速な取引を実現しています。豊富なテクニカル分析が使えるため、トレード上級者にもおすすめです。
取扱通貨も7種類と豊富なため、さまざまな通貨を取引したい方にもおすすめの取引所です。


▶ 『bitFlyerのチャート・取引ツール』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
2位 Bybit (バイビット)

bybitの最大の特徴はその高いレバレッジ倍率と日本語対応をしている点です。
また、レバレッジ倍率が最大で100倍と国内取引所の4倍以上の倍率で取引することが可能です。また、価格の変化に鋭く対応できるサーバーの強靭さも魅力の1つです。サーバーが遅延しづらいため、取引チャンスを逃さずに高倍率での取引が可能です。

▶ 『Bybitの口座開設』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
第3位 DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)

DMM Bitcoinは取引に必要な情報がひと目で分かるようにコンパクトに集約されており、スピーディな取引ができます。現物取引と暗号資産 (仮想通貨) FXの操作ページが完全に別れているため操作ミスもありません。
カスタマイズの自由度も高いため、
初心者から上級者まで幅広い方が利用できます。


▶ 『DMM Bitcoinのチャート・取引ツール』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
第4位 bitbank (ビットバンク)

bitbank (ビットバンク)は、
注文やチャートが一つになった便利なTradingViewを搭載し、使いやすいインターフェースとなっています。
暗号資産 (仮想通貨) をこれからはじめる人、アルトコインも買ってみたい人には特におすすめです。手数料無料+全ての通貨が取引所形式での売買なので余計なお金がかかる心配もありません。


▶ 『bitbankのチャート・取引ツール』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
第5位 Liquid by Quoine (リキッドバイコイン)

Liquid by Quoine (リキッドバイコイン) は、
TradingView、CryptWatchの両方に対応し初心者にもやさしい取引所です。
定期的なアップデートを行う丁寧な運営体制と、独自トークンの運用など、将来性が高いと評価するユーザーも多いです。


▶ 『Liquid by Quoineのチャート・取引ツール』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
第6位 GMOコイン

GMOコインでは、
専用スマホアプリ『ビットレ君』で、本格的なチャートを利用した取引が可能です。
全9種類のテクニカル指標をカバーし、スマホさえあれば外出先でいつでも本格的な取引ができるのでとても便利です。


▶ 『GMOコインのチャート・取引ツール』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
第7位 BITPoint (ビットポイント)

BITPointは
日本で初めてビットコインのMeta Trader4 (MT4) を採用しています。FXのトレーディングツールとして非常に人気が高いMeta Trader4(MT4)を利用することで、システムトレードなど本格的な資産運用が可能になります。
▶ 『BITPointのチャート・取引ツール』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のFX (レバレッジ取引) のまとめ
暗号資産 (仮想通貨) FXはリスクが高いものの、少ない資金で大きな利益を得ることができます。各取引所でレバレッジ倍率、レバレッジ手数料、取引ツールに違いがあるので、自分にぴったりだと思う取引所で暗号資産 (仮想通貨) FXを行うようにしましょう。
それでもどの取引所を使ったら良いか分からない方は、
国内最多ユーザー数を誇るのbitFlyerをまずは使ってみることをおすすめします。


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日本最大級規模の取引所!
詳しく見る
▶ 『暗号資産 (仮想通貨) ・ビットコイン取引所』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
執筆者情報
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仮想通貨部 かそ部。
はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。詳細はこちら