この記事のポイント
- 信頼性の高い暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ理由
- 過去に起きた暗号資産(仮想通貨)取引所での事件
- 暗号資産(仮想通貨)取引所は資本金の多い取引所を
この記事では暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際に、資本金が多く安心できる取引所選びのポイントをご紹介します。
「なぜ資本金が多い取引所を選んだ方が良いのか」「なぜ信頼性が高いところを選ぶ必要があるのか」など、初心者の方が気になる「取引所の信頼性」に関する情報をまとめていますのでぜひご覧ください。
暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所を選ぶ際は資本金が多く信頼性が高いところを!
安心して取引ができる取引所を選ぶ際は、信頼性の高い資本金が多い取引所を選択することをおすすめします。その理由をこれから解説いたします。
会社の信頼性
取引所を選ぶ基準で、まず大切なポイントが会社の信頼性です。会社の信頼性とは、投資をする際に自分の資産を守る意味でもとても大切。
大手銀行が株主になっていたり上場企業が運営していたりなど、会社の基盤がしかりしているかも見極めましょう。
具体的には
資本金が多い会社が信頼性が高いといえます。資本金は会社を設立する時に、事前に準備しておく「運転資金」です。資本金が多いと銀行からの融資が必要となった際に、審査が通りやすかったり、資金繰りに余裕が生まれたりと、余力のある事業展開が可能です。
この資本金が多ければ多いほど、資金に余裕があり信頼ができる会社と判断ができます。
暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所を選ぶときに信頼性が高いところを選ぶ必要がある理由
では
暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ時に、なせ信頼性が高いところを選ぶ必要があるのかについて、信頼性を軸に取引所を選ぶときのポイントとともに解説します。
信頼性の高い取引所を選ぶポイント
- セキュリティに対する取り組み
- 運営をする上での管理体制
- サポート体制の充実さ
- 金融庁からの認可
ポイント1 セキュリティに対する取り組み
もしあなたが投資をしている暗号資産(仮想通貨)取引所でハッキングが起きてしまうと、あなたの預けていた資産は無くなってしまいます。ハッキングなどが起きないようにセキュリティ対策に対する取り組みがしっかりしている取引所を選ぶ必要があります。
近年のサイバー攻撃と言われる暗号資産(仮想通貨)関連のニュースでは、フィッシング詐欺に引っかかったり、マイニングツールを仕組まれたり、公衆Wi-fiを使用してしまい暗号化されていないデータが流れビットコインが奪われたなど、さまざまです。
こういった事件を回避するためには、取引所が
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コールドウォレットで顧客資産を管理しているか
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二段階認証は設けているか
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マルチシグに対応しているか
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SSLはされているか
などのセキュリティに取り組んでいるのかをチェックしておきましょう。
▶ 『暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所のセキュリティ・安全性比較情報』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
ポイント2 運営をする上での管理体制
取引所を選ぶ際には「運営をする上での管理体制」がしっかりしているかもチェックしましょう。具体的には
同態勢へのモニタリングや、分別管理態勢などの取引所内部の管理態勢のことです。
また以下のような視点も必要です。
こういった分別管理がきちんと行われておいる取引所の場合、万が一運営会社が倒産しても顧客の預けている資産は守られていて顧客にきちんと戻ってきます。
ポイント3 サポート体制の充実さ
今後取引を行うことを考えると、
取引所のサポート体制が充実しているかどうかも大切です。サポート体制が充実していればそれだけ信頼のできますし、何かあった時でも安心です。
一方でサポート体制が整っていない取引所は安心できないですし、あまりオススメしません。以下のようなポイントもサポート体制でチェックしておきましょう。
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問い合わせ対応
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カスタマーセンターの対応力
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情報の提供力
ポイント4 金融庁からの認可
暗号資産(仮想通貨)を国内で取引するためには金融庁からの許可が必要です。具体的には「暗号資産(仮想通貨)交換業者の認可」と呼び、法定通貨と暗号資産(仮想通貨)を国内で交換する際にはこの許可が必要になります。
金融庁では過去に様々なトラブルの事例から許可認定の許可を厳格化しています。この認可が降りている取引所は金融庁が公的に認めた取引所ですので、信頼できるといえるでしょう。
▶ 『暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所の金融庁・認可登録業者一覧』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所で信頼性を揺らがした事件
安心して暗号資産(仮想通貨)取引を選ぶための取引所のポイントをお伝えしていますが、過去には暗号資産(仮想通貨)取引所で信頼性を揺るがした事件も起きています。それらのユーザーの信頼を失墜させた事件をご紹介します。
Mt.GOX (マウントゴックス) 事件
Mt.GOX事件とは2014年2月に起きた大事件です。当時、まだ暗号資産(仮想通貨)はそれほどポピュラーな存在ではありませんでしたが、この事件をきっかけに暗号資産(仮想通貨)を知った人も多いのではないでしょうか。
被害総額は当時のレートで約480億円で、顧客からの預かり金は約28億円でした。Mt.GOXは当時、東京に本社があり多くの人が利用していたのでその被害規模も大きかったのです。
被害はハッキングによるもので、
この事件をきっかけに暗号資産(仮想通貨)や暗号資産(仮想通貨)取引所に対する世間の信頼は大きく損なわれました。
▶ 『Mt.GOX (マウントゴックス )』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
Coincheck (コインチェック) 事件
Coincheck事件 は2018年1月に起きた事件です。被害はハッキングにより行われ、当時のレートで約580億円相当の被害額が発生しました。Coincheckは当時日本最大の暗号資産(仮想通貨)取引所でしたが、管理体制の甘さがこの事件を引き起こしたと言われています。
ハッキングされた原因はリスクの高い状態でウォレットを管理していたり、マルチシグ非対応だったりすることが挙げられます。
▶ 『Coincheck (コインチェック) の事件』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
Zaif (ザイフ) 事件
Zaif事件は2018年9月に発生しました。ZaifはCoincheckと並び、大手の暗号資産(仮想通貨)取引所でしたが、この事件で約70億円相当の被害を受けています。主にビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナーコインがハッキング被害に合って盗まれました。
実はこの事件が起きる前からZaifは
システムトラブルが多発していたり、顧客を対応するカスタマーセンターの対応が悪かったりと、色々と問題点の多い取引所でした。
▶ 『暗号資産(仮想通貨)取引所の事件』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所を選ぶときは取引所の資本金にも目を向けよう
取引所を選ぶ基準となる資本金について、ここでは解説していきます。
万が一の事態が起きたときの補償
資本金になぜ目を向けた方が良いのかというと、理由のひとつに万が一の事態が起きた時の補償があります。取引所の信頼性を見極めるひとつの基準が資本金の多さです。
資本金が多ければ、万が一何かトラブルなど不足の出来事が起きた時に顧客の資産を守れるということです。
資本金とは言わば、会社の運転資金ですのでこの額が大きければ大きいほど、余裕のある運営ができるということ。
資本額が多ければ顧客の資産を保障してくれる可能性も高いと言えます。
暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ時にはまず、資本金の多さに注目しましょう。資本金の多さは暗号資産(仮想通貨)に関わらず、投資全般に言えることです。
万が一の事態が起きた時に大切な資産を無くさないためにもしっかりとチェックしておきましょう。
大手の会社が運営する安心感
大手の会社が運営しているということはそれだけ基盤がしっかりとしているということで、安心して暗号資産(仮想通貨)取引ができます。
取引所を運営している親会社や株主がしっかりしておけば、何か起きても補填されたり、保障されたりするので安心です。
運営する会社が信頼できる大手の会社ではない場合だと、先述したような暗号資産(仮想通貨)取引所でハッキングなどの事件が起きた際に、被害額が保障されない怖れがあります。大手の場合だとトラブルの際にも対応できる資本力がありますので、取引所を選ぶ時はそもそもの運営会社もチェックしておいたほうが良いでしょう。
資本金が大きく信頼性の高い暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所
GMOコイン
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大手ITグループの信頼性
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取り扱い通貨 |
9種類
|
FX/信用取引 |
◯ |
手数料 |
Maker : -0.01% / Taker : 0.05% |
最低取引単位 |
0.01BTC |
レバレッジ倍率 |
BTC (ビットコイン) : 10倍 / ETH (イーサリアム)、BCH (ビットコインキャッシュ)、LTC (ライトコイン)、XRP (リップル) : 5倍 / ※2019年7月31日 (水) のメンテナンス後に全通貨のレバレッジ倍率が4倍に変更。 |
スマホ対応 |
◎ |
GMOコインは、GMOインターネットグループの暗号資産(仮想通貨)取引所です。グループ企業にはFX (外国為替証拠金取引) サービスを提供している企業があり、そのノウハウを生かして取引所システムが構築されています。
バックとなる企業が巨大ですので、ユーザーの方は安心して取引できるでしょう。
▶ 『GMOコインの評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
DMM Bitcoin (DMMビットコイン)
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DMM Bitcoinは、さまざまな事業を展開するDMMグループの企業です。FXサービスを提供しているDMM FXはFX口座数国内トップを誇ります。GMOコインと同様に
バックとなる企業がしっかりしていますので、不安なく取引できるでしょう。
▶ 『DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
bitFlyer (ビットフライヤー)
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取り扱い通貨 |
12種類
|
FX/信用取引 |
◯ |
手数料 |
0.01〜0.20% |
最低取引単位 |
0.01BTC |
レバレッジ倍率 |
4倍 |
スマホ対応 |
◎ |
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▶ 『bitFlyer (ビットフライヤー) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
暗号資産(仮想通貨)取引所 信頼性比較 まとめ
資本金が多く、信頼性が高い暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際のポイントをご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。暗号資産(仮想通貨)取引を行う際の取引所選びは、大事な資産を運用するために安心して運用できる取引所を選びたいもの。
セキュリティ面や、万が一の時のことを考えても資本金が多い取引所で暗号資産(仮想通貨)取引をすることをおすすめします。本記事でご紹介したポイントを参考にして、信頼できる取引所を選びましょう。
▶ 『暗号資産(仮想通貨)・ビットコイン取引所のおすすめ比較ランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
執筆者情報
名前
仮想通貨部 かそ部。
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