国内における無登録業者(海外暗号資産取引所)は、日本居住者に対して口座開設すること又は日本語で当該無登録業者が口座開設の勧誘をすることは法律で禁止されています。そのため暗号資産(仮想通貨)の取引をされる際にはこの点に関して充分ご注意ください。また当サイトに掲載している海外取引所へのリンクはあくまで読者の皆様に情報をお伝えするものであり、海外取引所への勧誘を目的としたものではありません。当サイトといたしましては、まずは国内暗号資産(仮想通貨)取引所へのご登録を推奨しております。
(引用)情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律 (平成31年3月15日提出、令和元年5月31日成立)
https://www.fsa.go.jp/common/diet/198/index.html
▶ 『HitBTC (ヒットビーティーシー) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所の海外おすすめランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
- HitBTCは多数の草コインを取り扱う海外取引所
- 現在は日本人向けのサービスを停止中
- 出金できない場合は残高や端数を確認しよう
海外取引所HitBTC (ヒットビーティーシー) では、多数の草コインを取り扱っていおり、2019年1月時点で777種類の取引ペアを利用できます。本記事では、HitBTCの送金方法について、手順や送金できない場合の対処方法などを解説しています。
目次
HitBTC (ヒットビーティーシー) とは
HitBTCは多様な銘柄を取引できる海外取引所です。「HIT Solution Inc.」というイギリスで登記登録されている企業が運営していますが、詳しい情報は出ておらず、どこの国で運営されているのか、また運営メンバーは不明です。
ICO直後の無名なコインも上場しやすいことから、ICOヘよく参加する人には馴染みの深い取引所となっています。
日本人アカウントに利用制限
2018年6月2日21時頃に、HitBTCより日本在住者と考えられる人たちに向けて、サービス停止の旨を記載したメールが送信されています。メールでは、現在保有しているアカウントの仮想通貨の出金のみが利用でき、その他のサービスは利用できなくなるという内容が書かれたものです。
こうしたサービス停止の背景には、金融庁の規制の影響が考えられます。国内取引所のコインチェックがハッキングされてから、金融庁は仮想通貨関連の事業を行う企業や取引所に対して、厳しい規制や処置を行うようになりました。これは、国内だけでなく、海外に対しても同様で、さまざまな海外取引所が日本人向けのサービスを停止しています。
こうしたことで、HitBTCは2018年に日本人向けのサービスを停止しています。現在、日本人ユーザーは出金のみが可能となっています。子会社を設立し、日本向けのサービスの再開するといった話もありますが、現時点では先行きは不透明です。
HitBTC (ヒットビーティーシー) の出金方法
HitBTCの出金方法を確認していきたいと思います。
ざっくりとした流れは、以下のようになります。
STEP1 | 準備をする |
---|---|
STEP2 | 送金ページに移動する |
STEP3 | 送金銘柄の「Withdraw」をクリックする |
STEP4 | 数量と送金先のアドレスを入力し「Withdraw」をクリックする |
STEP5 | 確認メールのリンクをクリックし送金を承認する |
以下でこれらの手順の、詳しい流れを確認していきましょう。
STEP1 準備をする
まずは出金のための準備をしましょう。具体的には、以下のものを用意します。
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出金先となる取引所やウォレットの入金アドレスの確認
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出金で使う通貨の確認
国内取引所と海外取引所では、取り扱える通貨に大きな違いがあります。もし、HitBTCから国内取引所に出金をする場合には、その取引所でも取り扱っている銘柄を送金に使いましょう。
また、銘柄は送金手数料の安い通貨を選ぶことで、費用を抑えて送金を行うことができ、送金速度の速い通貨を使うことで、通常よりも速い速度で送金も反映されます。
ウォレットへの送金に関しては、送金先のウォレットがその銘柄に対応しているか確認しましょう。対応していない場合には、送金することができません。
今回は、HitBTCから送金を行うために、さまざまな国内取引所やウォレットで対応しているビットコインを使い、送金を行おうと思います。
STEP2 送金ページに移動する
まずは送金ページに移動します。HitBTCの公式ページにアクセス後、画像の赤枠で囲った「Account」か「Deposit」をクリックしましょう。
STEP3 送金銘柄の「Withdraw」をクリックする
送金で使う銘柄の「Withdraw」のアイコンをクリックします。今回はビットコインを選択します。
STEP4 数量と送金先のアドレスを入力し「Withdraw」をクリックする
すると上記の画像の画面となります。まずは、
① 送金したい分のビットコインの数量を入力
② 送金先のビットコインのアドレスを入力
どちらの入力も完了したら、③の「Withdraw」をクリックします。
以上で、HitBTC指定したアドレス宛への送金が完了します。
STEP5 確認メールのリンクをクリックし送金を承認する
すると上記の画像のような送金の確認メールが届きます。リンクをクリックしすることで送金の承認作業が完了します。
以上で、HitBTCから指定したアドレス宛への送金が完了します。
▶ 『HitBTCの送金』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
HitBTC (ヒットビーティーシー) の出金の反映時間と手数料
HitBTCからの出金する際の出金の反映時間と手数料を確認しておきましょう。
出金反映時間
インターネット上でのHitBTCユーザーからは、ビットコインの出金の反映でおよそ20分ほどだったという報告が出ています。また、より送金速度の速いリップルやライトコインであれば、さらに反映時間も速くなることが予測できます。
出金手数料
BTC (ビットコイン) | 0.001 BTC |
---|---|
ETH (イーサリアム) | 0.00958 ETH |
XRP (リップル) | 0.509 XRP |
BCH (ビットコインキャッシュ) | 0.0018 BCH |
LTC (ライトコイン) | 0.003 LTC |
上記の表は、送金手数料の一覧表です。その時々の、各仮想通貨のレートによっても変わってきますが、ビットコインでの送金は手数料が高めのため、リップルやライトコインなどを送金で利用することをおすすめします。
▼ HitBTC (ヒットビ-ティーシー)の手数料についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。.
HitBTC (ヒットビーティーシー) で出金できない場合の対処法
HitBTCから出金できないという事例も、ユーザーから聞かれます。次に、出金できない場合の対処法も見ていきましょう。
残高不足
保有しているすべての仮想通貨を出金しようとすると、手数料や端数の処理の問題で送金ができない場合があります。現在保有している仮想通貨の残高を確認し、不足がないか調べ、調整することで送金できない問題を解決できることがあります。
ホワイトリストに登録していない
HitBTCで「Whitelist」の項目で送金先のアドレスを登録することで、送金ができるようになる場合もあります。
デメリットとして、送金に48時間かかるという点がありますが、万が一送金できないというトラブルの際には、登録してから送金を行ってみましょう。
HitBTC (ヒットビーティーシー) 出金 まとめ
以上、HitBTCの出金方法や、出金できない原因とその対策方法などを確認していきました。HitBTCで出金できない場合には、アドレスや数量をもう一度確認して取り組むことで、解決できる場合があります。送金時には、手数料や送金時間も考慮して銘柄を選ぶと良いでしょう。
▶ 『HitBTC (ヒットビーティーシー) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
▶ 『仮想通貨・ビットコイン取引所のおすすめ比較ランキング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。
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