• 株式・不動産・FX・預金・仮想通貨・投資信託・ロボアドから選べる
  • つみたてNISAやiDeCoを使うと節税できる
  • 金融商品の知識をつけたいなら、仮想通貨・FX・株式がおすすめ

この記事のポイント

投資を始めたいけどどんな種類があるのかわからない・・・

本記事では、そんな人のために投資の種類とその特徴について詳しく解説しています。どんな投資手法があるのかを知り、自分にあった投資手法を見つけましょう。

投資による収益は2種類

投資の利益の出し方には次の2種類があります。

インカムゲイン
キャピタルゲイン

インカムゲイン

資産を保有することで」得られる収益をインカムゲインといいます。例えば株式の配当金や債券の利子、不動産の家賃収入などです。

キャピタルゲイン

資産の価値が変動し、その資産を売買することで」得られる収益をキャピタルゲインと呼びます。キャピタルゲインを得られる資産は、土地や不動産、株式などです。

▼ キャピタルゲインについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

投資の種類一覧

投資の手法と、価格の変動率 (リスク) の大きさをまとめました。なお株式投資とFXについては、取引の手法ごとにリスクをまとめています。

株式の投資手法

主な投資手法
No投資手法リスク/リターン
1株主優待のクロス取引
2立会外分売
3立会外分売落ちを活用した投資
4株主優待権利落ちを活用した投資
5VIX指数の1万円投資
6VIX指数への短期投資
7アメリカ株投資
8小型株投資
9IPO投資

FXの投資手法

主なFX手法
No投資手法リスク/リターン
1外貨の両建て
2キャピタルゲインを狙ったFX投資

その他の投資手法一覧

その他の投資手法
NO投資手法リスク/リターン
1預金
2個人型確定拠出年金「iDeCo
3投資信託
4つみたてNISA&投資信託
5不動産 (現物) 投資
6Jリート (不動産投資信託)
7ロボアドバイザー
8仮想通貨投資

次に上記で紹介した投資手法について、特徴とメリット・デメリットを紹介します。

株式の投資手法

株式の投資手法
用意するもの証券取引口座
利益の変動率 (リスク)高い
管理の手間多い

特徴

株式投資は、株を売買し、その差額の利益を狙う投資手法です。

安いときに購入し、価格が上昇したら売却するというキャピタルゲインはもちろん、株式優待を受けられたり配当金を得られたりします。また、株式の現物の受け渡しを行わない「信用取引」もできます。

国内外のニュースや企業の動向によって株式は値動きしますので、日頃からの情報収集は欠かせません。情報収集を行う分、株式に注目する時間は多くなり、管理の手間がかかると言えるでしょう。

手法1:株主優待のクロス取引

株主優待だけ」を狙う取引手法です。具体的な取引手順は、次の2ステップです。

株式優待のクロス取引 全STEP
STEP1権利付き最終日の取引がはじまる前 (9時) までに「現物買い」と「空売り」を、同じ株数・同じ値段で同時に行う
STEP2権利落ち日以降に「現渡 (げんわたし) 」をして取引を終える

株主優待は欲しいけど、高値で買うのはイヤ」という方におすすめ。権利落ち日以降は株価が下がることが多いので損失が出てしまいますが、空売りすることで損失をカバーできます。

ちなみに、売買手数料がかかるので現金収入はマイナスです。

メリット

単純に現物買いするときよりも、おトクに株主優待の権利を得られます。

デメリット

利益は株主優待のみとなっており、現金の利益はありません。

手法2:立会外分売 (たちあいがいぶんぱい)

証券取引所の取引時間外に、企業の大株主などから株式が売り出されることをいいます。取引価格よりも割安で買えることが特徴です。証券会社を通じて参加します。

メリット

取引価格よりも安値で購入でき、取引手数料もかかりません。

デメリット

申し込みが多い場合は抽選になります。また、割引で購入できたとしても、その後相場が下がり損失を出す可能性があります。

手法3:立会外分売落ちを活用した投資

立会外分売後に、配布された株の価格が下落する傾向を利用し、「信用売り」を行って利益を狙います。立会外分売に当選してもしなくても利益を狙えます。

メリット

高確率で利益を狙えます。

デメリット

立会外分売があるかどうか、証券会社のサイトをチェックする必要があります。

手法4:株主優待権利落ちを活用した投資

株主優待権利日後に株価が下落する傾向が多いため、「信用売り」して利益を狙う手法です。

メリット

高確率で利益を狙えます。

デメリット

銘柄の選別が必要です。また、株主優待権利日という指定された期日に確実に取引を行う必要があります。

手法5:VIX指数の1万円投資

VIX指数とは、シカゴ・オプション取引所 (CBOE) がオプション取引のボラリティを元に計算した指数のことです。市場の先行きが不透明になると、投資家心理を反映してボラリティは大きくなる傾向があります。

このVIX指数に連動したETFがあり、2012年~2017年の利回りは約35%と高利回りとなっています。ただし、2018年に利益が吹き飛ぶほどの大暴落がありましたので、無くなっても痛手がない程度のお金で買っておくとよいでしょう。

メリット

宝くじが当たるような、うまく行けば大きな利回りが期待できることです。また、1回の買い切りで放置する手法ですので、手間もかかりません。

デメリット

指数が下がると一瞬で利益が吹き飛んでしまいます。宝くじのように「あたったらいいな~」程度で考えておくのがベストです。

手法6: VIX指数への短期投資

VIX指数は、世情が不安定になるイベントが起こるときに高まり、イベント終了後に下がる傾向があります。イベント終了後に下がることを見越し、「空売り」で利益を狙う手法です。

メリット

イベントを見極めできると、高確率で利益を狙えます。

デメリット

イベントを見極めるために、ニュースを常に収集する必要があります。どんなことがVIX指数を上昇・下落させるのか傾向の分析が必要です。

▼ 空売りについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

手法7: アメリカ株投資

アメリカの企業の株式は、日本の証券会社を通じて購入することができます。証券取引口座の開設のほか、外国株取引口座を開設する必要があります。

アメリカにはGoogleやAppleなどの大手IT企業がありますし、世界の経済の中心地であるため、今後も順調に株価が値上がりしていくと期待されています。

メリット

資産を日本株以外に分散できるため、リスクを回避できます。

デメリット

企業の情報が少ないことや、売買手数料が高いことが挙げられます。また、為替変動の影響も受けます。

手法8: 小型株投資

小型株とは、株価が比較的安いものをいいます。少額の資金で参加できることが特徴です。

メリット

少額で購入できます。また、大きく成長する企業に投資できます。

デメリット

成長性のある企業かどうか見極めるために情報収集が必要です。また、流動性が高くないため、株価が乱高下しやすいです。

手法9: IPO投資

新規に株式を上場する企業が、証券会社を通じて上場前に株式を公募で販売することをいいます。

メリット

有望な企業であれば、公募価格よりも株価が上昇し売却時に利益を出すことができます。

デメリット

株を購入できるかどうかは抽選となっているため、確実に買えるわけではありません。また、上場後に公募価格よりも値段が下がる可能性があり、損失を出す可能性があります。

FX (外国為替証拠金取引) の投資手法

FXの投資手法
用意するものFX口座
利益の変動率 (リスク)超高い
管理の手間多い

特徴

FXは、外国の通貨を売買することで差額の利益を狙う投資手法です。差し入れた証拠金の数倍~数十倍の取引を行えることが特徴です。

取引している間は基本的に相場を注視する必要がありますので、管理の手間は多いと言えるでしょう。

また、金利 (スワップポイント) をうまく活用するとスワップポイントだけでも利益を出すことができます。

手法1:外貨の両建て

金利 (スワップポイント) だけを狙う手法です。具体的な取引手順は次の3ステップです。

STEP1金利の高いFX会社、金利の安いFX会社を見つける
STEP2同時に、同じ通貨を「金利が高いFX会社」で買い、「金利が低いFX会社」で売る
STEP3スワップポイントの差額がマイナスにならないよう毎日チェックする

金利の高い通貨を買うと「金利をもらえ」、売ると「金利を支払い」ますが、もらう金利が大きければ利益が出るという仕組みを利用しています。

メリット

キャピタルゲインを狙う手法よりも、難易度が低いです。

デメリット

スワップポイントは日々変動しますので、マイナスにならないよう毎日管理する必要があります。

手法2: キャピタルゲインを狙ったFX投資

一般的なFXの取引手法です。通貨を安いときに購入し高いときに売却する、またはその逆の取引を行い差額を利益とします。

メリット

レバレッジをかけられるため、大きな利益を狙えます。さらに、金利が高い通貨を購入することで、スワップポイントの差額分の金利を貰えます。

デメリット

レバレッジが大きいと損失が拡大し、追加で証拠金の差し入れを求められます。そのため、大きな金額を元手にしないことやレバレッジ倍率を低くするなどの対策が必要です。

リスク管理できていないと大きな借金を背負いますし、自己破産の可能性もあります。

預金の投資手法

預金の投資手法
用意するもの銀行口座
利益の変動率 (リスク)小さい
管理の手間ない

特徴

銀行預金の利子を狙うものです。誰でも手軽にできることが特徴です。

2019年3月現在の大手バンクの金利は普通預金が0.001%、定期預金が0.01%です。例えば100万円を預けると、1年間で普通預金は10円、定期預金は100円利子がつきます。

メリット

誰でも手軽にできます。さらに元本が保証されています。

デメリット

現在日本は超低金利となっているため、得られる利子が少ないです。

個人型確定拠出年金「iDeCo

個人型確定拠出年金の投資方法
用意するもの銀行や証券会社の専用口座
利益の変動率 (リスク)小~中 (選択する商品による)
管理の手間少ない

特徴

iDeCoは、毎月定額を積み立てていって、60歳になったときに引き出せる個人型の年金制度です。運用商品は、国が定めた定期預金・保険・投資信託の中から選べます。

iDeCoへ積み立てした分の金額は、その年の所得から控除されます。つまり所得が少なくなるため、税金の支払いを抑えられます。

メリット

所得控除の対象となり、節税できます。さらに運用益は非課税です。

デメリット

どんなことがあっても60歳までは引き出せません。

投資信託の投資手法

投資信託の投資手法
用意するもの証券取引口座
利益の変動率 (リスク)中程度
管理の手間少ない

特徴

投資信託とは、金融の専門家に運用を任せる金融商品のことです。利用者は投資信託の銘柄は選択するものの、個別株の銘柄を選ぶ必要はありません。ただし、専門家におまかせする分の管理手数料 (信託報酬) がかかります。

メリット

運用はプロが代行するので、株式投資に比べて管理の手間が少なくなります。

デメリット

株式と同様に元本割れのリスクがあります。また、信託報酬が手数料としてかかります。

つみたてNISAの投資手法

つみたてNISAの投資手法
用意するもの証券会社のつみたてNISA口座
利益の変動率 (リスク)小~中 (選択する商品による)
管理の手間少ない

特徴

つみたてNISAは、年間40万円まで20年間、投資の利益が「非課税」になる仕組みです。

通常株式の売買や投資信託を売却したときの利益は20%程度の税金がかかりますが、このつみたてNISAの仕組みを使うとその税金がかかりません。ですから、税金の分だけおトクになります。

投資する金融商品は、国が定めた「投資信託」から選択しますので、投資信託を購入するときに利用するとよいでしょう。

メリット

通常の証券会社の口座を使うのと比べて、税金がかからずおトクです。

デメリット

枠が年間40万円分までと限定されています。また、選択できる商品は、一般的な投資信託に比べて数が少ないです。

不動産 (現物) 投資の投資手法

不動産投資の投資手法
用意するもの建物
利益の変動率 (リスク)中程度
管理の手間少ない

特徴

マンションやアパートを購入し、賃貸で利益を得る手法です。

メリット

インフレ対策ができます。インフレになってモノの価格が上昇しても、不動産自体の価値が下がることはありません。

デメリット

建物を建てたり、購入したりするのに大きな資金が必要です。多くの場合は銀行からの借り入れが必要で、借金を背負うことになります。

また、空き室が出ることで収入が減るリスクがあります。そして、建物が老朽化することで修繕費が必要になります。

▼ 現物取引についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

Jリート (不動産投資信託) の投資手法

Jリートの投資手法
用意するもの証券取引口座
利益の変動率 (リスク)中程度
管理の手間少ない

特徴

Jリートは、不動産版の投資信託です。つまり不動産のプロが、集めた資金を使ってマンションやアパートなどの複数の不動産を運用する商品です。

メリット

不動産を実際に保有するわけではないので、少額から不動産投資に参加できます。運用のプロにおまかせできるので、管理する手間がありません。

デメリット

運用するための手数料が取られます。

ロボアドバイザーの投資手法

ロボアドバイザーの投資手法
用意するものロボアドバイザーサービスのアカウント作成
利益の変動率 (リスク)小~中程度
管理の手間なし

特徴

どんな金融商品にどのくらい投資するべきかを、AIが分析して自動振り分けしてくれるサービスです。利用者は、許容するリスクを選択してお金を振り込むだけ。あとはロボットが自動的に金融商品を買い付けし、ポートフォリオを組んでくれます。

メリット

証券会社の口座をもっていなくても、世界中の金融商品に投資できます。さらに、商品を調べたりなどの手間がかかりません。

デメリット

ロボアドバイザーの管理料が割高です。

仮想通貨の投資手法

仮想通貨の投資手法
用意するもの仮想通貨取引口座
利益の変動率 (リスク)高い
管理の手間多い

特徴

仮想通貨を購入し、値上がりしたときに売却して利益を出す投資法です。仮想通貨の現物の受け渡しをしない信用取引を行える取引所もあり、そこではレバレッジをかけて取引を行えます。

お金でお金を買う・・・」というと、複雑に思う方も多いかもしれません。ですが、仮想通貨はいわゆる「株式のようなもの」だと思えばOKです。

というのも、仮想通貨を開発する団体があり、その団体が進めているプロジェクトが進むことで仮想通貨が値上がりしていくからです。

1年で20倍になったり、1割近くになったりなどボラリティが激しいことが特徴です。

メリット

仮想通貨のメリットは、ボラリティが大きいことです。1日で+10%になることは珍しくありませんので、うまくチャンスをつかむことで資産を増やせるでしょう。

デメリット

デメリットは、下落する幅についても大きいことです。投資したお金が0円になってしまう可能性もあります。

目的別のおすすめの投資の種類ランキング

短期で利益を狙う投資

短期で利益を狙う投資
1位仮想通貨
2位キャピタルゲインを狙ったFX投資
3位VIX指数への短期投資

仮想通貨は、1日で+10%以上になる銘柄もしばしばあります。仮想通貨に関するニュースをチェックすることで価格上昇のタイミングを予測したり、チャートを分析して相場の動向を掴んだりすることで、短期間で利益を狙えるでしょう。またレバレッジをかけられる取引所で取引すると、レバレッジ分利益が倍増します。

キャピタルゲインを狙ったFX投資についてもレバレッジをかけられますので、僅かな為替差で大きく利益を狙えるでしょう。

VIX指数への短期投資は大統領選やEU離脱の国民投票などの大きなイベント時にのみ行える投資手法ですが、短期で利益を出せます。

長期的に利益を狙う投資

長期利益投資 おすすめランキング
1位投資信託
2位アメリカ株投資
3位不動産 (現物) 投資

将来的に価値が上がるものといえば、その多くは「経済」や「企業価値」になるでしょう。

直接株式の売買を行ってもよいですし、投資信託を選択してプロに株式の運用を任せるのもよいでしょう。中でもアメリカ株は世界の経済の中心ですので、多くの人が今後も経済が発展すると期待しています。

不動産 (現物) 投資については、賃貸を始めるとすぐにキャッシュフローが生まれますが、最初の元手をペイするまでにある程度の年数が必要です。

できるだけリスクが低い投資

リスクの低い投資 おすすめランキング
1位預金
2位国債
3位iDeCo&定期預金

どうしても元本を割りたくない」という方は、預金がおすすめです。というのも、元本を割ることは絶対にないからです。また、国債についても、国債を発行する日本国が破綻しない限り元本を割ることはありません。

また、iDeCoで運用する際に、元本保証のある定期預金の銘柄を選ぶのもおすすめです。株式系の銘柄には元本を割るリスクがありますが、定期預金の銘柄は元本が保証されます。

時間がない初心者におすすめの投資

初心者におすすめ投資ランキング
1位ロボアドバイザー
2位つみたてNISA&投資信託
3位個人型確定拠出年金「iDeCo

あまり勉強しなくても運用できる投資手法と、管理に手間のかからないものをピックアップしました。

ロボアドバイザーは、ロボットが自動的に投資する商品を選んでくれますので、利用者はお金を振り込むだけで投資を行えます。ただし、手間がかからない一方、金融商品に関する知識はつきません。

金融商品の勉強をしたい方には、つみたてNISAの枠を活用した投資信託がおすすめです。銘柄を選ぶのは自分で行いますので、「どういったものが将来伸びるか」を考えるきっかけになります。運用はプロが行うので、基本的には買いっぱなしで放置できます。

個人型確定拠出年金「iDeCo」についても、基本的に買いっぱなしでOKです。銘柄は自分で選択しますので、金融商品を学ぶきっかけになります。

じっくり学びたい初心者におすすめの投資

初心者におすすめ投資ランキング
1位仮想通貨投資
2位FX
3位株式投資

仮想通貨投資やFX、株式投資は、経済を学ぶのにうってつけの金融商品です。リスクは高めですが、自分で運用する醍醐味を味わうことができます。

上記の3つの中で、最も始めやすいのは仮想通貨投資です。

というのも、仮想通貨投資は365日24時間いつでも取引が行えるからです。FXは土日はお休みですし、株式投資は平日の9時~15時まで (昼時間は休場します) と時間が区切られていますので、いざやろうとしてもなかなか時間の都合がつかない可能性が高いです。

さらに、株式投資では最低でも10万円程度、FXについても数万円程度の資金が必要ですが、仮想通貨投資は1,000円程度の少額から始められます。株式やFXと比べると差し入れるお金が少なくて済みますので、万が一失敗したとしても痛手になりません。

まとめ

楽して儲けたいのであれば「ロボアドバイザー」、商品を学んで自分でしっかり投資したいのであれば「FX」「仮想通貨投資」「株式投資」がおすすめです。

それぞれの投資手法はリスクとメリットが背中合わせとなっており、どれを選ぶかはあなた次第です。投資する商品を選ぶ際に参考にしてください。