この記事のポイント
  • モナコインは2ちゃんねるから誕生した初の国産仮想通貨
  • コミュニティに勢いがあり、秋葉原を中心に需要が広がっている
  • 実用的な機能も実装されており将来性が期待できる仮想通貨

日本で生まれた仮想通貨として、有名なコインにモナコインがあります。モナコインはコミュニティ意識が高い2ちゃんねるから生まれた仮想通貨です。根強い人気から決済手段として普及しています。

本記事では モナコインの特徴や将来性、モナコインを取り扱う際におすすめの取引所とウォレットを紹介します

モナコイン (MonaCoin/MONA) とは

ライトコイン (Litecoin/LTC) をベースに開発された

モナコインはライトコインを見本として開発されました。ライトコインの後継として、 モナコインはシステムが安定していることで有名な仮想通貨です。その代わりモナコインでは、 目新しい技術が採用されているわけではありません

ライトコインとモナコインを比較すると、開発力や利用者数の点でライトコインが大きなリードをしており、モナコインはライトコインの下位互換だともいわれています。

開発はほぼファンのボランティアで行われている

モナコインは熱心なファンによって支えられています。モナコインをより便利な通貨にしようという意思のもとで、 ファンの間で開発がおこなわれています

世界で初めてSegwitが実装され、アトミックスワップが成功することで、モナコインの機能性はより実用的になっています。しかしモナコインは大きなプロジェクトのもとで開発された仮想通貨ではないため、明確なロードマップが存在しません。

▶ 『Segwit』や『アトミックスワップ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

モナコイン (MonaCoin/MONA) のメリット

メリット1 世界で初めて Segwit を採用

Segwitとは仮想通貨の送金詰まりなどの、 スケーラビリティ問題を解決するための技術です。通常ブロックチェーンでは、取引情報(トランザクション)の処理速度には限度があります。トランザクションを処理することで仮想通貨の送金は完了しますが、 処理能力を超えたトランザクションが発生すると送金詰まりをおこし、取引の完了には時間がかかります

Segwitが実装されることで1ブロックに格納できるトランザクションの数が増え、決済手段としてふさわしい処理速度を実現します

他の仮想通貨でもSegwitを導入する議論はされていましたが、導入のためには多くのマイナーの賛同が必要でした。モナコインのコミュニティではファンの高い熱意によってSegwit導入が押し進められ、 モナコインは始めてSegwitが導入された仮想通貨となりました。

▶ 『スケーラビリティ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

▶ 『トランザクション』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

メリット2 ファンコミュニティが発達している

仮想通貨にかかわらずサービスや物事が成功するためには、ファンの存在が欠かせません。そのサービスを信用し積極的に活用してくれるファンがいることで、発展が進みます。 モナコインは初めての国産仮想通貨です。2ちゃんねるではやっていたアスキーアートのモナーがモデルになっています。

2ちゃんねるから生まれた仮想通貨として 一部のファンから大きな人気を集めており、コミュニティによる押しも強いです。コミュニティ内でモナコインを循環させる流れや、Monappyというサイトでも投げ銭として送りあう文化などが生まれており、モナコインを使って生活を楽しもうとする流れができています。

メリット3 モナ決済を導入する店舗が増加

モナコインは 決済手段として広く普及し続けています。秋葉原のメイドカフェやショップ、さらにはモナバーなどモナコインで支払いができる店が広がっています。ネット上ではTwitterで投げ銭として活用できたtipmonaや、ビットコインとモナコインで買い物ができるショッピングサイトのBitCoinmall、電子マネーを扱うamatenではモナコインを使えます。

さらにMonazonというサイトでは、実際にモナコインが使用可能な店舗などの検索ができ、モナコインを広めようとする活動も盛んです。大型イベントではコミックマーケットでモナコイン決済を導入する人も増え、今後もさらなる需要の増加が期待できます。

メリット4 アトミックスワップに成功している

アトミックスワップとは、 仲介者を必要とせずに仮想通貨の取引を可能とする技術です。通常では仮想通貨を入手するためには取引所を利用する必要がありました。アトミックスワップが成功したことで、取引所を経由せずにウォレット間で取引が可能になります。

またアトミックスワップの大きな特徴として、異なる通貨間でも送金が可能になっています。現在はビットコインやイーサリアム、モナコインなど限られた通貨だけですが、今後も種類が増えることでさらに利便性が高まります。

▶ 『アトミックスワップ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

モナコイン (MonaCoin/MONA) のデメリット

デメリット1 海外における知名度が低い

モナコインは日本ではコミュニティの力が強く東京では決済手段として普及していますが、 世界的に見ると知名度は低い状態です。今後もモナコインの普及が続いて価値の向上が起きても、世界的に普及しなければ認知度が低いままでとどまり、価格の上昇には限界が見えています。

モナコインには 国際的なプロモーション組織が存在しないので、なにかのきっかけがない限り世界的に需要を増やしていくことは難しいと思われます。

モナコイン (MonaCoin/MONA) のチャート分析と最新価格

2017年6月:半減期を迎え倍まで高騰

モナコイン/円チャート2017年6~7月
半減期とはマイニングによる報酬が半減する時期が訪れることです。仮想通貨では半減期がそれぞれ設定されており、モナコインでは2017年7月初めに半減期がありました。

通常半減期ではマイニング報酬が半減になることで、結果的に市場に出回るコインの数が減り数日前より価格の向上が見られます。しかし当時は半減期の2週間ほど前から価格が上がり、最終的には値段が2倍になりました。

2017年10月:bitFlyer上場をきっかけに暴騰

モナコイン/円チャート2017年10月
2017年10月2日にはbitFlyerにモナコインが上場しました。チャートでは見えにくいですが、一時的に値段が2倍になりました。その後には価格が高騰しています。10月中頃にはモナコインの価格は一時的に700円を突破し、bitFlyer上場から見て価格が12倍以上になりました。

2017年12月上旬:bitFlyerの海外上場とcis砲で再び暴騰

モナコイン/円チャート2017年12月前半
2017年11月28日にツイッターで、bitFlyerの加納裕三社長がCoinDesk主催の「consensus: invest」に登壇されると発表されました。新発表をおこなうというツイートから、アメリカで運営されているbitFlyerUSAでモナコインが上場されるかもしれないとうわさされました。

チャート上の動きではツイート後から急激な価格上昇を見せ、最高地点ではツイート前後の価格の4倍を記録しました。

2017年12月下旬以降:ビットコインに巻き込まれ暴落

モナコイン/円チャート2017年12月下旬
2017年12月後半はbitFlyerUSAへのモナコイン上場がうわさ話に終わり、またビットコインの価格が下落していたことから大幅な暴落を記録しています。2018年2月には、12月中盤から見て4分の1の価格まで下落しました。

2018年以降に仮想通貨が全体的に下落

モナコイン/円チャート全体
2018年から2019年初めまでは、仮想通貨市場全体の下降気味の雰囲気に合わせて価格の下落を続けました。最も低い時期では価格が50円代を記録しており、2017年9月頃の価格帯まで下がりました。

モナコイン (MonaCoin/MONA) の最新のチャート

モナコイン/円チャート2019年6月
2019年5月31日に、ツイッターでCoincheckがモナコイン上場を発表しました。上場のツイートが出てからモナコインの価格が高騰し、ツイート前から見て4倍ほどの価格上昇がおこりました。Coincheck上場後のモナコインの価格は、200円から300円の間を移動しています。

モナコイン (MonaCoin/MONA) の将来性

Coincheck (コインチェック) に上場

モナコインは2019年6月5日にCoincheckに上場しました。Coincheckは国内でももっとも多い10種類の仮想通貨を取り扱う取引所で、初心者から上級者まで多くの人に利用されています。モナコインはCoincheckに上場して価格が急上場しました。 今後取引量が増えることで全体的な出来高も上がり、モナコインは活発な取引がおこなわれる仮想通貨になることが期待されています

ライブ配信サービスの「ツイキャス」にて配信可能

モナコインはモイ株式会社が運営するライブ配信サービスの「ツイキャス」で、投げ銭として使用できるようになりました。ツイキャスは世界で2000万人以上のユーザーが存在する動画配信プラットフォームです。ユーチューブと同じように、動画配信を通して収益化できる仕組みがあります。

今後モナコインが送信手段としてツイキャスで使用されることで、実用性が高まり決済手段としても世界に認知されることが期待されています

モナコイン (MonaCoin/MONA) 取り扱いのおすすめ取引所3選

Coincheck (コインチェック)

取引量・ユーザー数ともに国内最大手の仮想通貨取引所
  • 初心者ユーザーに人気No.1!
  • 使いやすいシンプルなスマホアプリ!
  • 取扱通貨は日本最多の10種類!

Coincheckは国内で有数の仮想通貨取引所です。 取り扱う仮想通貨は2019年6月に追加されたばかりのモナコインやビットコイン、イーサリアムなど10種類がそろっています。10種類は国内最多で、他のどの取引所よりも価格上昇のチャンスがあることを意味します。

問題のセキュリティ面では、FX会社を運営するマネックスグループの買収によりCoincheckの体制が再構築されました。2019年1月には金融庁に正式な認可を受けた企業として、自信をもって紹介できる取引所になっています。

bitbank (ビットバンク)

bitbankは6種類の仮想通貨を取り扱っている取引所です。Bitbankの特徴として 手数料が安いことがあります。bitbankでは取引所形式が採用されていますが、取引の際に新しく取引板を立てるメイカーとして役割を果たすことで、 -0.02%のマイナス手数料が付与されます。

他にもbitbankではTradingViewが採用されているため、チャートを使用した取引になれている人なら豊富なテクニカル指標を使い市場の流れを分析できます。さらにbitbankでは、取引所に仮想通貨を貸し付けることで利息を得るレンディングも可能です。

Zaif (ザイフ)

(※2019年7月現在、新規受付停止中)割安な手数料と独自サービスが特徴的な取引所
  • レバレッジ7.77倍!
  • 独自サービスコイン積立!
  • トークンの取り扱いが豊富

Zaifは5種類の仮想通貨を取り扱っている取引所です。 ビットコインの取引は全て手数料無料となっています。

モナコインについてはメイカー取引なら手数料無料で、市場に存在する取引板を消費するテイカーなら手数料は0.1%になります。

Zaifの特徴としてコイン積み立てとレバレッジ取引があります。

コイン積み立ては毎月決まった金額をZaifに支払うことで 継続的に決められたコインを購入していく方法です。

月1000円から始められるので、仮想通貨投資を始めたばかりの初心者でもできる優しい投資方法です。

またレバレッジ取引は上級者向けで、ビットコインを証拠金として収めることで最大25倍までの資金を動かした取引が可能です。

モナコイン (MonaCoin/MONA) を保管するおすすめウォレット

▶ 『仮想通貨のウォレット』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

Coinomi Wallet

Coinomi Walletはモナコインの公式ページでおすすめされているモバイルウォレットです。2014年からリリースされているウォレットで、70種類以上の仮想通貨を管理できます。

Coinomi Walletの特徴として、 ウォレット内での仮想通貨の交換が可能になっています。取引所で仮想通貨を交換する手間が省けて、多くの仮想通貨を保有できるウォレットならではの利点といえます。

Coinomi Walletの残念な点として、ソースコードが公開されていません。仮想通貨ウォレットの多くは、ソースコードが公開されている点から透明性が担保されています。Coinomi Walletは、リリースから 今まで1度もハッキングなどの被害を受けていないことから危険性は低いとは考えられますが、今後の発表に注目する必要があります

TREZOR (トレザー)

TREZORはウォレットの中では最もセキュリティの固い、ハードウェアウォレットに分類されています。

ハードウェアウォレットでは仮想通貨の秘密鍵を専用の端末で保管するため、ハッキングの危険性を遮断します。専用の端末のため値段は1万円をこえます。高い出費にはなりますが、長期的にモナコインを保有するなら持っておきたいウォレットです。

オフラインでの管理のためハッキングはされませんが、端末の破損や盗難には十分気をつける必要があります。端末の保管場所に気を配り、予備のTREZORを用意しておくなどの準備をしておきましょう。

▶ 『TREZOR (トレザー)』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

モナコイン (MonaCoin/MONA) のまとめ

モナコインは2ちゃんねるから始まったいわゆるお遊びの仮想通貨でした。しかし熱心なファンやコミュニティの活動によってモナコインの需要は広がり、秋葉原一帯での決済が可能になりました。

明確な存在意義が見いだせないほとんどのアルトコインと違い、モナコインは多くのファンによって支えられています。 実用的なコインとしてもすぐれていることから、今後も可能性を感じられる仮想通貨です