
はじめに
coingeckoによれば、本日のビットコイン価格は1,970,000円を超えてさらなる高値圏へと入り、2,214,000円近辺の過去の最高値に一歩近づいた。
昨日は買いの取引高が21日間移動平均を上回り、BTC/JPYが月曜日の下落から回復した兆候を示した。価格は以前の抵抗線だった1,955,000円近辺を上回ったが特段ネガティブなニュースはなかった。
以下のとおり、金の投資家さえ金から離れようとしているようだ。果たして、彼らはポートフォリオで新たにデジタル金を保有しているのだろうか?さらにいえば、ビットコイン価格の上昇幅は金のそれを遥かに超えている。
市場参加者の大半は現在のビットコイン価格に関してはかなり強気でおり、今後数日以内に従来の最高値を更新すると予想している。また、昨日予想したとおり、ビットコイン価格は上昇を続け、1,950,000円を超えた。
現在、出来高は買い手が市場に参入してきていることを示している。したがって、BTC / JPYがこの上昇傾向を続ける可能性が高い。さらに、ビットコインの価格がすべての抵抗水準を簡単に突き抜けていることが見て取れる。これは、BTC / JPYに追加の買い圧力をかけている。
最終取引日以降、ビットコインは予測範囲(青)内の1,950,000円から2,015,000円の間の価格での取引となった。CoinGeckoによると、過去24時間でビットコインの価格はあまり動かず、現在1,976,000円付近で取引されている。
さらに、上のチャートの左側に表示されている可視範囲出来高(VPVR)は、価格が2,200,000円に達するまで、売り注文がほとんど表示されていない。したがって、売却が終わった場合、BTC / JPYは2,000,000円を超えるはずである。
- BTC / JPYは、20日EMA(赤)、50日EMA(緑)、200日EMA(青)を上回った状態を維持すること。
- BTC / JPYが1,800,000円を下回らないこと。
- BTC / JPYの1日の出来高が21日MAを上回った状態を維持すること。
トレーダーたちの見解についての分析
蘇朱氏(Three Arrows CapitalのCEO兼CIO)
Wonder what they’re buying 🤔$BTC $GBTC https://t.co/Wr219TytmZ
— Su Zhu (@zhusu) November 25, 2020
同氏はJeroen Blokland氏がツイートしているチャートについてコメントしている。Blokland氏のTwitterによれば同氏はRobeco社のMulti Assetのヘッドを務めている投資マネージャーである。言及されている投稿では、これまでで最大の金からの流出がわかる興味深いチャートを示している(提供 BofA Securities。)
朱氏は投稿で、金の売却資金がどこに向かうのだろうかと考えている。同氏は、スポットのビットコインとGrayscaleのビットコインである$GBTCともに最高値更新に向かっていると指摘している。
これは、金の売却益の一部がビットコインに向けられたということを意味しているのだろうか?さらに深く掘り下げて、金とビットコインのパフォーマンスを比較してみることにしよう。
Alex Kruger氏(エコノミスト兼トレーダー)
Bitcoin is up 360,000% against gold in the last 10 years.
Goldbugs be like pic.twitter.com/Py3njjLBIW
— Alex Krüger (@krugermacro) November 25, 2020
同氏は、金がビットコインに対してどのような動きをしてきたかを理解するのに役立つ関連情報を示してくれた。 同氏によれば、過去10年の間、ビットコイン価格は金と比較すると360,000%上昇した。
これはかなり劇的な上昇幅だ。この指標はまた、金の長期保有者が金ポートフォリオの一部をビットコインに振り向けるべき理由をいくつも示している。このトレンドが長く続けば続くほど、より多くの金投資家がさらに大きな利益を得ようとビットコインに目を向け始める可能性が高くなる。
Dan Tapiero氏(AGCOAの共同創設者)
One of my new favorite charts on #Bitcoin from an old friend @dan_pantera.
Looks similar (ish) to @100trillionUSD RSI chart I posted a few wks ago.
After 500% rally from March, still looks massively oversold.
Next 2 yrs could be even larger returns than I was anticipating. pic.twitter.com/z20zDBBesX
— Dan Tapiero (@DTAPCAP) November 25, 2020
Tapiero氏は、10年トレンドからのビットコイン価格乖離のチャートを示している。点線は価格トレンドを、実線はトレンドからの乖離を示している。同氏の結論は3つある。
第一に、上記のチャートは Twitterハンドルの100trillionUSDが投稿したRSI(ビットコイン相対力指数)チャートに類似していると述べている。
第二に、ビットコイン価格が500%上昇した後、RSIと10年トレンドからのビットコイン価格乖離の両方ともにかなり売られ過ぎに見えると記している。これは現在の乖離が約-50%であることから確認できる。
最後に、次の強気相場は自身が以前予想したよりもさらに大きなリターンをもたらす可能性があると主張している。
私たちはTapiero氏の分析に賛同する。また、既に述べたように、ビットコインのグーグル検索数は2017年の終わり頃よりもずっと少ないままだ。
したがって、市場への大量の新規資金の流入もなくビットコイン価格が上昇を続けるならば、価格がピークを迎えるまでより長く続くような長期にわたる強気相場になるだろう。そうなれば強気相場のピークはさらに高い水準になるかもしれない。
CRYPTOBIRB氏(BirbNestの創設者兼CEO)
It’s going to happen today, isn’t it $BTC 👀 pic.twitter.com/URspGLGzyw
— CRYPTO₿IRB (@crypto_birb) November 25, 2020
投稿では、ビットコイン価格の4時間チャートと非常に強気な相場予測を示している。昨日Mati Greenspan氏がツイートしたように、CRYPTOBIRB氏はBTC / USDが近いうちに最高値を更新すると予想している。
上のチャートで、同氏は2本の点線でビットコインの次の取引価格帯を示している。よいことに、レンジが以前の最高値を上回っている。
ビットコイン価格が実際に$20,000に向かって上昇した場合、それはかなりの大量売りの引き金となりかねない。あるいは、ホドラー(長期保有者)が売らずに保有し続け、新たな買い手集団が参入してくるとしたら、価格は$20,000を遥かに超えて上昇するかもしれない。
ビットコイン価格予測
Coingeckoによると、本日ビットコインの価格は約1,976,000円での取引となった。
昨日、ビットコインの価格は2,000,000円に向けて上昇し続けると予測したが、まさにその通りであった。そして、ビットコインは私たちの予測した範囲内(青)で取引された。
ビットコインの価格は引き続き上昇することが予想される。数取引日以内にBTC / JPYが2,000,000円を超えるはずであり、その価格に達する前に、このトレンドの逆転または保ち合いになる可能性はほとんどないであろう。
24時間以内の価格変動
ビットコインの上値が2,100,000円を上回ることはないだろう。なぜなら、そうなるにはビットコインの価格が6%以上跳ね上がる必要があるためである。
結論として、可視範囲出来高(VPVR)は重要なレジスタンスラインを示していない。したがって、ビットコインの価格が大幅に上昇した場合、今後大幅な上昇が予想される。
当面、ビットコイン価格は予測範囲内での取引が続くだろうと私たちは考えている。基本的に、BTC / JPYが2,000,000円を突破することが予想される。
・暗号資産の取引はリスクを伴うビジネスです。暗号資産市場は非常に変動が激しく、流動性が低いことがよくあります。
・レバレッジ取引は利益を増やすための効果的な方法ですが、それにより各取引におけるリスクが増えます。
・レバレッジが追加されるほど、潜在的な利益と損失可能性が高くなります。
・リスクをとる覚悟があればあるほど、報酬を得る可能性が大きくなることがあります。
・本記事はかそ部が提携する海外アナリストからの情報を日本語訳した情報となります。