
コロンビアの企業管理局が公式ノートで、同国の企業は現地の規制を遵守する限り、ビットコイン (BTC) を購入して資本を注入することが合法的に認められていると説明した。
コロンビアの規制当局によると
地元企業がトークンが「無形資産」であることを証明すれば当該企業は資本でビットコインを購入することができる。公式ノートによると、コロンビア規制当局は、金融部門での仮想資産の使用は「まだ」規制されておらず、ビットコイン (BTC) を介して資本を注入する上での法的な禁止事項はないと指摘した。
ただし、国の税務監視機関である国税・関税局 (DIAN) が仮想通貨に付与した定義によると、トークンは「無形資産」の基準を満たす必要がある。
「これらの通貨は無形資産に相当し、価値を評価することができるため、家産の一部として (推定) 所得に含まれる可能性がある。以上のことから、仮想通貨は法的には貨幣ではないと結論づけられる。しかし、マイニングの場合、サービスや手数料と引き換えに受け取る限り、それらは所得に相当し、税務上有効となる。」
当局はビットコインなどの仮想通貨を扱うコロンビアの企業に対し、運用にあたって「高いリスク」と「それを取り巻くローカルの規制の欠如」に注意する必要があると警告している。
ビットコインに資本転換する際の特別な規制はなし
さらに、当局は企業に対し、仮想通貨を扱う際には、誠実さと事業への忠誠心の原則を遵守するよう求めている。すなわち、企業は仮想通貨の価値が急激に下落した場合でも法的責任を負うことになる。
企業管理局は資本金をビットコインに変換した際に特別な規制は与えられないとして注意を促した。文書の中で、コロンビア法人は、2020年9月22日に国の政府がパイロットプログラムを承認したことに言及した。このプログラムでは、企業が当局に承認された規制の下、仮想通貨取引をテストすることを求めた。