
同社は、最近のETHの価格の上昇により、世界経済を大きく動かす資産のリストに加わった。
CompaniesMarketCap.comの調べによると、過去24時間の間にETHの価格が13%上昇したことで、 Ethereumは初めて時価総額別トップ100資産のリストにランクインした。同社は本日、他の12社を追い越し、現在は89位のBristol-Myers Squibbと87位のAnheuser-Buschの間の88位に位置している。
2021年だけですでに62%上昇し、ETHの価格は本日、2018年1月以来初めて1,200ドルを超え、同年1月13日に設定された史上最高値を超えると広く見られている。今年の利益により、Ethereumの時価総額は530億ドルも増加した。これはWells Fargo、AstraZeneca、Phillip Morris、Morgan StanleyやCitigroupなどの巨大企業の時価総額を追い越すのに十分な額である。
Bitcoinは、トップ100に入っている他の唯一の仮想通貨だが、Visa、Berkshire Hathaway、Alibaba、そして最近ではTencentを抜いて10位にランクインしている。推定時価総額12.19兆ドルで、金が2位のAppleに10兆ドルの差をつけてトップに立っている。
出典:cointelegraph
CoinMarketCap.comと似て(運営主体は別)、CompaniesMarketCap.comは主に世界中の公開企業の評価を追い、時価総額の大きい順にリストアップしている。同サイトの「時価総額別トップ資産」ページでは、企業、貴金属、ETF、仮想通貨の時価総額が一つのリストにまとめられている。
ただし、形態の異なる資産は必ずしも直接比較できとは限らない。時価総額の計算は、伝統的には株式の価格に株式の総数を乗じて決定されるが、仮想通貨の場合は、コインの価格に供給総額を乗じて決定される。また、貴金属の時価総額は、その価格に供給量の総トン数を乗じて測定されるため、あくまでも推定値に過ぎない。
EthereumがマーケットキャップランキングでBitcoinを抜くためには、BTCが同価格のままであると仮定し、供給量の変化を無視すると、価格が5倍の6,100ドルに上昇する必要がある。