
2017年からマイアミ市長を務めているFrancis Suarez氏は、マイアミを米国で最も魅力的な都市にしたいと考えている。
日曜日に公開されたForbes誌のインタビューで、Suarez氏はマイアミの議員らは、フロリダでの仮想通貨やブロックチェーンの規制上のインセンティブを促進するために、ワイオミング州やニューヨークのような仮想通貨フレンドリーな地域の政策を検討していると述べている。
「マイアミでは、最も革新的な仮想通貨法を作れることに自信がある。我々は、すべてのものが平等であれば、我々の勝ちだと信じている。つまり、我々は競争の場を平等にしたいと考えている。簡単に変更可能な法律に基づいて、誰かが有利になるという風にはならないようにしたい。」とSuarez市長は述べている。
Suarez市長は、他の管轄区域の議員同士の戦いを、規制の勝者となるための競争とは表現しなかった。むしろ、彼はワイオミング州に仮想通貨企業を誘致したことは賢いと称賛する一方で、「アメリカや世界のすべての都市がテクノロジーのエコシステムを成長させようとしているはずだ」と付け加えた。
「我々は、我々のインセンティブがあるべき場所にあり、我々の法律が仮想通貨とブロックチェーンを促進させ、先進的な考えであることを明らかにするために取り組んでいる。」
市長はすでに最近の数週間でビットコイン(BTC)と仮想通貨について強気の発言をいくつかしており、マイアミ市の職員が米ドルではなくBTCで支払われるようにすることを検討している。彼はまた、マイアミの住民が地元の料金や税金の支払いを仮想通貨を使って支払うことを認めることや、市の国庫の一部をビットコインに投資することも提案している。
彼はすでに、Gemini(ジェミニ)の共同設立者であるTyler Winklevoss氏、Cameron Winklevoss氏との会合を含む、仮想通貨コミュニティの著名人数人と話をしている。今月初め、Tyler氏は市長は 「政府とビットコインのための道をリードしている。」と述べた。
Suarez市長は、マイアミの45万人の住民にいつこれらの行動が有効になるかについてのタイムラインは発表していないが、仮想通貨コミュニティの一部の人々は注目しているようである。先週、Bitcoin 2021は6月に開催される仮想通貨カンファレンスの開催がロサンゼルスからマイアミに変更することを発表した。