
GoodFiは、分散型ファイナンスの教育と研究を促進することに焦点を当てた初の仮想通貨アライアンス(連盟)であると説明している。
DeFiの最大のプレーヤーの一部が力を合わせて、初期の業界の教育、研究、ベストプラクティスを促進することを目的とした新しい連盟を発足した。
GoodFiアライアンスには、仮想通貨プロジェクトChainlink、Aave、Radix、mStable、およびデジタル分析会社Messariが含まれている。
RadixのCEOであるPiers Ridyard氏は、Cointelegraph誌に、「DeFi分野で一般的に仮想通貨に従事する事業を行う企業は、主流の聴衆に向けて構築することから始めるが、GoodFiではより広い基盤で、直面している問題の解決に共同で取り組むことが可能となる。」と語った。GoodFiのメンバーとして、企業は新しいDeFiユーザーを引き付けるための戦略と共同知識を共有できる。
彼らの目標は、2025年までに1億人に少なくとも1ドルをDeFiアプリケーションに投入させることである。この目的を達成するために、アライアンスはDeFiアプリケーションの背後にあるユーティリティの認識を高めるための教育を優先している。
Ridyard氏は説明した。:
「ここでの重要なリソースはお金ではなく時間である。具体的には、DeFi業界を支援するのに最適な場所にいる人々の時代は、対象となる顧客をよりよく理解し、DeFiが関与するのに優れていて重要である理由をより多くの聴衆に理解させることで、アドレス可能な市場を拡大する。」
分散型ファイナンスは、2020年の仮想通貨の最も注目すべき成長ストーリーの1つであり、ChainlinkやAaveなどのプロジェクトが主導権を握っていた。LINKは現在、世界で9番目に大きい仮想通貨であり、時価総額は113億ドルである。一方、AAVEは、年初来の500%の収益に続いて、14番目のスポットにある。
記事執筆時点で、550億ドル近くがさまざまなアプリケーションとユースケースにわたりDeFiプロジェクトに組みこまれていた。
DeFiはまだより多くの主流の聴衆を魅了してはいないが、早い段階で仮想通貨を採用している者は、ブロックチェーンテクノロジーを使用することで従来の金融サービスを再創造または改善できるという考えに惹かれている。そのため、DeFiは今後最も注目されている業界の1つになると予想されている。
Ridyard氏は、人々に1ドルをDeFiプロジェクトに投入させることは、インターネットの広まる初期のころと似ていると考えている。「DeFiでは、ユーザーに最初の1ドルを投入させるのが最も難しいステップである。」