
英国のオークションハウスChristie’s(クリスティーズ)は、Beeple作の「純粋にデジタルな芸術作品」のオークションを発表した。火曜日の発表で、Christie’sはこのNFTアートワークは、主要なNFTマーケットプレイスであるMakersPlaceと提携して発売されると述べた。「Everydays – The First 5000 Days(毎日-最初の5000日)」というこの作品は、Beepleという名前のMike Winkelmannの作品である。
NFTオークションの公式ページによると、2月25日から3月11日まで入札でき、作品の開始価格はわずか100ドルであるという。
「2021年2月にChristie’sのためだけに作られたこの記念碑的なデジタルコラージュは、主要なオークションハウスで販売される初めてのBeepleの作品である。」とオークションハウスは発表の中で述べている。「これは、伝統的なオークションハウスで提供される初めての純粋なデジタルアートワーク(NFT)でもあり、ブロックチェーンテクノロジーのおかげでその信頼性が保証されている。」とChristie’sは付け加えた。
ニューヨークを拠点とする戦後の現代専門家であるNoah Davis氏は、Christie’sのNFT業界への参入は、デジタルアートにとって非常に重要であると強調した。
「Christie’sは、これまでこの規模や重要性のある新しいメディアアートワークを提供したことはない。Beepleの作品を取得することは、世界をリードするデジタルアーティストの1人によって作成されたブロックチェーン自体のエントリーを所有するユニークな機会である。」
以前に報告されたように、Christie’sのNFTパートナーであるMakersPlaceは、 Winklevoss兄弟が所有するNifty、SuperRare、KnownOriginと同様に、グローバルなNFTマーケットプレイスである。
この新しいオークションは、ブロックチェーンベースのアートへの同社の最初の進出ではない。2020年10月、同様のオークションで、ビットコイン(BTC)がテーマのブロックチェーンコードで作られたNFTアートワークが131,250ドルで販売されている。