SBIホールディングス株式会社は、仮想通貨ウォレットを製造する Smart Cash AG社のブロックチェーン事業(Tangem)に対し、1,500万ドル(約16億8000万円)の追加出資を行ったことが明らかとなった。

同社が開発する「Tangem Notes」は、低価格での生産が見込まれている薄型コールドウォレットで、物理的に存在するハードウェアストレージ、「スマート紙幣(smart banknote)」のチップ内に、仮想通貨ビットコインでその価値を持っており、0.01 BTCおよび0.05 BTCの額面で利用可能だ。

カードを手渡すだけで、手数料なし、即時検証、デジタルトレースなしで、ブロックチェーン外の物理取引を実現したのが最大の特長となる。

Andrey Kurennykh氏はプレスリリース内で、以下のように述べた。

「Tangemの使命は、ブロックチェーン技術を人々の日々の生活に根付かせることだ。我々の持つブロックチェーン技術で、多くの分野に利益をもたらすことができる。非中央集権的な決済ソリューションを通して、より一層の安全性と使い心地の提供を可能とする。」

SBIは、今年の1月下旬にも同社に出資をしており、今回は追加出資を行なった格好となる。

その際には、Smart Cash AGへの出資に関して、「安価であることにより、仮想通貨を含むデジタルアセットの物理的な保管等の用途で使用が想定されており、こうしたウォレットの特徴が、SBIグループが推進するデジタルアセットの実需創出に向けた取り組みを加速し得るとの考えから、この度の出資に至った」と説明していた。

SBIは以前から、マネー・ロンダリング及びテロ資金供与の防止の観点から、高い技術力を有するデジタルアセット関連ベンチャー企業への出資・提携に注力するとの意向を示している。

(記事提供:コインポスト)
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