この記事のポイント
  • サイコロジカルラインは価格上昇と下落の割合をデータ化したテクニカル分析
  • 投資家心理のトレンドの裏をかく逆張りに活用可能
  • 価格変動と離れた動きをすることもあり、ほかのテクニカル分析との併用が大切

サイコロジカルラインとは、その名の通り 市場に参加する人の心理状態を特に重視したテクニカル分析手法です。サイコロジカルラインを活用することで、相場の勢いや売買タイミングを掴むことができます。

本記事ではそんなサイコロジカルラインの特徴や具体的な活用方法を解説していきます!

▶ 『中級のテクニカル分析』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

サイコロジカルラインの基本情報

サイコロジカルラインの基本情報
ひとこと特徴市場参加者の心理を数値化した指標
ジャンルオシレーター系
難易度中級テクニカル分析
使うタイミング主にトレンド相場
主な使い方期間を12日に設定する
サイコロジカルラインのポイント
サイコロジカルラインとは、市場に参加している「投資家の心理」を数値化した指標です。例えばコインを投げて裏表のどちらが出るかを予想するゲームで、10回連続で表が出たら次のゲームではどちらにかけるのが良いでしょうか。実際には表と裏どちらも出る確率は常に50%なので、どちらにかけても当たる確率は変わりませんが、ゲームに参加している人は「10回も表が出たから次はさすがに裏が出るはず」という心理に傾く可能性が高くなります。

これと同じ現象が市場で起こると、10日連続で上昇を続けた後に「さすがにもう下がるはず」と考えるトレーダーが多くなり、市場では売りが多くなることで価格が下がる可能性が高まります。

勝率を上げるための+α
サイコロジカルラインの理論に基づくと、期間を12日に設定した場合、そのうち9日以上価格が上がることはほとんどありません。また、同じく9日以上価格が下がることもほとんどありません。よって、サイコロジカルラインの値の幅は0%~100%までありますが、50%を通常の値として75%を超えたら買われすぎ、25%を下回ったら売られすぎと判断します。

Trading View (トレーディングビュー) | 無料で使える多機能チャートツール

trading view

Trading View (トレーディングビュー) は「ブラウザ上で使える高機能チャート」です。しかしただのチャートの機能だけでなく、ユーザー同士のコミュニケーションの場としての役割も兼ね備えており、自分のチャート分析やトレードの案を公開したり、他の人が公開したものを見てトレードの参考にしたりできます。また、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成もできるなど多様なコミュニケーションができるツールです

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができるので、トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

TradingViewは無料でも十分強力なツールですが、「PRO」「PRO+」「PREMIUM」といった3つの有料プランが用意されています。

一番手軽に始められる「PRO」でも「ボリュームプロファイル (価格帯別出来高)」という非常に強力なツールが使えるようになるので、本気でトレードに取り組みたい方にはとてもオススメです。

account_arrow_min

Trading Viewの有料版のポイント
PROBasicの機能に加えて、より多くのチャート、時間足、インジケーターを設定可能!
PRO+PROの機能に加えて、高度なテクニカル分析が可能に!次のレベルを狙うデイトレーダーにおすすめ!
PREMIUMチャートツールの最高峰。可能なすべてのチャンスを逃さないための最高精度と緻密なデータを閲覧可能!

サイコロジカルラインとは

サイコロジカルラインとは、市場に参加している「投資家の心理」を数字として表した指標です。

他のRSIやストキャスティクスのような指標ほどポピュラーではありませんが、計算式が易しく使いやすいため好んで使う投資家も多いです。

例えばコインを投げて裏表のどちらが出るかを予想するゲームで、10回連続で表が出たら次のゲームではどちらにかけるのが良いでしょうか。

実際には表と裏どちらも出る確率は常に50%なので、どちらにかけても当たる確率は変わりません。しかしゲームに参加している人は「10回も表が出たから次はさすがに裏が出るはず」という心理に傾く可能性が高くなります。

これと同じ現象が市場で起こったらどうでしょうか。10日連続で上昇を続けた後に「さすがにもう下がるはず」と考えるトレーダーが多くなれば、市場では売りが多くなる一方で買いが少なくなり価格が下がる可能性が高まります。

このような 投資家の心理状態を数字として表した指標がサイコロジカルラインです。

サイコロジカルラインは主に売買のタイミングや相場の強弱を見極める場面で効果を発揮します。

▶ 『RSI』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

▶ 『ストキャスティクス』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

サイコロジカルラインの計算式

サイコロジカルラインはこちらの計算式から算出されます。期間は12日に設定されることが多いです。

  • (対象期間の価格上昇日の日数) ÷ (対象期間の日数) × 100%

例えば、12日中3日しか価格が上昇しなかった場合にはサイコロジカルラインの値は25%になります。

相場が上昇傾向にあるときはサイコロジカルラインは50%を超えることが多く、逆に下落傾向にあるときには50%を下回ることが多いです。

サイコロジカルラインの使い方

期間を12日に設定した場合、そのうち 9日以上価格が上がることはほとんどありません。また、同じく9日以上価格が下がることもほとんどありません。

よって、サイコロジカルラインの値の幅は0%~100%までありますが、50%を通常の値として75%を超えたら買われすぎ、25%を下回ったら売られすぎと判断します。

そして実際の売買タイミングとしては、75%を超えた後に75%を上から下に抜けたら売りシグナルとし、25%以下になった後に25%を下から上に抜けたら買いシグナルとします。

ただし、サイコロジカルラインは計算の精度がそれほど高くない指標なので個別銘柄の分析はあまり得意ではありません。それよりも日経平均のような株価指数の動きを捉えるのに有効な指標です。

サイコロジカルラインを使ったトレードの実例

投資家心理が買いと売りのどちらかに大きく傾いた隙を狙うのがサイコロジカルラインの活用法です。画像のようにグラフがどん底まで来たときを①買いポイントとして攻め、②の価格上昇にあやかりましょう。

サイコロジカルラインの注意点

サイコロジカルラインが買われすぎや売られすぎを示しても、トレンドが反転しないなどのダマシが出るケースもあります。チャートと全く違う動きをするなど気まぐれな面も多く、日足のように短い時間で区切っての使用には向いていないと考えられます。

また終値が前日比でたった1円プラスでも「上昇」とするなどデータ集計方法がドライなのもサイコロジカルラインの特徴です。そのためまとまった利益を狙って利用しても思い通りに機能しない可能性があります。

勝率にこだわるならほかのテクニカル分析と併せた活用が推奨されます。

サイコロジカルラインとの組み合わせが有効なテクニカル分析

一目均衡表

一目均衡表の基本情報
ひとこと特徴相場の動向を見るためのテクニカル指標
ジャンルオシレーター系
難易度初級テクニカル分析
使うタイミング主にレンジ相場
主な使い方相場の動き出しを予想
一目均衡表のポイント
一目均衡表は、相場は「売り手」と「買い手」の均衡が崩れた方向へ動き、方向性が確立したあとの相場の行方というものは「一目瞭然」であるという考えに基づいています。一度方向性が確認されれば、その流れは続いていくだろうということです。

相場のパワーバランスを眺めながら、「いつ相場が変化するか」「いつ目標値が達成されるのか」など、時間軸を重要視して相場の動向を予測します。

一目均衡表は「基準線」「転換線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」という5つの指標が存在します。それぞれ表しているものが異なるので、確認しておきましょう。

勝率を上げるための+α
「転換線が基準線を上抜けたとき」、「遅行スパンがローソク足を上抜けたとき」、「ローソク足が雲を上抜けたとき」は買いシグナルとなり好転したといえます。さらに、上記全ての買いシグナルがそろった状態は「三役好転」といい、より強い買いシグナルとなります。

▶ 『一目均衡表』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ストキャスティクス

ストキャスティクスの基本情報
ひとこと特徴買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
ジャンルオシレーター系
難易度初級テクニカル分析
使うタイミング主にレンジ相場
主な使い方%Kが75%以上で売り、%Kが25%以下で買い
ストキャスティクスのポイント
ストキャスティクスは一定期間の高値と下値を元にして、現在の相場が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断する指標です。一定期間の値動きの中で現在の相場がどの位置にあるかで算出されます。売買のポイントとしては、「%Kが%Dを上抜いた地点が買いシグナル」「%Kが%Dを下抜いた地点が売りシグナル」となります。

一定の範囲で値動きを繰り返すレンジ相場や相場のトレンドが転換するタイミングではっきりとしたシグナルを出すので使いやすいですが、明確なトレンドが発生している場面ではダマシが多いのが欠点です。

ストキャスティクスは過去の値動きを元に今後の相場の動きを推測する指標なので、他のテクニカル指標と合わせて使うことをおすすめします。

勝率を上げるための+α
ストキャスティクスは厳密には「ファーストストキャスティクス」と「スローストキャスティクス」の2種類が存在します。ファーストストキャスティクスはその名の通り素早く売買シグナルを出す短期売買向けの指標ですが、ダマシが多いという欠点があります。それをカバーするのがスローストキャスティクスで、こちらを利用することの方が多いです。

▶ 『ストキャスティクス』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

サイコロジカルラインまとめ

サイコロジカルラインは大まかなチャートの流れをつかむのには有効ですが、ダマシが多いので他の指標のように売買ポイントを的確に捉えるのは難しいです。

よって、サイコロジカルラインは 他のオシレーター系の指標と一緒に補完的に利用するのが賢い使い方だと言えるでしょ
う。

▶ 『テクニカル分析』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

Trading View (トレーディングビュー) | 無料で使える多機能チャートツール

trading view

Trading View (トレーディングビュー) は「ブラウザ上で使える高機能チャート」です。しかしただのチャートの機能だけでなく、ユーザー同士のコミュニケーションの場としての役割も兼ね備えており、自分のチャート分析やトレードの案を公開したり、他の人が公開したものを見てトレードの参考にしたりできます。また、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成もできるなど多様なコミュニケーションができるツールです

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができるので、トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

TradingViewは無料でも十分強力なツールですが、「PRO」「PRO+」「PREMIUM」といった3つの有料プランが用意されています。

一番手軽に始められる「PRO」でも「ボリュームプロファイル (価格帯別出来高)」という非常に強力なツールが使えるようになるので、本気でトレードに取り組みたい方にはとてもオススメです。

account_arrow_min

Trading Viewの有料版のポイント
PROBasicの機能に加えて、より多くのチャート、時間足、インジケーターを設定可能!
PRO+PROの機能に加えて、高度なテクニカル分析が可能に!次のレベルを狙うデイトレーダーにおすすめ!
PREMIUMチャートツールの最高峰。可能なすべてのチャンスを逃さないための最高精度と緻密なデータを閲覧可能!

こちらは編集部おすすめの、 本当にトレードで役立つテクニカル分析まとめです。トレードでの勝率をさらに高めたいという方は気になったものから1つずつ覚えていきましょう!

知っておきたい初心者テクニカル分析一覧
ボリンジャーバンド勢いの変化や反転の目安、方向を見るテクニカル指標→『ボリンジャーバンドの設定方法』はこちら
MACD移動平均線を元にしたテクニカル指標→『MACDの設定方法』はこちら
ローソク足価格を4つの値段で表し、価格推移を表示したもの→『ローソク足の組み合わせ』はこちら
移動平均線相場の方向性を見るテクニカル指標
ゴールデンクロス価格の上昇を判断するテクニカル分析手法
出来高売買の数量を確認できる指標
ダウ理論全てのテクニカル分析の基礎として現在も多くの投資家に支持されている
支持線過去の価格推移から反発を予想
新値足トレンドを把握するためのテクニカル分析
サヤ価格変動において生じる値幅のこと
ストキャスティクス買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
一目均衡表相場の動向を見るためのテクニカル指標
RSI買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
ダイバージェンス様々なオシレータ系指標に見られる現象
逆ウォッチ曲線価格と出来高から相場を分析する手法
コマ足売買シグナルをわかりやすく出してくれる
知っておきたい中級者テクニカル分析一覧
VWAP大口取引を行う、機関投資家などを中心に目標値とされている
モメンタムトレンドの転換や強弱を表す指標
逆三尊トレンドが転換するときに形成されるチャートパターン
ソーサー頻繁に出現するチャートパターン
エリオット波動相場は5つの上昇波と3つの下降波で1つの周期を形成するという考え方
パラボリックトレンド追随型のテクニカル分析
三段高下上昇・下降相場の波動理論
グランビルの法則移動平均線とレートの関係性から売買タイミングを判断する
ダブルトップ上昇トレンドが終了する際に現れるチャートパターン
DMI市場の状態を見極めるための順張り指標
ポイントアンドフィギュア○と×だけで値動きを表現して相場のトレンドを把握し予測する
アームズボックスその日の高値と安値を示し、取引量を把握可能
練行足一定の値幅を決めて、その値幅以上の値動きがあったときに足を記入する
リスクリワードレシオ利益確定と損切りのバランスを表す指標
%Rオシレーター計算式買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
フィボナッチサポートとレジスタンスの地点を判断する指標
RCI買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
酒田五法日本の江戸時代に開発され、現在も使われる相場分析方法
執筆者情報
仮想通貨部 かそ部 編集部

名前。 はじめまして。本サイトの執筆を担当している、「仮想通貨部 かそ部」編集部です。本サイトは、仮想通貨の総合情報サイト「仮想通貨部 かそ部」の運営や、各種Web情報メディア事業を展開するドットメディア株式会社により運営されております。編集部一同、正確な論拠に基づいた調査のもと、読者(ユーザー)様にとって正確かつ最新の情報をお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

PR
暗号資産アプリDL数No.1!取引量・ユーザー数ともに日本最大級の取引所!

BTC (ビットコイン) などの主要な通貨はもちろん、MONA (モナコイン)、XLM (ステラルーメン) など珍しい計16種類の豊富な暗号資産を取り扱っています。また初心者にもかんたんに操作できるスマホアプリも魅力的で、iOSアプリ・Androidアプリでの使いやすさはピカイチです。さらに2018年4月マネックスグループ株式会社が主要株主になり、経営体制・内部管理体制などの抜本的な改革を実行。万全のセキュリティ体制で初心者でも安心してはじめられます。

初心者向け取引所の決定版!