この記事のポイント
  • ビットコインキャッシュはビットコイン開発の方向性の違いから分岐して誕生した通貨
  • 1ブロックあたりのサイズがビットコインよりも大きい
  • 決済用通貨としての普及が期待されている

ビットコインのハードフォークで誕生したビットコインキャッシュとは、どのような通貨なのでしょうか。本記事では ビットコインキャッシュの特徴やメリット・デメリットについて解説します。

正しい知識を身に着けて、将来の買い時を逃さないようにしましょう。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) とは

ビットコイン (Bitcoin/BTC) の分裂から誕生

ビットコインキャッシュは ビットコインのコミュニティが2つに分裂したことで誕生した通貨です。コミュニティが分裂した理由はビットコインの開発の方向性の違いです。

ビットコインの処理能力を向上させる方法として「 取引サイズを小さくする方法 (SegWit) 」 と「 1ブロックのサイズを大きくする方法 」の2種類の方法がありました。

しかし方向性がまとまらず「 1ブロックのサイズを大きくする方法 」 を支持したグループがビットコインキャッシュをビットコインとは別に立ち上げました。これがビットコインキャッシュ誕生の経緯です。

▶ 『Segwit』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) との相違点

ビットコインキャッシュとビットコインの違いは、 最大ブロックサイズです。

ビットコインのブロックサイズが1MBであるのに対して、分裂後のビットコインキャッシュは8MB、2019年7月現在は32MBまで拡大させました。そのほかの基本的な性能はビットコインと同様です。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) のメリット

スケーラビリティ問題が改善

ビットコインキャッシュは1ブロックあたりのサイズを大きくしており、1度に処理できる取引量を増やしています。ゆえに ビットコインキャッシュは大量に送金が発生しても送金詰まりが起こりにくい構造になっています。

▶ 『スケーラビリティ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

新たなマイニング難易度調整システムを導入

ビットコインキャッシュは ビットコインとは異なるマイニング難易度調整アルゴリズムEDAを採用しています。これはハッシュレートが安定しているときはマイニング難易度を調整せず、ハッシュレートが変化したときにだけ調整するというしくみです。

なぜビットコインと別のアルゴリズムにしたのかというと、 ビットコインに比べてマイナーが少ないからです。マイナーが少なくても安定してビットコインキャッシュのネットワークを維持できるよう、適切なアルゴリズムを採用しました。

▶ 『マイニング』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) のデメリット

マイニングのセキュリティが不十分

ビットコインと比べると マイニングのハッシュレートは低い状態です

ハッシュレートが高いビットコインのブロックチェーンを改ざんしようとしても現実的には難しいですが、ハッシュレートが低いコインはビットコインに比べると改ざんの難易度が下がってしまいます。

▶ 『ハッシュレート』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ノードを立てるインセンティブがない

ビットコインキャッシュのブロックサイズはビットコインよりも大きいため、フルノードを立てる方は容量の大きな高スペックのコンピュータを用意する必要があります。

ゆえに ビットコインのマイニングと比べて経費が大きくなる傾向があるでしょう

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) のチャート分析

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) のチャート分析

ビットコインキャッシュは2018年11月に2度目の分裂が発生しました。この 分裂をきっかけに価格が大きく下落し、2018年12月には9,000円程度まで下がりました。その後ビットコイン価格の上昇とともにビットコインキャッシュの価格も上昇し、2019年7月現在は35,000円程度となっています。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) の将来性

仮想通貨取引アプリで取引できるようになった

2018年7月、フィンテックスタートアップの米企業ロビンフッドの仮想通貨取引アプリで ビットコインキャッシュが取引できるようになりました。ロビンフッド社は株取引や仮想通貨取引で取引手数料を取らないことで大きな注目を集めている企業です。ロビンフッドクリプトでは現在ビットコインキャッシュを含む7種類の仮想通貨を取引できます。

2019年5月にロビンフッド社は規制の厳しいニューヨーク州のライセンスを取得し、ニューヨーカーも取引できるようになりました。取引通貨として採用されたことは ビットコインキャッシュの信頼性が高いことを示しています。

▶ 『仮想通貨のアプリ』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) を基軸通貨とした取引所の増加

ビットコインキャッシュを基軸通貨とした取引所が増えています。たとえばCoinEXや香港を拠点とするKuCoinOKExです。基軸通貨となるということは仮想通貨における主要通貨としての地位を確立しているということです。

決済システムの導入 — bitbayやBITPoint Pay

ビットコインキャッシュは 仮想通貨決済サービスの支払い通貨として採用が進んでいます。たとえば仮想通貨決済サービス大手の米企業bitpayです。bitpayは2018年8月にビットコインキャッシュを支払い通貨として採用しています。

また仮想通貨取引所BITPointが提供する仮想通貨決済サービスBITPoint Payにおいても、 ビットコインキャッシュが支払い通貨として採用されています。なお、BITPointは2019年8月現在サービスを停止しています。

▶ 『仮想通貨の決済』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) におすすめの取引所3選

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) おすすめの取引所3選

Coincheck (コインチェック)

Coincheckは2014年に創業した老舗の仮想通貨取引所です。現在はマネックス証券のグループ企業となっています。

取引量・ユーザー数ともに国内最大手の仮想通貨取引所
  • 初心者ユーザーに人気No.1!
  • 使いやすいシンプルなスマホアプリ!
  • 取扱通貨は日本最多の10種類!
取り扱い通貨 10種類
FX/信用取引
手数料 無料
最低取引単位 0.001BTC
レバレッジ倍率 5倍 ※レバレッジ取引は現在停止中
スマホ対応

Coincheck (コインチェック)のメリット

Coincheckのメリットは 販売所形式なので初心者の方でもかんたんに購入できる点です。10種類の通貨を取り扱っているため、多くの種類の通貨を保有したい人に向いています。

Coincheck (コインチェック)のデメリット

Coincheckのデメリットは 販売価格が高く、売却価格が安い点です。販売所形式のためスプレッドが高く設定されています。

▶ 『Coincheck (コインチェック) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

GMOコイン

GMOコインは2017年にサービスを開始しています。

GMOグループが運営する日本最大級のスタンダードな取引所
  • 大手ITグループの信頼性
  • 仮想通貨FXが強い!
  • アプリ「ビットレ君」が超高機能!
取り扱い通貨 5種類
FX/信用取引
手数料 Maker:-0.01% / Taker:0.05%
最低取引単位 0.01BTC
レバレッジ倍率 BTC (ビットコイン):10倍 / ETH (イーサリアム)、BCH (ビットコインキャッシュ)、LTC (ライトコイン)、XRP (リップル):5倍 / ※2019年7月31日 (水) のメンテナンス後に全通貨のレバレッジ倍率が4倍に変更。
スマホ対応

GMOコインのメリット

GMOコインのメリットは ビットコインキャッシュの現物取引・レバレッジ取引を両方楽しめる点です。ひとつの取引所で多種多彩な取引を楽しむことができます。

GMOコインのデメリット

GMOコインのデメリットは スプレッドがやや高めである点です。他の取引所に比べて若干利益を出しにくいでしょう。

▶ 『GMOコインの評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

DMM Bitcoin (DMMビットコイン)

DMM Bitcoinは2018年にサービスをスタートした、比較的新しい仮想通貨取引所です。

アルトコイン取引なら国内取引所No.1!大手企業DMM.comが運営する安心感!
  • 全通貨のレバレッジ取引が可能!
  • 使いやすい取引ツール
  • あのローラがCMにも!
取り扱い通貨 7種類
FX/信用取引
手数料 -
最低取引単位 0.01BTC
レバレッジ倍率 4倍
スマホ対応

DMM Bitcoin (DMMビットコイン)のメリット

DMM Bitcoinでは ビットコインキャッシュのレバレッジ取引を楽しめます。レバレッジ取引とは、「 買い 」と 「 売り 」の差額を決済する差金決済取引です。手持ちの資金の4倍の金額の注文を出せるため、より大きな利益を狙うことができます。

DMM Bitcoin (DMMビットコイン)のデメリット

DMM Bitcoinのデメリットは ビットコインキャッシュの現物取引ができない点です。つまりビットコインキャッシュを保有することはできません。

▶ 『DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) の評判・口コミ・レビュー評価』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) おすすめウォレット

ビットコインキャッシュのウォレットは以下の3つがおすすめです。

ビットコインキャッシュのおすすめウォレット
  • Ledger Nano S
  • Ginco
  • TREZOR

Ledger Nano S (レジャーナノS)

Ledger Nano Sは最も人気のあるハードウォレットのひとつです。インターネットと切り離して保管できるため、ハッキングに強いことが特徴です。さらにリップルなどの 豊富な種類の仮想通貨に対応している点もおすすめです。

▶ 『Ledger Nano S (レジャーナノS)』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

Ginco (ギンコ)

Gincoは日本企業が開発したスマホアプリのウォレットです。スマホアプリのため、かんたんに操作できることが特徴です。リップルにも対応しています。

▶ 『Ginco (ギンコ)』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

TREZOR (トレザー)

Trezorも人気があるハードウォレットのひとつです。Ledger Nano Sと同様にインターネットと切り離して保管できるため、ハッキングされるリスクが低いです。 モナコインとネムに対応していることが特徴です

▶ 『TREZOR (トレザー)』についてくわしく知りたい方はこちらの記事が参考になります。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH) のまとめ

ビットコインから派生したビットコインキャッシュは今後 決済用の通貨としての普及が期待されています。多くの取引所で取り扱いをしていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。