bitbank (ビットバンク)
- 取扱通貨
- 30銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:無料
- 最大レバレッジ
- -
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
bitbank (ビットバンク) は、リップル社公式の取引量ランキング「XRP Market」の過去30日間統計において、11,749,018,567.14USD を記録し、XRP (リップル) の取引量世界No.1に選ばれました。
bitbankは2014年の5月に設立された仮想通貨取引所です。bitbankは「取引所」と「販売所」を有し、取引所では9種類のアルトコイン取引が可能ですが、全ての通貨で国内取引所の中ではトップクラスのスプレッドの狭さを実現しています。
取引手数料も安く、Maker (指値注文) で-0.02%、Taker (成行注文) で0.12%となっています。そのため、Makerを活用すれば手数料で報酬を受け取ることも可能です。このようにbitbankは取引にかかるコストが総じて小さいので、短期トレードで頻繁に取引を繰り返す投資スタイルの方におすすめです。
bitFlyer (ビットフライヤー)
- 取扱通貨
- 21銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。
bitFlyerは「取引所」と「販売所」が併設している仮想通貨取引所で、全体で21種類の仮想通貨を取り扱っています。ビットコイン (BTC) のスプレッドは前述したbitbankに次いで狭くなっています。
bitFlyerはスプレッドの狭さの他にも、取引の流動性の高さ、取引画面の見やすさ、セキュリティの高さなどが魅力です。
GMOコイン
- 取扱通貨
- 26銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:Maker -0.01% / Taker 0.05%
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネットグループの子会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMOインターネットグループが培ってきたIT・金融関連事業でのノウハウを活かし、安心のセキュリティ体制と取引環境を提供しています。
GMOコインは東証一部上場企業である「GMOインターネット」が運営する国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所です。取引所、販売所ともに最狭水準のスプレッドを誇ります。
GMOコインは、取引所、販売所に加えて、暗号資産FXによるトレードも可能です。暗号資産FXでは、取引所形式では利用できないIFDやOCOなどの注文方法が使えたり、レバレッジをかけることで下落局面でも売りから利益を出せたりといったメリットがあります。また、ステーキングのサービスを行っていることも特徴です。ステーキングとは、ビットコインにおけるマイニングのようなプロセスで、暗号資産(仮想通貨)を保有しているだけで報酬を受け取れる仕組みです。現在対応している通貨はテゾス (XYZ) のみですが、保有数量や日数に応じて年利3~6%の報酬が得られます。
このようにスプレッドの安さに加えて、便利なサービスを多数提供しているのもGMOの評価ポイントです。
仮想通貨取引所のスプレッドとは
仮想通貨取引所におけるスプレッドとは、売値と買値の差額のことです。スプレッドが大きいほど取引の際の損失も大きくなるので、利益を出しにくくなります。
ビットコイン (BTC) を例にみてみましょう。1BTCの買値が400万円で、1BTCの売値が389万円だとします。この価格で1BTCを購入すると、売値より11万円分多く支払ったことになります。よって、実際に1BTCを売るときに売値が400万円よりも上がらないと、利益は出せません。
スプレッドは固定ではなく変動するのが特徴です。国内の取引所では、基本的にスプレッドが明記されていないので、自分で売値と買値の差額を計算する必要があります。少しでも利益を多く出したい場合、多少の手間はかかりますが自分でスプレッドを算出し、どの程度の損失が発生しているのか把握しつつ取引を行うとよいでしょう。
またスプレッドは、販売所形式と取引所形式で仕組みが異なるので注意してください。販売所形式では、取引所側が収益を計算した上で売値と買値を設定するので、スプレッドは取引所形式に比べ割高です。一方取引所形式では、スプレッドは取引所側が決めるのではなく、相場が決めるものです。板取引では、買い注文は高値のものから、売り注文は安値のものから取引相手が見つかります。そのため、取引される買い注文と売り注文の間に差額が発生し、これがスプレッドとなります。
一般的にこの取引所形式のスプレッドは、販売所形式のスプレッドに比べれば小さなものですが、急激な価格変動が起きている際は、買い注文と売り注文のいずれかに偏りが生じるため、スプレッドが大きくなることがあります。
銘柄別の仮想通貨取引所のスプレッド比較表
国内主要取引所における銘柄別のスプレッドを比較してみましょう。以下の表は2021年6月14日時点でのスプレッドです。 (Kasobu編集部が各取引所の価格を調査して算出)
取引所名 | BTC | XRP | ETH | BCH | ETC | LTC | MONA | XEM |
bitFlyer | 1100円 | 0.12円 | 150円 | 600円 | 700円 (販売所) | 2000円 (販売所) | 0.95円 | 3円 (販売所) |
bitbank | 900円 | 0.10円 | 100円 | 150円 | - | 100円 | 1.2円 | - |
GMOコイン | 1500円 | 0.14円 | 約500円 | 100円 | - | 25円 | - | 1.9円 (販売所) |
Coincheck | 1700円 | 8000円 (販売所) | 30000円 (販売所) | 4000円 (販売所) | 400円* | 1500円 (販売所) | 3円 | 1.6円 (販売所) |
DMM Bitcoin | 約4000円 (販売所) | 約3円 (販売所) | 約8000円 (販売所) | 約1850円 (販売所) | 約750円 (販売所) | 約580円 (販売所) | 約4.5円 (販売所) | 2.5円 (販売所) |
上記の比較表からわかるように、同じ銘柄であっても取引所によってスプレッドは大きく異なります。2021年6月14日時点で、ビットコイン (BTC) のスプレッドが最も小さい取引所はbitbank、最も高い取引所はCoinceckでした。また取引所か販売所かによってもスプレッドは大きく異なることに注意しましょう。販売所のスプレッドが取引所よりも高く設定されていることが上の表からわかると思います。
仮想通貨取引所のスプレッド比較まとめ
スプレッドは「見えない手数料」とも言われており、明確に公表されていないことが多いです。たとえば「各種手数料無料」という業者がありますが、これは全く手数料が発生しないのではなく、提示されている価格に既に手数料が含まれている場合があります。目に見える手数料ばかりに気を取られることなく、本記事で紹介したスプレッドのこともよく理解した上で取引所を選ぶとよいでしょう。