- エアドロップとは?
- エアドロップは何のために行われる?
エアドロップに参加したことはありますか?トークンのなかには取引所やトークンセールで購入する以外に「エアドロップ」に参加することで無料でもらえるものがあります。例えば、オントロジーというトークンは仮想通貨ネオの保有量に応じて無料で配布(=エアドロップ)されたトークンです。
ネオ (NEO) の「エアドロップ」とは?
エアドロップとは?
エアドロップとは条件を満たすだけで、トークンがもらえる仕組みのことです。条件とは、今回紹介するオントロジーのようにネオの保有者に対して一定の割合で配布されるものもあれば、リツイートやテレグラムへの参加、アカウント登録をした人に対して配布されるものもあります。
エアドロップの目的とは?
「トークンが無料でもらえる」と聞くと怪しいと思われる方もいるかもしれませんが、トークンを広く配布するのは配布元のプロジェクトにとってメリットがあるからです。例えば、トークン保有者の増加は配布元が開発しているサービスの普及につながったり、配布することで認知度を高めるといった広告効果があったりします。
2018年3月1日にエアドロップされた「オントロジー (Ontology/ONT) 」とは?
オントロジーは中国のブロックチェーン企業Onchainによって開発されたトークです。
ネオの開発者コミュニティとOnchainは提携しています。提携の一環としてOnchainからネオコミュニティへとオントロジーが寄贈され、2018年3月1日にネオ保有者に対してONTがエアドロップされました。
なお、オントロジーとは他のブロックチェーンとの互換性をもたせて幅広く分散型システムを開発できるブロックチェーンです。
ネオとは異なるブロックチェーンではあるものの、ネオブロックチェーンをベースとして開発されており、ネオとの関わりが深いプロジェクトであると言えます。
ネオ (NEO) のエアドロップでオントロジー (Ontology/ONT) をもらう方法
オントロジーをもらうには2通りの方法があります。
- 取引所の口座にネオを保管しておく
- ネオ専用ウォレット「ネオN Wallet」にネオを保管しておく
どちらの場合でも、1ネオにつき0.2ONTが配布され、2018年3月1日のエアドロップ時には半分 (1ネオあたり0.1ONT)が自由に取引可能なONTとして使えるように設定されています。
もう半分(1ネオあたり0.1ONT)は2018年中にリリースされるOntologyネットワーク上で利用できる予定です。
エアドロップの価格への影響は?
これまで見てきたようにネオとオントロジーは深い関わりがあり、今後も相互に連携しあうプロジェクトだと考えられます。例えば、オントロジーブロックチェーン上ではネオのスマートコントラクトを利用することができます。さて、このような関わりの深いプロジェクト間のエアドロップは価格にどのような影響を与えるのでしょうか?
まず、ネオの価格はエアドロップ直前をピークに下落しています。これはオントロジーのエアドロップ量がネオの保有量に応じて決まるため、直前に買い注文が増えた結果でしょう。
次に、オントロジーの価格はエアドロップ後、上昇していき、2018年5月初頭にはで約9000円の価格を付けましたが現在は2000円弱に留まっています。(エアドロップ直後は100〜200円/ONTで推移)。
【まとめ】 エアドロップにはぜひ参加してみよう!
エアドロップは特定の仮想通貨を保有したり、特定のアクションを取ることでトークンが配布される仕組みです。
ネオコミュニティによる、オントロジーのエアドロップは2018年3月1日に終了しまいましたが、このようなエアドロップは運営元にとってメリットがあるため今後も行われる可能性があります。
ネオのエアドロップ情報はネオコミュニティの公式Twitter