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HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の基本情報
取引所/販売所 | 取引所 |
取扱仮想通貨数 | 231種類 |
日本語対応 | × |
スマートフォン対応 | あり (app storeでは有料 / google playでは無料) |
レバレッジ | なし |
取引方法 | 現物取引 |
最低取引単位 | 0.01BTC |
セキュリティ | 二段階認証のみ |
HitBTCは、2013年に始まったヨーロッパを拠点とする仮想通貨取引所で、ソフトウェア開発者、金融専門家、経験豊富なトレーダーがチームとなって立ち上げました。最新のコアマッチングエンジンを使用するなど、革新的な技術を採用。現在はシカゴに拠点を置くHitTech Limitedによって運営されています
立ち上げには600万ユーロのベンチャーキャピタル・マネーが使用されたと言います。ただそれらが、このウェブサイトの創設者であるか、このプラットフォームの運営者であるかはまだ明らかにされていません。
HitBTCはBTC (ビットコイン)と略称されているその名前とは異なり、ビットコインメインのプラットフォームとしてではなく、複数のアルトコイン通貨の交換を主軸として行っています。特にICO直後の通貨をいち早く上場させている点、すべての主要な仮想通貨を含む、400以上の仮想通貨を取扱サポートしている点は注目です。
HitBTCは2016年初めに一度ハッキングされています。プレスにはあまり出ていませんでしたが、HitBTC側が事件に関する情報の提供を拒否したため、多くのユーザーから、取引所からコインが「紛失」していることや、出金が遅れていること、または出金ができないことを訴えられていました。現在は事態が収束しています。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) のメリット
HitBTCのメリットは以下の6つです。
- 大量のアルトコイン取り扱い
- ICO直後の仮想通貨をいち早く購入できる
- 手数料がもらえるリベートプログラム
- 最低取引量がない
- 取引手数料が安い
- 初回登録スピードがスムーズ
大量のアルトコイン取り扱い
すべての主要な仮想通貨を含む、400以上の仮想通貨を取扱サポートしています。
いまだ注目のされていない仮想通貨なども多く取り扱っていますので、一攫千金の大きなチャンスが眠っている可能性もあります。
ICO直後の仮想通貨をいち早く購入できる
HitBTCはICOしてすぐのアルトコインを数多く取り扱っています。過去に、ICO直後の5時間で取引ができるようになるほど、力を入れてHitBTCが取り組んでいる分野になります。
ICO直後にHitBTCへ上場し、価格が数十倍まで上がったコインも少なくありません。ICO直後の通貨は価格が安いため、将来性が高いコインを安いうちに仕込んでおくことができます。(ただし詐欺コインも中に紛れている可能性があるので、気をつけましょう。)
手数料がもらえるリベートプログラム
取引が即座に成立した場合は手数料0.1%、即座に成立しないと手数料-0.01%です。マイナスの手数料の仕組み自体は、Zaifも行っていましたが、取引するたびに手数料がもらえる仕組みのことを言います。
最低取引量がない
HitBTCには最低取引量がありません。通常、取引所には最低取引量が決められており、我々ユーザーは取引をしたい場合、必ずその額以上の金額を提示しなければなりません。
そのことを考慮に入れると、HitBTCでは他の取引所よりも少額で取引を開始することができるので、お試しで始めてみたい仮想通貨初心者にとっても大変ありがたい仕様となっています。
取引手数料が安い
HitBTCを使用する大きなメリットは、低い手数料です。取引手数料は0.1%と、他の取引所の相場である0.2%と比べると、大変良心的な金額であることがわかると思います。
取引を何度も続けていくうちに、手数料だけで赤字になってしまったという話も珍しくはないので、少しでも手数料を安く抑えられることは、大きなメリットと言えるでしょう。
初回登録スピードがスムーズ
HitBTCの登録はスムーズかつ高速です。電子メールを入力して強力なパスワードを入力するだけで、確認コードやリンクが数秒以内に電子メールに送信されます。
詳細な登録方法については後述しますが、他の取引所ですと登録するだけで数日かかってしまう場合もありますので、登録の際のスピーディな対応は仮想通貨取引の敷居を下げてくれています。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) のデメリット
HitBTCのデメリットは以下の4つです。
- 日本語対応していない
- 預金手数料がかかる
- 曖昧な会社情報
- 情報量の少なさ
日本語対応していない
HitBTCは日本語に対応していません。英語がわからない人でも簡単に取引が可能です。2018年6月2日に日本人向けのサービスを停止している状態になっています。
預金手数料がかかる
HitBTCでは仮想通貨の預金の際に預金手数料がかかります。通常取引所から他の取引所に送金する場合送金元の取引所に手数料を支払いますが、HitBTCでは預金手数料を支払うことになります。
預金手数料は他の取引所ではない仕組みになっています。入金する仮想通貨によっては、多額の預金手数料を支払うことになります。預金する仮想通貨を選んで入金をしたほうがいいでしょう。
曖昧な会社情報
HitBTCは取引所の情報をイギリスで登録していますが、本社がどこにあるかは明らかになっていません。本社の在籍国によってはいきなり会社自体が停止してしまうこともあり得ます。
取引所自体は運営が始まって今年で6年目となるので、いきなり閉鎖する可能性は少ないかもしれません。HitBTCが信用できない人は取引を控えるか、少額を入れて取引するようにしましょう。
情報量の少なさ
海外サイトなので、英語を頑張って読むかグーグル翻訳に頼って情報を得ていく必要があります。特にICOや草コインの状況について知りたい場合、確実な方法は開発者のTwitterを随時チェックする必要があります。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の取扱仮想通貨
取扱通貨 | 現物取引 | FX |
BTC (ビットコイン) | ○ | − |
ETH (イーサリアム) | ○ | − |
BCH (ビットコインキャッシュ) | ○ | − |
LTC (ライトコイン) | ○ | − |
XRP (リップル) | ○ | − |
主な取り扱い通貨はこちらになります。HitBTCではなんと231種類もの通貨を取り扱っており、上記以外にも知名度の高いアルトコインから、ICO直後の無名の草コインまで網羅的に取り扱っています。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の手数料
取引手数料
取引が即座に成立したとき | 0.1% |
取引が即座に成立しないとき | -0.01% |
HitBTCの取引手数料は非常に安いです。0.1%が取引手数料としてかかると覚えておけば、基本的に問題ありません。手数料が安いと言われているBinanceと同じ手数料の割合ですので、かなり安いと言えます。
なぜ取引が即座に成立しないときの手数料が-0.01%と逆にリベートをもらえるかというと、HitBTCは市場の流動性を重視しているからです。買う時に現在取引価格よりも「安い指値」を、売るときには「高い指値」を入れると、市場に流動性が生まれます。
HitBTCは流動性を高くするために、流動性を発生させてくれるトレーダーを優遇しています。
入出金手数料
手数料 | BTC (ビットコイン) | ETH (イーサリアム) |
入金手数料 | 0.0006BTC | 0.003ETH |
出金手数料 | 0.001BTC | 0.00958ETH |
日本円からの入金は対応していません。取引したい場合は、国内取引所でビットコインなどを購入して、HitBTCに送る必要があります。また通貨ごとに手数料が異なるため注意しましょう。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の取引ツール
HitBTCは、中級者以上のトレーダーやスムーズに取引できるプラットフォームを探している方にとっては、とても使いやすいインターフェースとなっています。一方で、初心者投資家の方々には少し機能が多く使いづらいと感じてしまうかもしれません。
詳細なチャートは特別な「TradingView (トレーディングビュー)」によって提供され、詳細なチャート分析にはポップアップ機能が利用できます。機器リストは、ポップアップの横に配置され、4つの主要なカテゴリに分かれています。注文画面はすっきりしており、ページの最後に表示されます。
主要なニュースをチェックしたいときに、便利なニュースセクションもあり、重要ニュースを逃さずにトレードを行うことが可能です。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) のセキュリティ
HitBTCは2016年初頭にハッキングされ、セキュリティ機能や将来の攻撃の可能性も示唆しました。そのため、HitBTCをウォレットとして使うのではなく、単に交換所として使うことをおすすめします。どの仮想通貨取引所にも仮想通貨をそのまま全て保管することを避ける方が無難です。仮想通貨をオフラインまたはハードウォレットに保管するとセキュリティがさらに向上します。
HitBTCでは、HP上に高いセキュリティを保持していると記載されているものの、詳細は記載されていません。コールドウォレットで保管されているかなども不明なため、セキュリティ面で不安が残ります。取引所を信頼する上で運営会社のメンバー情報を知ることはとても大切ですが、HitBTCではメンバー情報を公開していません。
HP上で確認できるのは二段階認証の実施のみですので、利用の際は自分で強固なパスワードを設定しましょう。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の登録、口座開設方法
アカウントレベル
HitBTCに新しいアカウントを登録するのは簡単ですが、提供アカウントには3種類あり、各アカウントには独自の利点と利点があります。追加する情報が多いほど、より高い検証レベルになりますので、基本的にはより多くの情報を得ることができます。
また、HitBTCでは、ユーザーは匿名でログインできるため、本当の情報を記載したくない場合は仮名を使用して自分自身を登録することができますが、検証の不備のために上位レベルのアカウントにアクセスすることはできない仕様となっています。
第1レベルのアカウント
第1レベルのアカウントは、無料で仮想通貨を預入れることができます。
しかし、毎日5000ドル(EURまたはUSD)の引き出し制限があります。また、一般確認の階層に所属している場合は、通貨(USD、EUR、GBP)を入金することはできません。
第2レベルのアカウント
第2レベルのアカウントは、無料の仮想通貨預入と、1日に25000ドルの引き出し上限があります。
引き出しと預金上限は、週当たり2000ドル(EURまたはUSD)、1か月に10000ドルです。
第3レベルのアカウント
第3レベルのアカウントは、1日に25000ドル以上の仮想通貨を引き出すことができます。
引き出しと預金上限は、週あたり10000ドル、1か月に約50000ドル(EURまたはUSD)です。
HitBTCは資産の引き出しが遅いことで話題となっています。時には、資産の引き出しに一ヶ月もかかる!というような苦情もあるため、前もって余裕をもち引き出し申請を行うようにしましょう。
登録、口座開設
HitBTCの登録、口座開設申込は簡単で、数分あれば一通り登録が完了します。以下の表はHitBTCの登録手順です。
STEP1 | 口座開設時に必要なものの準備 |
STEP2 | メールアドレスの登録 |
STEP3 | 本人情報の入力 |
STEP1 口座開設時に必要なものの準備
下記のものが必要となります。あらかじめご準備ください。
ご自身のメールアドレス
gmailやyahooメールなど普段お使いのメールアドレスの記入で構いません。準備をしておきましょう。なお、金銭的なやりとりが発生する大事な口座ですので、できるだけ普段お使いのメールアドレスに集約されることをおすすめします。
出金口座
お持ちの取引所への引き出しを行う際に必要となります。
スマートフォン
セキュリティレベルを高くする2段階認証や電話番号登録の際に必要です。できれば手元に置かれて作業しましょう。
STEP2 メールアドレスの登録
取引所といっても色々とありますが、ほぼどの取引所も共通してメールアドレスの登録が第一段階です。メールアドレスの登録は下記の流れで行います。
- メールアドレスを登録後、確認メールが届く
- 確認メールに記載されているリンクをクリック
- 登録画面が開いたら次のステップへ
STEP3 本人情報の入力
その後、様々な規約に同意した後、個人情報の入力の画面へ行きます。一度正確な情報を埋めて行きましょう。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) のまとめ
HitBTCには多くのメリットとデメリットがあるかもしれません。そして中でもHitBTCのデメリットの中で、遅い引き出しが注目されています。
時間外にユーザーに資産が届かない引き出しや、失われた取引履歴などは、ユーザーにとって最もクリティカルな問題です。HitBTCがユーザーからこれらの問題のいくつかを解決してユーザーのエクスペリエンスを向上させることに重点を置くと、将来的にHitBTC自体の信頼にも繋がり、さらにユーザーベースの拡大を行える可能性があります。
HitBTC (ヒットビ-ティーシー) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。