bitFlyer (ビットフライヤー)

bitFlyer
ビットフライヤー
bitFlyer, Inc.
日本最大級 (取引量・ユーザー数・資本金) の仮想通貨取引所
bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。
取扱通貨
21銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座

bitFlyer (ビットフライヤー)
取扱通貨
21銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。


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bitFlyer (ビットフライヤー) の基本情報

基本情報
取引所/販売所取引所&販売所
取引手数料0.01~0.2% ※
送金手数料0.0004 BTC
取扱仮想通貨数21種類
日本語対応
スマートフォン対応
取引方法現物取引、先物取引、仮想通貨を用いたFX
最低取引単位販売所では0.00000001 BTC、取引所では0.001 BTC、FXでは0.01 BTC
セキュリティコールドウォレットに80%以上を保管、マルチシグ等
サポート問い合わせフォームや電話窓口など
法人口座

※販売所での取引手数料に関しては無料となっています。

取引量が多い分、自分の希望する価格で快適にトレードができます。またユーザー数が多いだけでなく、信頼性が高いことでも有名です。

ビットフライヤーグループの設立

もともと大手のメガバンクなどから出資を受けており、強固なバックグラウンドを持っていましたが、2018年10月1日には、株式会社bitFlyer Holdingsを設立しました。

ビットフライヤーグループのホールディングス化により、業務と監督をお互いに分離させることができたため、会社内のコーポレート・ガバナンスの強化がされ、セキュリティ・信頼性が増々強固になっていくことが期待されます。

新規登録受付を再開

bitFlyerは昨年金融庁からの業務改善命令を受け新規登録を一時停止していましたが、2019年7月3日より新規登録受付を再開するとの情報がリリースされました。そのため2019年12月現在では通常通り口座を開設できます。

尚、口座開設の対象者はbitFlyerの口座を有していないユーザーのうち日本国内に居住している方のみとなります。


仮想通貨ファンの皆様、大変お待たせいたしました。bitFlyer、新規口座開設受付再開です!https://t.co/DxDAYEXY6d#ビットフライヤー #bitFlyer
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano)
引用元:X (Twitter)

Twitterなどでも大々的に宣伝されており、今後のbitFlyerには注目が集まります。

bitFlyer (ビットフライヤー) のメリット

2018年6月、金融庁から行政処分を受けたことをきっかけに、bitFlyerは自主的に利用者の新規登録受付を停止しました。この新規口座開設受付の停止は、1年以上経った2019年7月にとうとう撤廃となり、現在は新規で登録することが可能となりました。

万が一CoincheckやZaifのように仮想通貨が流出してしまう事故があったとしても、補償金を自社の資金内で補える可能性が高く、会社が破綻してしまう可能性は極めて小さいでしょう。

メリット1 仮想通貨セキュリティが強固

bitFlyerはセキュリティ対策に大きく力をいれており、世界的にも高く評価されています。bitFlyer創業者の加納裕三さんは下記のようなツイートをしています。


bitFlyerはセキュリティで世界一と評価されました。https://t.co/JmhB5jv6AU
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano)
引用元:X (Twitter)

また、以下がbitFlyerの公式サイトで言及されているセキュリティレベルについての見解です。

bitFlyerのセキュリティー
bitFlyer は JBA(一般社団法人日本ブロックチェーン協会)のプラチナメンバーです。JBA ガイドラインにおけるプラチナメンバーの基準を満たしております。bitFlyer の導入する各種取引制限、及びセキュリティ施策は JBA の定めるガイドラインを遵守しており、マネーロンダリング・犯罪収益移転防止の為に全力を尽くしております。

事実、bitFlyerでは日本で度々騒がれている仮想通貨取引所での盗難・ハッキング事件が一切起きておらず、顧客資産を大切に保管することに定評があります。

メリット2 取引量とユーザー数が多い

bitFlyerは2014年の創業以来、ユーザー数がますます増加しています。そして現在は200万人を超えるユーザーを有する取引所となっています。今後も仮想通貨を始める人はまずbitFlyerの口座開設をする流れになることが予想されるため、仮想通貨を始める人の数に比例してユーザー数も伸びていくでしょう。

取引量やユーザー数が多いことのメリットは、自分が買いたい時に他のユーザーから買えて、売りたい時に売れるという取引自体の成功率が高いこと・取引スピードが早いことです。また実際ユーザーは自身の資産を取引していることより、信頼度も高い取引所であると考えて良いでしょう。

メリット3 圧倒的な情報量

膨大なユーザー数と高い知名度のおかげで、bitFlyerに関する情報は基本的なことから応用的なことまでWeb上に載っており、多くの情報を得ることができます。

実際にgoogleで「bitFlyer」と検索すると340万件のページがヒットしますし、これだけでもいかに膨大な情報があるかイメージできるかと思います。bitFlyerの使い方について解説されたページも多数あり、初心者の方も安心してお使いいただけます。

メリット4 信頼性が高い

bitFlyerは仮想通貨取引所の最大手ということもあり、多くのユーザーから信頼を得ています。仮想通貨取引所利用者の中では、「手数料は高いけれども安全性を重視する」という意見が多く、ここからも信頼性の高いbitFlyerが人気である理由が伺えます。

メリット5 取引画面が見やすい

bitFlyerの良いところは、初心者の方が取引を簡単に行える簡単な取引画面を用意しているところです。

多くの取引所では、取引所の画面が1種類しかありません。ですから、取引所そのものが「初心者向け」か「中上級者向け」かのどちらかとなってしまい、利用者のレベルを選んでしまいます。

bitFlyerは、初心者向けの取引画面と、中上級者向けの取引画面の2種類を用意しています。ですから、どんなレベルの方にも見やすい取引画面となっており、使いやすくなっています。

メリット6 手数料が安い

bitFlyerの特徴として手数料が安いことが挙げられます。bitFlyerの手数料についてまとめると、下記の通りとなります。

  • ビットコイン (BTC) は直近30日間の取引量に応じて0.01~0.15%
  • ビットコインキャッシュ (BCH) 、イーサリアム (ETH) は0.2%
  • レバレッジ取引は当日中に決済すると手数料なし
  • 送金手数料は、0.0004BTC

国内取引所の中には、手数料を無料としている取引所もいくつかあるため、日本一安いわけではありません。ただし手数料を有料に設定している取引所の中ではかなり低い水準となっています。

特にレバレッジ取引では、建玉(たてぎょく※)を翌日まで持ち越さずに当日中に決済を終えると、手数料が0円で済みます。ビットコインの送金手数料も他の取引所の半額以下となっているため、海外取引所へ送金する際に節約できるでしょう。

※ 建玉 (たてぎょく)とは
差金決済取引の「注文→約定(注文成立)→反対売買の注文→決済」のプロセスのうち、約定したものの決済が成立していない注文のこと。

メリット7 万全のセキュリティ体制

bitFlyerでは、高いセキュリティ対策が施されています。80%以上のビットコインは、インターネットから隔離されたコールドウォレットで保管されており、万が一ハッキングされても資産は安全な状態です。

また通貨を送金する際は、複数人の暗号キーが必要となる「マルチシグネチャ」を採用しています。ハッカーが、インターネット環境下にある仮想通貨資産にたどり着いたとしても、複数人の暗号化キーを取得することは物理的に不可能です。通貨の送金に必要な鍵を分散させることで、高いセキュリティを実現しています。

メリット8 bitFlyer (ビットフライヤー) でビットコイン決済できる店舗が増加

bitFlyerでは、ビットコイン決済サービスを店舗向けに提供しています。採用実績のある有名企業として以下の企業が挙げられます。

  • SBCメディカルグループ(湘南美容クリニック)
  • ビックカメラ
  • HIS
  • スター・マイカ株式会社(投資用中古マンションの購入)

美容クリニック代金や家電、中古マンションの支払いといったさまざまな業種の企業で採用されており、多くの場面でのビットコイン払いが可能になっています。もちろん、飲食店などの小さな金額の支払いにも対応しており、採用するお店は徐々に増えています。

bitFlyer (ビットフライヤー) のデメリット

以前はビットコインの急落やBTCFX注文が大量に行われる相場の急落急騰場面において、注文が通りづらくなってしまうことが多発しており、その影響で本来注文が通っていたはずの注文が通っていなかったという事態も発生していました。

ただ最近は、この状況報告がほとんどされておらず改善しているようです。

bitFlyer (ビットフライヤー) の口コミ評判

良い口コミ


bitFlyer 日本円の出金遅延してると聞いて100万円程度を出金してみた11:22 出金申請11:58 銀行に着金意外と速かった☺️
— inagoflyer (@inagoflyer)
引用元:X (Twitter)

bitFlyerの出金処理の速さを評価している顧客がいるようです。出金申請したら10分後に銀行に着金する速さが評価されています。


bitFlyerがH.I.S.に決済サービス提供!良いニュースだ。・ビットコイン決済開始日:2017 年 9 月 23 日(土)・決済システム導入店舗:H.I.S.の首都圏内旗艦店 9 拠点 38 店舗早速、韓国行こうかな^^https://t.co/Is6pX83f9Q
— 大河内薫@税理士 (@k_art_u)
引用元:X (Twitter)

bitFlyerがHISに決済サービスを提供することを評価した人もいます。bitFlyerの決済サービスを広げることで、仮想通貨市場の成長とbitFlyer自身の成長につながります。

悪い口コミ


初めから低負荷モードですよ。重いですよ。
— ゲンゲン (@abareumadayo)
引用元:X (Twitter)


bitflyer、注文が早く通るかどうかはより早く注文したかではなく「運」だったりするようです。反応重いなってときは特に、数秒くらいなら後の注文が先の注文を追い越すことだってあります。自分よりちょっと遅く注文した人のほうが先に通るって…そういうものなんでしょうか?;#bitflyer
— トビツバメ🐤 (@fry_tsubame)
引用元:X (Twitter)

大多数の顧客からはブラウザの処理が重いといわれているようです。ブラウザの処理が重くなると、仮想通貨の売買をしようとしても注文を受け付けなかったり、サーバーダウンして損切りができない場合もあります。

bitFlyer (ビットフライヤー) の取扱仮想通貨

取扱仮想通貨数
取扱仮想通貨数21種類

決済通貨は日本円とビットコインの2種類になります。

主な取扱仮想通貨
取扱通貨現物取引レバレッジ取引
BTC (ビットコイン)
ETH (イーサリアム)
BCH (ビットコインキャッシュ)
ETC (イーサリアムクラシック)
LTC (ライトコイン)
MONA (モナコイン)
LSK (リスク)
XRP (リップル)-
BAT (ベーシックアテンショントークン)
XLM (ステラルーメン)
XEM (ネム)
XTZ (テゾス)
DOT (ポルカドット)
LINK (チェーンリンク)
XYM (シンボル)
ジパングコイン(ZPG)
フレア(FLR)
シバイヌ(SHIB)
パレットトークン(PLT)

bitFlyerの取扱仮想通貨は、上記の表に記載した全21種類です。

bitFlyerは、「取引所」と「販売所」が併設している仮想通貨交換所です。

取引所形式では、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、ステラルーメン、ビットコインキャッシュ、モナコインを取引できます。この中で日本円取引ができるのはビットコインのみです。

ただし、ビットコインキャッシュはビットコイン建ての取引となりますので、ご注意ください。

販売所形式では、取り扱っているすべての通貨を利用できます。ちなみにリスクについては、取り扱っているのは国内取引所はbitFlyerのみとなっています。

bitFlyer (ビットフライヤー) の手数料

アカウント・口座開設手数料

アカウント・口座開設手数料
アカウント・口座開設無料
口座維持手数料無料

bitFlyerではアカウントの開設やその後の口座の維持に手数料が一切かかりません。口座を持っておくだけなら無料なので、この機会にぜひ登録しておくようにしましょう。

入出金手数料

日本円出金手数料

日本円出金手数料
方法お客様の銀行口座3万円未満の場合3万円以上の場合
通常三井住友銀行220円(税込)440円(税込)
通常三井住友銀行以外550円(税込)770円(税込)

※ 住信SBIネット銀行を利用時無料

bitFlyerでは日本円の出金に手数料が発生します。利用している銀行が三井住友銀行の場合、出金手数料が割り引かれるためお得です。

クイック入金手数料

クイック入金手数料
方法お客様の銀行口座各銀行所定額
クイック入金住信SBI無料
クイック入金住信SBI以外330円(税込)

bitFlyerではクイック入金にも対応しています。クイック入金は通常入金に比べて手数料が安く、住信SBIネット銀行を利用している場合には手数料が無料になります。

リアルタイム入出金手数料

リアルタイム入出金手数料
リアルタイム入出金3万円未満3万円以上
出金220円440円
入金330円330円

bitFlyerではリアルタイム出金にも対応しています。こちらも出金額に応じて発生する手数料が変化するため、計画的に出金するようにしましょう。

送金手数料

送金手数料
仮想通貨の種類手数料
BTC (ビットコイン)0.0004 BTC
ETH イーサリアム)0.005 ETH
BCH (ビットコインキャッシュ)0.0002 BCH
ETC (イーサリアムクラシック)0.005 ETC
LTC (ライトコイン)0.001 LTC
MONA (モナコイン)無料
LSK (リスク)0.1 LSK
XRP (リップル)無料
BAT (ベーシックアテンショントークン)無料
XLM (ステラルーメン)無料

bitFlyerでは通貨ごとに送金手数料が異なります。通貨によっては送金手数料が無料のものもありますが、手数料が発生する通貨は計画的に送金するようにしましょう。

取引(売買)手数料

取引(売買)手数料
種類対象取引手数料
BTC (ビットコイン)現物0.01~0.15%
BTC (ビットコイン)Lightning 現物 (BTC/JPY)0.01~0.15%
BTC (ビットコイン)Lightning FX/Futures無料
アルトコインLightning 現物 (ETH/BTC)0.2%
アルトコインLightning 現物 (BCH/BTC)0.2%

こちらはbitFlyerの取引手数料一覧です。ビットコインとアルトコイン、現物とFXで手数料体系が異なるため詳しく見ていきましょう。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) を取引する際の手数料

ビットコイン (Bitcoin/BTC) を取引する際の手数料
直近30日の取引量取引手数料
10 万円未満0.15%
10 万円~ 20 万円未満0.14%
20 万円~ 50 万円未満0.13%
50 万円~ 100 万円未満0.12%
100 万円~ 200 万円未満0.11%
200 万円~ 500 万円未満0.10%
500 万円~ 1000 万円未満0.09%
1000 万円~ 2000 万円未満0.07%
2000 万円~ 5000 万円未満0.05%
5000 万円~ 1 億円未満0.03%
1 億円~ 5 億円未満0.02%
5 億円以上0.01%

bitFlyerのビットコインの取引手数料は、直近30日間の取引量に応じて変動する仕組みです。1ヶ月の取引量が500万円未満であれば、適用される取引手数料は0.1~0.15%となります。詳細は、次の表に記載しました。

アルトコインを取引する際の手数料

アルトコインを取引する際の手数料
通貨名販売所取引所
ETH (イーサリアム)無料0.20%
ETC (イーサリアムクラシック)無料0.20%
LTC (ライトコイン)無料取り扱いなし
BCH (ビットコインキャッシュ)無料取り扱いなし
MONA (モナコイン)無料取り扱いなし
LSK (リスク)無料0.20%
XRP (リップル)無料-

bitFlyerのアルトコイン販売所は、スプレッドが非常に高額なので注意が必要です。

実は、販売所では取引所が仲介しているためスプレッドが存在し、たとえ取引手数料0%だと記載されていても、実際には販売所は非常に割高になっています。例えば、bitFlyerとGMOコインとで購入価格を比較すると、1ETHで1万5000円もの差がでます。アルトコインを買う場合は、他の取引所、もしくは販売所を利用すると良いです。

bitFlyer (ビットフライヤー) のFX・レバレッジ

bitFlyer (ビットフライヤー) のFX・レバレッジの基本情報

FXの基本情報
FX/先物最大2倍
通貨ペアBTC/JPY
限月(先物)当日物、今週、四半期物
追証証拠金維持率が80%を下回った場合
ロスカット証拠金維持率が50%を下回った場合

bitflyer lightning (ビットフライヤーライトニング)

bitFlyerのレバレッジ取引は、最大2倍までの取引が可能です。通貨ペアはBTC/JPYとなっており、日本円で取引を行えます。また、証拠金は日本円のほかにビットコインの入金も可能です。

なお、bitFlyerでは追証ルールが適用されます。証拠金維持率が80%を下回った場合に追証が発生し、利用者は追加で証拠金を納める必要があります。

さらに、もしも急激に相場が悪化し証拠金維持率が50%を下回った場合はロスカットルールが適用されます。未約定 (みやくじょう) の注文がすべて取り消され、それでも証拠金維持率が基準に満たない場合は、建玉 (たてぎょく) を自動的に反対売買して決済します。

※1 取引が成立していないこと
※2 差金決済取引の「注文→約定 (注文成立) →反対売買の注文→決済」のプロセスのうち、約定したものの決済が成立していない注文のこと。

追証・ロスカット

bitFlyerの追証ルール
証拠金維持率が80%を下回った場合追証ルール適用
証拠金維持率が50%を下回った場合強制ロスカット適用

bitFlyerでは以下の条件時においてのみ、追証ルールが適用されます。強制ロスカットが適用された場合、保有するポジションが強制決済されてしまうので注意するようにしましょう。

SFD (Swap For Difference) 制度

bitFlyerでは現物価格とFX価格の乖離を防ぐためにSFDという制度の採用を決定しました。
一定の乖離が広がったら乖離を拡大させる注文に手数料を徴収します。逆に、乖離を縮小させる注文には手数料が付与されます。

表にまとめると以下になります。

bitFlyerのSFD制度
約定の種類新規注文決済注文
乖離価格を拡大する方向の約定SFD徴収SFD徴収
乖離価格を縮小する方向の約定SFD付与SFDなし

「価格乖離 (%)」と「SFD (円)」は具体的に以下の式で計算されます。

価格乖離 (%) の式']価格乖離 (%)
= (Lightning FX 取引価格 ÷ Lightning 現物 (BTC/JPY) 最終取引価格 − 1) × 100

SFD (円) の式']SFD (円) = 取引数量 × Lightning FX 取引価格 × SFD 比率

bitFlyerでの価格乖離とSFD比率の関係
価格乖離SFD比率
5%以上10%未満0.25%
10%以上15%未満0.50%
15%以上20%未満1.00%
20%以上2.00%

bitFlyer (ビットフライヤー) の取引ツール

bitFlyerのチャートの基本機能
時間足13種類
注文方式数8
注文方法詳細成行、指値、STOP、STOP-LIMIT、TRAILING、IFD、OCO、IFDOCO
テクニカル指標数-
チャート数3
チャートLightChart、Crypto watch、Original
インジケーター (トレンド系)9種類
インジケーター (オシレーター系)8種類

時間軸は1分足から週足まで、全13種類の足から選ぶことが出来ます。チャートスタイルはローソク足や平均足など全5種類から、インジケーターは、EMAやSMAなど全9種類から、オシレーターは出来高やMACDなど全8種類から最大5種類まで同時に選択することができます。

また、別途月額15ドルで「Cryptowatch」という外部ツールの会員になるとチャート上に売買履歴を表示させたり、チャート上で売買注文を出すことができるようになります。

bitFlyer (ビットフライヤー) のスマホアプリ

アプリ機能一覧
資産状況確認
日本円入出金
JPY取引
通貨ペア取引
現物取引
FX
仮想通貨の出金
ウォレット(送金)

bitFlyerのスマホアプリは「非常に使いやすい」です。

洗練されたUI (ユーザーインターフェース)となめらかに動く画面が、ユーザーの軽快なタッチ操作を可能にし、各時間軸ごとのチャートの確認なども非常に簡単に行うことができます。

また、bitFlyer Lightning Webへの接続も可能で、スマホでかんたんにFXトレードを行うことができます。以下のボタンからそれぞれダウンロードできますので、インストールしましょう。

iOS版はこちらから

Android版はこちらから

bitFlyer (ビットフライヤー) のアプリの使い方

アプリを開いて取引を行う際に操作するのは、基本的に次の4つのボタンです。

  • メニューボタン・・・セキュリティの設定や入出金を行うとき
  • 販売所ボタン・・・販売所で販売されているコインを売買する時
  • 取引所ボタン・・・「簡易的な取引画面」でBTC/JPYの取引を行うとき
  • Lightning・・・「本格的な取引画面」でBTC/JPYの取引を行ったり、レバレッジ取引を行うとき

「販売所」・「取引所」・「Lightning」をそれぞれタップすると、その下に通貨の名前や通貨ペアが表示されます。そして、表示された通貨や通貨ペアをタップすると注文画面が開き、通貨の売買を行うことができます。

通貨を購入するときは、注文する数量と金額を入力して「買う」または「売る」ボタンを押すだけです。初心者の方には使いやすいでしょう。

また、チャート画面では、ローソク足の期間は一番短いもので1時間足となっています。もしあなたが、より小さい期間でローソク足を表示できる本格的なチャートを見たいのであれば、次に解説するLightningを利用しましょう。

アプリ版 bitFlyer Lightning (ビットフライヤーライトニング)

アプリの「Lightning」をタップすると、

  • 現物 BTC/JPY
  • FX BTC-FX/JPY

と表示されます。

「FX BTC-FX/JPY」は、最大2倍のレバレッジ取引が行える差金決済取引です。通常の取引を行いたい方は、「現物 BTC/JPY」をタップしましょう。

通貨ペアをタップすると、1画面にチャートや注文板、歩み値、自分の口座の状態が表示されています。

チャート画面をタップすると、拡大されたチャートがスマホ画面全体に表示されます。こちらのチャートは、「1分足/5分足/30分足/1時間足/4時間足/1日足」の表示が可能となっています。ただし、相場の動向を分析できるインディケーターは表示できません。

注文を出すには、下のメニューの真ん中のボタンを押して注文を行います。

注文を出す数量と価格を入力して、「売り」または「買い」のボタンを押すだけです。

以上で通貨の注文は完了です。

bitFlyer (ビットフライヤー) の使い方

bitFlyer (ビットフライヤー) の送金方法

bitFlyerにログインしたら、左のメニューより「入手金」を選択し、出てきた項目から「BTCご送付」を選びます。送金先のBTCアドレスと送金するBTC量を入力したら、「優先度」の項目に追加で支払う手数料を入力します。

「優先度」に支払うBTCの量が多いほど、優先して送金がされます。特に急いでいない場合は追加の手数料は支払う必要はないでしょう。

最後に「ビットコインを外部アドレスに送付する」をクリックします。

bitFlyer (ビットフライヤー) の入金方法

ログイン後入出金メニューより、「日本円ご入金」の項目から「お客様用日本円振込先」を確認します。三井住友銀行と住信SBIネット銀行のどちらかの口座を選択し、表示された口座に振り込みしましょう。入金反映は順次されていきます。

また銀行振り込みのほかにも、コンビニやネットバンキングから日本円を振り込むクイック入金もあります。ログイン後入出金メニューより「クイック入金」を選択します。

「インターネットバンキングから入金する」かコンビニから入金する」のどちらかを選択します。その後入金希望金額を入力して、選択した方法で入金をおこないます。

bitFlyer (ビットフライヤー) の出金方法

bitFlyerから日本円を出金する場合は、入出金メニューより日本円出金の項目を選び、出金を進めてください。

bitFlyer (ビットフライヤー) の購入方法

bitFlyerの左のメニューからBTCを購入するならビットコイン販売所を、BTC以外の仮想通貨を購入するならアルトコイン販売所を選択します。

購入または売却したい仮想通貨の量を入力し、仮想通貨を買うなら「コインを買う」を押します。また仮想通貨を売るなら「コインを売る」を押します。いずれの選択でも注文実行画面が表示されるので、6秒以内に「注文実行」を押すと完了です。

bitFlyer (ビットフライヤー) のセキュリティ

bitFlyerが施しているセキュリティ対策は、次のとおりです。

セキュリティ対応
コールドウォレット
2段階認証
アカウントロック
取引時暗証番号
マルチシグ
ログイン履歴の通知
資産の分別管理
その他対策ファイア・ウォールによる社内環境の防御

コールドウォレット:インターネットから完全に切り離されたウォレットのこと。コールドウォレットを用いることで、不正アクセスなどによる仮想通貨盗難の危険性はなくなりますが、コールドウォレットを物理的に盗まれてしまう危険性が存在することに注意しましょう。

二段階認証:スマートフォンを使い、メールアドレスとパスワードでのログインの他に認証コードなどによってセキュリティを高める方法です。ほとんどの取引所・販売所で導入されているサービスですが、個人の資産を守るためには欠かせないので必ず設定しましょう。

SSL通信:インターネットによる情報を暗号化する技術です。

アカウントロック:パスワードを一定回数以上間違ってしまうと、アカウントへのログインがロックされる技術です。

取引時暗証番号:自分自身で設定する暗証番号のことです。

マルチシグネチャ:複数のシグネチャ(署名)を活用して、セキュリティを高める方法です。

ログイン履歴の通知:メールなどでログイン時に確認のメッセージが届きます。

他にもbitFlyerでは、利用者のアカウントを守るため、電話番号やメールアドレスの変更は利用者自身が行うことが出来ません。

どうやって変更するのかというと、利用者がウェブで申請後、bitFlyerから本人確認のための電話がかかってきます。電話で本人であることが証明出来たら、bitFlyer側でアカウント情報を変更します。

利用者にとっても、bitFlyerにとっても手間や時間がかかりますが、その代わりアカウント情報が不正に変更されるリスクが非常に少ないです。

企業の安全性・信頼性

bitFlyerの特徴の一つは、運営する企業の株主が日本を代表する有名企業であることです。bitFlyerの株主となっている企業をいくつかピックアップしますと、

  • SMBCベンチャーキャピタル
  • 三菱UFJキャピタル
  • 第一生命
  • リクルート
  • 電通ホールディングス

となっています。超有名企業が名を連ねていることから、会社そのものの信頼性が非常に高いと言えますし、利用者も安心して取引を行えます。

経験豊富な経営陣

また、経営陣もかつて金融業界や仮想通貨業界を経験された経験豊富な経営陣を揃えており、そこも信頼性につながっています。

「創業者:加納裕三:

1976年生まれ。2001年に東京大学大学院工学系研究科修了後、ゴールドマン・サックス証券にてエンジニアとして自社決済システムの開発、トレーダーとしてデリバティブ・転換社債トレーディングに従事。

2014年 株式会社bitFlyerを共同設立。
日本ブロックチェーン協会 (JBA) 代表理事として2016年の「仮想通貨法」の成立に尽力。オリジナルブロックチェーン「miyabi」を共同開発 (関連技術の特許は一部取得済み、一部申請中) 。

2016年国際会議サイボスにおいて金融サービス分野の形成に貢献した金融イノベーターの1人に選出。」

これだけ、技術とトレードに知見のある方が創業者なのは取引所として安心です。

「取締役CTO:小宮山 峰史:

1971年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、1994年、株式会社コナミ入社。ソニー・コンピュータエンタテインメントを経てゴールドマン・サックス証券に入社し決済システムを構築する。

タイムインターメディアCTO就任後、数十の業務システムの設計を手掛ける。クラウド技術、暗号技術、ミッションクリティカルなシステムを得意としている。

2014年1月に株式会社bitFlyerを共同設立。」

創業者の加納さんのセキュリティ意識の高さと、ブロックチェーン技術に非常に精通した小宮山さんの技術力で、セキュリティに対して最善を尽くしているようです。

安定した資本体制

bitFlyerの株主 (一部)
株式会社ベンチャーラボインベストメント
インキュベイトファンド
SBI investment
三菱UFJキャピタル株式会社
三井住友海上キャピタル株式会社
Digital Currency Group
合同会社RSPファンド5号
電通デジタルホールディングス
East Ventures
GMO Venture Partners
GMO Payment Gateway
株式会社QUICK

続々と大手企業が出資しているので、資本体制が安心できます。上記のように、大手企業も名を連ねています。41億238万円(資本準備金含)もの資本金があるので、保証や、長期的な経営が見込めます。

bitFlyer (ビットフライヤー) の口座開設方法

bitFlyer (ビットフライヤー) のアカウントの種類

bitFlyerには、利用者のアカウントに2つのクラスを設けています。違いは次のとおりです。

ウォレットクラス
クラスの条件メールアドレスの登録のみ
仮想通貨の売買-
日本円/仮想通貨の入出金制限あり(※)
「ビットコインをもらう」サービスの利用

※注意点
「直近7日間の合計値が10万円以内」という制限あり。ただし合計値は、bitFlyerに入金する仮想通貨・日本円と、bitFlyerから出金する仮想通貨・日本円を合算したもの。

トレードクラス
クラスの条件メールアドレス登録+本人確認郵便の受け取り
仮想通貨の売買
日本円/仮想通貨の入出金
「ビットコインをもらう」サービスの利用

仮想通貨の売買を行うには、本人確認書類の提出と書留郵便の受け取りまで行い、アカウントをトレードクラスにしましょう。メールアドレスのみを登録しているウォレットクラスですと、bitFlyerの機能のほとんどが制限されて利用できないようになっています。

bitFlyer (ビットフライヤー) の口座開設手順

bitFlyer口座開設ステップは、次のとおりです。

口座開設全STEP
STEP1準備
STEP2メールアドレスを登録
STEP3利用規約等の確認
STEP4本人確認情報の登録
STEP5パスワードを変更
STEP6入出金口座を登録

STEP1 準備

bitFlyerのアカウント開設に必要なものを準備しましょう。提出可能な本人確認書類は、次のとおりです。

bitFlyerに提出可能な本人確認書類
  • 運転免許証
  • パスポート (日本国が発行する旅券)
  • 個人番号カード (※マイナンバー通知カード (顔写真の入っていないカード) は対象外)
  • 各種健康保険証・共済組合会員証 (カード型健康保険証)
  • 各種健康保険証 (紙型健康保険証)
  • 各種年金手帳 (厚生年金、国民年金、共済年金等)
  • 各種福祉手帳
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票の写し
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

他にも下記の情報の準備が必要になります。

ご自身のメールアドレス
gmailやyahooメールなど普段お使いのメールアドレスの記入で構いません。準備をしておきましょう。なお、金銭的なやりとりが発生する大事な口座ですので、できるだけ普段お使いのメールアドレスに集約されることをおすすめします。

出金口座
お持ちの預金銀行との連携で、口座番号などが必要です。なお、本人名義であるかどうかも念のため確認しておきましょう。

スマートフォン
セキュリティレベルを高くする2段階認証や電話番号登録の際に必要です。できれば手元に置いて作業しましょう。

STEP2 メールアドレスを登録

bitFlyerのTOPページへアクセスし、「アカウント作成」ボタンを押します。そうすると、メールアドレスを記入する欄が表示されますので、メールアドレスを入力し、「アカウント作成」ボタンを押しましょう。

bitFlyerでは、Facebookアカウント等でも登録できる
bitFlyerは、FacebookアカウントやYahoo!ID、googleアカウントを利用してbitFlyerへログインできます。bitFlyerのトップページのアカウント作成画面に、「Facebookで作成」・「Yahoo! IDで作成」・「Googleで作成」とありますので、自分が利用したいものをクリックしてください。

bitFlyerに登録したメールアドレスに、メールが届きます。メールを開き、本文に書かれているURLをクリックしましょう。

STEP3 利用規約等の確認

メールに書かれたリンクをクリックすると、利用規約を確認する画面に変わります。

  • 利用規約とプライバシーポリシーに同意します
  • ビットコインのリスクについて理解しました
  • 私は米国居住者ではございません
  • 取引時交付書面を読んで理解しました

上記の事項を確認してチェックを入れます。最後に、「bitFlyerをはじめる」をクリックしましょう。この時点で、アカウントは「ウォレットクラス」となります。

STEP4 本人確認情報の登録

続いて、「本人情報を登録する」をクリックします。この画面で入力する情報は、次のとおりです。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号

入力したら、「登録情報を確認する」ボタンを押します。確認画面が出ますので、間違いがないか確認しましょう。

続いて、本人確認書類のアップロードを行います。

画面の指示に従って、画像をアップロードしましょう。

次に、「お客様取引目的の確認」と出ますので、画面に従って回答してください。それが終わると本人情報の登録が完了です。

bitFlyerから承認されたら、転送不要の書留郵便が登録した住所へ発送されます。その書留郵便を受領すると、晴れて「トレードクラス」となります。

STEP5 パスワードを変更

続いて、パスワードを変更しましょう。

左下のメニューから「設定」をクリックし、「パスワード変更」を押します。

そうすると、「現在のパスワード」と「新しいパスワード」を入力するように求められます。「現在のパスワード」は、最初にbitFlyerから届いたメールに記載されていますので、確認してください。

STEP6 入出金口座を登録

続いて、入出金口座を登録しましょう。ただし、書留郵便を受け取った時点ですでにアカウントは開設できていますので、急いで登録する必要はありません。

手順は次のとおりです。

左側のメニューの「入出金」をクリックし、「銀行口座情報を追加する」ボタンを押します。利用している銀行名を選択し、口座情報をご登録ください。

bitFlyer (ビットフライヤー) のまとめ

bitFlyerは国内で最大の規模を誇る仮想通貨取引所です。資本金・ユーザー数・取引高ともに他の取引所を上回っているため、安定したサービスと快適な取引を提供してくれます。

これから仮想通貨取引を始めようと考えている方は、ぜひbitFlyerで口座開設することをおすすめします。

bitFlyer (ビットフライヤー)
取扱通貨
21銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。

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