海外おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング(300以上の取引所から厳選してご紹介) |
bithumb (ビッサム) の基本情報
取引手数料 | 0.15% ※ |
送金手数料 | 通貨により異なる |
取扱仮想通貨数 | 104種類 (2020年7月12日時点) |
日本語対応 | 〇 (6言語から選択可能) |
スマートフォン対応 | 〇 (iOS、Androidとも対応) |
レバレッジ | 不可 |
取引ルール | - |
取引方法 | 現物取引 |
最低取引単位 | - |
セキュリティ | 二段階認証、セキュリティパスワードなど |
※手数料が割引になるクーポンの販売などが行われています
bithumbは韓国に拠点を置く仮想通貨取引所です。KORBIT、Coinoneとともに韓国三大取引所と呼ばれていますが、その中でもbithumbは韓国国内取引高の60%以上を占めており韓国最大の取引所と言えます。
レバレッジ取引には対応していないものの、取扱い通貨数が非常に多く国内では購入できないアルトコインも多数取り揃えているため、仮想通貨取引に慣れてきた方におすすめの海外取引所です。
bithumb (ビッサム) の特徴
bithumbの特徴は主に以下の2点です。
- 拠点が韓国
- 上場通貨への注目度が高い
拠点が韓国
Bithumbは韓国に拠点を置く仮想通貨取引所で、世界で最も活発に取引が行われている取引所の一つです。2017年終わりころから急速に加熱した韓国の仮想通貨熱ですが、韓国でBithumbが占めるシェアは6割を超えています。公式サイトは6言語から選択が可能で、グローバルな展開が期待されます。
上場通貨への注目度が高い
bithumbに上場されている通貨は2020年7月12日時点で104種類ですが、他の海外取引所と比較して特に多いわけではありません。しかし、bithumbに上場された通貨はその後急騰することが続き、今もbithumbに新規上場される通貨が大きな注目を集めています。
bithumb (ビッサム) のメリット
bithumbのメリットは主に以下の5点です。
- 取引量が多い
- 日本語で利用できる
- 手数料定額クーポンがある
- 高いセキュリティ
- 情報量が多い
取引量が多い
bithumbの取引量は、世界でもトップクラスです。特にアルトコインの取引が多いという特徴があります。CoinMarketCapによると、取引量の多い順にオミセゴー、モネロ、ダッシュとなっており、ほとんどの取引所で1位にランクされるビットコインは8位になっています。取引量シェアの1位がbithumbというアルトコインも多くあります。
このことは、他の取引所では取引が成立しにくいアルトコインでも「売りたいときに売れる」、「買いたいときに買える」ということを意味し、チャンスを逃しにくくなっています。
日本語で利用できる
海外の取引所で、日本語に対応しているところは多くありません。bithumbはやや不自然な点はありますが、日本語に対応しています。また、日本語の問い合わせにも、365日24時間受け付けています。
手数料定額クーポンがある
取引手数料は0.15%の定率制となっていますが、「手数料定額クーポン」を購入すれば、最大47%割引の0.08%になります。多くの取引を行う場合は、かなり有利な取引が可能です。ちなみに47%割引のクーポンは、2,688,000ウォン (約27万円) で販売されています。
高いセキュリティ
仮想通貨取引所では必須となっている二段階認証はもちろん、SMS認証やセキュリティパスワードの設定など、厳重な管理が可能です。セキュリティに関する高い意識がうかがえます。
情報量が多い
bithumbは日本での知名度が高いとは言えませんが、利用には十分な量の情報が様々なサイトで紹介されています。また、bithumbのサイトが日本語にも対応しているため、調べなくても利用方法が分かります。また、もし不明な点があったとしても、日本語での問い合わせにも対応しています。
bithumb (ビッサム) の取扱仮想通貨
取扱仮想通貨数 | 104種類 |
仮想通貨 | 現物取引 | レバレッジ取引 |
BTC (ビットコイン) | ◯ | − |
BCH (ビットコインキャッシュ) | ◯ | − |
ETH (イーサリアム) | ◯ | − |
ETC (イーサリアムクラシック) | ◯ | − |
LTC (ライトコイン) | ◯ | − |
XEM (ネム) | ◯ | − |
QTUM (クアンタム) | ◯ | − |
XRP (リップル) | ◯ | − |
bithumbでは104種類もの仮想通貨を取り扱っています。レバレッジ取引には対応していないものの、国内には取扱いのないクアンタムなどの珍しい通貨も購入できるのは大きな魅力です。
bithumb (ビッサム) の手数料
アカウント・口座開設手数料
アカウント・口座開設 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 |
bithumbではアカウント・口座の開設に一切費用がかかりません。その後の維持費もかからないため、基本的に口座を保有しているならば料金が発生しない取引所と言えます。
入出金手数料
通貨名 | 少額入金基準 | 手数料 |
BTC (ビットコイン) | 0.005BTC | 0.001BTC |
DASH (ダッシュ) | 0.04DASH | 0.01DASH |
LTC (ライトコイン) | 0.3LTC | 0.01LTC |
BCH (ビットコインキャッシュ) | 0.03BCH | 0.001BCH |
ZEC (ジーキャッシュ) | 0.02ZEC | 0.001ZEC |
BTG (ビットコインゴールド) | 0.15BTG | 0.001BTG |
その他の通貨 | - | 無料 |
入金手数料は基本的に無料ですが、ネットワークへの負荷軽減のため、基準の金額以下の入金は手数料が発生する通貨もあります。有料になる場合があるのは、上記の6種類の通貨です。
通貨名 | 手数料 |
BTC (ビットコイン) | 0.001BTC |
ETH (イーサリアム) | 0.01ETH |
ETC (イーサリアムクラシック) | 0.01ETC |
XRP (リップル) | 1XRP |
BCH (ビットコインキャッシュ) | 0.001BCH |
XEM (ネム) | 4XEM |
また出金手数料は、通貨によって異なります。主な通貨の手数料は上記の表のとおりです。bithumbのさらに詳しい出金手数料情報はこちらのbithumb公式サイトから確認できます。
取引手数料
取引手数料 | 0.15% |
取引手数料は、0.15%の定率制になっています。ただし手数料定額クーポンを購入すれば、最大47%割引の0.08%で取引することができます。クーポンの購入は、KRW(ウォン:韓国の法定通貨)のみの取り扱いとなっています。そのため、クーポンの購入の際は所有する仮想通貨を売却し、KRWを入手する必要があります。
bithumb (ビッサム) のスマホアプリ
App StoreとGoogle Playから、スマホ用アプリが提供されています。スマホ用アプリも日本語の選択が可能です。画面が小さく通信が安定しないこともあるため、メインの取引はパソコンで行い、外出先でのチェックなどに利用することをお勧めします。
bithumb (ビッサム) の取引ツール
PC取引ツール
パソコンでの取引画面は、上記のような画面になります。
チャートが小さいので見づらいですが「Order/Transaction status」をクリックするとチャートがメインの画面に切り替わり、「Chart」をクリックすると新しいウィンドウでチャート画面が開きます。
bithumb (ビッサム) の使い方
bithumb (ビッサム) の入金方法
ログイン後、マイページ右上にある「入金/充填」を選択します。ビットコインの入金の画面に飛ぶので、左のメニューから入金したい仮想通貨やウォンを選択できます。
ビットコインの場合は画面の「Bitcoin入金アドレスを生成する」をクリックします。入金用アドレスとQRコードが表示されるので、送金するBTCアドレスに入金アドレスを張り付けるか、QRコードを読み取って入金しましょう。
bithumb (ビッサム) の出金方法
入出金画面で左の項目に出金があるので選択します。ウォンや仮想通貨が表示されるので、出金したい通貨を選択しましょう。
ビットコインの出金を例に解説します。ビットコインの出金メニューでは、BTCアドレスと出金額、SMS認証とセキュリティパスワードの入力が必要になります。枠をすべて入力したら「Bitcoin出金依頼」をクリックします。
注意点として、BTCアドレスの間違いを防ぐために、少額の出金から試してみるといいです。
bithumb (ビッサム) の取引方法
bithumbにログインすると、取引できる仮想通貨の一覧が表示されます。仮想通貨とウォンの通貨ペアだけなので、ウォンは省略されています。取引したい仮想通貨の項目から、「購入と売却」を選択します。「購入と売却」の項目は選択後も変更できるので、どちらを選択してもかまいません。
板取引
bithumbでは注文画面の右にある板を見て取引をおこなう板取引と、購入する量だけを入力する簡単取引の2つの取引方法があります。簡単取引は他の取引所では成行注文と呼ばれています。
板取引をする場合には、板の上半分が水色の部分が売り板になっており、買い注文をする際に利用します。板の下半分はうすピンク色で買い板となっています。売り注文をするときは買い板を利用します。
簡単取引
簡単取引の項目から、購入か販売の希望する取引を選択します。注文金額の欄に取引する取引希望量を入力します。注文金額の欄の25%、50%、75%、100%からいずれかを選択して量を入力することもできます。
取引希望量を選択したら、「Quick Buy」をクリックして取引を完了しましょう。
予約取引
自分で価格を予測して取引注文をおこなう方法です。相場価格予約注文の欄から注文をおこなう場合は、購入か売却の希望する取引を選択します。
Total order amountの項目に希望する取引希望量を入力して、予約基準価格の項目に購入を希望する価格を入力します。最後に「予約注文承認」を押すと注文完了です。
また取引する仮想通貨の値動きを見たい場合は「See Charts」を選択してチャートを確認できます。
bithumb (ビッサム) のセキュリティ
コールドウォレット | - |
二段階認証 | ○ |
アカウントロック | - |
取引時暗証番号 | ◯ |
マルチシグ | - |
ログイン履歴の通知 | - |
その他対策 | 資産の分別管理 |
コールドウォレットとは、インターネットから完全に切り離されたウォレットのこと。コールドウォレットを用いることで、不正アクセスなどによる仮想通貨盗難の危険性はなくなりますが、コールドウォレットを物理的に盗まれてしまう危険性が存在することに注意しましょう。
二段階認証とはスマートフォンを使い、メールアドレスとパスワードでのログインの他に認証コードなどによってセキュリティを高める方法です。ほとんどの取引所・販売所で導入されているサービスですが、個人の資産を守るためには欠かせないので必ず設定しましょう。
マルチシグネチャとは複数のシグネチャ(署名)を活用して、セキュリティを高める方法です。
二段階認証はもちろん、セキュリティパスワードやSMS認証などでハッキングなどを防いでいます。また、日本人が口座開設して取引や出金ができるようにするためにはパスポートの画像提出が必須になっており、犯罪などに巻き込まれる可能性が低くなっています。
bithumbは過去に数回ハッキングにあっています。2017年4月と7月には、ハッキングによって個人情報を流出しました。またbithumbは2018年6月20日にハッキングに遭い、ビットコインやイーサリアムなど11の仮想通貨が流出しました。
いずれの被害もbithumbのセキュリティの甘さが招きましたが、現在ではサイバー攻撃やハッキングに対して商業銀行並みの対策強化をおこない、ユーザーの現金資産を外部銀行で管理することや、サイバー総合保険による補償の準備などセキュリティに関して最大の強化をおこなっています。
bithumb (ビッサム) の口座開設方法
bithumbの口座開設手順は、以下の手順で進んでいきます。
STEP1 | 準備 |
STEP2 | メールアドレス・会員情報の登録 |
STEP3 | 個人情報・パスワードを入力する |
STEP4 | 本人確認証をアップロードして「認証レベル2」にする |
STEP1 準備
まずは口座開設に必要なものを準備しましょう。口座開設にはメールアドレス・出金口座・スマートフォン・本人確認書類の4点が必要です。
GmailやYahooメールなど普段お使いのメールアドレスの記入で構いません。準備をしておきましょう。なお、金銭的なやりとりが発生する大事な口座ですので、できるだけ普段お使いのメールアドレスに集約されることをおすすめします。
お持ちの預金銀行との連携で、口座番号などが必要です。なお、本人名義であるかどうかも念のため確認しておきましょう。
スマートフォンはセキュリティレベルを高くする二段階認証や電話番号登録の際に必要です。できれば手元に置いて作業しましょう。
本人確認資料は下記のいずれかをご準備ください。下記一覧の中にあるものであればどれでも構いません。
- 本人確認資料
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード(顔写真月のもの)
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 年金手帳
- 福祉手帳
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
STEP2 メールアドレス・会員情報の登録
公式サイトにアクセスすると、右上で言語を選択できます。日本語になっていない場合は、日本語にしましょう。
次に、「会員加入」をクリックします。
STEP3 個人情報・パスワードを入力する
メールアドレスや国籍、携帯電話番号などを入力します。
確認のメールが送られてくるので、メール内の「メールアドレスを確認する」をクリックすると、ログイン画面が開きます。この画面も右上で言語選択できるので、日本語にしておきましょう。
メールアドレスとパスワード ( 画面では「パスポート」と表示されますが、パスワードです) を入力し「ログイン」をクリックします。
次の画面ではセキュリティパスワードの入力を行い、「確認」をクリックします。
これで口座開設ができましたが、このままでは認証レベルが1なので取引ができません。
STEP4 本人確認証をアップロードして「認証レベル2」にする
取引するためには認証レベルを2にする必要がありますが、そのためにはパスポートが必須になります。
ログインし、右上のメールアドレスのところにカーソルを合わせ、「アカウント管理」を選びます。
「LEVEL2」をクリックし、「身分証明書(パスポート)を送る」を選択します。
①で登録されている情報を確認し、②にチェックを入れます。③でパスポートの画像を添付します。このとき、氏名と日付を記入したメモとパソポートを持ったセルフィー(自撮り)画像も必要です。
画像が複数になる場合は、複数回に分けて送っても構いません。
本格的に取引を始めたい方
以下は、口座開設・登録に必ずしも必要ではありませんが、今後取引を本格的に始める上では避けては通れない重要な設定について紹介します。
引出上限をあげる
認証レベル2になれば、ビットコインは150(BTC/日)、500(BTC/月)までの引出が可能です。されに認証レベルを上げると、引出上限をもっと上げることができます。
認証レベル3に上げるには誓約書の提出、認証レベル4に上げるには氏名と住所が記載された公共料金の納付が確認できる郵便物を提出する必要があります。
二段階認証の設定
二段階認証は、セキュリティの面で必須と言えます。何かトラブルが発生した場合、二段階認証を設定していなければ、利用方法の問題が問われてしまいます。自分の資産を守るためにも、二段階認証は必ず設定しておきましょう。
二段階認証には「Google Authenticator」というアプリを利用します。
「アカウント管理」から「OTP認証」を選び、画面を下にスクロールさせて「次へ」を選びます。
Google Authenticatorで①のQRコードを読み取り、②には「認証番号受信」をクリックして送信されたコードを入力します。
③にGoogle Authenticatorで表示された6桁の番号を入力し、④にはセキュリティパスワードを入力します。最後に⑤「全体」をクリックすれば、設定は完了です。
bithumb (ビッサム) のまとめ
bithumbは韓国で最大級の取引高を誇る仮想通貨取引所です。
日本では購入できない通貨も多く取り扱っているため、仮想通貨取引に慣れてきてアルトコインの取引をしたいという方にbithumbはおすすめです。
bithumb (ビッサム) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。