【2021最新版】草コインとは?気になる草コインおすすめ銘柄を紹介!

草コインとは

草コインとは、1万種以上あるとされる仮想通貨の中でも特に時価総額が小さく、また流動性も低い仮想通貨のことを指します。

草コインは取引数も少ないなどのリスクが大きい一方で、将来性のあるコインを選び初期段階で多く保有することができれば、その草コインが有名取引所へ上場されたりなど、ポジティブな要因により一気に価格高騰することで多くの利益を得ることもできます。

一般的に、仮想通貨は投機性の高いものが多い傾向にありますが、その中でも草コインと呼ばれる仮想通貨はハイリスク・ハイリターンな投資といえるでしょう。そのため草コインに投資をする際は、余剰資金のみでまずは少額からの投資を行ったり、投資前にコインの特徴や信頼性からしっかりと将来性を見極める必要があります。

草コインの選び方

草コインを選ぶポイントは、3つあります。

  • 時価総額
  • 開発目標
  • 開発進捗

1つめは、時価総額が小さいことです。一般に、時価総額が大きいほうが活発に取引されていて人気の通貨と言えますが、将来の上げ幅を期待するのであれば、現時点で時価総額の小さい伸びしろのある通貨を選択するといいでしょう。

2つめは、開発目標が明確であることです。プロジェクトによって実現したい未来像や、開発したブロックチェーンがどのような分野でどのように利用されるかがはっきりとしているものを選びましょう。開発目標が不明確なものは成長を期待できません。開発目標は、基本的にホワイトペーパーや公式ホームページで確認することができます。

3つめは、開発が進捗していることです。どんなに開発目標が明確で魅力的なものだったとしても、開発が途中で頓挫してしまうプロジェクトは少なくありません。公式ホームページや公式SNSをチェクして、開発の動向が積極的に外に発信されているか確かめましょう。

草コインのリスク

草コインを取引する上で、注意すべきことは次の3つです。

1つめは、取引所の上場直後は高値になりやすい点です。取引所に上場すると注目度が高まり、価格が上昇する傾向にありますが、それ以前から保有していた投資家たちはそのタイミングで一斉に売却に走るので、すぐに急落するパターンが多いです。

よって草コインを購入したいときは、取引所の上場直後ではなく価格が落ち着いてからか、これから取引所への上場が噂されている草コインへの投資を推奨します。

2つめは、ボラティリティ (価格変動性) が高い点です。草コインはビットコイン (BTC) などの主要な通貨に比べて、売買するユーザーの数が少ないです。このような状況では、投資家心理が価格に大きく影響します。

買い注文が増えれば価格は急騰し、売り注文が増えれば価格は暴落します。草コインはうまく行けば10倍〜数万倍まで上昇する一方、下落するときも同様で、ハイリスク・ハイリターンの投資だといえるでしょう。

3つめは、取引所で上場廃止になるリスクがある点です。もし価値が低くなって取引する人数が少なくなってしまった場合、取引所がそのコインを上場廃止にする可能性があります。なぜなら取引所は取引手数料から収益を得ているからです。取引高が高くないコインのマーケットは収益性が低いため、取引所にとって市場を提供するメリットはなくなります。

取引できる場所がなくなってしまうと、その草コインは無価値になってしまいます。上場廃止のアナウンスがあったあとは、なるべく損失をカバーしようと売り注文が殺到し、価格は暴落するでしょう。もし売れなかった場合は、購入に使った資金がそのまま損失となってしまうため、あらかじめ余剰資金のみで投資するなどリスクを理解した上で投資を行いましょう。

おすすめ草コイン

ここでは、上述した草コインを選ぶポイントで紹介した点をもとに2021年注目の草コインをピックアップしていきます。

ドージコイン (DOGE)

ドージコイン (DOGE) は、ミームコインとも呼ばれるネットやSNSで流行ったことをモチーフに作られた仮想通貨です。ドージコイン (DOGE) はビットコイン (BTC) を模倣して作られていて、基本的な機能はほぼ同じです。

2021年1月時点では約0.8円程度の草コインでしたが、テスラ社CEOイーロン・マスク氏がTwitterでドージコイン (DOGE) を支持するようなツイートを相次いてしたことにより、2021年5月には約70円台まで驚異の高騰を見せました。最近は約25円と落ち着いていますが、いかに草コインが投資家心理で動いているかを表した事例であるといえます。

またドージコイン (DOGE) は発行上限がなく、有名人一人の発言により価格が大きく動くなど、値動きの予想が難しい通貨でもあります。

ステラ (XLM)

  • 時価総額ランク:19位
  • 開発ビジョン:国際間送金プラットフォームの構築
  • 開発状況:公式ブログ

ステラ (XLM) は、国際間送金プラットフォームのステラネットワークで利用される内部通貨です。ステラネットワーク内で、異なる通貨を橋渡しするブリッジ通貨として使われます。

一般的な国際送金は高い手数料が発生し、着金まで少なくとも数日かかりますが、金融機関がステラネットワークを使用することで、低コストかつ瞬時に送金できるようになります。送金手数料はわずか0.00001XLMであり、他の仮想通貨にくらべてはるかに安く設定されています。

フォビトークン (HT)

時価総額ランク:40位
開発ビジョン:取引所が発行するユーティリティトークン
開発状況:公式サイト

フォビトークン (HT) は、海外仮想通貨取引所Huobi Globalが発行するトークンです。日本居住者が利用できる仮想通貨取引所Huobi Japanでフォビトークン (HT) を利用すると、取引手数料が最大92%オフになったり、取引所の施策を決定する投票に参加できたりといった恩恵を受けられます。

ウェーブス (WAVES)

  • 時価総額ランク:46位
  • 開発ビジョン:プラットフォーム型ブロックチェーンの構築
  • 開発状況:公式ブログ

ウェーブス (WAVES) はスマートコントラクト機能をもち、Dappを構築できるブロックチェーンプラットフォームです。ウェーブス (WAVES) の特徴はカスタムトークンの作成がかんたんに行えることです。イーサリアム (ETH) のトークン作成のように、プログラミング言語を使う必要はありません。ユーザーはフォームに入力してボタンをクリックするだけでトークンを作成できます。

エンジンコイン (ENJ)

  • 時価総額ランク:62位
  • 開発ビジョン:ゲーム内アイテムのNFT化
  • 開発状況:公式ブログ
    エンジンコイン (ENJ) は、ブロックチェーンゲームの開発プラットフォーム「Enjin Network」で利用されるERC20トークンです。「Enjin Network」を利用することで、ゲーム開発者はゲーム内アイテムに「固有の価値」をもたせることができます。つまりいわゆるNFT (Non-Fungible Token/非代替性トークン) を作成できるということです。

ゲーム内アイテムの利用はゲーム内に限定されていましたが、NFT化することによりインターネット上を流通させる事が可能になります。たとえばオークションサイトで販売したり購入したりできるようになるでしょう。取引が完了するとアイテムの所有者の履歴が自動的にブロックチェーン上に記載され、アイテムの移転も完了します。

またプレイヤーはNFTと紐付けられたゲームアイテムを他のブロックチェーンゲームで利用することも可能になります。このようなNFTの活用は、ゲーム市場に新たな付加価値をもたらすと期待されています。

エンジンコインは2021年1月に国内取引所Coincheckに上場しました。また翌2月には、米マイクロソフトとの協業により、人気ゲーム「マインクラフト」にNFTが導入され、大きな話題となりました。

ベーシックアテンショントークン(BAT)

  • 時価総額ランク:64位
  • 開発ビジョン:デジタル広告プラットフォームの構築
  • 開発状況:BAT Project, Reddit
    ベーシックアテンショントークン (BAT) は、Brave Software社が提供するWebブラウザBraveで利用される仮想通貨です。Braveは、広告を自動で検出・削除する機能を持ち、読み込み速度の高速化に成功しています。

ユーザーは広告を視聴するかを任意で選択できますが、視聴すると報酬としてベーシックアテンショントークン (BAT) が支払われる仕組みになっています。今後Braveのユーザーが増えていけば、価格の上昇が見込めるでしょう。

ハーモニー(ONE)

  • 時価総額ランク:72位
  • 開発ビジョン:プラットフォーム型ブロックチェーンの構築
  • 開発状況:公式ブログ

ハーモニー (ONE) は、スマートコントラクトの入力ややDappを構築できる、イーサリアム (ETH) と同タイプのブロックチェーンプラットフォームです。さまざまな技術を用いて、イーサリアム (ETH) より低料金かつ速い処理速度を実現しています。

2021年2月、異なるチェーン間での資産移転を可能にする技術「クロスチェーン」の実装により、イーサリアム (ETH) と互換性をもったことを発表しました。これに続き2021年第3四半期~第4四半期には、ビットコインネットワークとの資産移転を実現する計画を建てています。この計画が実現すると、ハーモニー (ONE) の価格に大きな影響があるかもしれません。

クアンタム(QTUM)

  • 時価総額ランク:74位
  • 開発ビジョン:プラットフォーム型ブロックチェーンの構築
  • 開発状況:公式ブログ

クアンタム (QTUM) は、イーサリアム (ETH) と同じようにプログラム開発やDappの構築、トークンの作成を行うことができるブロックチェーンプラットフォームです。

イーサリアム (ETH) が採用しているコンセンサスアルゴリズムPoS (プルーフ・オブ・ステーク) を取り入れてマイニング時のコストを削減しつつ、ビットコイン (BTC) が採用する残高確認方式UTXOで高いセキュリティを構築していることから、イーサリアム (ETH) とビットコイン (BTC) のいいとこどりをした通貨ともいわれています。

海外取引所のBINANCEなどでクアンタムのステーキング代行サービスが実施されており、人気通貨の一つとなっています。

アイオーエストークン (IOST)

  • 時価総額ランク:96位
  • 開発ビジョン:プラットフォーム型ブロックチェーンの開発
  • 開発状況:公式ブログ

アイオーエストークン (IOST) は、オンラインプラットフォームを運営する企業向けに、超高速なブロックチェーンを開発・提供するプロジェクトです。「PoB (Proof of Believability) 」という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用することにより、耐改ざん性を維持しなら高速なスループットを実現できるとしています。

アイオーエストークン (IOST) はイーサリアム (ETH) のようにスマートコントラクト機能があり、Dappの構築やトークンの作成、NFTの作成とマーケットプレイス構築にも対応しています。

BINANCEやHuobi globalなどの主要な海外取引所でステーキング代行サービスも行われており、人気の通貨のひとつです。2020年9月には、国内取引所Coincheckへの上場も果たしています。

ポリマス (POLY)

  • 時価総額ランク:152位
  • 開発ビジョン:セキュリティトークンを作成・管理できるプラットフォームの構築
  • 開発状況:公式ブログ

ポリマス (POLY) は、セキュリティートークンの作成や発行、管理をかんたんに行うためのプラットフォーム「Polymath」で使用される基軸通貨です。セキュリティトークンとは、ブロックチェーンで管理された有価証券のことで、Polymathはブロックチェーン上で証券取引ができるサービスを提供しています。

現在のポリマス (POLY) はイーサリアム (ETH) のブロックチェーン上で発行されたERC20トークンですが、2021年第3四半期にポリマス (POLY) のメインネットがローンチされる予定です。メインネットが順調に稼働すれば、ポリマス (POLY) の価格にも良い影響が期待できるでしょう。

草コインが取引できる取引所

上記で紹介した草コインが取引できる取引所を一覧にまとめました。

ドージコイン (DOGE)BINANCE
ステラ(XLM)CoincheckbitbankbitFlyer
フォビトークン (HT)Huobi Japan
ウェーブス (WAVES)BINANCEOKExFTX
エンジンコイン (ENJ)Coincheck
ベーシックアテンショントークン(BAT)CoincheckbitFlyerGMOコイン
ハーモニー(ONE)BINANCE
クアンタム(QTUM)CoincheckbitbankGMOコイン
アイオーエスティー(IOST)Coincheck
ポリマス (POLY)BINANCE

おすすめ草コインまとめ

草コインとは、時価総額が小さく、知名度が低い仮想通貨のことです。取引量が少ないためボラティリティ (価格変動性) が高い傾向にあり、将来的に高騰すれば大きな利益を狙うことが可能です。

草コインを選ぶ際は開発目標が明確か、開発の進捗が逐次公表されているかなどを確認し、信頼できる通貨に投資しましょう。

ただし草コイン投資はハイリスク・ハイリターンで投機的な側面が強いため、余剰資金で行うことを推奨します。

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