- 仮想通貨FXでおすすめなbitFlyer Lightningを紹介
- 必要なものはbitFlyer (ビットフライヤー) のアカウントと証拠金だけ
bitFlyerは仮想通貨取引所として、CMも流れているので有名になってきましたが、「bitFlyer Lightning」というbitFlyerが提供するサービスをご存知でしょうか?
今回はこちらの「bitFlyer Lightning」についてご説明したいと思います。
また本記事を読む前に暗号資産(仮想通貨)取引所の総合比較ランキングをご覧になりたい方は、以下のページをご一読ください。
bitFlyer Lightningとは
「bitFlyer Lightning」とは、仮想通貨取引所であるbitFlyerが提供している取引ツールとなります。ビットコインの多くの取引はこの「bitFlyer Lightning」を使って行われています。ビットコインの現物取引やFX、そして先物取引、またアルトコインの現物取引などに対応しています。
「現物取引」とは、現金と仮想通貨や仮想通貨間での売買となります。「FX」とは、外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)のことになります。「現物取引」とは違う点は、実際の仮想通貨の受渡は行われません。注文と決済による差額について日本円の受渡しを行う取引となります。
「先物取引」とは、あらかじめ取引日時と取引価格を決めておいて、将来どのような値になったとしても決めておいた金額にて取引をする仕組みとなります。ビットコイン販売所との違いについてですが、ビットコイン販売所は、bitFlyerが取引相手となって売買が行われます。
「bitFlyer Lightning」については、ユーザー同士にて取引を行うことになり、その取引の場(プラットフォーム)となります。また、強度の高い暗号化技術を採用し、マルチシグ(複数署名を必要とする)に対応しているため、世界最高レベルのセキュリティで守られています。
bitFlyer Lightningを使うために必要なもの
基本的には、bitFlyerアカウントがあれば諸手続きを済ませれば利用が開始できます。bitFlyerアカウントについては、メールアドレスもしくはFaceBook,Yahoo!,GoogleIDで作成できます。その後、個人情報を入力して、口座に日本円を入金すれば利用開始することができます。
bitFlyer Lightningの基本操作
タブ選択(クリック1つ)で、Lightning現物、FX、先物取引、アルトコインの表示を切り替えることができます。
メニューには
- トレード
- チャットルーム
- ニュース
- 経済指標カレンダー
- 損益履歴
- お取引レポート
- 入出金
- ランキング
- API
- 設定
などの機能があり、損益履歴から入出金管理や画面の見た目のレイアウト変更などができるようになっています。
bitFlyerのチャート機能
時系列にて「初値」「安値」「高値」「終値」が標準で表示されます。設定を変更すれば、最大表示日数、移動平均線など設定が可能になっています。アラート機能も用意されていて、指定した条件になるとメールや音声にて通知を上げることも可能です。
仮想通貨で仮想通貨を取引できる
日本円でビットコインを買うこともできますし、ビットコインを売って、日本円に替えることもできれば、ビットコインを使ってイーサリアムの取引をすることもできます。
bitFlyer Lightningでイーサリアムを取引する方法
画面の「ETH/BTC」をクリックして、取引することが可能です。「ビットコイン」で「イーサリアム」を購入し、また「イーサリアム」を売却して「ビットコイン」に変えることが可能です。
「売り」からの取引とは
通常外貨預金などもそうですが、外貨を買ってから売るという順序が基本となります。しかし、日本円やビットコインを証拠金として取引する証拠金取引を行えば、売ってから買い戻す(証拠金で売り建玉を保有する)ことが可能となっています。
入金方法
証拠金の入金方法については、メニューにあります「入出金」を選択します。「Lightning FX/Futures口座」のタブを選択して、証拠金口座に預け入れする金額を入力し「証拠金口座に預入れる」ボタンをクリックすれば入金できます。
決済方法
現物取引の場合は、注文方法を「指値」、「成行」、「特殊」から選択していただき、ビットコインの注文数を選びます。「指値」の場合は、自分の希望する購入金額を入力します。そして、最後に「売り」もしくは「買い」を選択します。FXの場合も現物取引と基本同じです。
また、特殊注文としては「ストップ・リミット注文」、「トレーリング・ストップ注文」、「IFD(1つ目の注文が約定したら2つ目の注文も自動的に発注される)」、「OCO(1つ目が約定したら2つ目は自動的にキャンセルされる)」、「IFDOCO(IFDが約定したらOCO注文がされる)」などの注文が可能です。
レバレッジ設定
FXの特徴であるレバレッジ設定は、証拠金を担保に最大2倍までの取引が可能となっています。
レバレッジ取引(FX)にかかる手数料
2018年5月現在は、Lightning FX (ビットコイン FX)リリース記念として取引手数料が0円となっています。取引コストなしで取引が可能となります。別途、建玉をロールオーバすることによるスワップポイント手数料(0.04%)は発生します。
ロスカットとは
レバレッジ設定を高くしていると損失もかなり大きくなってしまう可能性があります。状況によっては証拠金が無くなってしまう以上に、不足金が発生してしまう場合あります。そのリスクを避けるために含み損が大きくなったときに行われる強制決裁のことをいいます。
「bitFlyer Lightning」では、「証拠金維持率が50%に達したら強制ロスカット」というルールがあります。そのため、証拠金100万円が50万円まで下がった時点で強制決裁されてしまいます。


※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyer Lightningのメリット
取引ツールが使いやすい
bitFlyerライトニングは、取引ツールの使いやすさが特徴です。チャート画面や、取引成立前の注文リストを示す板など、それぞれの機能が見やすく、初心者でも慣れやすいといえます。
注文してから取引成立までのスピードも速く、狙った価格のとおりに投資しやすいことも魅力です。分かりやすい取引ツールのおかげで充実した仮想通貨ライブを楽しめるでしょう。
セキュリティ性能が高い
bitFlyerライトニングはセキュリティレベルの高さにも注目です。世界トップクラスの呼び声もあるほど、ユーザーが安心しやすい環境に仕上がっています。
オンラインの範囲外で資産を管理するコールドウォレットや、仮想通貨に秘密鍵というパスコードを二重に与えたマルチシグなど、妥協のないハッキング対策が特徴です。仮想通貨の流出被害が起きている昨今において、bitFlyerはセキュリティレベルを向上させています。
資金力が高い
bitFlyerは豊富な資金力を誇り、仮想通貨だけでなく金融業界自体への影響力が高いといえます。SMBCベンチャーキャピタルや第一生命保険、リクルートなど数々の有名企業がbitFlyerに出資しており、強力なバックアップによる運営が特徴です。
bitFlyerライトニングのレベルの高さも、豊富な資金力のたまものと考えてよいでしょう。
bitFlyer Lightningをスマホで使う
「bitFlyer Lightning」をスマートフォンで利用することも可能です。
「bitFlyer Lightning」のスマートフォンアプリはありませんが、「bitFlyerウォレット」というアプリをインストールします。
そのアプリにログインしますとメニューに「Lightning Web」というメニューが存在します。そちらをクリックしますと、スマートフォン版の「bitFlyer Lightning」画面が開き使用することが可能となります。
bitFlyer Lightningのチャートの分析方法
チャートの分析は、勝ちにいくなら必須となる作業になります。「bitFlyer Lightning」が提供するチャートでは様々なことができますので、いろいろとまずは触れてみるのを推奨します。チャートの表示方法については、「5分足」だけでなく「1分足」から「週足」まで変更が可能になっています。
また、「ローソク足」表示以外にも「ラインチャート」、「バーチャート」にも変更可能です。Drwaing機能を使えば、「上値、下値抵抗線」も引いたりできますので独自のチャート分析が可能となっています。
「bitFlyer Lightning」で可能なチャート機能は、
- グリッド
- 平滑移動平均
- SMR
- パラボリックSAR
- ボリンジャーバンド
- ケルトナーチャネル
- 一目均衡表
- シャンデリアシステム
- ジグザク
- 出来高
- MACA
- RSI
- MFI
- OBV
- DPO
- アルーン
となります。様々な分析を活用してください。
bitFlyer Lightningのデメリット
「bitFlyer Lightning」のデメリットとして現状挙げられるのが下記2つになってきます。とくサーバー負荷については、はやめに対応していただくことを希望したいところです。
たまにサーバーが重くなることがある
利用が多いためか遅延問題は挙げられています。原因としては、「DDOS攻撃」、「bitFlyer側による制御」、「APIからの過剰注文によるサーバー負荷」などが考えられますが、取引量が少ない時にも起こっているという状況です。公式では、「APIによる過剰注文が原因」とはなっています。どちらにせよ、何かしら対策を打っていただかないとリアルタイムの対応が厳しい状況になります。
取引の履歴が見づらい
「bitFlyer Lightning」から取引の履歴を見る場合は、メニューから「お取引レポート」を選択してみる方法になります。損得の確認がわかりづらく改善の余地がある部分になります。
bitFlyer Lightningの口座開設方法
すでにbitFlyerの口座を開設している方は簡単にbitFlyer Lightningの口座を持つことができます。もし口座開設がお済みでなければ、bitFlyerの公式ホームページから口座を開設してください。
通常のbitFlyerにログインできたら、PC画面左の「bitFlyer Lightning」を選択してください。bitFlyer Lightningの画面が開けましたら、bitFlyerの現物口座の資金をbitFlyer Lightningの証拠金を入れる必要があります。「入出金」を選択してください。
証拠金を選択されていることを確認し、日本円もしくはBTCを入金しましょう。
説明は以上です。入金が完了したら、トレードするのみです。
bitFlyer Lightningのまとめ
自分の予想と反した方向に動いてしまった場合は、損害がかなり大きくなります。それをいつでも忘れないよう心掛ける必要があります。始めたばかりの方は、レバレッジを低めに設定するのが良いでしょう。