bitFlyer (ビットフライヤー) の指値、逆指値注文とは?

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Kasobu 編集部 (Kasobu editorial team)
1分で理解する要約
  • bitFlyer Lightningには、様々な注文方法がある
  • 「成行注文」と「指値注文」が基本
  • 状況にあった注文方法を選ぶことで、利益確定や損切りの設定が可能

bitFlyerで取引する場合、注文の方法にはいくつかの種類があります。注文方法を理解し、それらを使いこなすことでトレードはより便利になり、精度を上げることが可能になります。

この記事では、「成行」や「指値」といった基本的な注文方法から「IFD」や「OCO」などのやや複雑な注文方法まで、具体例を挙げながら分かりやすく解説します。bitFlyerに限らず株式や外国為替FX取引でも共通の注文方法なので、まだ理解できてない方はこれを機会にどんな取引方法があるのか理解しておきましょう。

これから紹介する注文方法は、取引所形式での板取引において利用される注文方法です。販売所形式の場合は、「板」があるわけではありませんが、数量だけを指定する「成行注文」と同じような注文方法になります。

bitFlyer (ビットフライヤー) の指値、逆指値注文とは?〜注文方法〜

基本的な注文方法を解説します。ここで挙げる取引方法だけで取引しているトレーダーもいます。

bitFlyerでは、「ビットコイン取引所」の注文方法は指値注文のみとなっています。また、「bitFlyer Lightning」ではここで紹介する全ての取引方法を利用できます。

成行注文とは

「成行(なりゆき)注文」とは、売買する数量だけを指定して取引する注文方法です。板に並んでいる注文の中から、最も適当な注文に応える形で取引が行われます。

例えば「売り」注文を出したときは、板に並んでいる注文の中から最も高値の「買い」注文に応える形になります。逆に「買い」注文を出したときは、板に並んでいる注文の中から最も安値の「売り」注文に応える形になります。

ほとんどの場合、注文を出した瞬間に約定(取引が成立)します。取引したいタイミングで取引できるというメリットがありますが、急激に相場が変動しているときは、予想していなかった金額で約定される場合があります。

また、bitFlyerではあまり起こりませんが、流動性が小さい通貨の取引を行う場合、取引相手がいないために取引がなかなか成立しないということもあります。

指値注文とは

「指値(さしね)注文」とは、売買する数量と金額を指定して取引する注文方法です。出した注文は板に並べられ、取引相手が現れるのを待ちます。

このとき、板に並べられた「売り」注文は安値のものから取引相手が現れ、「買い」注文は高値のものから取引相手が現れ、注文が消費されていきます。

あらかじめ取引金額が指定できるというメリットがあり、思わぬ金額で約定してしまうということはありません。ただし、市場価格とかけ離れた金額を指定すると、なかなか取引相手が現れません。

「売り」注文の場合、指定した金額より低い金額で約定することはありません。そのため、保有しているBTCを「***円以上になったら売る」という利益確定のための注文として利用できます。

また、「買い」注文の場合は指定した金額より高い金額で約定することはありません。そのため、FX取引でショート・ポジション(売建玉)を持っているときに、「***円以下になったら買う」という利益確定のための注文として利用することができます。

逆指値注文(STOP注文)とは

「逆指値(ぎゃくさしね)注文」とは、指値注文の逆になります。bitFlyer Lightningで利用でき、「STOP注文」と表示されます。

「逆指値」の「売り」注文ではトリガー価格(指定した金額)以下になった時に成行の売り注文を行い、「買い」注文ではトリガー価格以上になった時に成行の買い注文を行います。

「指値注文」が利益確定のために使われるのに対し、「逆指値注文」は、損失を確定させてそれ以上損失が拡大するのを防ぐ「損切り」のために使われます。

「指値注文」と「逆指値注文」は、利益確定と損切りの両方に備えてセットで注文が出されるケースも多くあります。そういった場合は、どちらかの注文が約定したときにもう一方の注文がキャンセルされるよう、下記で説明するOCDやIFDOCOといった特殊注文を利用しなければなりません。

bitFlyer (ビットフライヤー) の指値、逆指値注文とは?〜少し特殊な注文方法〜

「成行注文」と「指値注文」が取引の基本となりますが、それらを組み合わせて一度に注文することも可能です。組み合わせ方によって、「IFD」、「OCO」、「IFDOCO」の3つの注文方法があります。

IFD(イフダン)注文

「if Done」の略です。AとBの2つの注文を出し、Aの注文が約定したら、Bの注文が出されるというものです。指値注文と合わせて、利益確定のための注文も同時に出したいときに使われます。

例えば現在価格が「1BTC=50万円」のとき、次のような注文を出すことができます。
A:「1BTC=45万円」になったら1BTCの買い
B:Aが約定後、「1BTC=55万円」になったら1BTCの売り

OCO(オーシーオー)注文

「One-Cancels-the-Other order」の略です。AとBの2つの注文を出し、どちらかの注文が約定したら、別の注文はキャンセルされるというものです。上記「逆指値注文」で説明したように、利益確定と損切りのための注文をセットで行うときに利用されます。

例えば現在価格が「1BTC=50万円」で1BTC保有しているとき、次のような注文を出すことができます。
A:「1BTC=60万円」になったら1BTCの売り(利益確定)
B:「1BTC=40万円」になったら1BTCの売り(損切り)
AまたばBの注文が約定すれば、もう一つの注文はキャンセル

IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文

IFDとOCOを組み合わせた注文を出すことができます。

例えば現在価格が「1BTC=50万円」のとき、次のような注文を出すことができます。
A:「1BTC=45万円」になったら1BTCの買い
Aが約定後、BとCをOCO注文
B:「1BTC=55万円」になったら1BTCの売り(利益確定)
C:「1BTC=40万円」になったら1BTCの売り(損切り)
BまたばCの注文が約定すれば、もう一つの注文はキャンセル

bitFlyer (ビットフライヤー) 市場ごとの注文方法の違い

bitFLyerには、

  • ビットコイン販売所
  • アルトコイン販売所
  • ビットコイン取引所
  • bitFlyer Lightning

の4つの市場があり、それぞれの市場で可能な注文方法は異なっています。

ビットコイン販売所・アルトコイン販売所

数量だけを指定し、bitFlyerから提示された金額で取引を行います。ユーザーが金額を指定できないという点では、成行注文と同じです。

ビットコイン取引所

数量と金額を指定する「指値注文」のみ可能となっています。直近の取引額を指定することで、「成行注文」と同じような使い方が可能です。

bitFlyer Lightning

上で紹介した取引方法は全て利用可能で、より複雑で高度な注文が可能です。

さらに、「ストップ・リミテッド注文」や「トレーリング・ストップ注文」も可能です。

bitFlyer Lightningの注文の種類について

成行注文

取引数量のみを指定し、板に並べられた注文の中で最も適当な注文に応える形で取引を行います。

指値注文

取引数量と価格を指定し、取引相手が現れるのを待ちます。指定した金額より悪い条件で約定することはありません。

ストップ(逆指値)注文

トリガー価格を設定し、トリガー価格以上(以下)になったら損切りのための成行注文を出します。約定金額の指定はできません。

ストップ・リミテッド注文

トリガー価格を設定し、トリガー価格以上(以下)になったら損切りのための指値注文を出します。約定金額を指定することで、指定した金額より悪い条件で約定することはありません。ただし、約定されないまま含み損が膨らむ可能性があります。

トレーリング・ストップ注文

値動きに合わせて、ストップ注文のトリガー価格が「トレール幅」によって自動更新される条件付ストップ注文です。(※)

※トレーリング・ストップ注文の例
「1BTC=50万円」の時に1BTC保有しており、トレール幅を10万円に設定すると、トリガー価格は「50万円-10万円=40万円」になります。そして保有中にBTC価格が上昇した場合は、トレール幅に応じてトリガー価格が変動します。
例えば最大「1BTC=55万円(+5万円)」まで上昇すると、トリガー価格も「55万円-10万円=45万円」になります。
トリガー価格は有利な条件への変動しか行われず、その後は1BTCの価格が55万円より高くなった場合しかトリガー価格は変動しません。55万円から価格が下がった場合は、トリガー価格は45万円のままです。

bitFlyer Lightning (ビットフライヤーライトニング) での指値、逆指値注文方法

指値注文

bitFlyer Lightningの注文画面から①「指値」を選び、②「数量」と③「価格」を入力し、④「売り」または「買い」を選びます。

STOP(逆指値)注文の方法

bitFlyer Lightningの注文画面から⑤「特殊」を選ぶと、特殊注文の画面が開きます。

⑥「STOP」を選び、⑦「売り」または「買い」を選び、⑧「数量」と⑨「トリガー価格」を入力し、⑩「Place Order」をクリックします。

キャンセルの仕方

出された注文で約定されていないものは、画面左下の「注文」欄に表示されます。行の左にある「×」ボタンをクリックすればキャンセルできます。既に約定された注文をキャンセルすることはできません。

bitFlyer (ビットフライヤー) の指値、逆指値注文のまとめ

bitFlyerではニーズに合わせて複数の市場が用意され、その中でもbitFlyer Lightningでは、様々な種類の注文が可能です。成行注文と指値注文だけでも取引は可能ですが、より便利に取引を行って精度を上げるには、複雑な注文方法を活用すべきです。

最初は難しく感じても、ひとつひとつ確認しながら注文を出してみると、すぐに理解できるはずです。提供されているサービスは遠慮せずにどんどん活用し、今後のトレードに役立ててください。

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