bitFlyer (ビットフライヤー) から送金してみよう!知っておきたい基礎知識と送金方法

1分で理解する要約
  • bitFlyerでの送金処理を画像つきで解説
  • 仮想通貨の送金は自己責任で行わなければならない
  • リップル (XRP) 、ステラルーメン (XLM) は海外取引所への送金の際におすすめ

bitFlyer (ビットフライヤー)
取扱通貨
21銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。

仮想通貨の送金には緊張が伴います。

銀行で法定通貨を送金する場合は、窓口で尋ねながら手続きを進めることができますが、仮想通貨の場合は全て自己責任で自分一人で行う必要があります

そして、何らかのミスをしてしまった場合、誤って送金された通貨は永遠に取り戻せなくなる可能性もあります。

この記事では、そのようにならないためにも、仮想通貨を送金する際に知っておきたい基礎知識や、実際に仮想通貨取引所bitFlyerを利用した送金方法について、分かりやすく解説します。

bitFlyer (ビットフライヤー) での仮想通貨送金

まず、メニューから「入出金」を選びます。

次に、切り替わった画面の中央左より、送金する仮想通貨を選択します。

画像はビットコイン (BTC) の送金画面です。

まず、送金先のビットコインアドレスを登録します。

送金する仮想通貨を選択したら、画面右上の「送付」をクリックします。

そして、画面中央の「アドレスを登録する」ボタンを押しましょう。

ボタンを押すと、bitFlyerに登録したメアド宛に「送付先外部アドレスの登録」用の確認メールが届きます。

メール内にあるリンクをクリックして、手続きを進めます。

リンクをクリックすると、二段階認証が求められるので、認証アプリ(google authenticator)を起動して認証を済ませます。

その後の画面で、送付先のラベルとウォレットアドレス記入します。

ラベルには、「Bybit BTC」のように「どこ」に「なんの仮想通貨」を送金するかがわかるような名前をつけましょう。

ウォレットアドレスは、目視で記入するのではなく、送付先からアドレスをコピーして、上記にペーストします。

記入が完了したら、「追加する」をクリックすればbitFlyerの送付画面に戻ります。

戻った画面で「送付数量」を入力すると、送金手数料を含めた合計が表示されます。

「優先度」の欄では、より多くの手数料を支払えば、優先的に送付処理が行われます。

最初は「普通:+0.0000」が選択されていますが、急ぐ場合は変更してください。

最後に「送付する」をクリックします。

なお、他の仮想通貨でも送金方法も同じですが、優先度の選択はできません。

仮想通貨取引所での送金とは

銀行送金との違いについて

銀行口座間の送金で必要なものは、送金先の口座情報と送金するお金、そして手数料です。

口座情報とは

  • 金融機関名
  • 支店名
  • 口座種別
  • 口座番号口座名義人名

です。また、現金を直接相手の口座に入金するか、自分の口座から相手の口座への送金にするかが選択できます。送金方法や送金金額によって手数料は金融機関ごとに定められており、いつ頃相手方の口座に着金するか事前に分かっています。平日午後3時頃までなら当日中、それ以降や平日以外の場合は、翌営業日の午前中というのが一般的です。

仮想通貨の送金の場合は、送金先アドレスが必要です。送金先アドレスは銀行の口座情報と同じようなものですが、多くの数字やアルファベットがランダムに組み合わされたもので、一文字ずつ紙に書き写すと間違いの原因になります。

仮想通貨は紙幣や硬貨がないので口座から口座への送金になりますが、送金にかかる時間は分かりません。ビットコインの場合、理論上は10分程度で送金できるはずですが、普及が急速に進んだため処理が追いついていません。この問題は「スケーラビリティ問題(送金詰まり問題)」と呼ばれ、ビットコインだけではなく仮想通貨界全体の課題となっています。

ビットコインは、最も時間がかかったときは、1週間以上の時間がかかっていました。その後改善はされつつありますが、10分という理論上の数字にはまだ追い付いていません。

仮想通貨の送金に必要となる時間は不明ですが、急いで送金したい場合は送金手数料を多く支払うことで、他の送金よりも優先的に送金してもらうこともできます。送金決済などを承認するマイナーを呼ばれる人(グループ)達は、送金手数料を報酬として得ることができます。そのため、より多くの手数料を支払ってくれる送金は、優先して処理されます。

秘密鍵、公開鍵、アドレスについて

銀行の口座に当たるものは、仮想通貨では「ウォレット」と呼ばれます。ウォレットには様々なタイプがあり、仮想通貨取引所もウォレットの一つです。

そしてウォレットは、

  • 秘密鍵(プライベートキー)
  • 公開鍵(パブリックキー)
  • アドレス

の3つから成り立っています。

秘密鍵

秘密鍵は、その名の通りウォレットの所有者しか知らないキーです。送金などに必要で、秘密鍵から公開鍵やアドレスが生成されます。そのため、もし秘密鍵の情報が流出することがあれば、それを知った第三者がウォレットに入っている仮想通貨を自由にできるということです。

公開鍵

公開鍵は秘密鍵から生成されますが、公開鍵から秘密鍵の特定はできません。公開鍵は一般に公開されており、送金などの処理命令が、正しい秘密鍵を知っている人からの命令であるかどうかのチェックができます。もし、公開鍵を使って送金命令の正当性が確認できなければ、それは第三者からの命令ということになり、処理されません。

アドレス

アドレスは、実際に送金の時に使う口座番号のようなものです。公開鍵から生成されますが、アドレスから公開鍵の特定はできません。一つの公開鍵から複数のアドレスを生成することも可能で、送金用アドレスは一度きりの使い捨てにしている仮想通貨もあります。

トランザクションアクセラレータについて

送金手数料を多く支払うことで送金にかかる時間を減せると上記で述べましたが、他にも「トランザクションアクセラレーター」を利用する方法があります。サービス内容によっては、無料で利用できるものもあります。

これらで提供されているサービスを利用すれば、なかなか送金されなかった処理が、すぐに実行されたというレポートもあります。

利用にはトランザクションIDが必要になりますが、bitFlyerの場合だと、「お取引レポート」で「入出金」を選ぶと、「TX ID」の項目に表示されます。

bitFlyer (ビットフライヤー) からの送金にかかる時間

送金にかかる時間は、そのときの混み具合によるので一概には言えません。急いで送金する必要がある場合は、送金手数料を多く設定したり、トランザクションアクセラレーターを利用するなどしましょう

また通貨の種類によっても送金にかかる時間は変わります。

bitFlyerで取り扱いがある通貨では、ライトコイン (LTC) やリップル (XRP) 、ステラルーメン (XLM) は送金が速いとされています。

海外取引所への送金などにはこうした送金の早い仮想通貨の利用がおすすめです。

送金のミスには注意

送金先アドレスの登録には十分注意してください。コピー&ペーストや、スマホであればQRコードの読込機能などを利用してください。一文字ずつ入力することは、間違いの原因になるのでできるだけ避けてください。

また、同じbitFlyerのウォレットでも、ビットコインとイーサリアムのアドレスは異なります。通貨ごとにアドレスがあり、例えばイーサリアムのアドレスにビットコインを送金すると、正常に送金できません。

アドレスの誤りなどで正常な送金ができなかった場合、送金した資産は永遠に失われる可能性が高くなります。また取り戻せたとしても、取引所に問い合わせたり、長時間かかったりと非常に面倒なことになります。

特に大きな金額を送金する際は、まずは少額でテスト送金を行い、正常に送金できることを確認してから残りを送金するようにしましょう。

bitFlyer (ビットフライヤー) での送金トラブル

送金できないときのチェック事項

送金の処理を行えば、後は待つしかありません。トランザクションアクセラレーターの利用や、取引所のよっては後から追加の送金手数料を支払うということも可能ですが、それでも待つ以外に方法はありません。

あまりに時間がかかり過ぎるようなら、送金前に十分確認していると思いますが、念のためアドレスが間違ってないか、他の通貨のウォレットに送金していないか確認してみてください。ただし、この段階で誤りが判明しても送金を取り消すことはできず、送金した資金は失われる可能性大です。

トランザクションの確認方法

上記「トランザクションアクセラレーター」の項目で少し触れましたが、送金処理は一つひとつトランザクションIDがあります。bitFlyerなどの親切設計の取引所はIDが履歴から分かりやすくなっています

トランザクションIDが分かれば、エクスプローラーから処理状況が確認できます。ビットコインの場合は多くのエクスプローラーがありますが、次の2つは日本語に対応しており、利用しやすいエクスプローラーです。

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