- 取扱通貨は5種類
- ビットコイン・イーサリアム・リップル・ライトコイン・ビットコインキャッシュを取り扱っている
- 将来的に堅実に成長が見込める通貨が多い
この記事では、BITPoint (ビットポイント) における取扱通貨について、その数や種類、そして通貨ごとの将来性について解説します。
BITPoint (ビットポイント) の5種類の取扱通貨
BITPointでは、上記の5種類の通貨を取り扱っています。現物取引では5種類の通貨をすべて売買できますが、レバレッジ取引とビットポイントMT4取引ではビットコインのみが取引対象となります。
BITPoint (ビットポイント) の3つの取引市場
BITPointでは、
- 「現物取引」
- 「レバレッジ取引」
- 「ビットポイントMT4取引」
という3つの取引市場を提供しています。それぞれの取引市場の特徴は、次のとおりです。
初心者の方は、一般的市場である「現物取引」から始めるとよいでしょう。現物取引とは「仮想通貨そのもの」の受け渡しを伴う取引で、手持ちの現金内で売買を行います。手持ち資金内で決済しますので、追加で証拠金を求められるなどの心配がありません。
2つ目の「レバレッジ取引」とは、その名のとおりレバレッジを効かせられる取引のことです。「仮想通貨そのもの」の受け渡しを伴わず、「売り」と「買い」の差額を決済する差金決済取引で、手持ち資金の4倍までの取引を行えることが特徴です。
例えば、10万円を保証金に差し入れると、40万円 (10万円×レバレッジ4倍) 分の取引を行えます。レバレッジを効かせられる分、利益も4倍となりますが、相場が予想と逆に動くと損失も大きくなりますので注意が必要です。
3つ目の「MT4取引」は、レバレッジ取引の上級者向けの市場です。高機能のツールMetaTrader4を使って取引できるため、特殊な注文や相場の分析ができます。
BITPoint (ビットポイント) で使える法定通貨一覧
BITPointで提供している通貨ペアは次の表のとおりです。
ビットコインでは、日本円のほか、米ドル、ユーロ、香港ドルに対応しています。
BITPoint (ビットポイント) のレバレッジ取引・MT4取引で使える取扱通貨一覧
BITPointでは、取引市場ごとに売買できる通貨ペアが異なります。
現物取引ではすべての通貨ペアを取り扱えますが、レバレッジ取引は「ビットコイン/円」のみになります。また、ビットポイントMT4取引は、ビットコインの通貨ペア4種類を取り扱えます。
BITPoint (ビットポイント) の取扱通貨① ビットコイン (BTC)
ビットコインの特徴
ビットコインは、最も有名な仮想通貨のひとつで、仮想通貨市場のシンボル的な存在です。そもそも、ビットコインは正体不明のサトシ・ナカモトという人物が書いた論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」に基づいて開発されました。
ブロックチェーンと電子署名、P2Pという技術を組み合わせて、電子的でありながら改ざんされにくい仕組みとなっています。この仕組みは、ビットコイン後に誕生する多くの仮想通貨の基礎となりました。
ビットコインの将来性
ビットコインは世界で最も有名で、最も普及している仮想通貨です。時価総額2位につけているイーサリアムのおよそ5倍の時価総額をもち、圧倒的な存在感をもっています。
仮想通貨の代名詞となっているため、仮想通貨決済が普及するときには真っ先にビットコインが選ばれるでしょう。
決済スピードの遅さや高い送金手数料という課題に対して、解決するための開発が行われているので、将来性は高いと言えます。
BITPoint (ビットポイント) の取扱通貨② イーサリアム (ETH)
イーサリアムの特徴
ビットコインは「インターネット上で決済できる電子的な通貨」となることを目的とした一方、イーサリアムは「アプリケーションを開発するためのプラットフォーム」となることを目指して開発されています。
身近で例えるなら、WindowsやMacOSのようなOSで、イーサリアム上で世界中のプログラマーがアプリケーションを開発・実行できます。この「アプリケーションのプラットフォームとなる」という概念は、イーサリアム以後に誕生する様々な通貨に影響を与えています。
「スマートコントラクト」という、指定した条件下で自動的に決済される仕組みが特徴で、世界中の企業が実用化の研究を行っています。
イーサリアムの将来性
イーサリアムは、世界各国の企業が参加し、実証研究が行われています。実際の企業のシステムに活用する動きがありますので、将来性は高いと言えるでしょう。
世界的な企業の例をいくつか挙げると、マイクロソフトやインテル、アクセンチュアです。日本企業では、KDDIや三菱UFJ銀行、NTT Dataが参加しています。
BITPoint (ビットポイント) の取扱通貨③ リップル (XRP)
リップルの特徴
リップルは、国をまたいで送金する際の「手数料の高さ」や「送金スピードの遅さ」といった問題を解決することを目指したプロジェクトです。
主に、国際送金を行う金融機関が使うシステムとして開発されており、すでに採用され始めています。日本の銀行においても、61の邦銀が参加するプロジェクトで技術が採用されています。
リップルの将来性
リップルの将来性は非常に高いです。
というのも、企業のシステムに「実際に採用され始めている」からです。これは他の仮想通貨にはまだない特徴です。
特に、世の中の人が信頼を寄せる「銀行」に採用されていますので、技術的な信頼性は高いと言えるでしょう。
BITPoint (ビットポイント) の取扱通貨④ ライトコイン (LTC)
ライトコインの特徴
ライトコインは、ビットコインの「補助的な通貨」となることを目指したものです。ビットコインが1万円札だとすれば、ライトコインは千円札や五百円玉の役割を果たします。
ビットコインと同様に、決済手数料を安くし決済スピードを高速化するための技術が開発されています。
海外では仮想通貨決済システムにライトコインを採用しているところが多く、信頼性は高いといえます。
ライトコインの将来性
ライトコインは、仮想通貨決済に採用されている実績があり、将来性は高いでしょう。
今後は利用者のプライバシーを守るために、取引を匿名化できる技術が実装される予定です。
BITPoint (ビットポイント) の取扱通貨⑤ ビットコインキャッシュ (BCH)
ビットコインキャッシュの特徴
ビットコインを開発する方向性の違いをきっかけに、ビットコインコミュニティが分裂して誕生したのがビットコインキャッシュです。
ビットコインと袂を分かってから開発が進み、現在はビットコインよりも安い手数料、速い決済スピードをもっています。
ビットコインキャッシュの将来性
ビットコインキャッシュは、2018年11月にも「コミュニティの仲間割れ」があり、通貨が分裂しています。
「bitcoinABC」と「bitcoinSV」という2派が対立し、ビットコインキャッシュの名前は「bitcoinABC」派が引き継ぐことになりました。この分裂で大きく時価総額を下げたのですが、2019年2月現在は回復基調にあります。
bitcoinABC派にはビットコイン・ジーザスと呼ばれるロジャー・バー氏や、マイニング機器大手メーカーのジハン・ウー氏がいるため、資金力は大きいです。ですから、今後も開発は進むと思われます。
BITPoint (ビットポイント) と他の取引所の取扱通貨の比較
BITPointの取扱通貨数を、他の国内外取引所と比べてみましょう。
ご覧のとおり、BITPointの取扱数はやや少ないと言えるでしょう。国内取引所のbitFlyerやbitbankは6~7種類取り扱っているのに対し、BITPointは5種類となっています。
また、海外取引所は100種類以上取り扱っていますので、取扱通貨数自体は比べ物になりません。
BITPoint (ビットポイント) の取扱通貨まとめ
BITPointの取扱通貨は、時価総額が高く今後も堅実に成長が見込める通貨です。
現物取引では5種類の通貨すべてを、レバレッジ・FX取引とビットポイントMT4取引ではビットコイン1種類を取り扱えます。どの通貨から取引を始めるか迷っている方には、どの市場でも取り扱いのあるビットコインをおすすめします。
というのも、仮想通貨に関連するニュースがあると、ビットコインが値動きすることが多いので、相場の値動きを体感するのに適しているからです。
ビットコインの取引に慣れてきたら、他の通貨を購入したり、またレバレッジ・FX取引を始めてみてもよいでしょう。