- BITPointは手数料が全般的に安い
- 送金/取引/即時入金における手数料は無料、出金は振込手数料の実費のみ
- 差金決済取引は、建玉管理料として0.035%/日の手数料がかかる
「BITPointの手数料は結局安いの?」
「手数料って、どういうときにどれくらいかかるのかな」
手数料はいろいろな種類がありますし、取引所ごとに調べるのは面倒ですよね。
この記事では、BITPointの手数料について、詳しく解説します。具体的には、口座開設手数料・入金手数料・出金手数料・取引手数料・送金手数料・スプレッドの具体的な数値を載せています。また、他の取引所と比べて安いのかどうかそれぞれ比較していますので、BITPointがお得に取引できる取引所なのかどうか知ることができます。
BITPoint (ビットポイント) の特徴
BITPointの特徴をまとめました。
BITPoint (ビットポイント) とは
BITPointは、ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。ビットポイントジャパンの親会社であるリミックスポイントは電力事業を手掛けており、東証2部に上場しています。
BITPoint (ビットポイント) の取り扱い通貨
BITPointの取り扱い通貨は以下のとおりです。
- BTC (ビットコイン)
- BCH (ビットコインキャッシュ)
- ETH (イーサリアム)
- LTC (ライトコイン)
- XRP (リップル)
上記の現物取引の他に、ビットコインの「レバレッジ取引」と「ビットポイントFX取引」も行えます。
BITPoint (ビットポイント) の手数料一覧
BITPointに関する手数料を一覧にまとめました。
具体的には、
- 口座開設手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
- 送金手数料
- スプレッド
について以下の項目で順番にそれぞれ解説します。
BITPoint (ビットポイント) の口座開設手数料は無料
口座を管理するための手数料として口座開設手数料というものがあります。BITPointの口座開設手数料は、他の取引所と同様に無料となっています。
BITPoint (ビットポイント) の入金手数料
BITPointの口座へ入金する方法として、通常入金と即時入金の2種類があります。それぞれの入金手数料は以下のとおりです。
通常入金は、銀行振込で入金するものですので、銀行振込手数料は利用者の負担となります。BITPointの口座へ入金が反映されるまでには、銀行の営業時間が関係しますので、土日や深夜帯などでは、翌銀行営業日まで入金の反映を待つ必要があります。
対して、即時入金というのは24時間いつでもBITPointへの入金が即時に反映されるサービスです。
ですから、急ぎで取引したいときにも、時間や曜日を気にせずすぐに口座に入金が反映されるため、非常に便利。BITPointでは、ジャパンネット銀行と住信SBIネット銀行、イオン銀行のインターネットバンキングを使って即時入金のサービスを実施しています。
即時入金の際は有料としている取引所が多いですが、BITPointでは無料となっています。
BITPoint (ビットポイント) の出金手数料
出金手数料とは、BITPointの口座から自分の銀行口座に日本円を振り込むときにかかる手数料です。
BITPointの出金手数料は、振込手数料の実費分が利用者負担となります。
BITPoint (ビットポイント) の取引手数料
取引手数料とは、BITPointでコインを売買する際にかかる手数料のことです。
BITPointで行える、現物取引・レバレッジ取引・ビットポイントFXのそれぞれの取引手数料を見ていきましょう。
現物取引
現物取引とは、コインを手持ちの現金で購入したり、売ったりする取引です。
BITPointでは、取引手数料はすべての通貨で無料となっています。
レバレッジ取引
レバレッジ取引とは、現物を保有せず、売り・買いの注文を1セットとして差額の利益を狙う取引手法のことです。BITPointでは、手持ち資金の2倍~25倍の取引を行え、大きな利益を狙うことができます。
レバレッジ取引は「売り→買い」または「買い→売り」という順番で行いますが、最初の注文を行った際に「建玉(たてぎょく)管理料」が0.035%かかります。
例えば、1BTCを50万円で売る、という注文で始めた場合、175円(50万×1BTC×0.035%)の建玉管理料かかります。また、その建玉を当日中に解消(反対注文が成立)しなかった場合、1日ごとに0.035%の建玉管理料が発生します。
ビットポイントFX
ビットポイントFXのルールは、基本的にレバレッジ取引と同じです。取引ペアがBTC/JPY、BTC/USD、BTC/EUR,BTC/HKDの4種類となっており、外貨での取引を行えることが特徴です。
ビットポイントFXの際も、レバレッジと取引の際と同様に、新規建玉時と建玉を翌日に持ち越したときに0.035%/日の手数料がかかります。
BITPoint (ビットポイント) の送金手数料
送金手数料とは、仮想通貨をBITPointの口座から他の取引所の口座やウォレットに送付するときにかかる手数料です。
ほとんどの取引所では送金手数料は有料となっていますが、BITPointでは無料です。
BITPoint (ビットポイント) のスプレッド
スプレッドとは、コインの売値と買値の差額のことで、厳密には手数料ではありません。ただスプレッドが大きいと、スプレッドがそのまま含み損となってしまうため、スプレッドは小さいほうが良いとされています。
結論から申し上げますと、BITPointのスプレッドは、他の取引所と比べてやや大きいと言えます。
8社中スプレッドが最も大きかったのはBITPointでした。
取引手数料や送金手数料が無料のBITPointですが、スプレッドがやや大きいことに注意したほうが良いでしょう。
BITPoint (ビットポイント) と他の取引所の手数料比較
BITPointと他の取引所の手数料を比較してみましょう。なお、結論から申し上げますと、どの手数料の項目においても、BITPointは安く設定されており、お得に取引できる取引所だと言えます。
口座開設手数料
口座開設手数料は、どの取引所においても無料となっており、BITPointが特別安いわけではありません。
入金手数料
ご覧の通り、入金手数料はどの取引所においても無料ですが、即時入金が無料となっているのはBITPointとLiquid by Quoine、FISCOのみ。また、即時入金の仕組みがない取引所も多くあるため、BITPointは即時入金するのに最適な取引所だと言えます。
出金手数料
ご覧の通り、出金手数料を振込手数料実費分としているのは、BITPointのみです。利用する銀行によって振込手数料は変わりますが、手数料は他と比べて安いと言えるでしょう。
取引手数料
ビットコインの取引手数料は8社中5社が取引手数料無料となっています。売買する上でもBITPointはお得に取引できる取引所だと言えるでしょう。
次に差金決済取引の取引手数料を見てみましょう。
差金決済取引においては、BITPointの取引手数料は標準的だと言えます。
送金手数料
ビットコインの送金手数料が無料となっているのは、BITPointを含め8社中3社となっています。BITPointは、海外取引所へ送金しても送金手数料がかからないため、お得です。
BITPoint (ビットポイント) の手数料 まとめ
簡単にまとめますと、以下となります。
BITPointの手数料について
- 口座管理手数料・送金手数料・取引手数料・即時入金手数料が無料
- 入金手数料と出金手数料は振込手数料実費が利用者負担となる
- 差金決済取引では、建玉管理料が0.035%/日
- スプレッドは他の取引所に比べてやや大きい
手数料では、他の取引所に比べても非常に安く、リーズナブルに取引できる取引所だと言えるでしょう。