100万円を元手に暗号資産 (仮想通貨) 投資を行う際のコツ・注意点まとめ

1分で理解する要約
  • 暗号資産 (仮想通貨) を100万円で投資するなら長期保有がおすすめ
  • 投資する通貨を見極めて分散投資しよう
  • 価格が下がってもパニック売りしないことが重要

「100万円を元手に暗号資産 (仮想通貨) 投資したい!」そう思われていませんか。本記事ではこれから暗号資産 (仮想通貨) 投資をする方向けに、投資のコツをまとめました。本記事を読むことで暗号資産 (仮想通貨) 投資するために何をすればよいのかがわかります。

そもそも暗号資産(仮想通貨)とは

暗号資産 (仮想通貨) とは紙幣のように物理的には存在せず、分散型技術によって取引データベースが記録されていく通貨のことです。通貨の取引を記録する「台帳」はコンピューターによって保管されています。この分散型ネットワークにより、政府や中央当局の干渉を受けることがありません。

この分散型ネットワークでは偽造や二重支払いを防ぐしくみがあり、暗号化技術が使われています。暗号資産の「暗号」はネットワークを保護する暗号化技術に由来しています。

代表的な暗号資産 (仮想通貨) はビットコインです。インターネット上で発表された論文に基づき、2009年に運用が開始されました。そしてこのビットコインから派生して、さまざまな暗号資産 (仮想通貨) が誕生しています。CoinMarketCapによると、2020年10月現在、暗号資産 (仮想通貨) は約3,700種類あります。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) の特徴

ビットコインは最も取引量が多い仮想通貨

最も取引されている暗号資産 (仮想通貨) はビットコインです。CoinMarketCapによると、2020年10月現在のビットコインのドミナンス (暗号資産全体の時価総額における占有率) は約60%となっています。暗号資産全体の時価総額は38兆円ありますが、そのうち半分以上をビットコインが占めています。非常に多くの人がビットコインに投資していることがおわかりいただけるでしょう。

暗号資産市場の多くをビットコインが占めていることにより、ビットコインの価格の動向が市場に大きな影響を与えます。また暗号資産の将来についても、ビットコインが大きな役割を担っているといえます。

ビットコインの今後の将来性

ビットコインは売買における支払通貨として使われることを目標としています。今後さまざまな決済プロバイダーに支払通貨として採用されることにより、ビットコインの価値は高まっていくでしょう。

2020年10月には米PayPalがビットコインを含む4種類の暗号資産 (仮想通貨) を決済手段として用いることを発表しています。こうした流れは、今後も続いていくはずです。

100万円を元手に仮想通貨投資を行う際のコツ

長期保有を行う

100万円を元手に暗号資産 (仮想通貨) 投資を行うひとつの方法は長期保有です。たとえばビットコインを100万円分購入し、そのまま数年以上保有し続けます。価格が上昇したあと、ビットコインを売却し売却益を得ます。

ビットコインのマーケットができたのは2010年ですが、当時の価値は0.0008ドル (約0.09円) でした。10年経った現在 (2020年10月) 、130万円を超える価格になっています。価格が上昇する銘柄を長期保有することで、売却時に大きな利益を得られるでしょう。

ただこの長期保有は暴落時であっても売らないという強い精神力が必要です。たとえばビットコインは一時200万円以上になりましたが、その翌年には30万円に下落しています。そういった暴落があっても、保有し続けるには強い忍耐力が必要となります。

分散投資を行う

長期保有する銘柄を、複数に分けることも有効です。複数に資産を分散することで、価格変動リスクを低減させられるでしょう。暗号資産 (仮想通貨) 投資ではビットコインのほかに、ビットコイン以外の暗号資産 (仮想通貨) を保有する形になります。

ただし暗号資産 (仮想通貨) の中ではビットコインは価格変動が小さく、アルトコインの方が価格変動が大きいことは認識しておきましょう。つまりアルトコインはビットコインよりも価格が大きく上昇・下落する可能性があります。

リスクを低減したいのであればビットコインを多めに、ハイリスクを受け入れるのであればアルトコインを多めに保有するとよいでしょう。

仮想通貨の見極めをする

アルトコインに投資する場合、通貨の見極めが非常に重要です。約3,700ある暗号資産 (仮想通貨) のうち約3,600の暗号資産 (仮想通貨) は時価総額で100億円未満となっており、中には取引自体ほとんど行われていないものもあります。

SNSなどで話題になっているからといって購入してしまうと、投資したお金を失ってしまう可能性があるでしょう。通貨を発行する企業の信頼性や1日の取引額などの情報を収集し、信頼できる銘柄を見極めましょう。

100万円を元手に暗号資産(仮想通貨)投資をする前に知っておいた方がいいこと

仮想通貨投資はただのギャンブルではない

暗号資産投資はギャンブルの一面もありますが、そうでない部分もあります。ギャンブルといえるのは名前も聞いたことのない時価総額が低いコインに投資をするときです。この時価総額が低いコインに投資をするとき、多くの人は「偶然の高騰を狙って」いるにすぎません。つまり運任せといえるでしょう。

また時価総額が低いコインは取引する人自体が少ないため、テクニカル分析が効きにくいです。よって市場の動向をつかんだトレードも行えません。一方ある程度時価総額が高いコインであれば、テクニカル分析を使って価格の動向を予測できます。

こういった予測を元にトレードすることは、「一か八か」のギャンブルとは全く異なります。もし予想と反対に価格が動いたとしても、失敗した経験を積むことで勝率をあげられるはずです。

他人の話を安易に信じない

多くの方は仮想通貨投資に関する情報をインターネットで収集すると思いますが、個人が発信する情報は安易に信じないようにしましょう。というのも、発信することでその人が何らかの利益を得ている可能性があるからです。たとえば「〇〇コインがおすすめ!」とブログに書いていた場合、〇〇コインの発行企業から報酬と引き替えにブログを書くよう依頼されたのかもしれません。

報酬が絡んでいなかったとしても、個人が書く文章は主観でしかなく客観的な評価とは異なっています。このように個人発信の情報を安易に信じることは危険です。

価格が下がってもパニック売りしない

暗号資産 (仮想通貨) は価格変動が大きいことが特徴です。価格が下がると「損失が小さいうちに売ってしまいたい」「損したくない」と狼狽せずにいられませんが、売りたい気持ちをぐっとこらえることが非常に重要です。暴落した後に上昇に転じる可能性が高いからです。

実際ビットコインは2019年2月に30万円台まで下落しましたが、その4ヶ月後には100万円以上になっています。売らずに価格上昇を待った方が、長い目で見たときに得策といえるでしょう。

100万円を元手に暗号資産(仮想通貨)投資を始めるのにおすすめな取引所

Coincheck (コインチェック)

Coincheck (コインチェック)
取扱通貨
29銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:無料
最大レバレッジ
-
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。

Coincheckは「販売所」形式で通貨を購入できるため、取引に慣れていない初心者の方におすすめです。たとえば1BTC購入したいのであれば、数量の欄に「1BC」と記入して「購入」ボタンを押すだけですぐに売買が成立します。

取り扱い通貨数は14種類と国内取引所の中では多い方です。Coincheckに対し保有する暗号資産 (仮想通貨) を一定期間預けて利子をもらう「貸し仮想通貨サービス」も提供しており、長期保有する予定の方はお得に資産を増やせます。

bitFlyer (ビットフライヤー)

bitFlyer (ビットフライヤー)
取扱通貨
21銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。

bitFlyerは、初心者から上級者まで幅広く使える取引所です。提供する売買サービスは、「販売所」と「取引所」、レバレッジ取引が行えるbitFler Lightning FX、先物取引できるbitFlyer Lightning Futuresの4種類。

初心者の方はかんたんに通貨を売買できる「販売所」がおすすめです。売買に慣れたら「取引所」を利用するなどスキルに応じてステップアップしていけます。

DMM Bitcoin (DMMビットコイン)

DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)
取扱通貨
38銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:-
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

DMM Bitcoinは、DMMグループの子会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。豊富な種類のアルトコインでレバレッジ取引ができる点が大きな魅力となっています。さらに、DMMグループで培われたセキュリティ体制や使いやすさと高機能を追求した取引ツールなども魅力です。

DMM Bitcoinは上級者向けの取引所です。DMM Bitcoinが提供するサービスは「販売所」と「レバレッジ取引」の2種類です。現物取引できる通貨は3種類、レバレッジ取引できるは通貨11種類となっています。よってレバレッジ取引をメインで行いたい方におすすめの取引所です。

Coincheck (コインチェック) で暗号資産(仮想通貨)を買う方法

STEP1 Coincheckで口座開設

口座開設 (無料) はこちら」をクリックしてください。

その後の流れは以下のとおりです。

Coincheck 口座開設 全STEP
STEP1アカウントを登録
STEP2作成アカウントにログイン
STEP3本人確認書類を提出
STEP4ハガキを受取る

本人確認書類を提出し、審査が完了次第取引を行えます。おおよそ1日~2日ほどで本人確認が完了します

STEP2 Coincheckで暗号資産 (仮想通貨) を購入

まず日本の取引所に登録して日本円を入金します。Coincheckの「日本円を入金する」の項目にある振込先の口座に入金しましょう。

注意点として振込をするときに振込人名義は「指定されたユーザーID+あなたの名前」にする点に注意しましょう。指定されたユーザーIDを記載しない場合正しく入金が反映されないことがあります。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) を購入する

日本円を入金したら左のメニューから「コインを買う」を選択します。手に入れるビットコインの数量を入力したら「購入する」の項目を押して購入完了です。

100万円を元手に始める暗号資産(仮想通貨)投資に関するQ&A

今から仮想通貨投資を始めても遅いんじゃないの?

今から暗号資産投資を始めても、決して遅くはありません。なぜなら暗号資産 (仮想通貨) は現在も新たに誕生し続けているからです。たとえば時価総額ランキング第8位にランクインしている暗号資産 (仮想通貨) Polcadotは2020年5月にリリースされた通貨です。最近発行された暗号資産 (仮想通貨) でも、将来性があれば高値となることがわかります。

株式市場やFXみたいに取引できる時間は決まってるの?

暗号資産市場は基本的に24時間365日取引できます。唯一取引できない時間は取引所がメンテナンスを行うときでしょう。メンテナンス時間は取引所のWebサイトに公開されていると思いますので、確認してみてください。

平日昼間だけ取引できる株式や日曜休みの外国為替証拠金取引 (FX) に比べて、暗号資産市場はいつでも開かれていますので、仕事の時間が不規則な方でも取引しやすいでしょう。

100万円を元手に始める暗号資産(仮想通貨)投資に関するまとめ

100万円を元手に暗号資産 (仮想通貨) 投資するときは信頼できるコインを見極めて、複数のコインに分散投資することがおすすめです。

購入したコインの価格が下がっても狼狽売りせず、ホールドし続けましょう。

国内 暗号資産(仮想通貨)取引所比較ランキング
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