ディフィカルティ・ボム

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安藤 啓明 (Hiroaki Ando)
この記事の編集者
安藤 啓明

暗号資産 (仮想通貨) に関する記事のディレクターで、これまでにも「お金」をテーマにした記事のディレクションを多数行った経験があります。

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ディフィカルティボムとは、イーサリアムブロックチェーンにおいて新しいブロックをマイニングする難易度を上げるアルゴリズムのことです。

暗号資産 (仮想通貨) におけるマイニングの難易度とは、特定のブロックチェーン内のブロックをマイニングすることがどれだけ難しいかを示す尺度です。この難易度が高いということは、ブロックチェーン上のトランザクションを検証するのにより多くの計算能力が必要であるということを意味します。

イーサリアムブロックチェーンには、時間とともにマイニングの難易度を上げるアルゴリズムがディフィカルティボムとしてあらかじめ存在します。時間の経過とともにマイニングにかかる時間が長くなり、最終的には指数関数的にマイニングの速度を遅らせます。そのため、マイナーにとってはマイニングによる経済的利益が指数関数的に減少することとなるのです。

このようなアルゴリズムが存在する理由は、イーサリアムがローンチ当初からコンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSへ移行することを予定していたためです。ディフィカルティボムは、ブロックチェーンがPoSに移行した後にも、PoWを継続しようとしてマイニングを行うマイナーへの抑止力となります。

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安藤 啓明
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