- DMM Bitcoinではアルトコインのレバレッジ取引が可能
- DMM Bitcoinの最大レバレッジは2倍
- DMM Bitcoinにてレバレッジ取引することができる暗号資産は22種類で国内最大規模
DMM Bitcoinの最大のメリットは、アルトコインのレバレッジ取引ができる点です。
ビットコインを使ったレバレッジ取引が可能な取引所はbitbankTradeやBITPointなどがありますが、国内暗号資産 (仮想通貨) 取引所にてアルトコインのレバレッジ取引ができる取引所は数少なく、DMM Bitcoinは重宝されています。
本記事では、DMM Bitcoinの概要やレバレッジ取引のルール、証拠金維持率の計算方法などを解説します。
これらについて覚えて、レバレッジをかけるときも安全に取引を行いましょう。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) とは
- 取扱通貨
- 38銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:-
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
DMM Bitcoinは、DMMグループの子会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。豊富な種類のアルトコインでレバレッジ取引ができる点が大きな魅力となっています。さらに、DMMグループで培われたセキュリティ体制や使いやすさと高機能を追求した取引ツールなども魅力です。
数多くの事業を手がけるDMMですが、暗号資産市場にも参入しており、暗号資産の現物取引やレバレッジ取引が可能です。DMM BitcoinはテレビCMを行なっており、タレントのローラさんを起用していることでも有名でしょう。
DMM Bitcoinで行うことができる暗号資産取引所には、 レバレッジ取引ができることや各種手数料が無料などという特徴があります。
取引手数料を安く抑えるなら、DMM Bitcoinでの暗号資産取引が推奨です。
運営会社 | 株式会社 DMM Bitcoin |
運営所在地 | 〒103-6010 東京都中央区日本橋2-7-1東京日本橋タワー10階 |
取引所設立日 | 2016年11月7日(2018年1月にDMM Bitcoinとして始動) |
代表取締役 | 田口 仁 |
資本金 | 28億7000万円 |
金融庁登録番号 | 関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号 第00010号 |
取り扱い暗号資産(現物) | BTC / ETH / XRP / BCH / XLM / LTC / ETC / OMG / ENJ / BAT / MONA / TRX / ZPG / CHZ / AVAX |
レバレッジ取引可能暗号資産 | BTC / ETH / XEM / XRP / LTC / ETC / BCH (BCC) / XLM / MONA /QTUM /BAT /OMG /XTZ /ENJ / XYM / TRX / ADA / DOT / IOST / ZPG / CHZ / AVAX |
レバレッジ取引とは
レバレッジとは「てこの原理」のことです。てこの原理を使うことで小さい力でも大きいものが持ち上げることができるように、レバレッジを使うと、少ない資金でも何倍ものお金を取引できる仕組み。
たとえば1万円の証拠金で5倍のレバレッジ取引をする場合、5万円の取引ができるということです。
現物取引とレバレッジ取引の違いとは?
暗号資産の取引方法は、現物取引とレバレッジ取引の2種類があります。
現物取引は多くの人が思い描く投資方法で「安く買って高く売る」が基本の差額で利益を得る取引方法。株式投資でよく使われる取引方法です。
一方レバレッジ取引はFXで使われる取引方法です。レバレッジ取引も「安く買って高く売る」ことができますが、魅力は買いからでなく売りから取引を始められることです。
つまり価格が下がっているときでも利益を出すことがレバレッジ取引なら可能ということです。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引の特徴
DMM Bitcoinでは、アルトコイン取引にレバレッジを最大2倍でかけることができます。他の国内暗号資産 (仮想通貨) 取引所では、アルトコインの現物取引は行なっていますが、レバレッジをかけた取引を行える取引所はあまり多くはありません。
ビットコインの下落に連動して価格の変動が激しいアルトコインですから、レバレッジ取引を行うことで下げ相場でも利益を出すことができます。
DMM Bitcoinでは、ビットコインだけでなくイーサリアムやネム、モナコインなどを含めた22種類の主要暗号資産でレバレッジ取引を行うことが可能です。
金融庁の規制を受け、2021年4月28日のメンテナンス以降は最大レバレッジが最大2倍へと変更になりました。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引のロスカットルール
レバレッジ取引にはロスカットルールというものが存在します。
ロスカットルールとは、ユーザーが保有しているポジションが、一定の水準以上に損失を被った場合、損失の拡大を防ぐために保有しているポジションを強制的に決済することを指します。
レバレッジ取引では相場の状況によっては大きな損失を被るリスクがあり、預託された証拠金全てに加え追加の損金を支払わなければなりません。
DMM Bitcoinでは、ユーザーの損失額がある一定の水準に達した場合、強制的に保有しているポジション全てを決済する、ロスカットルールを採用しています。
証拠金維持率の計算方法
DMM Bitcoinでは、ユーザーの損失の拡大を防ぐために「証拠金維持率が80%以下」になった場合、ロスカットルールが発動するよう設定されています。
このルールに則り、未決済ポジションはユーザーに事前に通知することなくロスカットされます。
加えて、未約定新規注文がある場合は、現物・レバレッジを含めた全ての注文が取り消されるので注意が必要です。
DMM Bitcoinでの証拠金維持率の計算方法は、以下の通りになります。
証拠金維持率= (純資産 - 注文証拠金) ÷ポジション必要証拠金×100DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引のやり方
DMM Bitcoinにてレバレッジ取引を行うには、まず暗号資産ウォレットからトレード用のウォレットへ資金を移す必要があります。振替口座を選択し、日本円か暗号資産を選択。そして最後に「確認する」ボタンをクリックしましょう。
振替内容に問題があれば「入力内容を変更する」をクリック、問題なければ「振替を行う」ボタンをクリックしてください。
振替が完了したら、「取引開始」ボタンをクリックして取引画面に移動しましょう。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引画面の見方
DMM Bitcoinの取引画面について、画面の見方を解説していきます。
まずはチャート画面について、画面左側がチャート画面になるのですが、上部からチャートに線を引いたりすることができます。
画面中央が注文画面になります、左上で取引する銘柄を選択し、右から注文タイプを選択しましょう。
銘柄と注文タイプ、さらに取引量を入力したら売りか買いを選択してください。
画面右上は注文や暗号資産の価格履歴になります、上部からレバレッジか現物を切り替えることができます。
そして画面右下では、自身の暗号資産取引によって保有しているポジションを確認することができます。注文したポジションをキャンセルや変更をする場合は、の画面から行いましょう。
取引画面のレイアウトなどを変更したい場合は、チャート画面の上から切り替えることができます。
注文の種類については、以下の通りとなります。
ストリーミング注文 | 任意のタイミングで発注できる注文方法 |
指値注文 | 現在レートより有利な注文価格を指定して発注する注文方法 |
逆指値注文 | 現在のレートよりも不利なレートを指定して発注する注文方法 |
OCO注文 | 種類の異なる二つの注文を発注しておき、どちらかの片方が成立したら、もう一方が自動的にキャンセルされる注文方法 |
IFD注文 | 新規注文と決済注文(損切り又は利益確定)を同時に発注する注文方法 |
IFO注文 | 新規注文と決済注文(損切り及び利益確定)を発注する注文で、OCO注文とIFD注文を組み合わせた注文方法 |
FIFO注文 | FIFO注文は新規と決済の区別がない注文で、ポジションを保有していない場合や同一ポジションを保有している場合はポジションが追加されます。 |
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引の手数料
DMM Bitcoinのレバレッジ取引にて発生する手数料について、表を用いて解説していきます。DMM Bitcoinでは、取引手数料が無料で日本円や暗号資産の入出金も、必要最低限のみとなっていますので、かなりお得に取引することができます。
取引手数料 | 無料※ |
レバレッジ手数料 | 健玉金額の0.04%/日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 |
日本円入出金手数料 | 無料 (銀行手数料はお客様負担) |
暗号資産入出金手数料 | 無料 (マイナーへの手数料はお客様負担) |
※ BitMatch取引手数料を除く
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) と他社との最大レバレッジ取引比較
暗号資産 (仮想通貨) 取引所のなかでレバレッジ取引を行っているのは、DMM Bitcoinだけではありません。
国内取引所のbitFlyerとデリバティブで有名な海外取引所Bybitのレバレッジ倍率を有名な暗号資産3つで比較してみましょう。
暗号資産 | DMM Bitcoin | bitFlyer | Bybit |
BTC (ビットコイン) | 2倍 | 2 | 100倍 |
ETH (イーサリアム) | 2倍 | ー | 50倍 |
XRP(リップル) | 2倍 | - | 50倍 |
Bybitは、100倍のハイレバレッジ取引を行える海外取引所です。国内取引所に比べて、レバレッジ倍率は段違いに高いです。
なお、国内取引所では金融庁の規制を受けてレバレッジ倍率が2倍に変更させられており、高いレバレッジをかけて取引するのは不可能です。
国内取引所の中で、イーサリアムクラシック (ETC)やネム (XEM)などのアルトコインのレバレッジ取引を行えるのは、DMM Bitcoinのみです。
アルトコインはビットコインに比べて流動生が低い分、ボラティリティが高く、ハイリスクハイリターンの取引が可能となっています。
「暗号資産で大きな利益を上げたい!」そんな方はDMM Bitcoinに登録してみましょう。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引の注意点
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジ取引について注意すべき点は2つ。
- 大きな損失につながる危険性あり
- 取引手数料が毎日かかってしまう
レバレッジ取引は大きな損失に注意すべき
レバレッジ取引は証拠金の何倍もの資金を取引できることから、小さい資金でも大きな利益を出すことができます。
しかし一方、大きな利益が出しやすい反面、大きな損失を被る可能性もあるということです。
例えば1BTCが100万円だった際に100万円分を買った人と100万円の資金に5倍のレバレッジをかけて買い注文をした方がいるとします。その後、1BTCが100万円から90万円に下落した場合、1BTCを現物取引(100万円分買った)人の損失は10万円ですよね。
一方5倍のレバレッジをかけて取引した方は、50万円の損失を出してしまうわけです。
レバレッジ取引による大きな損失には注意しましょう。またDMM Bitcoin (DMM ビットコイン) ではレバレッジ取引に手数料がかかる点も知っておきたいです。
レバレッジ取引手数料がかかる
現物取引であれば手数料はスプレッドくらいですが、レバレッジ取引は健玉金額の0.04%/日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生します。ポジションを保持していると勝手に手数料が取られてしまうので長期間の取引は向いていません。
そもそも暗号資産取引はボラティリティが高く、長期間の取引はロスカットになる可能性を高めます。できるだけ短期間トレードをするようにしましょう。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) のレバレッジまとめ
DMM Bitcoinでは、レバレッジをかけた暗号資産FXを行うことができます。レバレッジは最大2倍までかけることができ、少ない値動きでも大きな利益を出すことができるメリットがあります。特に下げ相場でも利益を出すことができることが、大きなメリットと言えます。
特にアルトコインで大きく儲けたい方にはオススメの取引所になっています。
ただし、レバレッジ取引はハイリターンがあると同時に、ハイリスクも抱えています。証拠金維持率やロスカットの基準に気をつけて、取引を行うことは非常に重要だと言えるでしょう。