暗号資産(仮想通貨)取引所の仕組みとは?取引所と販売所の違いなどについて徹底解説!

1分で理解する要約
  • 取引所は売りたい人と買いたい人で取引を行う
  • 販売所は運営企業が提示した価格で購入する
  • 手数料が暗号資産(仮想通貨)取引所の収入源

暗号資産(仮想通貨)を利用したいなら取引所が欠かせません。取引所は暗号資産(仮想通貨)の売買や日本円の入金、両替など便利な機能が豊富にそなわっています。

しかし暗号資産(仮想通貨)取引所はどんなしくみで収益を得ているのか、販売所とは何が違うのかわからないという人もいるでしょう。

本記事では暗号資産(仮想通貨)取引所のしくみについてご紹介します。取引所のしくみを知り、暗号資産(仮想通貨)の取引にいかしましょう。

暗号資産(仮想通貨)とは

暗号資産(仮想通貨)とは電子データでやりとりする通貨のことです。デジタル通貨とも呼ばれ、主にオンライン上で取引を行います。米ドルや日本円といった法定通貨とは異なり、国家による法的効力は持ちません。

最初に登場した暗号資産(仮想通貨)はビットコインで、2009年に運用がスタートしました。ビットコイン以外にもイーサリアムやリップルなどの暗号資産(仮想通貨)が次々と登場しました。なおビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)は総称して「アルトコイン」と呼ばれます。

法定通貨と暗号資産(仮想通貨)を交換できる暗号資産(仮想通貨)取引所が登場し、暗号資産(仮想通貨)を利用する人は急激に増えました。

暗号資産(仮想通貨)取引所の仕組み

暗号資産(仮想通貨)を利用したい場合、まずは暗号資産(仮想通貨)をどこかで入手しなければなりません。

暗号資産(仮想通貨)は暗号資産(仮想通貨)取引所または暗号資産(仮想通貨)販売所で入手でき、それぞれ「取引所」「販売所」と呼ばれています。

暗号資産(仮想通貨)取引所は暗号資産(仮想通貨)を売りたい人と購入したい人が集まり、個別に取引するのが特徴です。取引所は取引場所を提供するのが主な役割で、取引には直接かかわっていません。

暗号資産(仮想通貨)販売所は暗号資産(仮想通貨)を購入する場所です。販売所が保有している暗号資産(仮想通貨)をレートにそって購入する他、暗号資産(仮想通貨)の買い取りも行ってくれます。

暗号資産(仮想通貨)取引所は販売所の機能も兼ねそなえているため、取引所なら暗号資産(仮想通貨)の購入や売却、取引も可能です。

暗号資産(仮想通貨)取引所の収益構造

暗号資産(仮想通貨)取引所では暗号資産(仮想通貨)を売りたい人と購入したい人が取引し、取引所は仲介だけを行います。取引所は仲介にかかわる対価として、取引手数料を受け取っています。

暗号資産(仮想通貨)取引所は手数料で利益を得ながら、取引場所を提供しているのです。手数料の価格や種類は取引所によって違います。

たとえば暗号資産(仮想通貨)を日本円に交換し、銀行口座に入金する際にかかる「入出金手数料」、取引が成立した際に支払う「売買手数料」などが挙げられます。

販売所の運営も行っている取引所の場合、暗号資産(仮想通貨)の売買でも利益を生み出しています。利用者から買い注文が入れば所有している通貨を売り、売り注文が入れば自己資金で購入し、利ざやによって利益を得ているのです。

オークション方式

オークション方式とは、もっとも高い価格で買い注文を提示した人が優先的に購入し、もっとも安い価格で売り注文を提示した人が優先的に売却できるしくみを指します。

暗号資産(仮想通貨)取引所はオークション方式のしくみを取り入れ、暗号資産(仮想通貨)を売りたい人と買いたい人をマッチングさせています。マッチングが成立したときに手数料がかかり、その手数料が取引所の収益となっているのです。

暗号資産(仮想通貨)取引所と販売所の違いは?

販売所のメリット

暗号資産(仮想通貨)販売所は価格を定めて暗号資産(仮想通貨)を販売しているので、注文が確実にとおります。

取引所のようにレートが変わるわけではないため、購入したい額で暗号資産(仮想通貨)を確実に購入でき、利用しやすいのが大きなメリットです。取引する必要がないので、初心者でも利用しやすいでしょう。

販売所のデメリット

暗号資産(仮想通貨)販売所は基本的に売買手数料が無料です。販売所が収益を得られるのはスプレッドだけなので、そのぶんスプレッドが広がっています。

スプレッドが広いと実質的なコストがかかるため、利用者にとってはデメリットです。販売所で暗号資産(仮想通貨)を購入すればするほど、スプレッドのぶんだけ損失が出る可能性があります。

取引所のメリット

暗号資産(仮想通貨)取引所は個人間で取引し、価格は市場の需要および供給に影響を受けます。売買手数料が発生するのが一般的です。

取引所は手数料から収入を得ているので、スプレッドに頼る必要がありません。よって販売所よりもスプレッドは広がらず、狭くなっています。余分なコストをかけずに暗号資産(仮想通貨)の売買が可能です。

取引所のデメリット

暗号資産(仮想通貨)取引所はユーザー同士が注文し、取引を行います。注文が少ない場合、取引が成立しない可能性があるため注意が必要です。

また価格が大きく変動する可能性もあり、販売所のように注文を確実にとおせないというデメリットがあります。注文数が少ないと売却したくてもなかなかできず、損失が大きくなるおそれもあるでしょう。

参考 : 仮想通貨ビットコインの『販売所』と『取引所』の違い – 今からはじめる仮想通貨投資 –

暗号資産(仮想通貨)取引所で価格が異なる理由

スプレッドについて

スプレッドとは買値と売値の差額を指します。暗号資産(仮想通貨)の取引所や販売所はこの差額を利用し、スプレッドから収益を得ているのです。

スプレッドが広ければ企業の収益が増え、一般的には取引所よりも販売所のほうがスプレッドが広くなっています。

しかしスプレッドが広ければ、利用者の利益は減ってしまうため注意してください。暗号資産(仮想通貨)で利益を出したいのであれば、スプレッドが狭い取引所を選びましょう。なおスプレッドは暗号資産(仮想通貨)の種類、取引所によって異なっています。

アービトラージについて

アービトラージとは価格差を利用し、利益を得るために買い注文と売り注文を同時に行う取引のことです。

暗号資産(仮想通貨)の価格が異なる取引所で取引を行い、価格差を利用して利益獲得するため、価格変動が小さくても利益を得られます。

暗号資産(仮想通貨)のアービトラージでは、価格が安い取引所で暗号資産(仮想通貨)を購入し、価格が高い別の取引所に送付して売ることで利益を得るのが一般的です。価格差があれば利益を獲得できるので、大きな価格変動を待たなくても利益を得られます。

ただし暗号資産(仮想通貨)を送付している際に価格が急変し、大きく下落する可能性もあるため注意が必要です。

暗号資産(仮想通貨)取引所では何ができる?

売買

暗号資産(仮想通貨)販売所の主な機能が売買です。取引所でも販売所のように、取引所が保有している暗号資産(仮想通貨)を購入したり、売却したりできます。

暗号資産(仮想通貨)の価格はレートによって決まり、売買はすぐに成立するのが特徴です。パソコンやスマホなどで売買でき、操作はむずかしくありません。初心者でも気軽に暗号資産(仮想通貨)を売買できるでしょう。

現物取引

現物取引は暗号資産(仮想通貨)取引所ならではの機能で、暗号資産(仮想通貨)を売りたい人と買いたい人が取引を行います。お互いに条件を設定し、条件があえば売買は成立します。

売りたい人および買いたい人のバランスにより価格はこまかく変動するため、売買するタイミングが非常に重要です。たとえば提示した価格で買いたい人があらわれなければ、売買は成立しません。

個人間で取引しすぐに売買できるとは限らないため、初心者にはハードルが高いといえます。

口座管理

暗号資産(仮想通貨)取引所では口座の開設や管理が可能です。銀行の口座と同じように扱えます。

暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を開設すると、暗号資産(仮想通貨)を管理する「ウォレット」も作られます。暗号資産(仮想通貨)取引所で買った暗号資産(仮想通貨)は、その取引所のウォレットで管理されるというしくみです。

ネットに接続して利用するウォレットは「ホットウォレット」、オフラインで利用するウォレットは「コールドウォレット」と呼びます。

両替

暗号資産(仮想通貨)取引所に日本円を入金すると、暗号資産(仮想通貨)を購入できます。暗号資産(仮想通貨)を日本円で引き出したい場合、暗号資産(仮想通貨)を売って日本円に戻すと、その日本円が銀行口座に振り込みされるというしくみです。

暗号資産(仮想通貨)は法定通貨と比べると値動きが非常に激しく、短時間で価格が大きく変動するケースも少なくありません。売買取引と同じように、両替もタイミングが重要です。

両替では入出金手数料、取引手数料などがかかる点も注意しましょう。何度も両替すると手数料が増え、利益が減ってしまいます。

貸暗号資産(仮想通貨)サービス

貸暗号資産(仮想通貨)サービスとは暗号資産(仮想通貨)を貸出すサービスのことです。取引所に暗号資産(仮想通貨)を一定期間貸出、その期間の利用料を取引所から得られます。

貸出期間は短いと3ヶ月、長いと1年間ほどです。使用していない暗号資産(仮想通貨)を貸出せば利益を得られるので、かんたんに資産を増やせます。取引所によって貸出可能な暗号資産(仮想通貨)は異なっているため、どの通貨に対応しているのか事前に確認しましょう。

その他

暗号資産(仮想通貨)取引所には他にも暗号資産(仮想通貨)を個人に送金したり、ショッピングサイトで決済したりといった機能があります。

取引所は個人間で暗号資産(仮想通貨)の取引を行うため、価格のレートを確認できる「チャート」、利用者とコミュニケーションをとれる「チャットツール」、希望価格をリアルタイムに表示している「」などの機能もそなわっています。

なお販売所では価格が決められているため、板はありません。個人間の取引がスムーズに行われるように、板にはリアルタイムの希望価格や注文量が表示されています。

暗号資産(仮想通貨)取引所はスマホを使おう

暗号資産(仮想通貨)は価格が大きく変動するため、売買でも両替でもタイミングが非常に重要です。

暗号資産(仮想通貨)取引所は専用のスマホアプリを提供しています。スマホアプリなら自宅でも外出先でも、好きなときにタイミングよく取引を行えます。売買や現物取引の他、チャートの確認も可能です。

暗号資産(仮想通貨)の取引に必要な機能がそなわっているため、ネット環境があれば取引所の機能をどこでも使用できます。スマホアプリは画面がシンプルで操作しやすいので、初心者から取引に慣れている上級者までかんたんに使えるでしょう。

暗号資産(仮想通貨)取引所のアプリでできること

売買

スマホアプリでは暗号資産(仮想通貨)販売所における売買取引が可能です。購入も売却もかんたんに行えます。自宅のリビングや通勤時など好きな場所で好きなときに売買できるのが魅力です。

売買はタイミングが非常に大切なため、暗号資産(仮想通貨)の売り時や買い時を逃さないようにスマホアプリを使いこなしましょう。

現物取引

現物取引はスマホアプリでも可能です。少ない資金でも大きな額で暗号資産(仮想通貨)の取引ができる「レバレッジ取引」を行えるスマホアプリも用意されています。

しかしレバレッジ取引は利益も損失も大きくなるため、瞬間的なタイミングを逃さないことが重要です。リアルタイムの価格状況、取引量などを確認しながら取引する必要があります。

スマホアプリはパソコンに比べると画面が小さく、情報を確認するのが容易ではないかもしれません。操作性を考慮すると、スマホアプリでレバレッジ取引を行うのはむずかしい場合もあるでしょう。

チャート確認

スマホアプリでは、暗号資産(仮想通貨)の価格変動をあらわすチャートも確認できます。

ほとんどのスマホアプリでは1年単位や1ヶ月単位といった長期チャートも、5分単位や1分単位などの短期チャートも確認が可能です。必要に応じてお好みの単位でチャートをチェックできます。

価格が激しく変動する暗号資産(仮想通貨)の取引では、タイミングがとても大切です。チャートを確認しにくいスマホアプリだとスムーズに取引を行えません。取引所を選ぶ際、チャートが見やすいかどうか事前に確認しておくとよいでしょう。

その他

暗号資産(仮想通貨)取引所のスマホアプリでは他にも送金や両替、日本円の入出金なども可能です。暗号資産(仮想通貨)の管理もスマホアプリで行えるので、パソコンで使用可能な機能はほとんどスマホアプリでも利用できます。

プッシュ通知を設定しておけば、相場の急変時もすぐにチャートを確認できて大変便利です。

また高度なテクニカル分析、暗号資産(仮想通貨)のレートを日本円に換算する機能といった、暗号資産(仮想通貨)の管理や取引に役立つさまざまな機能がそなわっています。利用したい機能があれば、その機能が実装されているか確認しましょう。

参考 : おすすめスマホアプリランキング – 暗号資産(仮想通貨)取引所比較

暗号資産(仮想通貨)取引所の選び方

取扱銘柄・種類

代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコイン、イーサリアムはほとんどの取引所で扱っています。その他にもさまざまな暗号資産(仮想通貨)を用意していますが、取扱銘柄や種類は取引所によって異なります。

暗号資産(仮想通貨)はそれぞれ特徴が違うため、複数の暗号資産(仮想通貨)を選んで保有してもよいでしょう。その場合、取扱銘柄や種類が多い暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶと1ヶ所に集約できるのでおすすめです。

1つの暗号資産(仮想通貨)にしぼって取引する場合、その通貨の手数料が安い取引所を選ぶと効率よく利益を狙えます。

サービス

取引のやり方、スマホアプリの使い方などがわからずにいると、取引を進められません。また不明点がある状態で取引を行うと、損失が出るおそれもあります。

サービスに優れた暗号資産(仮想通貨)取引所を選べば、取引がスムーズです。電話やチャットなどでサポートを受けられると、より安心して取引を行えます。わからないことを気軽に聞けるので、いざというときも安心です。

暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際は、サービスの内容もしっかりチェックしましょう。

手数料

取引や入出金にかかる手数料は、暗号資産(仮想通貨)取引所ごとに異なっています。

無料に設定している取引所もあれば、暗号資産(仮想通貨)によって手数料が違う場合もあります。手数料がかかるぶんだけ利益は減ってしまうので、取引所を選ぶときには利用する暗号資産(仮想通貨)の手数料も確認しておくことが大切です。

アプリ

暗号資産(仮想通貨)取引所を利用する場合、パソコンよりもスマホを利用する機会が多い人もいるでしょう。

スマホアプリの機能や画面は取引所によって違います。使いにくいとスムーズに取引できないため、利用者の口コミを参考に選ぶのがおすすめです。

しかし口コミで評判が高くても、スマホのサイズや環境によって操作したときの印象が変わる可能性もあります。使ってみたいと思えるアプリがあれば、自分の端末で実際に使ってみましょう。

参考 : 仮想通貨取引所の選び方 | 初心者のための失敗しない選び方のコツを解説

おすすめ暗号資産(仮想通貨)取引所

Coincheck (コインチェック)

Coincheck (コインチェック)
取扱通貨
29銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:無料
最大レバレッジ
-
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。

Coincheckはコインチェック株式会社が運営しています。

アプリダウンロード数1位を記録した実績がある暗号資産(仮想通貨)取引所です。スマホアプリでかんたんに暗号資産(仮想通貨)の取引を行え、500円から買ったり売ったりできます。画面がシンプルでわかりやすく、初心者にもおすすめです。

対応店舗においてビットコインで決済できる他、貸暗号資産(仮想通貨)サービスにも対応しています。取扱通貨は国内でもっとも多く、14種類です。複数の暗号資産(仮想通貨)で利益を得たい人にCoincheckは向いています。

DMM Bitcoin (DMMビットコイン)

DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)
取扱通貨
38銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:-
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

DMM Bitcoinは、DMMグループの子会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。豊富な種類のアルトコインでレバレッジ取引ができる点が大きな魅力となっています。さらに、DMMグループで培われたセキュリティ体制や使いやすさと高機能を追求した取引ツールなども魅力です。

DMM BitcoinはFXや動画販売など幅広いジャンルで事業を展開している、DMM.comが運営を手がけています。

暗号資産(仮想通貨)の種類は11種類、取扱銘柄は18種類です。取引手数料や入出金手数料などさまざまな手数料が無料※なので、余分なコストがかかりません。

パソコンもスマホも取引ツールが使いやすく、初心者から上級者までしっかりカバーしています。スマホアプリではチャートを確認しながら注文できる「ワンタッチ注文」も選択可能です。

サポートは365日受け付け、問い合わせフォームまたはLINEで質問できます。

※ BitMatch取引手数料を除く

GMOコイン

GMOCoin (GMOコイン)
取扱通貨
26銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:Maker -0.01% / Taker 0.05%
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネットグループの子会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMOインターネットグループが培ってきたIT・金融関連事業でのノウハウを活かし、安心のセキュリティ体制と取引環境を提供しています。

GMOコインは東証一部上場企業のGMOインターネットグループ傘下、GMOコインが運営している取引所です。金融サービスで培ったノウハウをもとに、セキュリティ対策や管理体制がきちんと整っています。

取引画面が見やすく、スマホでも快適な操作が可能です。スマホアプリ「ビットレ君」は暗号資産(仮想通貨)のFX取引に特化し、スムーズに取引を行えます。レバレッジ取引はビットコインでもアルトコインでも可能で、最大レバレッジ倍率は4倍です。

またキャンペーンを随時開催しているため、お得に暗号資産(仮想通貨)の取引をはじめられます。

暗号資産(仮想通貨)取引所の仕組みに関するQ&A

販売所と取引所の違いを教えてください。

販売所は運営企業がユーザーに暗号資産(仮想通貨)を販売するしくみです。口座に日本円の入金を行い、暗号資産(仮想通貨)の種類や数量を設定して購入すれば、ウォレットに暗号資産(仮想通貨)が送付されます。販売所では売値よりも買値を高く設定し、この差額で収益を得ているのも特徴です。

取引所はユーザーと取引し、暗号資産(仮想通貨)を購入したい人は「いくらで何をいくつほしいのか」といった条件を決め、売りたい人と条件があえば取引が成立します。取引所は仲介の役割を担い、取引成立後には取引所から購入者のウォレットに暗号資産(仮想通貨)が送られます。

取引所は手数料が収益となり、販売所よりも手数料が低く設定されています。ただし提示した条件で売りたい人があらわれなければ取引は成立しないため、注意が必要です。

販売所は決まった額で購入できるので初心者に、取引所はユーザー間で取引するため経験者に適しています。

暗号資産(仮想通貨)の価格の決まり方を教えてください。

取引所ではオークション方式で暗号資産(仮想通貨)の価格が決定します。暗号資産(仮想通貨)を売りたい人および買いたい人の注文のうち、お互いの条件が一致する注文同士で売買するしくみです。

価格優先の原則」にしたがい、売り注文には価格がより高い買い注文が成立します。同じ価格で注文された場合は受付時間が早い注文が優先され、こちらは「時間優先の原則」と呼ばれています。

販売所では「マーケットメイク方式」と呼ばれるしくみを採用しており、価格を決めて提示を行ったのちその価格で買いたい人が注文します。

取引所と販売所では価格の決まり方も取引のしくみも異なるため、暗号資産(仮想通貨)の知識や取引経験に応じて選ぶのがおすすめです。

暗号資産(仮想通貨)取引所の仕組みのまとめ

暗号資産(仮想通貨)取引所のしくみを理解すると、取引所と販売所のどちらが自分に適しているのか見えてくるはずです。

取引所は暗号資産(仮想通貨)を売りたい人と買いたい人で取引し、条件があえば取引は成立します。販売所の機能をそなえている取引所を選べば、暗号資産(仮想通貨)の購入は非常にかんたんです。

ただし暗号資産(仮想通貨)取引所によって手数料やスプレッド、スマホアプリの機能などはそれぞれ異なっています。暗号資産(仮想通貨)を利用する際に何を重視するのか決めておくと、取引所を選びやすくなるでしょう。

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