- 「ビットレ君」とは「GMOコイン」が提供している公式アプリ
- 「GMOコイン」のビットコインFXの専用アプリ
- 豊富な注文方法と多彩なチャート機能を有するモバイルアプリ
仮想通貨FXが徐々に浸透しつつあり、モバイルアプリも普及し始めています。その中でも、「ビットレ君」というアプリは多くのユーザーが活用するアプリケーションとなっています。
今回はこのビットレ君の使い方、特徴について深堀りしていきます!
なお、「GMOコイン ビットレ君」は2021年1月27日をもってサービスを終了しました。ビットレ君を利用されていた方は「GMOコイン 暗号資産(仮想通貨)ウォレット」をダウンロードしてご利用ください!
GMOコイン公式アプリ「ビットレ君」の特徴
GMOコイン公式アプリ「ビットレ君」はレバレッジをかけたFX取引が可能なアプリです。ですので仮想通貨FXする場合は「GMOコインアプリ」ではなくこちらの「ビットレ君」を使用します。
GMOコイン公式アプリは2種類ある
先述したとおり、GMOコイン公式アプリには「GMOコインアプリ」と「ビットレ君」の2種類のアプリがあります。
「GMOコインアプリ」は主に仮想通貨の現物取引ができるアプリです。「販売所形式」と「取引所形式」の両方に対応しています。こちらは仮想通貨FXには対応していません。
「ビットレ君」は先にも紹介した通り仮想通貨FXに対応したアプリです。
取り扱っている銘柄
ビットレ君で取り扱っている銘柄はビットコインとアルトコインを含めて全5銘柄です。
取扱銘柄は以下の通り
- ビットコイン
- イーサリアム
- ビットコインキャッシュ
- ライトコイン
- リップル
以上ビットコインをはじめ、すべてのアルトコインで仮想通貨FXの取引が行えます。
2wayプライスと呼ばれる初心者わかりやすい画面
「ビットレ君」の大きな特徴のひとつに画面がわかりやすいという点があります。特に2wayプライスと呼ばれる画面は初心者にもとてもわかりやすいと評判です。
2wayプライスとはレートを表示する際に買いと売りのレートを同時に表示することで、シンプルでわかりやすい表示になっています。
GMOコイン公式アプリ「ビットレ君」のインストールとログイン
「ビットレ君」は、appstoreもしくはGooglePlayからインストールします。
インストールが完了したら、アプリケーションを立ち上げてログインします。
なお、GMOコインで既に口座開設を行っている場合、「ビットレ君」のログイン時のメールアドレスとパスワードは同じものとなります。ログインできない場合の多くは、メールアドレスとパスワードが間違っている場合か2段階認証の認証パスワードが異なっている場合です。
GMOコイン公式アプリ「ビットレ君」の取引方法
「ビットレ君」の操作に関しては、そこまで難しいものではなく、初心者のユーザーでも比較的簡単に使うことができます。
トレード
トップ画面下部にアイコンを選択する場所があります。
ホーム、トレード、スピード注文、チャート、銘柄の5項目あり、トレードを行いたい場合は、トレードのアイコンを選択します。トレードを選択すると、建玉サマリー、建玉一覧、注文履歴、約定履歴の4項目が出現し、画面上部の「BID(売)」もしくは「(買)ASK」をタップすると、新規で、ウェブサイトと同様のFX取引ができます。
Market、通常、OCO、FID、IFDOCOの5つを選択できる項目となります。
成り行き注文
成り行き注文とは値段を指定せずに注文を行うことです。「取引数量」にする仮想通貨の数量を入力するだけで注文できます。売買が成立した場合、その値段は売買が成立した相手により決まります。
つまり注文した、その時の価格で取引が行われます。また注文が有効になった時点で売買が成立するので、確実に売買が成立するようになっています。
Marketとは成行注文のことで、GMOコイン上に表示されている現在のレートで注文する方法です。最も一般的な注文です。
通常注文
通常注文とは価格を指定して注文する方法です。別名「指値注文」とも呼びます。購入もしくは売却したい注文レートと取引数量をあらかじめ決めておき、それらを入力して注文を行います。
これにより、現状のレートよりも安い値段で購入することができ、高いレートで売却することができます。また、現在のレートより上で購入して、現在のレートより安く売却することを「逆指値注文」とも呼びます。
通常とは通常指値注文となり、購入または売却したいレートとビットコインの量を「取引数量」として入力し、注文します。注文が通るとポジションを保持することになります。
OCO注文
OCO注文とはOne Cansels the Other odrerの略です。指値注文と逆指値注文を同時に行うことができます。具体的には2つの注文を出しておいて、どちらかの売買が成立したら、一方をキャンセルするという方法になります。
この注文方法は主に「もしも価格が上昇して利益が確定し、下がった場合は損切りを行いたい」という上がるか下がるかわからない局面で注文を出すときに有効です。
この注文方法により、チャートに張り付く必要もなくなるので、比較的楽に取引ができます。
OCOとは買いに対して(もしくは売り)同じ注文を2つ出し、一方が約定した場合、もう一方の注文をキャンセルする注文方法のことです。主にリスク管理として、利益確定ラインと損切りラインを設定する際に使用するケースが多いです。
IFD注文
IFDとはIf Donの略です。新規注文時に決済注文をあらかじめセットで発注できます。画面も表示画面と決済注文の2回に分かれており、取引を開始したいレートをまずは選択して「新規注文」で発注します。そして「決済入力へ」をタップして決済注文を行います。
取引内容は「指値注文」と同様です。新規注文が成立すると決済注文が自動的に有効になります。
IFDとは、新規建玉を発注する際のレートと決済する際のレートを同時に指定する注文方法です。
IFDOCO注文
IFDOCO注文とはOCO注文とIFD注文を組み合わせた注文方法です。IFD注文をOCD注文と同じように2つ同時に注文を出すことができます。
注文方法はまず、取引を開始するレートを選択して指値注文を出します。
そして、決済注文の際に指値注文と逆指値注文の両方を設定することで損切りと利確決定の両方を設定できるのです。一度注文を出すと自動で売買してくれるので、とても役に立つ注文方法です。
IDFOCOとは、IDFとOCOが組み合わさったもので、同時に出すことができる方法です。つまり、新規建玉の発注から決済注文までを同時に行い、利益確定とストップロスの注文も行うことができる注文方法となります。
スピード注文
スピード注文を行う場合は、下部アイコンのスピード注文を選択します。スピード注文とは、トレードを1回で行う注文方法となります。
GMOコイン公式アプリ「ビットレ君」のチャートの見方
「ビットレ君」では、チャートツールも充実しています。モバイルアプリケーションでチャート機能が充実しているケースは珍しいので、口座を持っていない場合や取引を行わない場合でも、スマートフォンでチャートを確認することができます。
トップページの下部アイコンのチャートを選択すると、BTCの円建てレートがリアルタイムで表示されます。なお、GMOコインでのFXトレードはビットコインの円建てのペアのみを取り扱っているので、それ以外のチャートは「ビットレ君」では確認することができません。
時間軸に関しては1分、5分、10分、15分、30分、1時間、4時間、8時間、日足、週足、月足を表示させることができます。
画面の右上に表示されている選択バーをタップすると、設定マークが出現します。
設定マークをタップすると、チャートエリアとテクニカルエリアの項目が画面上部に出現します。
トレンド系
トレント系指標とは現在の相場のトレンドを分析するためのチャートです。
具体的には、
- トレンドは上昇しているのか下降しているか
- 現在トレンドが発生しているか
- どれくらいの勢いがあるか
を分析するための指標です。
現在ビットレ君で使用できるトレンド系チャートは
- 「単純移動平均」
- 「指数平滑移動平均線」
- 「ボリンジャーバンド」
- 「一目均衡表」
- 「平均足」
となっています。
オシレーター系
オシレーター系指標とは「買われ過ぎ・売られ過ぎ」を分析できる指標です。オシレーター系の特徴は価格の絶対水準とは関係のないことです。
ビットレ君で使用できるオシレーター系の指標は
- 「MACD」
- 「RSI」
- 「DMI/ADX」
- 「ストキャスティクス」
- 「RCI」
となっています。使用するにはチャート設定画面で反映させたいオシレーター系指標にチェックを入れるとチャート上に指標が表示されます。自分の使いたいテクニカルチャートを使うことができるので、上手に活用していきましょう。
GMOコイン公式アプリまとめ
「ビットレ君」は、ビットコインFXを行う際に、利便性の面をモバイルアプリケーションという形で消化しているため、非常に使いやすいものとなっています。
よって、GMOコインスーザーでなくてもチャートを見れるので他の取引所を使いつつも「ビットレ君」を使っているスーザーは多数います。
取引の有無に関わらず、インストールしておくべきアプリの1つでしょう。
「GMOコイン ビットレ君」は2021年1月27日をもってサービスを終了しました。ビットレ君を利用されていた方は「GMOコイン 暗号資産(仮想通貨)ウォレット」をダウンロードしてご利用ください!