2022年3月最新版 – 情報量圧倒的No,1の暗号資産(仮想通貨)取引所手数料比較ランキング! 暗号資産を取引する際、取引所によっては取引手数料が発生します。
さらに取引手数料以外にもメイカーやテイカーにスワップ手数料など様々な手数料があり、非常に複雑なシステムになっています。
本記事ではそんな手数料の情報から、レビュー・評価ポリシーで定められた基準に基づき取引所を比較しました。
bitbank (ビットバンク)
bitbankは2014年5月に設立されたビットバンク株式会社が運営する仮想通貨取引所です。bitbankは取引手数料が非常に安いです。Maker (指値注文) が-0.02%、Taker (成行注文) が0.12%となっています。Makerの手数料がマイナスになっていることが特徴で、Makerの取引を成立させると取引金額の0.02%を受け取ることができます。
また入金手数料は無料で、出金手数料も550~770円と、こちらも良心的な設定になっています。手数料の面以外にも、取引量の多さが生む注文の通りやすさ、スマホアプリの使いやすさといった点も優れています。
Coincheck (コインチェック)
Coincheckは2012年10月に設立されたCoincheck株式会社が運営する仮想通貨取引所です。Coincheckは、取引手数料が無料です。代わりにスプレッドが設定されていますが、ビットコイン (BTC) で約500~1000円ほどなので、こちらも比較的低く抑えられています。入金手数料は無料、出金手数料は407円です。Coincheckは取扱通貨数が国内最多の16種類で、ビットコイン (BTC) 以外にもさまざまなアルトコインで取引できる点は魅力です。
またスマホアプリのチャートは初心者にもわかりやすい設計になっていたり、Web版では本格的なチャートも使えるため、初心者から上級者まで誰でも利用しやすい取引所といえるでしょう。
bitFlyer (ビットフライヤー)
bitFlyerは、2014年1月に設立された株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所です。bitFlyerも手数料の面で優れています。
bitFlyerでは、取引手数料が無料、スプレッドはビットコイン (BTC) で約700~1200円程度です。入金手数料は330円です。
ただし住信SBIネット銀行を利用した場合、無料になります。出金手数料は基本550~770円ですが、三井住友銀行を利用した場合は220~440円まで減額されます。
bitFlyerは、取引高が国内最大級の実績を誇る取引所で、取引の流動性が高く注文が通りやすいのも大きな特徴です。
セキュリティに対しての投資も積極的に行っていて、取引の際に複数の秘密鍵を必要とするマルチシグを他社に先駆けて導入するなどしています。
仮想通貨取引所の手数料の種類
そもそも仮想通貨投資における手数料にはどのような種類があるのでしょうか。主な手数料は4つです。
1つめは、入出金手数料です。取引所の口座にお金を振り込んだり、反対に引き出したりすると発生します。国内取引所では無料になっているところもありますが、入金手数料は約300~500円、出金手数料は500~800円ほどが相場です。また特定の銀行を利用すると減額になるケースもあります。
2つめは、取引手数料です。取引手数料は、注文方法によって定められているケースがほとんどです。多くの取引所では、Maker手数料とTaker手数料の2つに分けられます。Maker手数料は指値注文をした場合、Taker手数料は成行注文をした場合に発生する手数料です。
3つめは、スプレッドです。スプレッドとは仮想通貨の売値と買値の差額のことです。例えば1BTCを取引するとして、買値が401万円、売値が400万円だった場合、差額の1万円がスプレッドとして損失となります。利益を出すためには、売値が401万円以上になったタイミングで取引する必要があります。そのため、スプレッドは小さいのが望ましいでしょう。スプレッドは取引所や通貨によって異なるので、逐次チェックして、どれくらいの損失が発生しているのか把握することが大切です。
4つめは、レバレッジ手数料です。レバレッジとは、取引所に預けたお金に対して、決まった倍数分の仮想通貨を売買できるシステムです。レバレッジ取引でポジションを持ったまま翌日に持ち越すと、レバレッジ手数料が発生します。例えば、レバレッジ手数料が0.04%の取引所で30万円分のポジションを翌日に持ち越した場合、30万×0.04=120円の手数料が発生することになります。そのため長期でレバレッジ取引を行うのは避けたほうがコストを抑えることができるでしょう。
仮想通貨取引所を手数料で選ぶ時のポイント
仮想通貨投資をする上で手数料はできるだけ抑えたいものです。ここでは手数料を比較して取引所を選ぶ際のポイントについて解説します。
1つめは、手数料が無料となっている項目の数を比較しましょう。手数料がかかる項目が少なければ少ないほどお得に取引できます。
2つめは、提携先の銀行を確認しましょう。取引所の中には特定の銀行向けであれば入出金手数料が減額または無料になる場合があります。
3つめは、取引したい通貨の取引手数料とスプレッドを比較しましょう。これらは取引の回数を重ねるたびに発生するので、短期トレードで売買を繰り返す投資スタイルの方は特に重視してください。また、スプレッドは取引所形式か販売所形式かによっても異なり、一般に販売所形式の方が運営側が価格を設定する分スプレッドが大きくなっているので、短期トレードをされる方は取引所、長期トレードの場合は販売所などと用途別に分けるとよいでしょう。
仮想通貨取引所の手数料まとめ
まずは手数料の仕組みや種類を理解し、自分の投資スタイルにあった取引所を見つけましょう。
手数料は取引所の収益のため、必ず発生します。一回の手数料の額は小さくても、積み重なれば長期的には利益に大きな差が出ます。せっかく上げた利益を手数料で取られてしまわないよう、しっかりと情報を収集した上で取引所を選び、取引するようにしましょう。