【初心者入門】仮想通貨・ビットコインのはじめ方・取引のやり方ガイド

1分で理解する要約
  • 仮想通貨の基礎知識が身につく
  • 仮想通貨取引の『はじめ方』や『やり方』が理解できる
  • 保管する際に重要なウォレットについて理解できる

最近仮想通貨が話題だけど、よくわからないから始められない・・・
仮想通貨を今買ったら儲かるの?
仮想通貨って安全なの?」等々いろいろな疑問を持っている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回はみなさんに仮想通貨の基礎知識、購入の仕方から安全な保存方法まで一挙に紹介します。

仮想通貨 (暗号通貨) ってなに?

仮想通貨(暗号通貨)とは名前の通り、セキュリティ性が高い暗号技術を使用されている全く新しい通貨のことです。

今話題になっているビットコインなどもありますが、これらは暗号通貨であり仮想通貨でもあります。

そもそも『暗号通貨』と『仮想通貨』に違いはなく、海外で広く呼ばれている「Cryptocurrency (暗号通貨)」という言葉を日本のメディア向けに分かりやすい呼称にしたのが『仮想通貨』となります。

仮想通貨には多くの種類があります。草コインというマイナーコインも含めれば、1500銘柄以上存在します。その中でも日本の仮想通貨取引所では14種類の仮想通貨が上場しています。

まずは主要な仮想通貨について見ていきましょう。

ビットコイン

ビットコインはサトシ・ナカモトによって開発され、2009年から運用が開始されました。

ビットコインは世界で初めて運用された仮想通貨ですが、開発者のサトシ・ナカモトはいまだに正体不明とされています。

ビットコインにはブロックチェーンという中核技術があります。この、ブロックチェーンとは、取り引きの履歴をひとつのコンピューターで記録するのではなく、ネットワークに参加している複数の端末に分散して記録する技術です。

ブロックチェーンに参加している人々によって取引履歴を承認出来るようになったため、支配的な権限を持つ人が存在せず、集中管理システムが不要になりました。

このブロックチェーンの技術を利用しようと現在世界中で大企業が出資したりと研究・開発が進んでいますので、今後の発展には期待がかかっています。

アルトコイン

アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨の総称です。アルトコインは「Alternative coin」の略称で、直訳すると、「代替通貨」という意味で、一般的にはビットコインの代替通貨という意味で使われます。

アルトコインはビットコインが持っていない特徴を加えた改良型ということもあり、様々な種類があります。

実際に確認できるだけでも、1700種類以上のアルトコインが存在しています。

リップル (Ripple/XRP)

従来の仮想通貨は送金が遅いといった課題を解決するために生み出されたのがリップルです。

そのためリップルは送金・決算に特化しており、送金スピードの速さが通常ビットコインは約10分程かかるのですが、リップルは約3~4秒で送金が完了します。

また、リップルの特徴の一つとして、Ripple社によって運営される中央集権制であることが挙げられます。管理者がいるということは、ブロックチェーンの分散化という性質が失われてますがその反面、技術の改良も早くネットワークが安定して運用されてるというメリットがあります。

イーサリアム (Ethereum/ETH)

イーサリアムは2013年にヴィタリック・ブテリンという人物によって設計が始められ、2015年には日本の仮想通貨取引所でも取引が開始されました。

最大の特徴として、イーサリアムには「スマートコントラクト」という仕組みがあります。

スマートコントラクトとは、ブロックチェーンの技術を応用し、取引と一緒に契約もブロックチェーン上に記録出来るシステムのことです。

イーサリアムは開発チームはいますが、ビットコインと同じく中央管理をする団体はいません。

ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)

ビットコインキャッシュとは2017年8月、ビットコインのバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。ハードフォークというものは、システムの仕様を変更して名前の通り分岐する方法の事です。

ビットコインキャッシュの基本的なシステムはビットコインと同じですが、データ容量を大きくすることによってビットコインの課題点を解決したということが特徴です。

ビットコインキャッシュは数ある仮想通貨の中で、常に上位の時価総額を誇っているアルトコインとして有名です!

このほかにもアルトコインにはたくさんの種類があり、新たな通貨もどんどん生まれていっています。

仮想通貨は安全なのか

仮想通貨はだまされそうで危険と考える人が多いようです。しかし、実際の仮想通貨は安全な投資分野であり、金融庁からのお墨付きもあります。

資金決済法で金融庁にも認められている

仮想通貨は資金決済法に基づき、金融庁から認定を受けています。2017年4月1日から正式に仮想通貨に関連する制度が施行され、公式の取引所として認めてもらうには金融庁からの審査が必須となりました。

コインチェック、DMMビットコインなど国内にある人気の取引所は金融庁から正式な「仮想通貨交換業者」としてお墨付きをもらっています。この条件を満たしている取引所を利用すれば、余計なトラブルに巻き込まれる可能性が低いでしょう。

仮想通貨は管理主体がいない

仮想通貨は基本的にデータ管理を一手に引き受ける組織が存在しません。日本円などの法定通貨なら国や中央機関など公式なグループが発行・管理を請け負います。しかし、仮想通貨は関係するユーザー全員の合意で管理されます。これを分散型管理と呼びます。

これによりユーザーは仮想通貨を法定通貨より柔軟に利用できます。ほかのところへスピーディーに送金したり、思い通りの価格でユーザーと売買したりできます。

仮想通貨は発行上限がある

多くの仮想通貨には発行枚数に限界が設定されています。代表的なのはビットコインの2100万枚でしょう。誰がどうやっても2100万1枚目のビットコインは作れません。

しかし、すべてのビットコインが発行されたとしても、誰かが持っている限り取引は継続します。発行枚数が有限で一定の希少価値も見込まれるあたりは、純金を思い出させます。

逆に発行枚数が無制限だと、世界中の人々が仮想通貨に対しいつでも好きなだけもらえるというイメージになります。人々は「今じゃなくてもいつでももらえる」と考えながら興味をなくし、仮想通貨の価値は限りなく無に近づいてしまうでしょう。

仮想通貨は換金可能

仮想通貨は株と同じく現金に換えられます。安く買った後に値上がりした結果、売却時に日本円が多く返ってくれば、値上がり分がユーザーの利益になります。

取引所で直接出金手続きができ、ネットバンキングならわざわざ銀行に行かなくても、換金分が自動的に口座に入ります。

ただし、取引所によっては最低限の出金制限が設けられているケースもあるので注意しましょう。

参考 : 仮想通貨はいつでも現金化できる!~日本円への簡単な換金方法~

仮想通貨の投資方法には種類がある

取引方法は現物とレバレッジの2通りです。

現物取引

通常の取引はこちらに分類されます。取引所にアクセスし、売買したい仮想通貨と支払いに使う法定通貨のペアを選びます。

対応したペアに関する「チャート」という価格変動グラフや、取引完了していない注文リストの「板」をチェックしながら1回限りの取引を行います。

仮想通貨の現物取引であれば、特に人気のある取引所で初心者でも操作しやすく便利です。

参考 : 現物取引とは?信用・レバレッジ取引との違いを知りリスクに強くなる

レバレッジ取引

レバレッジ取引とは、証拠金を預け、その倍数分を使える方法です。証拠金に倍でかけられて増えた分は、ユーザーが直接入れたお金ではありません。

そのため、投資に成功すれば低予算で大きな利益を出せる可能性がありますが、失敗すると証拠金をオーバーするほどの損失リスクもあり、取引所からの借金として返済する必要があります。

レバレッジ取引に失敗して生活に悪影響を与えるケースもあります。自身の資産状況から損をしても大丈夫なお金の範囲である余裕資産を計算し、証拠金は余裕資産をレバレッジの倍数で割った分だけの投入が推奨されます。

参考 : レバレッジ取引とは | 取引の流れからメリット・危険性まで徹底解説!

仮想通貨のやり方 STEP.1 取引所を決めよう

仮想通貨で実際に取引をする前に、まずは取引が可能な取引所を決めましょう。こちらにおすすめの取引所をピックアップしたので、自分の目的に合う取引所を選びましょう!

Coincheck (コインチェック)

Coincheck (コインチェック)
取扱通貨
29銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:無料
最大レバレッジ
-
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。

ユーザー数・取引量ともに圧倒的にNo,1!2019年にマネックスグループ入りを果たし、名実ともに日本最大級の仮想通貨取引所です。

スマホアプリはとても使いやすい設計をされていて、アルトコインは日本最大の10種類の取扱で500円から購入可能!初心者の方がデモトレード感覚で始めるもよし。なれてきて毎日トレードするためのメイン口座として使ってもよし!オールマイティな万能型の取引所。仮想通貨を始めるならCoincheck!

Coincheck 比較ポイント
手数料登録手数料無料!入出金手数料も銀行振込で無料に!
FX・取引ツール注文やチャートが一つになった便利なトレーディングビュー!
スマホ対応優れたUIで初心者から投資上級者まで幅広い人気!
取り扱い通貨リスクやファクトムなど国内では珍しいコインも含めた10種類!
セキュリティ基本的なセキュリティ対策はもちろんのこと、複数のセキュリティ会社を通じて信頼性・安全性の監査を実施!
信頼性オンライン証券大手のマネックスグループが運営!
キャンペーン最大20000円のキャッシュバックキャンペーン実施中

DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)

DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)
取扱通貨
38銘柄
取引手数料
販売所:無料 取引所:-
最大レバレッジ
2倍
日本語対応
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

DMM Bitcoinは、DMMグループの子会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。豊富な種類のアルトコインでレバレッジ取引ができる点が大きな魅力となっています。さらに、DMMグループで培われたセキュリティ体制や使いやすさと高機能を追求した取引ツールなども魅力です。

DMMグループの金融ノウハウを活かしたあらゆるトレードスタイルに対応する高機能取引ツールが自慢の仮想通貨取引所。また、アルトコインでレバレッジ取引が実現し、イーサリアム (ETH)などの通貨もレバレッジ取引が行えます。

DMM Bitcoin 比較ポイント
手数料登録手数料無料!入出金手数料も銀行振込で無料に!
スマホ対応チャート機能と発注画面の一体化により、チャートを見ながら発注が可能!
取り扱い通貨レバレッジ対応のアルトコイン含めた7種類!
セキュリティ厳重な社内セキュリティ対策に加えて365日/24時間の手厚いサポート体制が完備!
信頼性大手のDMM.comグループが運営!
キャンペーンスプレッド固定キャンペーン実施中

仮想通貨のやり方 STEP.2 口座開設しよう

ここからは仮想通貨取引所の実際の登録方法について説明していきます。ここから先のそれぞれの解説については、Coincheckの実際の画面を用いながら説明していきます。

アカウント登録方法

最初にアカウントを作成するために「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。その後、画面が変わりメール送信の確認画面に変わるので、自身のメールをチェックしましょう。もし、送信されてない場合は画像の様に「もう一度メールを送る」をクリックしてみましょう。

正しくメールが認証されていれば、メールが届くので確認メールのURLをクリックします。これでアカウント登録は完了です。

次にアカウントの本人確認が必要になるので本人確認の方法について解説していきます!

本人確認の方法

取引を始めるためには本人確認書類の提出を行わなければならないので本人確認書類の提出をしましょう。まず、画面の「本人確認書類を提出する」をクリックしましょう。

電話番号を認証する

電話番号の認証が必要になるので、「電話番号」の欄にご自身の電話番号を入力します。

入力が完了し「SMSを送信する」をクリックすると、Coincheckからご自身の携帯電話のSMSにメッセージが届きます。届いたURLをクリックすると電話番号認証が完了します。

本人確認書類を提出する

電話番号認証が完了したら、次はいよいよ本人確認書類の提出です。まずは、画像の通り「本人確認」をクリックします。

個人情報の各項目を入力し、本人確認書類を提出しましょう。なお、免許書やパスポートを用いる際は表裏をアップロードする必要があります。本人書類の提出はこれで完了です。

次に、本人確認と同じように重要事項の確認の欄をクリックします。クリックすると画像の様に各重要項目が出てきますので左側の空欄になっている部分をクリックし「同意・承諾しサービスを利用する」をクリックしてください。

本人確認の方法の一連の流れはこれにて終了です。

ハガキの到着を待つ

アカウント登録を行い本人確認書類の提出をし、重要事項に同意した後はCoincheck側で審査が開始されます。無事、審査を通過するとCoincheckからハガキが来るので、到着を待ちましょう。ハガキが到着したらアカウントが認証され仮想通貨取引が可能となります。

仮想通貨のやり方 STEP.3 日本円を入金しよう

ここからは日本円の入金方法について分かりやすく説明していきます。先ほどと同じようにCoincheckの例を用いて説明していきます。

まずは「日本円入金」をクリックしましょう。すると、りそな銀行と住信SBIネット銀行の口座番号が出てきます。当該する口座番号に入金を行えば入金は完了です。

仮想通貨のやり方 STEP.4 実際に取引してみよう

それでは、ここから実際の取引方法について分かりやすく説明していきます。まずはホーム画面の左側にある「コインを購入」をクリックします。ここで購入したい通貨をクリックし、数量を設定し「購入」を押せば購入は完了します。

では、反対にここからは仮想通貨の売却方法について説明します。先ほどのホーム画面の左側にある「コイン売却」をクリックしてください同じように売却したい通貨をクリックし売却する量を設定し「売却する」を押せば売却が完了します。

以上が簡単な取引の流れです。ここでは簡単に売買について説明しましたが、取引所は基本的にチャートが搭載されておりリアルな値動きから取引することも可能です。取引所によってテクニカル分析が搭載されている場所もあるため、用途に応じて取引していきましょう!

仮想通貨のやり方 STEP.5 仮想通貨を出金しよう

それではここからは仮想通貨を日本円で出金する方法について解説していきます。

まずはホーム画面の「ウォレット」をクリックします。すると、日本円を出金 (入金)といった項目が出てくるので「出金」をクリックします。

出金をクリックすると、次のような画面に移ります。ここで「新しい口座を登録する」をクリックすると以下のような画面に移ります。

すると、口座情報の登録画面が出てきます。お手元のキャッシュカード・通帳などを用意し、各情報について入力していきます。全ての入力が完了したら「登録するをクリックして完了です。

口座情報の登録が完了したら、このような画面に移ります。特に問題が無ければ口座への出金を完了しましょう。以上で日本円の出金は完了します。Coincheckでは日本円の出金だけでなく仮想通貨の出金を行うことも可能です。海外取引所などで取引する際に便利なので覚えておきましょう。

仮想通貨のやり方 STEP.6 コインを保管しよう

さて、ここからは仮想通貨取引をする際に最も重要である資産の保管について解説していきます。

仮想通貨はインターネット上で扱われている通貨であり、ハッキングのリスクや万が一取引所が倒産した場合に自分の資産を守ることができません。自分の仮想通貨を守るためには、「ウォレット」が非常な重要なものとなります。

仮想通貨ウォレットは大きく分けてオンライン型とオフライン型に大別されます。
オンライン型のウォレットはホットウォレットと呼ばれ、インターネット上に保管されています。メリットとして手軽に取り引きが行え、管理が簡単です。

反対にオフライン型はインターネットから隔離されて保管されており、コールドウォレットと呼ばれます。

さらに、ハードウェアウォレットと呼ばれるUSB型のような外部機器のウォレットもあります。それぞれに特徴があるので順にみていきましょう

ホットウォレット

ホットウォレットとは常時インターネットに接続されているウォレットのことです。

以下のような種類があります。

ホットウォレット 種類
ウェブウォレット仮想資産をウェブ上で管理します。取引所での管理はこちらに分類されます。
モバイルウォレットスマートフォン端末上で仮想通貨を管理します。
デスクトップウォレットPC端末上で仮想通貨を管理します。

メリットとしては送金・受金が簡単に行えるのでトランザクションが早いということです。リアルタイムでの送受金を行う取引所では、仮想通貨の利便性損ねないためにホットウォレットが採用されています。

デメリットとしては、常にインターネットに接続されているためハッキングされるリスクは非常に高いと言えます。実際に、日本の大手取引所でもアカウントの不正ログインによってビットコインの不正送金の被害にあってしまった人も存在しています。

コールドウォレット

コールドウォレットは安全の高さから多くの仮想通貨取引所でも採用されています。大きな特徴としてインターネットから切り離された状態で秘密鍵が管理されており、ハッキングの脅威にさらされないというメリットがあります。

主なコールドウォレットは以下になります。

コールドウォレット 種類
ペーパーウォレット仮想通貨を守る秘密鍵を紙面上に保存します。ハッキングなどの不正アクセスには強いのですが、物理的紛失に関しては注意が必要です。
ハードウェアウォレット仮想通貨を守る秘密鍵をオフライン端末で管理します。オンラインから離れて文字通り「財布」のように仮想通貨を管理します。

しかしホットウォレットなどのオンライン型のウォレットと比較すれば、取引のスピードは遅くなる傾向があります。そのため、頻繁に入出金をするのには不向きなウォレットです。

仮想通貨を始める際の注意点

無用なトラブルを避けるためには、仮想通貨利用時の注意点を守りましょう。

金融庁登録済みの仮想通貨交換業者を利用する

仮想通貨は取引所から購入できますが、その場所は金融庁から仮想通貨交換業者として正式に登録を受けているところを選びましょう。

コインチェックやDMMビットコイン、bitFlyerなど有名なところであれば間違いないです。ただし、金融庁から認定されていない取引所を意味する「みなし業者」を利用してトラブルになり、資産を失う結果となっても補償をしてもらえない可能性があります。

どれが健全な取引所か気になる場合は、こちらのような登録済み業者リストをチェックしましょう。

有名人などに惑わされない

仮想通貨取引で情報を参考にする場合は、一人の有名人だけを鵜呑みにしないよう注意しましょう。

現在ではインフルエンサーなどとして、仮想通貨に関する情報をブログやTwitterで発信するユーザーや、ニュースサイトのインタビューなどで特定の銘柄に言及する経済界の大御所などがいます。しかし、彼らも一人の人間なので、予測した通りに仮想通貨市場が展開するとは限りません。

ネットや本など複数の信頼できるソースを確保し、それぞれから気になる情報に注目しながら、総合的に判断しましょう。何事も自分を持つことが大切です。

仮想通貨は消えてしまう訳ではない

仮想通貨はデジタル空間でのみ存在するため、ハッキングなどで消されてしまうと恐れる人もいるようです。しかし、仮想通貨にはブロックチェーンと呼ばれる取引履歴などの記録システムがあり、それにより常に存在が証明できます。

ハッキングで仮想通貨が盗まれる事件はありましたが、存在自体を消される例はありません。現在は仮想通貨が常にユーザーの手元にあり続けるように取引所も強力なセキュリティや厳重な管理体制を敷いているので、誰でも安心して利用できます。

仮想通貨の利益をあげる8つの上達ポイント

仮想通貨の情報を押さえたところで、次はどのように取引を行えば仮想通貨で利益を上げることができるのかをご紹介します。取引上達のために欠かせない7つのポイントを順番にご説明しますので、以下のポイントをしっかりと把握してから仮想通貨取引に臨みましょう。

  • チャート (テクニカル分析) に慣れる
  • 幅広く情報を収集する
  • 余裕があれば海外にも目を向けてみよう
  • 様々な取引所で購入
  • 分散投資
  • 自信があればレバレッジ
  • 一般的思考の裏を行く

チャート (テクニカル分析) に慣れる

仮想通貨の取引で欠かせないのがチャートです。チャート分析力がそのまま収益に直結すると言っても過言ではありません。

より良い収益を得るためには、豊富な知識に加えて経験と勘も求められます。経験と勘はチャート分析に費やした時間が長いほど養われていきますので日頃からチャートの動きを眺め、チャート分析することを習慣づけましょう。チャートに触れ続けることで、チャートから次の値動きを予測したり、不自然な値動きを察知する能力が身につきます。

短い時間に大金を稼いだ人が取材で取り上げられることもありますが、このような人々も日頃からたゆまずチャート分析を続けています。決してたまたま大金をゲットしたということではなく、日頃から培ってきた経験と勘があるからこそ彼らは短時間で巨額を稼ぐことができたのです。

努力なしで簡単に大金をゲットできるという旨の誇大宣伝は実際には詐欺商法に引き込むための虚言である場合も多いです。鵜呑みにはせず、地道にチャートを分析する姿勢を持ちましょう。

幅広く情報を収集する

仮想通貨取引において、情報はなによりも大切です。

仮想通貨で儲けたいと考えるのであれば、積極的に情報収集しましょう。情報を掴むのが一日遅れただけで大金を得るチャンスを逃してしまうのが仮想通貨の世界です。

仮想通貨に関する最新情報は全てチェックするくらいの姿勢でいましょう。

余裕があれば海外にも目を向けてみよう

仮想通貨は世界中で取引されています。国内の情報のみ集めているようでは海外のトレンドに乗り遅れてしまう場合もありあますので、積極的に海外の情報も集めてみると良いでしょう。

英語が苦手だからと言って海外の情報から目を背けてしまうと、重大な機会損失に繋がりかねません。苦手意識の強い方は翻訳サイトなど用いて試しに情報を集めてみましょう!

様々な取引所で購入

仮想通貨取引を上達させるためにも、様々な取引所を使ってみましょう。様々な取引所を経験しておくことで、取引所によって異なる特徴を知ることができます。知識としてのみ取引所ごとの違いを知ることと、自分の実際の取引結果から違いを知ることには大きな差があります。情報は常に仕入れつつ、自分の目でその違いを確認する機会も持つようにしましょう。

また、取引所ごとの違いを押さえておくことで、どの取引所がどの仮想通貨に強いのかも知ることができます。取引する仮想通貨に応じて取引所も変えることができるようになれば、一人前の仮想通貨トレーダーであると言えるでしょう。

分散投資

取引の際は分散投資を心がけてみましょう。分散投資とはビットコインに全ての資金を注ぎ込むのではなく、イーサリアムやリップルも並行して買うなどして、資産を分散させておく投資方法です。

他にもたとえビットコインへの投資が失敗してしまったとしても、イーサリアムやリップルといったアルトコインにも投資しておくことで、他の投資が成功する可能性が残ります。もしビットコインにのみ投資して失敗しまった場合、一気に資産を損なうことにもなりかねません。

分散投資は、大きく経験値を稼げるうえ、リスク回避にも使える投資における常套テクニックなのでしっかり覚えておきましょう。

自信があればレバレッジ

仮想通貨取引の実力がついてきたと感じたら、レバレッジ取引にもチャレンジしてみましょう。

レバレッジ取引とは、証拠金という担保の資金を準備することで自分の資金に倍率をかけて取引ができる仕組みのことです。

レバレッジをかけることで、自分の資産以上の通貨を取引することが可能となるため、大きなリターンが見込めます。しかし、ハイリターンである以上はハイリスクでもありますので、レバレッジ投資をする際には注意が必要です。

一般的思考の裏を行く

大衆と逆の道を進むことを心がけて投資しましょう。一般的に大衆の動きに合わせることはリスクが大きいというのはトレードの世界ではよく言われていることです。

なぜなら熟練したトレーダーは大衆の動きを読み切り、値動きを操作してくることがあるからです

目先の流行に飛びついてしまうと、熟練プレイヤーの仕掛けた罠に直撃してしまい、一気に資産を奪われてしまう可能性があります。大勢の人間がやっていることに参加しても巨額の利益は見込めない上、熟練プレイヤーに食い物にされてしまうリスクもあります。大勢の人と同じところにいることは安全であるように見えますが、実は危険が多いということを覚えておきましょう。

ファンダメンタル分析で最新情報を入手する

ファンダメンタル分析とは仮想通貨に関する情報やニュース、市場全体の情勢などから今後の値動きを予測する方法です。

仮想通貨も株と同じく、その銘柄に関連するポジティブなニュースがあれば価格が上昇し、ネガティブだと下落する傾向があります。価格変動の流れに乗り遅れて損をしないためには、ニュースなどをチェックし、今後の仮想通貨市場を分析する必要があります。

Twitterなど速報性のあるツールで確認すれば、仮想通貨の情勢変化により敏感に反応できるでしょう。

仮想通貨取引を始める際のQ&A

いくらから買えるの?

仮想通貨取引所によって様々ですが、bitFlyerでは一度のお取引における最大取引数量は20BTC、GMOコインでは最大5BTCまでとなっています。

取引開始までどのぐらいかかるの?

アカウント作成後、本人確認書類が確認されるまで、おおよそ半日から丸1日くらいかかります。その後、口座を登録した後に取引が行えるようになります。

大損することはある?

仮想通貨は他の投資産業などに比べ、ハイリスク・ハイリターンです。特に、レバレッジ取引などをすることによって価格の変動で損を出してしまうこともあります。仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が大きく、特にアルトコインは値段が級に変わったり、変動の幅が大きい傾向があるので、大金を投機するよりは少ない金額から様子を伺いつつ投資するのが良いと言えるでしょう。

参考 : 仮想通貨で大損失?損失の発生原因・抑える方法・税金計算における注意点を詳しく解説!

仮想通貨のリスク対策のためには何をすればいい?

現在発行されている仮想通貨の全てが生き残れるわけではありません。

仮想通貨を発行してプロジェクトの資金を集めるICOなども行われるようになってきて、近年仮想通貨の種類は急増しましたが、今後仮想通貨同士の淘汰が始まっていくでしょう。

どの仮想通貨が生き延びるか、仮想通貨の通貨としての性能に目を向けていくことは、仮想通貨のリスク対策のためには必須です。

また、口座開設したあとはすぐに高額の取引を開始しないほうが賢明と言えます。値動きにも慣れるためにも少額で何度か取引を始めましょう。

まとめ

今回は仮想通貨の『やり方』として、その種類、購入の仕方などを説明してきました。仮想通貨にも多くの種類があり、取引所も数多く存在しています。

また、仮想通貨も投資ですから株式投資などと同じようにリスクもあります。

仮想通貨は値動きも激しいですから、出来るだけリスクを減らすのが大切と言えますが、まずはこのガイドブックを参考にして取引を始めてみてください。

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