マイニングに必要なGPU (グラボ) とは

編集:
橋爪 塁成 (Ruisei Hashizume)

マイニングに使うGPU (グラボ) とは

GPUとは画像の処理を行うために必要なPCの部品であり、PC本体に組み込まれています。グラボとはグラフィックプロセッシングユニットの略称であり、グラフィックの処理に必要なマシンです。GPUはゲーム向けの部品ですが、マイニングの進行にも非常に役立ちます。

画像の快適な処理にはGPUが必要となり、GPUがあれば画面の解像度も上がります。マイニングはどんなPCでも始められますが、優れたGPUを利用した方がリターンが大きいです。

処理速度の速いGPUを選べば、膨大なメモリ容量も上手く活かすことができます。マイニングに役立つだけでなく、PCのゲームも快適に遊べますし、DVDやブルーレイでも綺麗な映像を楽しめます。優れたGPUを選ぶメリットはたくさんあります。

なぜGPU (グラボ) はマイニングに適している?

GPUは画像処理能力が非常に優れているため、データを処理に必要な電力も豊富に供給します。稼働に伴って電気代はかかりますが、マイニングを定期的に続けていけば収益がプラスに変わる時が来ます。

マイニングはハッシュ関数の計算を迅速に行う必要があり、ハッシュ関数の計算が得意なGPUが必要です。マイニングは仮想通貨の取引に利用したデータをまとめるブロックを新たに生成する作業であり、ブロックを追加した見返りとして仮想通貨が支払われます。

仮想通貨の発行量は事前に決められており、マイニングを行うマイナー達の間で苛烈な競争が行われます。マイニングの競争に勝ち抜くには、GPUのような優れた演算機器が必要です。

マイニングPCはオーダーで購入するのがおすすめ

マイニングPCはオーダーメイドで購入することをオススメします。プロが厳選した部品を元にマイニングPCが制作されて、必要な設定やテストマイニングも代行してくれます。ユーザーのウォレットも伝えれば、PCの完成と同時にマイニングを開始できます。

マイニングに詳しくない人が自作でPCを作ろうとすると自己流になり、何か問題点があっても改善することは難しいです。優れた技術者にオーダーをすれば、目的と予算に合わせて適切なマイニングPCを作ってもらえます。

初期費用はかかりますが、マイニングに投資した分のリターンは得られます。マイニング運営の代行を行ってくれる企業は豊富で、アフターサポートも行ってくれます。悩み事があれば、迷わずプロに相談しましょう。

マイニングにおすすめのGPU (グラボ) 4選

マイニングを行うには専用のソフトが必要ですが、効率よくソフトを動かすには質の高い機材が必要です。安価の機材でもマイニングを行うことは可能ですが、高い投資をしている人には勝てないと覚悟しましょう。

無理に機材を組み込み過ぎると熱でオーバーヒートを起こすリスクもあるので、自分の判断で組み立てないでプロに相談することが大事です。自分の予算と相談しながら、マイニングに使うGPU(グラボ)を選んでください。

GeForce RTX 3090

GeForce RTX 3090

メーカー

ハッシュレート

参考価格

電気代/日

収入/日

回収日数

nVIDIA

120MH/s

200,000円

147円

1,146円

約200日

多少の消費電力多くかかる印象ですが、それを凌駕するほどの性能を持っているため、効率的なマイニングが可能です。しかし、RTX3080を始めとした、3000シリーズは現在品薄となっており入手が非常に困難となっているため、注意しましょう。

GTX1660Ti

GTX1660Ti

メーカー

ハッシュレート

参考価格

電気代/日

収入/日

回収日数

nVIDIA

30.7MH/s

30,000円

36円

293円

約117日

GTXの16シリーズは値段と性能もバランスがよく、コスパを求める方にはおすすめです。また消費電力も比較的少なくなっています。

RX 570

RX 570

メーカー

ハッシュレート

参考価格

電気代/日

収入/日

回収日数

nVIDIA

30.5MH/s

16,000円

65円

292円

約70日

RX570は20,000円前後で入手可能なGPUです。投資回収までの期間も長くなく、コスパが良いGPUだといえるでしょう。

RX5700

RX5700

メーカー

ハッシュレート

参考価格

電気代/日

収入/日

回収日数

nVIDIA

53.6MH/s

40,000円

78円

508円

約93日

RX5700は4万円前後で入手できるうえ、RTX2060sと同じほどの性能を持っています。そのため、マイニングを有利に進められますが、消費電力が非常に多い注意しましょう。

GPU (グラボ) マイニングの電気代

マイニングには電気代がかかることも忘れてはいけません。仮想通貨を手に入れたとしても、電気代で収益以上の浪費をしたら赤字です。質の高いGPUを利用すると600Wを超える場合もあるので、1時間で16円辺りになります。

1日に換算すると400円近くになり、1か月になれば1万円は超える計算になります。不労所得で仮想通貨を得られるという考えで、軽い気持ちでマイニングを行うと思わぬ損失を出してしまうこともあります。電気代のことも考えた上で、マイニングに取りかかりましょう。

GPU (グラボ) でマイニングするとどのくらい儲かるのか

初心者が行うマイニングでは大企業と比べると、どうしても収益が落ちてしまいます。
GPUが多いほどマイニングで儲けられる仮想通貨は増えますが、初心者が多く投資するにはハードルが高いです。一ヶ月で1万円程度を稼げても、電気代を考慮すれば利益はほんの僅かです。場合によっては『1ヵ月の収益-1ヵ月の電気代=赤字』というケースもあり得ます。

まずは自分が興味ある仮想通貨のことを考えて、その仮想通貨をマイニングするにはどんなGPUが向いているかを知るべきです。初めてすぐに大きな利益を出すことは、プロでも難しいことを頭に入れましょう。

GPU等の初期投資を回収することはできるのか

マイニングで収益を得ることは可能ですが、時間をかけるべきと考えましょう。収益が1万円ほど超えたとしても、電気代と初期投資の支出を取り戻すには時間がかかります。初期投資はどうしてもお金がかかるので、投資の回収には3年近くになると考えた方がいいです。

仮想通貨自体の価格が大きく変わることもあるので、下落の時も考慮すれば赤字続きになる場合もあるでしょう。短期的な損には目をつぶって、長い時間をかけて利益を得ることを考えれば初期投資を回収することもできます。

少しでもマイニングで利益を得れば、既にそのGPU(グラボ)で不労所得を得られるようになっています。楽をしようとせず、少しずつ成果を出す気概で挑みましょう。

マイニングに使うGPU (グラボ) に関するまとめ

仮想通貨のマイニングは決して楽ではありません。初期投資にはお金がかかり、マイニングに必要なGPUの特徴も把握する必要があります。GeForce系とRADEON系でマイニングに適切な仮想通貨は異なることも知りましょう。

多額の初期投資に挑めば、マイニングの投資回収も短期間で済みます。逆に初期投資にお金をかけたくない場合は、安価の機材でも充分です。仮想通貨自体の価格が上がる可能性も考えて、自分はどんなタイプのGPUが向いているかも決めてください。

時にはオーダーでの購入も視野に入れて、プロの意見も聞いてみましょう。自分一人でどうにもならない時は、誰かから力を借りてマイニングの知識を深めることも必要です。