- DeCurretでは仮想通貨をnanacoや楽天Edyにチャージできる
- 指値・成行に加えて、逆指値も可能
国内取引所のDeCurretではビットコイン (BTC) を始めとして全部で7種類の仮想通貨の取引が可能です。
さらに、Nanaco、楽天Edy、au PAYに仮想通貨をチャージして日々のショッピングで使うこともでき、とても汎用性の高い取引所です。
「DeCurretの使い方がいまいちわからない....」といった悩みを抱える方に向けて、本記事では、DeCurretの口座開設から買い方までを解説していきます。
DeCurrent (ディーカレット) の入金方法
日本円の入金方法
仮想通貨を売買するには、取引所内に日本円を入金する必要があります。
通貨の流れは
- 日本円を用意
- 日本円を取引所と連携した入金口座に送金
- 仮想通貨を購入
となります。DeCurretの場合は各ユーザーごとにPayPay銀行の振り込み専用口座が割り当てられているので、そちらにお使いの金融機関から入金します。
日本円の入金は、トップ画面の「日本円入金」から行います。
日本円入金画面は上から「銀行名・支店・口座種類・口座番号・振込先名義」が表示されますので、下から二番目の口座番号に入金します。
入金する金額を入力すると、最後に「確認ボタン」を押して支払い終了です。
なお、即時入金サービスの「ペイジー」を用いて「クイック入金」もできますが、「ペイジー」を用いて購入した仮想通貨は着金から数えて7日間の間外部への送付が制限されていますので、銀行振込による入金をおすすめしています。
仮想通貨の入金方法
仮想通貨の出金方法についても、ビットコイン (BTC) を例にしてご紹介します。
まずは、トップ画面からビットコイン (BTC) の「送る」を選択します。
画面が変わったらビットコイン (BTC) の送付可能量が表示されるので、ご自身が所有している中で「送付量数」と「送付先のビットコインアドレス」を入力します。
最後に、「確認」ボタンを押して、取引は完了です。
補足:ビットコイン (BTC) に変換されるには数分~1時間程度の時間がかかる場合があります。
DeCurret (ディーカレット) の出金方法
日本円の出金方法
日本円を出金するには、二段階認証と銀行口座の登録が必要です。
二段階認証は、トップ画面サイドメニューの人型マークを選択し、一番上の二段階認証設定を選択します。
DeCurret内で確認する「アプリ認証」と携帯電話番号に送信される「SMS認証」のどちらかを選択し、確認コードを入力すれば設定完了です。
銀行口座の登録は、トップ画面サイドメニューの人マークを選択後、「日本円出金先銀行口座」をクリックします。
その後、日本円の出金ができるようになります。
トップ画面から「出金」ボタンをクリックすると、出金額と口座が表示されるので、仮想通貨から日本円に出金したい金額を選択すると取引完了です。
仮想通貨の出金方法
DeCurretではビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、リップル (XRP) 、ビットコインキャッシュ (BCH) 、ライトコイン (LTC) の5種類の送付が可能です。
オントロジー (ONT) とクアンタム (QTUM) については、執筆時点では送付も入金もできません。DeCcuretで上記2種の通貨を購入した場合、DeCurretで売却する必要があります。
出金は以下の3ステップで行います。
- ログイン後の右上の「 Ξ 」のマークをタップします
- 「暗号資産の受取/送付」 より、出金したい仮想通貨を選択し「送る」をタップします
- 送付数量を入力し、送付先のウォレットアドレスを貼り付けます
電子マネーへのチャージ方法
DeCurretではau PAY、楽天Edy、nanacoに仮想通貨をチャージできます。
トップ画面のビットコイン (BTC) の欄から、電子マネーをクリックします。
そして、換金したい分だけ入力すると、換金できるのですぐに取引が完了します。
また、チャージ金額が3000未満で取引手数料110円かかりますが、3000円以上であれば取引手数料が無料になります。
過疎湯通貨の送付手数料を考えると、そのまま電子マネーにした方がお得なこともあります。
電子マネーへのチャージは、DeCurretを使う際の大きなメリットとなります。
DeCurret (ディーカレット) の取引方法
購入方法
購入方法は、販売所からの購入と取引所からの購入を選べます。
それぞれ、対応している通貨は以下の通りです。
取引所 | ビットコイン (BTC) イーサリアム (ETH) リップル (XRP) オントロジー (ONT) クアンタム (QTUM) |
販売所 | ビットコイン (BTC) イーサリアム (ETH) リップル (XRP) ライトコイン (LTC) ビットコインキャッシュ (BCH) |
まずは販売場からの購入方法からご紹介します。
販売所から仮想通貨を購入するには、トップ画面に表示されている5つの通貨から購入したい銘柄を選びます。
選んだ後「買う、売る、電子マネー」などの画面が表示されるため、「買う」を選択します。
すると、チャートの下に注文数量が表示されるため、注文方法と注文量を入力しましょう。
取引所から購入するためには、初めに販売所ウォレットに入っている 日本円を取引所ウォレットに換金する必要があります(口座から送金した日本円は販売所ウォレットに入っているため)。
「日本円」を選択し、「入金・出金・振替」の項目の中から「振替」を選択して日本円を移します。
換金後、取引所にログインすると画面右側に注文パネルが表示されるので、購入したい分を入力し、確認ボタンで取引が完了します。
DeCurretでは以下の3つの方法で売買が可能です。
成行 | 現行の市場価格で注文を飛ばす。買注文の場合は最も安い売り板、売り注文のときは最も高い買い板で約定します。 |
指値 | 売りたい/買いたい価格を指定して注文板を提出します。買いの場合は現行価格より安い注文を、売りの場合は現行より高い金額を入力しないと成行で約定してしまいます。 |
逆指値 | 買いの場合は現行価格より高い注文を、売りの場合は現行より安い金額を入力し、その金額になったら注文が自動で飛びます |
チャートの活用方法
まずは、チャートの動きに注目して解説していきます。
通貨の価値が上がっていればチャートの色が緑色、価値が下がっていれば赤色です。
また、チャートの観察期間を変更することもできます。
チャート下に「1日・5日・1か月・3か月・1年」と表示されていますが、1日→1年へと期間を変えるほど、長期的なチャートの動きを観察することができます。
2020年の7月であれば、1ビットコイン100万円程度ですが、現在では700万円程度にまで価値が高まっています。
このように、チャートの動きを観察することで仮想通貨の値動きが分かるようになるので、ぜひ活用してみてください。
DeCurret (ディーカレット) の口座開設・登録方法
メールアドレス、パスワードを設定し仮登録する
まずは、DeCurretの公式サイトから「新規登録」をクリックし、ゲスト登録画面で「メールアドレス・パスワード・パスワード(再入力)・招待コード」の欄を入力します。
以下のボタンから直接、登録ページに飛ぶこともできます。
最後に「送信する」をクリックすると、登録メールアドレスに確認メールが届きますので、確認メールに記載されている「本人確認コード」を「本人確認コードの確認」の画面に入力します。
これで仮登録が完了しましたので、ログインが可能になります。
本人確認を行いベーシックアカウントに申し込む
仮登録が完了したら、ベーシックアカウントに申し込みます。
仮登録のままだと、仮想通貨の売買や日本円の入出金ができない状態なので、注意が必要です。ベーシックアカウント申請の手順は、「お客様情報入力→本人確認書提出」です。
まずは、ログインIDとパスワードを入力してログインします。
すると、トップページの左側に人型のアイコンが現れますので、クリックし、画面右側に表示される「ベーシックアカウントを開設する」をクリックします。
事前確認事項の画面が表示されるので、上記に当てはまらない場合には「次へ」をクリックします。
名前や住所、電話番号などの必要事項の記入後、携帯電話にSMS受信確認コードが送信されるため、届いた番号を入力します。
次に画面が変わりますので、本人確認書類をアップロードして完了です。
補足:本人確認書類は運転免許証、パスポート、住基カード、在留カードなどで登録が可能です。
審査終了後、アカウント開設コードを入力し新規口座開設が完了
審査終了後、登録した住所にハガキが届きますので、そのハガキに書かれている6ケタのアカウント開設コードを「アカウント開設コードの入力」の画面に入力します。
この後に完了メッセージが表示されればベーシックアカウントの登録完了です。
この後、仮想通貨の売買が可能になります。
DeCurret (ディーカレット) の使い方・登録に関するQ&A
郵送書類は別の住所でも受け取れますか?
ご登録以外の住所で受け取ることは不可能です。
本人確認書類がアップロードできません。なぜですか?
ファイル形式・画像サイズが規定を超えている可能性があります。
ファイル形式は、「gif」「jpg」「png」「pdf」で、画像サイズは3MBまでです。
スマートフォン(携帯電話)の機種変更、携帯電話番号変更時の更新はどうすればいいですか?
携帯電話の機種のみを変更される場合は、旧端末よりDeCurretアプリをアンインストールしていただき、新端末へ改めてDeCurretアプリをインストールしていただくことでご利用が可能になります。
電話番号を変更される場合には、機種変更前の端末にてお手続きが可能です。
DeCurret (ディーカレット) の特徴
概要
名称:DeCurret (ディーカレット)
取引手数料(販売所):無料
取引手数料(取引所):メイカー0.03% テイカー0.23%
取り扱い銘柄:7種類
レバレッジ取引:なし
メリット
- 取引手数料が無料(販売所のみ)
- 電子マネーチャージが可能
- 資本金が大きいため、万が一の際にも対応できる
日本の取引所では電子マネーチャージが唯一可能です。スマホ一台で「入金→換金→支払い」が完結するのもDeCurretを利用するメリットです。
さらに、会社の資本金が大きいため(執筆時点、約99億円)、取引所がハッキングなどの問題に直面した際にも、顧客の資産を守る余裕があります。
デメリット
・スプレッドが広い
・取り扱い通貨が少ない
スプレッドとは、購入金額と販売金額の差額のことを指します。
例えば、100万円分のビットコイン (BTC) を購入した場合に、売却金額が99万円であれば、実際手元に残る資産は99万円です。
購入時に引かれる分として、取引手数料とスプレッドがありますので、取引手数料が安くてもスプレッドが広ければ損をすることは良くあります。
また、取り扱い通貨が少ないというのも、DeCurretを利用するデメリットです。
現在、ビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) などの主流通貨以外でも価格が上昇している傾向にありますので、マイナーな通貨で利益を出すことが可能です。
しかし、取り扱い通貨が少ないと、そのようなチャンスを逃してしまうこともあります。
ただ、国内取引所はなべて取り扱い通貨が少ないので、マイナーなアルトコインの投資を考えている方は海外取引所を利用しましょう。
取り扱い通貨数が格段に多いBINANCEや、最大100倍のレバレッジを効かせた取引が可能なBybitでは日本語ページが存在しています。
DeCurret (ディーカレット) のまとめ
DeCurretの最大の特徴は電子マネーへのチャージができることでしょう。現状、仮想通貨の社会実装が道半ばな中で利益分の使いみちがきちんと用意されている貴重な取引所です。
さらに、資本金が大きいため、ハッキングなどの事件が起きた場合にも引き出し可能である可能性が高いです。
ビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH)、リップル (XRP) などの主要な銘柄にも対応しているため、多くの方におすすめできる国内取引所となっています。