- メリットは「忙しい人向け」「安定した取引ができる」「分散投資ができる」
- デメリットは「急な価格変動に対応できない」「手数料がかかる」「100%でない」
- 様々な自動売買ソフト・アプリがある
- 自動売買は初心者個人投資家にとって心強い味方
仮想通貨のトレードで安定した利益を上げる方法に自動売買があります。常にチャートを確認しながら仮想通貨の値動きを見て、自分の判断で売買することは楽しいですが、実際にやってみると相当な体力を使う作業です。
昨今では様々な投資方法があり、仮想通貨取引を行う上でそれぞれの特徴を抑えることは、目的や取引スタイルに対して最適な手段を選択することに繋がります。この記事では、仮想通貨取引で利益を上げることにつながる「自動売買」について詳しく解説します。
仮想通貨の自動売買(システムトレード)とは
自動売買ツールを用いた投資
仮想通貨の自動ツールとは、仮想通貨取引所とAPI連携をして仮想通貨の自動売買をおこなうツールです。API連携によってプログラムを組むことで、自分で取引をしなくても定められた条件下で自動的な取引をおこないます。
投資では個人の心理状態によって利益が変化します。条件に基づいたトレードができることで、感情に振り回されることなく安定した利益を出しやすくなります。また自分で取引しなくてもいいので、忙しくて時間がとれない人でも始められます。
仮想通貨投資で稼ぐための手段
仮想通貨投資では大きく分けて3つの方法があります。
- 仮想通貨を現物保有して価格上昇を狙う
- 短期トレードで売買を繰り返して稼ぐ
- 自動売買ツールで運用する
現物保有による価格上昇は、中長期間での価値上昇を見据えるため、「投資」として知られています。トレードによる繰り返す売買は短期的におこなわれ、「投機」的一面を持っています。
短期トレードは投機面で見ると個人感情が先行しやすく、コントロールが効きにくい方法ですが、自動売買では定められた条件下で感情が入らないトレードをおこないます。
ルールに沿ったトレードをするので、利益を出しやすくなります。また投資家が手作業でトレードする必要もなく時間がない人でも取り組める方法です。時間を無駄に使うことなく効率よくトレードする方法として、自動売買は注目されています。
仮想通貨で自動売買(システムトレード)をするメリット
メリット1 忙しい人でもやりやすい
仮想通貨の取引は24時間365日、止まることがありません。FXなどの為替と同じで、世界中の取引所で1日中ずっと取引が行われています。
日中の時間帯には忙しく活動されている方にとっては、仮想通貨のチャートを確認し続けることは至難の業です。また、どれだけ暇な人であっても、1日のうちで睡眠の時間が必要で、24時間365日のチャートを確認し続けることは不可能です。しかし、自動売買では、仕事中でも就寝中でも、事前に決めたルールに基づいて自動的に売買が行われますので、忙しい人であっても価格変動のチャンスを逃すことがありません。
億り人と呼ばれる1億円以上の利益を上げた実績を持つ仮想通貨トレーダーには、学生が多く含まれています。若くして億万長者になった彼らの共通点は、トレードに費やせるだけの十分な時間があったということです。
日々の生活の中で、トレードのために十分な時間を作れる人は限られていますので、自動売買の力を借りることがひとつの選択肢となります。
メリット2 事前に決めたルールで取引する
仮想通貨に限らず、投資活動で失敗する大きな原因のひとつが「感情」です。一時的な感情が、投資判断を鈍らせます。そのため、後から振り返れば、どうしてあんなタイミングで買ってしまったのだろうと思うような売買を、ほとんどの投資家が経験しています。
自動売買では、個人の感情が入る余地がありませんので、冷静な気持ちのときに決めたルールのみによって仮想通貨の取引を行うことができます。
メリット3 複数の通貨で利益が狙える
仮想通貨には、いくつもの種類があります。取り扱い通貨の種類が豊富なことで知られる取引所「BINANCE」には、200種類以上の仮想通貨が上場しています。
日本の取引所では、これだけ多くの種類の仮想通貨を取り扱っている取引所はありませんが、それでも複数の仮想通貨が同時に値動きしていますので、全てのチャートを監視し続けることは困難です。
この点、自動売買はプログラムによって行われますので、複数の仮想通貨を常に確認することが可能になり、投資のタイミングを逃すことがありません。投資初心者は複数の通貨から根拠を持って選ぶことは難しいので、自動売買の強みを活かすことができるでしょう。
メリット4 知識が乏しくてもbotが自動で売買してくれる
仮想通貨自動売買は、仮想通貨についてにそこまで詳しくない方であっても簡単に始めることが出来ます。
過去の相場や投資に関する知識等を蓄積したbotが、あなたの変わりに価格を予想して自動で売買してくれるからです。そのため自動売買は、仮想通貨初心者の方でも気軽に始められるとして話題になっています。
ただbotを最終的に選ぶのは自分なので、ある程度は仮想通貨についての知識を深めることをオススメします。
仮想通貨で自動売買(システムトレード)をするデメリット
デメリット1 急な価格変動に対応しにくい
自動売買のプログラムは、仮想通貨の価格変動を示しているチャートから情報を取得して、売買を行います。
仮想通貨に関する大きなニュースが出た時には、価格が急激に変化しますが、自動売買のプログラムは新聞を読んだりテレビを観たりできないため、このような投資材料には即座に反応できません。そのため、どうしてもチャートが動き出すまでの数分から数時間の遅れが出てしまいます。
もしも運よく急な価格変動のタイミングでチャートを見ることが出来ていれば、手動による売買の方が多くの利益を上げられることがあります。こうしたタイミングでは、自動売買と併用して手動売買を行うことも可能です。
デメリット2 取引以外のコストがかかる
自動売買では、売買のためのプログラムを使用しますので、取引手数料以外のコストが発生します。デイトレードなどの頻繁な取引を繰り返す投資手法は、僅か数パーセントの利益を積み上げていくものなので、プログラムを使用するためのコストはかかります。
結果的にコストに見合うだけの利益が出ていれば問題ないのですが、自分で取引をするよりも余計にコストがかかってしまうのは、自動売買のデメリットだと言えます。
デメリット3 自動売買も100%ではない
当たり前と言えば当たり前なのですが、どれだけ優秀な自動売買のプログラムであっても、必ず利益が上がるわけではありません。先ほども書いた通り、投資というものはリスクとリターンがセットですから、全くのノーリスクであれば、リターンは得られません。
自らの判断で投資をして損が出れば納得も出来ますが、プログラムが自動売買した結果として損が出た時には、かなり残念な気持ちになってしまいます。
仮想通貨で自動売買(システムトレード)をする方法
自作の自動売買システムを使う
自動売買ツールは自作ができます。公開されている各取引所のAPIを取得してプログラミングすることで、自分で設定した条件の下で自動売買をおこなわれます。
しかしプログラミングをマスターするためには、ある程度の時間が必要です。公開済みの自動売買ツールでも使いやすいものも多く、手間をかけることなく自動売買を始められます。複雑なルールを設定したい場合を除いてプログラミングの知識がない人は、一般公開されているツールを使用するのがおすすめです。
自動売買サービスを使う
仮想通貨の自動売買では現在、主に4つのサービスがあります。
- 専用ソフトによる自動売買
- クラウドサービスによる自動売買
- 取引所のサービスによる自動売買
- トークン購入による自動売買
これらの方法のうち、最も難易度が高いものが専用ソフトによる自動売買で、下の項目ほど難易度が低いものになります。
一方で、プログラムの種類の豊富さでも、同じく充実度が上から順番になっており、専用ソフトを使用する方法では最も種類が豊富で、投資家による個性的な自動売買プログラムが実現できます。
仮想通貨の自動売買ツール(bot)比較
ツール名 | 月額コスト | 対応取引所 | 通貨ペア | レバレッジ | アプリ | 特徴 |
QUOREA | 無料 | Liquid・Zaif | BTC | 最大25倍 | ✗ | リスクとリターンの予想値が可視化され、独自ボットの作成も可能 |
マネコ | 無料 | Liquid | BTC・ETH | 最大4倍 | ✗ | 優秀なトレーダーをまねて稼ぐ |
CoinTrader | 1200円~ | 38ヵ所 | 2495種類 | 非対応 | ○ | 対応取引所と通貨ペアが国内最大 |
CRYPTOTRADER | 約2000円 | 13ヵ所 | 1000以上 | 非対応 | ✗ | 2013年より運営海外の業者 |
bittrade24 | 26万円(買い切り) | bitFlyer・Liquid・Coincheck | BTC | 非対応 | ✗ | 自動アービトラージツール |
自動売買ツール選びのポイント
自動売買ツールを選ぶ際に最も重視すべき点は、「どれくらい利益を出せるか」です。仮想通貨取引は利益を出すための手段なので、稼ぐために効率が良いツールを選びましょう。
また稼ぎを念頭において、次に大事なことが以下の3点です。
コスト | コストが少ないほど利益が増える |
信用度 | 身元の怪しいツールだと個人情報が流出する可能性がある |
独自の機能 | 対応取引所や通貨ペアなど |
上記の点に気をつけて自動売買ツールを選びましょう。
仮想通貨の自動売買(システムトレード)ができるソフト・アプリ
専用ソフトによる自動売買「MT4」
正式名称は「メタトレーダー4」で、外為取引のFXでも広く使用されている自動取引ツールです。
MT4そのものはプログラムを動かすための箱のような存在で、別途プログラムを購入したり、レンタルしたりする必要があります。
MT4向けのプログラムは、高価なものでは数十万円のものや、月額数万円といったものがあります。価格に見合った実績があるものが多いですが、プログラム購入前には評判を確認する必要があります。
クラウドサービスによる自動売買「Cryptotrader」
専用ソフトのダウンロードなどが不要で、サイト内にてプログラムを購入して自動売買を行うのが「Cryptotrader」です。自動売買プログラムの種類が豊富で、無料で使用できるプログラムもあります。
複数のプログラムを稼働させる場合には月額利用料が高くなること、そして、サイト自体が英語なので言葉の壁があることが大きな欠点です。一方、プログラムが使用されている件数などが表示されているため、優秀なプログラムを見つけやすいことが「Cryptotrader」の魅力のひとつです。
取引所のサービスによる自動売買「ビットポイントMT5」
日本語での対応があるビットコイン取引所のビットポイントが提供している自動売買プログラムが「ビットポイントMT5」です。さきほど紹介したMT4を使用して稼働するプログラムですが、売買をビットポイントで行うことを条件に、無料で使用することが出来るのが大きなメリットです。
使用方法についても、日本語で解説がありますので、MT4に挑戦してみたいという方は、入門編として活用できます。ただし、MT5を利用するためには、ビットポイントへの口座開設などの手続きが必要ですので、これまで使ってきた取引所での取引が出来ないことがデメリットです。
トークン購入による自動売買「アービトラージング」
仮想通貨トークンを購入することによって、自動売買を行ってくれるという仕組みが、今後のトレンドとして注目されています。イギリス発祥の「アービトラージング」は、裁量取引(アービトラージ)の専門家集団によって作られたプログラムを、専用トークンARBを購入することによって使用できます。
完全自動のaBotと、独自の変数を入力できるmBotの二種類が稼働することがホワイトペーパーで発表されています。既に稼働中のaBotの1日当たりの利益率は、1%前後です。
仮想通貨の自動売買(システムトレード)は儲かるのか
素人の個人投資家が自分の判断だけで仮想通貨の売買を行っても、儲かる見込みがほとんどありません。ゴールドマンサックスなどの機関投資家が仮想通貨トレードに参入することとなり、優秀な自動売買ソフトが数多く稼働しているような相場になりましたので、仮想通貨のチャートに専念できない個人投資家にはとても不利な状況です。
そのため、個人投資家が手動で売買をするよりも、自動売買の方が儲かる可能性が高いということは間違いありません。
おすすめの仮想通貨自動売買ツール(bot)・アプリ
QUOREA (クオレア)
QUOREA (クオレア) の特徴
取り扱い通貨 | BTC |
対応取引所 | Liquid・Zaif |
月額費用 | 無料 |
手数料 | 取引高の0.05%~0.003%(最大144000円) |
レバレッジ | 最大25倍 |
使いやすさ | ★5つ |
総合評価 | ★5つ |
QUOREAは仮想通貨をはじめ株式やFX取引の自動取引をおこなえるプラットフォームです。操作性がよく独自のbotも作成できます。プログラムに対してAIが改善を続けるので時間が経つごとに使いやすくなります。
QUOREA (クオレア) のメリット
QUOREAのメリット- 仮想通貨fx自動売買が可能
- 手数料が無料
- オリジナルbotを作成できる
- バックテストのデータを元に利回りの良いbotをフォローできる
QUOREAのメリットとしてまず月額費用無料が挙げられます。他の自動売買ツールでは月額費用がかかる場合が多く、botを運用していない場合でも手数料がかかってしまいます。
またオリジナルbotを作成してより良い成果を狙うことも可能です。botを作る技術を持っていなくてもQUOREAでは多くのbotがあります。それぞれのbotでバックテストのデータを確認できるので、利率の良いbotを選べる点もメリットの1つです。
QUOREA (クオレア) のデメリット
QUOREAのデメリット
手数料が他社よりも高くつく場合がある
自動売買ツールのサービスを開始して日が浅い
QUOREAの手数料は取引高に対しての割合で発生します。自分の利益が多ければその分手数料は上がります。
また他に目立つデメリットは見当たりませんが、強いてあげるなら自動売買ツールのサービスを開始して日が浅い点です。QUOREAのサービス開始年は2017年後半で、他の有名な自動売買ツールと比べると新しいサービスです。
歴史が長いサービスと比べると内容が成熟しておらず、未熟な点も見つかるかもしれません。しかしこれからQUOREAもサービスの質を改善していくのでそれほど気になるデメリットではないと思われます。
QUOREA (クオレア) の運営情報
運営会社 | 株式会社efit |
設立日 | 2017年10月19日 |
代表取締役 | 宮原勝利 |
所在地 | 東京都渋谷区神南1丁目20−7川原ビル6F |
HP | https://efit.co.jp/ |
株式会社efitは2017年に設立されたばかりの会社です。さらにQUOREAもサービスが正式に開始したのが2018年6月のため、まだまだ発展途上の会社とサービスになります。
代表取締役の宮原勝利氏も経営者としての経験は浅いですが、期待の持てる運営陣だといえます。
マネコ
マネコの特徴
取り扱い通貨 | BTC |
対応取引所 | Liquid |
月額費用 | 500円 |
手数料 | 0.03000%~0.00003%+利益額の20%/月 |
レバレッジ | 最大25倍 |
使いやすさ | ★4つ |
総合評価 | ★3つ |
マネコは優秀な仮想通貨トレーダーをフォローしてトレードをおこなう国内初のサービスです。成績が良いトレードを真似することで初心者でも同じように利益を狙うことができます。
マネコのメリット
マネコのメリット- 仮想通貨fx自動売買が可能
- トレード初心者でも稼ぎやすい
- トレーダーのランキングが見られる
- 月額利用料が安いため気軽に始められる
マネコではトレーダーをフォローして、同じ注文をおこなう形がとられています。トレーダーの成績はランキングで確認できるのでトレードになれていない初心者でも稼ぎやすい環境が整っています。
またマネコは月額利用料が安いので、気軽に始めやすいサービスとなっています。
マネコのデメリット
マネコのデメリット- 登録トレーダー数が少ない
- 対応取引所と取引ペア数が少ない
- 取引所の閉鎖と運営会社の倒産リスクがある
マネコは初心者でも稼ぎやすいフォロートレードをおこないますが、まだまだマネコに登録しているトレーダーの数が少ない点があります。マネコに対応している取引所もLiquidのみで、対応通貨もBTCのみと限られています。
仮想通貨取引所や運営会社の倒産や閉鎖リスクも存在しているので、トレードは余剰資金でおこなうのが良いでしょう。
マネコの運営情報
運営会社 | 株式会社Gaia |
設立日 | 2017年5月18日 |
代表取締役 | 窪田昌弘 |
所在地 | 東京都中央区八重洲一丁目9番9号東京建物本社ビル5階 |
HP | https://gaia-eve.co.jp/ |
株式会社Gaiaも2017年に設立したばかりの新しい企業です。マネコは2018年12月18日に正式版がリリースされたばかりで、今後の成長に期待が持てます。フォロートレードという新しい形は、今後も広がる可能性を秘めています。
CoinTrader (コイントレーダー)
CoinTrader (コイントレーダー) の特徴
取り扱い通貨 | 2254種類 |
対応取引所 | 38ヵ所 |
月額費用 | 1200円〜34800円 |
手数料 | 無料 |
レバレッジ | なし |
使いやすさ | ★3つ |
総合評価 | ★3つ |
CoinTraderは取り扱い通貨と対応取引所が国内最大の仮想通貨自動売買サービスです。トレードの種類も多くスキャルピングやアービトラージ、ドルコスト平均法など豊富な中から自分にあったbotを選択して取引をおこないます。
CoinTrader (コイントレーダー) のメリット
CoinTraderのメリット
国内最大級の対応取引所と通貨ペア
25種類のbotから戦略を選べて独自の調整も可能
スマホアプリに対応している
CoinTraderのメリットはなんといっても対応取引所と通貨ペアの豊富さです。国内最大級なので、より多くの選択肢を用意している自動売買サービスといえます。botも25種類から選択でき自分にあった戦略をとれます。プログラミング知識がある場合は自己流のカスタマイズが可能です。
さらにandroidやiPhoneアプリにも対応しているので、スマホで気軽に始められるサービスです。
CoinTrader (コイントレーダー) のデメリット
CoinTraderのデメリット
過去の取引実績が公開されていない
バックテストに非対応
bot戦略の決定やカスタマイズが難しい
CoinTraderでは他の自動売買ツールと違い過去の取引実績が公開されていません。また各botのバックテストもできないので、botの有効性が検証できない状況となっています。過去のデータがないことからbot戦略の決定も難しく、カスタマイズしにくいデメリットが存在しています。CoinTraderの今後の改善に期待です。
CoinTrader (コイントレーダー) の運営情報
運営会社 | 株式会社onetap |
設立日 | 2015年5月7日 |
代表取締役 | 武田義基 |
所在地 | 東京都港区六本木4-2-45高曾堂ビル2F |
HP | https://onetapinc.jp/ |
株式会社onetapは自動売買ツールのCoinTraderの他に、lockedという二段階認証や多要素認証を導入するサービスを提供しています。
またクリエイターとパトロンを繋ぐEntyというサービスも運営していたようです。
CRYPTOTRADER (クリプトトレーダー)
CRYPTOTRADER (クリプトトレーダー) の特徴
取り扱い通貨 | 1000以上 |
対応取引所 | 13ヵ所 |
月額費用 | 約2200円~27000円 |
手数料 | 無料~約20000円/月(bot月額利用料) |
レバレッジ | なし |
使いやすさ | ★3つ |
総合評価 | ★3つ |
Cryptotraderは2013年より海外で運営されている古参のサービスです。クラウド上で仮想通貨を自動売買するプラットフォームとなっています。BitfinexやBINANCEなど13の取引所に対応しています。
CRYPTOTRADER (クリプトトレーダー) のメリット
CRYPTOTRADERのメリット- 運営期間が長い
- 多くの取引所と通貨ペアに対応している
- 期間を自由に設定してバックテストをおこなえる
- 豊富なbot戦略がありオリジナルbotも作成できる
CRYPTOTRADERは2013年より運営されている実績のあるサービスです。13の取引所と1000以上の通貨ペアを取り扱っており対応の幅が広いです。さらにバックテストも期間の設定が自由にできるので勝率の高いbotを選定できます。
プログラミングの知識を活用することでオリジナルbotを作成して販売することも可能で、収益の幅を広げることもできます。
CRYPTOTRADER (クリプトトレーダー) のデメリット
CRYPTOTRADERのデメリット- 海外のサービスで運営者がはっきりしていない
- 月額利用料とbot利用料で費用が2重にかかる
- 勝率の高いbotでも必ず勝てるわけではない
- 海外サイトのため使いにくい
CRYPTOTRADERは海外で運営されており、運営者がはっきりしていません。身元がはっきりしていないサービスは、突然運営が停止して資金を持ち逃げされてしまう危険性もあるので注意が必要です。
CRYPTOTRADERを利用するための費用も、月額利用料とbot利用料で2重にかかります。botを活用した自動売買でも確実に勝てるとは限らないため、気をつけて利用しましょう。
CRYPTOTRADER (クリプトトレーダー) の運営情報
CRYPTOTRADERの運営情報は詳しくたどることはできませんでした。海外で運営されていることに加えて、費用の支払いは仮想通貨で完結しているため運営者を特定するのは難しそうです。2013年からの運営なので一定以上の信頼感はありますが、完全に信用するのは避けた方がよさそうです。
bittrade24 (ビットトレード24)
bittrade24 (ビットトレード24) の特徴
取り扱い通貨 | BTC |
対応取引所 | bitFlyer・Liquid・Coincheck |
システム料金 | 26万円 (買い切り) |
レバレッジ | なし |
使いやすさ | ★4つ |
総合評価 | ★2つ |
bittrade24は自動で仮想通貨のアービトラージをおこなうツールです。アービトラージとは取引所間で特定の仮想通貨の価格差を利用して稼ぐ方法です。
価格が低い取引所でBitcoinを購入して価格が高い取引所でBitcoinを売却して利益を出す、といった仕組みになっています。bittrade24は買い切りのツールのため一度購入すれば半永久的に仮想通貨を自動運用できます。
bittrade24 (ビットトレード24) のメリット
bittrade24のメリット- 理論値99.9%のアービトラージをおこなう
- 購入後は永久無料でアップデート可能
- 完全放置で運用できる
アービトラージは取引所間の価格差を利用するため、理論上は99.9%で利益を出せます。取引所間の価格差が是正されないうちは稼ぎやすい方法です。bittrade24では買い切りの形をとるので購入後がアップデートを無料で更新でき、常に最新版のアービトラージを実践できます。
さらに初期設定を済ませればほぼ完全な放置状態でトレードをおこなってくれます。確実性があるのがアービトラージの魅力です。
bittrade24 (ビットトレード24) のデメリット
bittrade24のデメリット- 購入料金が高額
- 利益を出すためのシュミレーションがしにくい
- 利用者の増加で利幅が減る
bittrade24は税込み26万円で販売されています。高い料金設定の上、bittrade24のHPでは月利20%以上が実績として紹介されていますが、実際の相場では利益のシュミレーションがしにくいため手を出しづらい商品といえます。またbittrade24を購入したユーザーは、皆同じシステムを利用することになります。利用者の増加とともにbittrade24でとれる利益の幅が狭まりそうです。
bittrade24では規定人数に達した時点で販売が終了するアナウンスがありますが、料金に対してどれだけ利用価値を見いだせるかが購入判断にかかってきます。
bittrade24 (ビットトレード24) の運営情報
運営会社 | 株式会社アンテナ |
設立日 | 2016年4月1日 |
代表取締役 | 中井秀行 |
所在地 | 大阪府大阪市西区新町1-14-39-4F5号 |
HP | http://www.antena-inc.net/ |
株式会社アンテナはWebマーケティング事業やアプリ開発、さらには不動産、FX、株式、仮想通貨のコンサルティング事業をおこなっているようです。bittrade24はコンサルティングの一環で開発されたツールのようです。
COINFX365 (このサービスは終了しました)
COINFX365の特徴
取り扱い通貨 | BTC |
対応取引所 | bitFlyer |
月額費用 | 9800円 |
手数料 | 無料 |
レバレッジ | あり |
使いやすさ | ★3つ |
総合評価 | ★3つ |
COINFX365は仮想通貨レバレッジ取引の自動売買ツールです。現在はすでにサービスの提供は終了していますが、bitFlyerに対応していました。COINFX365では6種類の戦略を自由に試すことができます。
COINFX365のメリット
COINFX365のメリット
6種類の戦略を試せる
仮想通貨fx自動売買が可能
COINFX365では以下の6つの戦略でトレードをおこないます。
- トレンドフォロー
- ブレイクアウト
- カウンタートレード
- マルチトレンドフォロー
- マルチブレイクアウト
- トラップトレード
相場の流れ(トレンド)に従ってトレードをおこなうトレンドフォローや、相場のトレンドを逆張りするカウンタートレード、過去の最高値の更新を察知して売買をおこなうブレイクアウトなど状況にあった取引を設定できます。
COINFX365のデメリット
COINFX365のデメリット
すでにサービスが停止している
COINFX365はすでにサービスを停止しています。COINFX365を利用することはできません。
COINFX365の運営情報
運営会社 | 株式会社トライフェクタ |
設立日 | 2018年2月15日 |
代表取締役 | 粟島正俊 |
所在地 | 東京都品川区東五反田2-8-5 KNビル5F |
HP | http://trifecta.jp/ |
株式会社トライフェクタはインターネットシステムの開発をしている会社です。飲み会マッチングアプリのplumがリリースされています。
仮想通貨の自動売買(システムトレード)に関するまとめ
仮想通貨投資の手段の1つ、自動売買は使い方によっては初心者個人投資家にとって心強い味方になります。メリットもデメリットもありますが、一番大切なのは自分の投資スタイルや目的を再度見つめ直し、自分に合った投資スタイルを見つけることです。
ぜひ、仮想通貨投資を行う際には、自動売買を考慮に入れてみてください。