- 仮想通貨の勉強法4つをご紹介
- 初心者が仮想通貨の勉強をする時の盲点も開設
- 初心者におすすめの取引所も記載|勉強したら取引もやってみよう
「仮想通貨の勉強をしたいけど、勉強方法が分からない」とお困りではありませんか。
確かに、ネットには情報が溢れていますし「絶対に稼げる」という謳い文句の情報商材も少なくありません。
そこで、本記事では初心者におすすめの仮想通貨勉強法を4つご紹介します。
また、初心者がつまづきやすい勉強の盲点やおすすめの仮想通貨取引所もご紹介していきます
仮想通貨の勉強法① おすすめのインターネット教材を3つ紹介
おすすめサイト①「PoL」 無料で基礎概念が学べる
「PoL」では、仮想通貨の基礎知識を日本語のレクチャー形式で学べます。
利用料は無料で、学習を進めると「PoLトークン」というトークンがもらえます。
「PoLトークン」は換金要素こそないものの、より多く学習するほど多数の「PoLトークン」を獲得できるため、トークンの保有量が多い人ほど、学習量が多いと捉えることが可能です。
おすすめサイト②「BINANCE Academy」世界最大の取引所BINANCEがオファー
BINANCE Academyは、世界最大手の取引所BINANCEの提供する仮想通貨の勉強サイトです。
BINANCE Academyは非営利団体となっており、全てのコンテンツが無料で閲覧できます。
コンテンツの量も豊富で、仮想通貨の基礎知識から専門的な領域まで300近くの教材で勉強できます。
なお、ほとんどの教材が日本語に対応しており、英語がわからなくても安心です。
BINANCEは、400種類以上の仮想通貨を上場させている世界最大手の仮想通貨取引所でもあります。
口座開設は、メールアドレスを登録するだけで始められるので、様々なアルトコインの取引に興味ある方は試してみてください。
おすすめサイト③「Bybit Learn」はこなれた日本語と高い質が売り
Bybit Learnは、こちらも世界最大級の仮想通貨取引所、Bybitが提供する無料の仮想通貨勉強サイトです。
Bybitはシンガポールに拠点を置く企業ですが、取引画面の日本語訳はかなり高い質で、Bybit Learnに関しても同様に、とてもこなれた日本語のコンテンツが書かれています。
また、Bybit Learnでは投資に役立つコンテンツも数多く提供されているので、ブロックチェーンや仮想通貨の勉強をしたい方から投資に向けて勉強したい方にまでおすすめできます。
なお、Bybitは世界最大規模の仮想通貨取引所も運営しています。
Bybitの魅力は、最大100倍のレバレッジをかけられるデリバティブ取引と、日本人でもわかりやすい取引画面です。
口座開設は、メールアドレスを登録するだけで始められるので、ぜひ試してみてください。
仮想通貨の勉強法② おすすめの書籍を3つ紹介
おすすめ書籍①「めざせ「億り人」!マンガでわかる最強の仮想通貨入門」
この書籍は「本で勉強したいけど活字はちょっと…」という方におすすめできる仮想通貨の入門書です。
仮想通貨の基礎をマンガで学べることに加え、本文の内容も初心者でもついてこれるように難しい言葉を避けている印象があります。
さらに、電子書籍にも対応してるので時と場所を選ばすに学習ができます。
ただし、マンガで書かれた入門書という性質上、コンテンツの量は若干薄めなので、早めに読みこなして次のレベルの書籍に挑戦するのが良いでしょう。
おすすめ書籍②「暗号資産」
「暗号資産」は、日本で唯一の仮想通貨に特化した雑誌です。
発行のタイミングは、毎奇月21日となっています。
本雑誌は、ネットの情報のようにどこで誰が書いたのかも分からない情報とは異なり、編集者が責任を持って校正を行っています。
そのため「暗号資産」は、確実な情報源でありながらトレンドも追うことのできる勉強媒体としてビジネスマンからも高い支持を獲得しています。
こちらも、電子版に対応しています。
おすすめ書籍③いちばんやさしいブロックチェーンの教本」
本書は、仮想通貨のみならず、数多くの基礎的な概念を分かりやすく紹介している「いちばんやさしい」シリーズから発売されている仮想通貨の勉強本です。
本書は、仮想通貨のなかでもビットコイン (BTC) の仕組みに焦点をあてた詳しい解説が魅力です。
仮想通貨の勉強法として、まずはビットコイン (BTC) をマスターしてから新しい仮想通貨やブロックチェーンに手を出すのは、正攻法の一つです。
そのため、基礎をガッチリと固めたい方には強くおすすめできます。
仮想通貨の勉強法③ おすすめの動画チャンネルを3つ紹介
おすすめの動画チャンネル①「ビットコイナー反省会」
ビットコイナー反省会は、仮想通貨やブロックチェーン関連の専門的なトピックを2016年から動画にしているかなり歴史のあるYoutubeチャンネルです。
動画の内容もかなり凝っていて、最先端のビジネスマンや取引所の代表をゲストに呼び、数多くの対談や議論を行っています。
識者の意見や考え方を含め、深く仮想通貨やブロックチェーンを勉強したい方におすすめのチャンネルです。
おすすめの動画チャンネル②「Defi Japan」
DeFi Japanでは、イーサリアム (ETH) やイーサリアム (ETH) を使って開発される金融アプリケーション(DeFi)、イーサリアム (ETH) の機能を補助するブロックチェーンのレイヤー2について深く勉強できます。
実際に、エンジニアやブロックチェーンの世界的権威を招聘して活発な議論が行われています。
中には、世界最大規模の取引所FTXとブロックチェーンプロダクト「Solana」のCEOであるSBF氏をゲストスピーカーとして招いている動画もあり、コンテンツもゲストも大ボリュームです。
おすすめの動画チャンネル③「Finematics」
Finematicsは、仮想通貨、テクノロジー、金融をかけ合わせたコンテンツを制作しています。
動画は、手書きのアニメ形式となっており、非常にイメージが湧きやすいのが特徴です。
ただし、多くの動画で日本語字幕には対応していないこともあるので万人受けはしないかもしれません。
ただし、Youtubeの自動翻訳機能を使えば、機械翻訳による日本語字幕は出すことができます。
仮想通貨の勉強法④ おすすめの仮想通貨の勉強ができるコミュニティを紹介
Avocado DAO
「DAO」とは、自律分散型組織のことです。この組織の特徴は、企業で言う社長のような中央の管理者がいません。組織の意思決定は、投票によってみんなで決めることが一般的です。
Avocado DAOは、元々はブロックチェーンゲーマーのコミュニティでしたが、現在では仮想通貨や財務管理の裏表について教育し、メタバースの世界へダイブできるような仕組みを形作っています。
仮想通貨の勉強で初心者が陥りやすいミスを2つ紹介
「仮想通貨=ビットコイン (BTC) 」と勘違いする
ビットコイン (BTC) とは、数千種類あると言われる仮想通貨の中の一つでしかありません。確かに、ビットコイン (BTC) は世界で最も価値の高い仮想通貨ですがビットコイン (BTC) は決済に特化した仮想通貨です。
従って、ビットコイン (BTC) を使ってゲームや取引所と言ったアプリケーションを開発したり、NFTを発行したりすることはかなり困難です。
他方、イーサリアム (ETH) という仮想通貨ではゲームや取引所と言ったアプリケーションを開発したり、NFTを発行したりといったことに特化しています。
つまり、「仮想通貨=ビットコイン (BTC) 」と決めつけずに、それぞれの仮想通貨がどのような目的で開発されたのかを意識して勉強を進めると、かなり体系的な理解が身につきます。
仮想通貨の大まかな開発目的をグループ化すると、以下のように分けられます。
開発用途 | 代表通貨 |
決済 | ビットコイン (BTC) |
アプリ開発 | イーサリアム (ETH) |
イーサリアム (ETH) の補助 | ポリゴン (MATIC) |
送金 | リップル (XRP) |
投票権 | ビットダオトークン (BIT) |
ゲーム内通貨 | ザ・サンドボックス (SAND) |
ネタ枠通貨 | 柴犬コイン (SHIB) |
仮想通貨の勉強をする際は、上記のグループ分けを参考にして勉強を進めてください。
大金を払ってセミナーに参加してしまう
仮想通貨に関するセミナーは、全国で盛んに行われています。
特に、「インターネットでは情報が多すぎて全く太刀打ちできない」という方はにセミナーは人気なようです。
ただし、セミナーに参加する場合は注意も必要です。
現在行われているセミナーの多くは、参加者に何かを売りつけるためのものと言われています。
こうした悪徳なセミナーは、知識の乏しい初心者を特に狙っているようです。
玄人向けのエンジニアセミナーならまだしも、初心者が学ぶべき情報は、本記事で紹介したような手法を使えば無料若しくは安価に獲得できます。
セミナーへの参加を検討している場合は、主催者や講演者などの情報をあらかじめ調べ、少しでも怪しいと思ったら参加は見合わせましょう。
特に、「絶対」や「確実に」とかいう言葉を見かけたら、要注意です。
「絶対に」価値が上がる仮想通貨は存在しません。
初心者向けの国内仮想通貨取引所を3つピックアップ
仮想通貨の勉強が済んだら、実際に取引をしてみましょう。
ここからは、初心者におすすめできる国内の取引所を3つピックアップします。
bitFlyer (ビットフライヤー)
- 取扱通貨
- 21銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。
bitFlyerは、2014年設立の日本では古い仮想通貨取引所です。
bitFlyerはセキュリティの高さで世界的にも高い評価を受けています。
※ Sqreen 社調べ。2018年1月発表、世界140の仮想通貨取引所を対象に調査
bitFlyerを使うと、仮想通貨が1円から購入できるので、元手が小さい方でも気軽に仮想通貨の投資を始められます。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)
- 取扱通貨
- 38銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:-
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
DMM Bitcoinは、DMMグループの子会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。豊富な種類のアルトコインでレバレッジ取引ができる点が大きな魅力となっています。さらに、DMMグループで培われたセキュリティ体制や使いやすさと高機能を追求した取引ツールなども魅力です。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン) は、レバレッジ取引で有名な国内仮想通貨取引所です。
国内最大級の14銘柄でレバレッジ取引ができるので、自分の元手よりも大きな資産を動かしたい方におすすめです。
ただし、国内取引所では金融庁の規制により最大レバレッジが2倍に制限されています。
より大きなレバレッジをかけられる仮想通貨取引所をお探しの場合は、後述する海外取引所を参照してください。
Coincheck (コインチェック)
- 取扱通貨
- 29銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:無料
- 最大レバレッジ
- -
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。
Coincheck (コインチェック) は、初心者にでもわかりやすい取引画面と、国内最大規模である17種類の仮想通貨の取り扱いがある仮想通貨取引所です。
Coincheck (コインチェック) は大手金融グループのマネックス証券の傘下企業で、大企業の知見を活かした運営体制やセキュリティにも定評があります。
また、電気・ガス代を仮想通貨で支払うと割引が受けられるサービスも提供しており、口座を開設しておくと何か生活に仮想通貨を持ち込める取引所でもあります。
初心者向けのおすすめ海外仮想通貨取引所を2つピックアップ
最後に、初心者でも使える海外取引所を2つご紹介します。取引所の選定は、以下の3つの基準から行いました。
- 基準1 日本語に対応している
- 基準2 サポート体制が充実
- 基準3 取扱通貨数の多さ
Bybit (バイビット)
- 取扱通貨
- 300銘柄以上
- 取引手数料
- 現物取引:Maker 0.1% / Taker 0.1% デリバティブ取引:Maker 0.01% / Taker 0.06%
- 最大レバレッジ
- 100倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
Bybitは、シンガポールに拠点を置く仮想通貨取引所です。海外取引所でありながら、日本語に完全対応しているうえ、クレジットカードでの入金も可能です。デリバティブに注力している点が特徴で、最大100倍のレバレッジ取引を行えます。
Bybitはシンガポールに拠点を置く海外の取引所です。
最大の魅力は、最大100倍のレバレッジ取引ができることと、かなりこなれた日本語の取引画面を有していることです。最大で100倍のレバレッジがかけられることは、国内取引所と比べた時に最大で50倍大きい資産で取引が行なえます。
さらに、チャット形式のカスタマーサポートでは日本語でのお問い合わせにも対応しており、初心者や英語が分からない方でも安心して取引ができます。
なお、取扱通貨数は130種類以上で、国内取引所の6倍以上の通貨数を揃えています。
BINANCE (バイナンス)
- 取扱通貨
- 取引手数料
- 最大レバレッジ
- 日本語対応
- -
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
BINANCE (バイナンス) は、取引高世界1位を誇る仮想通貨取引所です。シンガポールを拠点に全世界へ展開しています。300種類以上の豊富な取扱通貨数や、手数料の安さなどが高い評価を受けています。セキュリティ体制も充実していて、信頼性の高さも魅力的です。日本語にも対応しています。
BINANCEは、マルタ島に本拠地を構える世界最大級の取引所です。
日本語取引画面と24時間開いているお問い合わせフォームがあるので初心者でも安心です。
最大の魅力は、国内取引所の20倍以上である400種類以上の取扱通貨です。
日本ではお目にかかれないマイナーな仮想通貨でもBINANCEに登録すれば簡単に購入できます。
また、BINANCEの最大レバレッジ取引は25倍となっています。
仮想通貨の基礎知識
非中央集権
仮想通貨が既存の法定通貨と異なる点として真っ先に挙げられるのが、中央銀行のような発行・管理機関が存在しないことです。
例えば、ビットコイン (BTC) の場合は、「マイニング」によって安全性が保たれていますが、世界中の誰でもマイニングに参加できます。
非中央集権であることは、権力が一点に集中することを防ぎます。
また、国や発行団体が破綻によって、通貨が無価値になってしまうというリスクがありません。
仮に、ビットコイン (BTC) の開発者がいなくなっても、現在稼働しているシステムによってビットコインの利用は可能です。
ブロックチェーン
非中央集権を実現する技術に、ブロックチェーン技術があります。これは、仮想通貨の根幹ともいえる技術です。
例えば、ビットコイン (BTC) の場合は、約10分に1個のペースで取引記録をまとめてブロックに記録されます。そのブロックは、既にあるブロックにチェーン状につなげられます。
ブロックチェーン技術は仮想通貨とともに発展してきましたが、仮想通貨以外でもブロックチェーン技術の利用が試みられています。
例えば、物流においては、製品をブロックチェーンに記録して、原材料から消費者の手に渡るまで、一連の流れをたどることが可能になります。
速くて安い送金決済
法定通貨を海外へ送金するには、面倒な手続きや高額の手数料、数日間の時間が必要です。
しかし、仮想通貨はそれらに影響されず、スマホやパソコンを利用して相手先のアドレスへ送金すれば、わずかな手数料と短い時間で送金ができます。
ビットコイン (BTC) は、理論上10分程度で送金が可能ですが、現在はスケーラビリティ問題などによって1日以上の時間がかかることもあります。しかし、急ぐ場合は送金決済に特化したリップル (XRP) などで送金すれば、わずか数秒で送金が可能です。
初心者向け|仮想通貨の勉強法まとめ
本記事では、仮想通貨の勉強方法と初心者向けの仮想通貨取引所を紹介しました。
初心者向けの仮想通貨の勉強法としては、学習サイトや動画、書籍、勉強コミュニティなどがあります。特別セミナーに通う必要はないでしょう。
また、仮想通貨を勉強する際は、その通貨が何の目的のために開発され、どういうことができるのかを場合分けしていくと理解が深まります。
そして、ある程度勉強が進んだら、実際に投資をしてみましょう。
初心者が使う取引所としては、国内ならばbitFlyerやCoincheck、DMM Bitcoinがおすすめです。